芋焼酎の通な飲み方やおすすめの1本。プレゼントに人気の商品も紹介

2019.04.26

芋焼酎は今や日本人にとって最も身近なお酒となりましたが、まだまだ知られていない飲み方や味わい方が沢山あります。今回は芋焼酎の通な飲み方から、お勧めの焼酎やプレゼントに最適な焼酎まで様々な角度で芋焼酎を紹介します。

芋焼酎とはどんなお酒か

芋焼酎はサツマイモを主原料とした蒸留酒の1つ。焼酎には「焼」という文字が使われていますが、これは原料に水と麹をあわせて発酵させた「もろみ」を蒸留する際に加熱することを意味しています。

お酒を焼いて(加熱して)できる酎(純度の高いお酒)で「焼酎」と呼ばれたことが名前の由来とされています。

鹿児島や宮崎などが生産地として有名

芋焼酎の生産地と言えば南九州の鹿児島、宮崎が有名です。暖かでありながら湿気のある風土で採れた、甘みのあるサツマイモが豊富に採れることが理由の1つでしょう。

おいしい焼酎を作るためには、できるだけ新鮮なサツマイモが大量に必要になります。それゆえに全国のサツマイモ生産量の大半を占める鹿児島や宮崎は、芋焼酎作りに最適な場所なのです。

独特な香りとまろやかな味わいが特徴

芋焼酎の特徴と言えば、その独特な香りとまろやかな味わいでしょう。お湯で割ると部屋中に広がるほどの強い芋の香りと、ほんのりとした甘みを持つまろやかな味わいが口の中に広がります。

2003年の本格焼酎ブームの頃には芋の香りを抑えた、フルーティーな飲みやすい焼酎も作られる様になり、日本中で愛されるお酒へと広まっていきました。

芋焼酎の通な飲み方

水割りにロックにお湯割と、焼酎は最も幅広い飲み方で楽しまれるお酒です。そんな中でも1歩進んだ通な飲み方を紹介します。

①ロック

やはり芋焼酎本来の味をじっくり味える飲み方はロック。冷やす事によって、臭いが抑えられて口当たりはまろやかになりますので、とても飲みやすくなります。

ロックグラスに大きめの氷を入れて飲むと、時間と共に味わいの変化も楽しみながらじっくりとお酒の味を楽しむことができます。ロックはついつい飲みすぎてしまうという方にもおすすめです。

②ハイボール

ハイボールというとウイスキーの印象が強いですが、焼酎ハイボールもサッパリとしていて飲みやすいですよ。

氷の入ったグラスに焼酎を注ぎ、炭酸水を入れたらゆっくりとステアしましょう。炭酸が消えてしまうので氷を一度持ち上げる程度で十分。

お好みでレモンやライムを搾ってみると、さらにサッパリ感が増しておいしくなりますので女性や焼酎に抵抗がある方にもおすすめです。

③前割り

あまり知られていませんが、前割りはまさに通な飲み方です。その名の通り、焼酎を飲む前に水で割って冷蔵庫で寝かせたものを言います。

寝かせることで焼酎と水がうまく馴染んで、よりまろやかな味わいになります。作り方は焼酎と水を半々か、お好みで4:6または6:4などで割り、冷蔵庫に3日から一週間寝かせます。

長く寝かせたほうがまろやかさは増しますので、少しずつ様子を見ながらお好みの長さを探してみるのもいいかもしれません。

④クラッシュロック

大き目の氷ではなくクラッシュした細かい氷を使うことで、一気にキンキンに冷えた焼酎を味わうことができます。ウィスキーにも「ミスト」という飲み方がありますが、グラスに霧がかかり幻想的で綺麗な見た目も楽しめますよ。

クラッシュロックは通常のロックよりも急激にお酒の温度を下げることで、口に運んだ時にアルコールの抵抗感を抑えてくれます。初心者にもおすすめの飲み方です。

人気のおすすめ芋焼酎

芋焼酎には鹿児島県だけでも2000を超える銘柄があると言われています。その中から自分好みの焼酎を見つけ出すのは至難の業ですよね。ここでは厳選されたおすすめの焼酎をご紹介します。

霧島酒造 赤霧島

一時期はプレミアム焼酎として扱われ、なかなか手に入らなかった霧島酒造「赤霧島」。原料の「ムラサキマサリ」という希少なサツマイモは、焼酎造りに最も適したサツマイモと言われていました。

このムラサキマサリの生産量に限りがあることから、赤霧島の生産本数も限られたものになってしまっていたのですね。

因みに赤霧島の赤は、蒸留する前の焼酎「もろみ」がムラサキマサリのポリフェノールによって真っ赤になることから命名されたそうです。ポリフェノールたっぷりなんて美容効果にも期待できそうです。

さて味の方ですが、特徴はまずなによりも「飲みやすい」ということ。自然な芋の甘みがありながら、どちらかと言えばあっさりとした爽やかな焼酎です。焼酎が苦手だという人にも是非一度味わっていただきたい一本です。

魔王

幻のプレミアム芋焼酎と呼ばれる3M(森伊蔵、村尾、魔王)の一角を占める希少銘柄『魔王』。

魔王の名前の由来はラベルに書き記されてもいますが、「天使を誘惑し魔界へ最高のお酒を調達しようとする悪魔にもたらされた特別なお酒」とのこと。まずはこの詩的なネーミングセンスに感服してしまいます。

さて味の方ですがまず口に入った途端に広がるフルーティーな香りと、お酒が身体に入る違和感を極限までそぎ落とした、染み渡るような味わいがあります。

この飲み心地は一度体験すると忘れることができません。高価ではありますが、奮発する甲斐は充分にあります。

薩摩酒造 さつま白波

ここまでどちらかというと、飲みやすいフルーティーな初心者向けの焼酎を紹介してきました。やはり芋焼酎本来のパワーと芋の強い香りを持つ、男らしい芋焼酎を飲みたい方におすすめなのが『さつま白波』です。

近年の飲みやすい芋焼酎ブームの影響もあり、若干のリニューアルでクセの強さは少し落ち着いたようですが、それでもやはり芋のしっかりした匂いは健在。

お湯割りにすると芋の香りが開いて、昔ながらの本格的な芋焼酎のおいしさを堪能することができますよ。

プレゼントにおすすめの芋焼酎

父の日や還暦祝いなど、特別な日に日頃の感謝の意味を込めて希少価値の高い芋焼酎をプレゼントしてみませんか?

焼酎はお酒の中でも健康に良いとされていますし、希少価値の高いお酒なら大切に飲んでもらえるので、きっと最高のプレゼントになるのではないでしょうか。

佐藤酒造 佐藤

先述した芋焼酎3Mに匹敵する人気を持つ『佐藤』。佐藤は鹿児島県の霧島山麓から流れるミネラル豊富な天然水と、現地で作られる新鮮な原料芋「コガネセンガン」を原料として作られています。

芋の甘みを最大限に活かしながらも臭みは少なく、それでいてまろやかで飲みやすい最高級の芋焼酎です。口に入れた途端に身体に染み込んでいくような浸透感と、ゆっくりと消えていくような程よい後味のおいしさ。

佐藤の芋と言えば黒(黒麹仕込)と白(白麹仕込)の二種類がありますが黒はキレと芋の力強さ、白は口当たりまろやかで飲みやすいと、はっきりとした特徴の違いが有ります。

送る人のイメージと好みに合わせて選んであげると、喜ばれること間違いなしの焼酎です。

森伊蔵酒蔵 森伊蔵

3Mの中でも最も希少価値が高いといわれる芋焼酎『森伊蔵』。幻の焼酎とも呼ばれ、ネット上では数万円で取引されているほどのプレミアム焼酎です。

森伊蔵は有機農法で作られた新鮮なサツマイモと、麹には福井県産のコシヒカリを使用し、伝統的なかめつぼ仕込により時間をかけてじっくりと熟成させて作られます。

味の方ですが、まず柔らかでありながらスッキリした印象の口当たりと、上品な芋の甘みを感じさせてくれます。香りは控えめでこれもとても上品。そしてスッキリしているのに長く残る後味には芋と麹の香りがしっかりと共存しています。

味わえば味わうほど深まっていくような味と香りのバランスには脱帽させられます。究極の一本と言ってもよいでしょう。

芋焼酎を美味しく味わおう

芋焼酎は独特な香りが特徴のお酒です。その独特な香りが堪らないという、焼酎好きも多い芋焼酎。色々な芋焼酎を味わって、自分好みの芋焼酎を見つけましょう。

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