紅茶のメーカー・ブランド一挙紹介!本場イギリスから日本まで

2020.07.20

紅茶と言えば、本場のイギリスを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?しかし、イギリスだけでなく、いろいろな国の紅茶メーカーがあるのです。自分用またはギフトに紅茶の購入を検討している人のために、さまざまな紅茶メーカーを紹介します。

紅茶の基礎知識

紅茶は原産地、水色、香り、味わいなど茶葉の種類が豊富です。しかし、紅茶に興味を持ち始めたばかりの人は、紅茶についてまだよくわからない人も多いのではないでしょうか?

紅茶は、おもに茶葉の産地によっていくつかの種類に分けられています。紅茶は、産地の気候風土によって、品質や香り、味わいにそれぞれ個性があるからです。

紅茶の種類や特徴を知ることで、自分に合う種類を見つけられます。また、ギフトとして贈るときにも、商品選びに役立つはずです。

ここでは、紅茶の基礎知識について紹介します。

世界三大茶葉とは?

紅茶には『世界三大茶葉』と呼ばれる茶葉があり、これらの茶葉は、特に味や香りに優れている茶葉と言われています。世界三大茶葉は下記のとおりです。

  • ダージリン
  • ウバ
  • キーマン

インドの西ベンガル州北部に位置するダージリン地方で作られた『ダージリン』は、赤みの薄いオレンジの水色(すいいろ)で爽やかな味わいが特徴です。ダージリンは、マスカテルフレーバーと呼ばれるマスカットのような爽やかな香りがあります。

なかでも、5~6月に収穫される『セカンドフラッシュ』は、マスカットフレーバーが格別です。水色は薄いながらも格別な香味をもっているため、『紅茶のシャンパン』とも呼ばれています。

スリランカのウバ州で作られている『ウバ』は、バラやスズランの花の甘い刺激的な『ウバフレーバー』と呼ばれる香りが珍重されることから、高級茶葉として有名です。水色は、明るい真紅色をしています。

紅茶のブルゴーニュ酒とも呼ばれる『キーマン』は、中国の安徽省祁門県で生産される歴史ある茶葉です。蘭の花のような甘い香りと、果物のような甘さが特徴的で、澄んだ黄色がかったオレンジ色の水色をしています。

各国の紅茶の特徴

古くから人々に愛されてきた紅茶は、世界の二十数カ国で栽培されています。

紅茶の茶葉の最大産地であるインドの紅茶は、茶葉の種類も豊富です。アッサム、ダージリン、ニルギリなど、それぞれが個性的な味わいを持っている点が特徴でしょう。

スリランカの紅茶は、ウバ、ディンブラ、ヌワラエリアなど、水色や香り、味のバランスがよく、インドの紅茶に比べてマイルドな風味に仕上がっています。

中国の紅茶は、キーモン、雲南、ラプサンスーチョンなど、それぞれ特有の香りがあるため。ストレートで飲むのに適しています。また、渋みのもとであるタンニンが少なめです。

インドネシアの紅茶は、ジャワ、スマトラなどがあり、どれも美しい水色をしています。

イギリスの有名紅茶メーカー

イギリスでは、紅茶はベッドティー、アフタヌーンティーなど、古くから人々の生活習慣の一部として愛されている飲み物です。

イギリスの紅茶メーカーの紅茶は、紅茶本来の味わいや香りを楽しめるものが多く、果物や花の香りを茶葉に付けたフレーバーティーはあまり多くありません。

ここでは、イギリスの紅茶メーカーのなかでも代表的なメーカー三つを紹介します。

Harrods

Harrodsは、イギリスの高級百貨店として知られていますが、その始まりは紅茶商であったことから、紅茶ブランドとしても日本でも大変人気があります。イギリスの文化を知る上でも、Harrodsの紅茶は欠かせない存在と言えるでしょう。

徹底的に品質にこだわって作られたHarrodsの紅茶は、独自のブレンドによって、紅茶の茶葉のみをブレンドした紅茶の味わいを最大限に感じられる商品が多いです。ブレンド技術の高さも、Harrodsが長年愛されている理由の一つかもしれません。

Harrods, designer clothing, luxury gifts and fashion accessories | Harrods.com

Fortnum&Mason

『Fortnum&Mason』は、1707年に食料品店として創業した高級食料品メーカーです。品質が高く、美しいパッケージの紅茶は、自分用としてはもちろん、ギフトとしても人気があります。

有名なブレンドから珍しい品種まで種類が豊富な商品はどれも、Fortnum&Masonの紅茶の上質さ、上品さを実感でき、ティータイムを華やかに演出してくれるでしょう。

Fortnum & Mason | フォートナム・アンド・メイソン オフィシャルサイト

WEDGWOOD

世界最大の陶磁器ブランドとしても有名なWEDGWOODの紅茶は、クセがあまり強くなく、『オーソドックスな英国紅茶』の味わいが特徴です。

WEDGWOODの紅茶は、厳選されあ茶葉をブレンドしたリーフティーや、気軽に飲めるティーバッグがあります。また、紅茶と相性のよいスイーツなど幅広いラインナップも魅力です。

茶葉のみをブレンドした『イングリッシュブレックファスト』や、『オリジナル』は有名ですが、そのほか、イギリスの紅茶メーカーとしては珍しくフレーバーティー『ワイルドストロベリーシリーズ』も大変人気があります。

WEDGWOOD/ROYAL ALBERT公式オンラインショップ

その他の海外の紅茶メーカー

国によって文化が違うように、紅茶の楽しみ方も国ごとに変わります。たとえば、フランスでは、紅茶を嗜好品として香りや水色を楽しむ習慣があるため、フランスの紅茶メーカーの商品は、香りがよく、水色もきれいなものが多いです。

ここでは、イギリス以外の海外の紅茶メーカーを三つ紹介します。

マリアージュフレール

マリアージュフレールは、『フランス流紅茶芸術』と呼ばれるほど、長年の伝統を守りつつも、さらなる進化を求めるフランスの人気の紅茶メーカーです。さまざまな種類の茶葉をブレンドし、香りをつけた種類豊富なフレーバーティーは、香りと味のバランスが抜群と定評があります。

マリアージュ フレール

フォション

フォションは、1886年に食料品店としてパリのマドレーヌ広場でスタートし、現在は高級食料品メーカーとして、世界的にも有名です。

インドやセイロンからの紅茶も広め、 産地の異なる紅茶を混ぜたブレンドを作ったブランドとも言われています。

また、1960年代にはいると、果物を使った紅茶の開発への取り組みを開始し、フォションの代表的な紅茶『アップルティー』が誕生しました。その後も、多くのフレーバーティーを世に送り出しているメーカーです。

Fauchon Japan

ロイヤルコペンハーゲン

1775年にデンマークで創業された『ロイヤルコペンハーゲン』は、デンマーク王室御用達として設立されました。ロイヤルコペンハーゲンは、世界でも最高級の陶磁器メーカーであることから、その最高級の食器にふさわしい紅茶を作っています。

そのため、高品質であることはもちろん、厳選されたグレードの高い茶葉をしようして、まろやかで香り高い点が特徴です。

パッケージには、ブランドロゴである王冠マークがデザインされており、高級感が漂います。

ロイヤル コペンハーゲン 公式オンラインショッピング

日本の紅茶メーカー

日本と言えば、日本茶と思われる人も多いでしょう。しかし、紅茶メーカーは、日本にもあります。ここでは、日本の紅茶メーカーを二つ紹介します。

ごとう製茶

日本茶を生産する『ごとう製茶』では、無農薬紅茶『豊橋紅茶』を販売しています。手揉みで丁寧に作られた紅茶は、しっかりと熟成させており、爽やかな蜜の甘い香りが特徴です。水色は、オレンジで、甘みと渋みのバランスが絶妙な深い味わいを楽しめます。

また、豊橋紅茶には、秋に手摘みされた『豊橋紅茶オータムナル』と、五月の一番茶芽から作られた『豊橋紅茶ファーストフラッシュシーズン』も展開されています。

安心して毎日飲める無農薬紅茶を探している人におすすめです。

無農薬茶・特別栽培認定のごとう製茶

伊勢紅茶

伊勢紅茶では、松阪の深蒸茶を熟成させた『和紅茶』を販売しています。お茶の生産量全国第三位である三重県の松阪産の茶葉を100%使用して作られた和紅茶は、砂糖を入れなくても、ほんのりとした甘みが特徴です。

スタンダードな和紅茶のほか、三重県産の柚やマイヤーレモン、生姜の香りを加えたフレーバーティーも展開しています。

伊勢の和紅茶~三重県松阪産茶葉100%使用

おすすめ商品を紹介

さまざまな紅茶のメーカーから、たくさんの商品が販売されています。自分好みの紅茶を見つけるのが難しい初心者は、まずは、代表的な紅茶を楽しんでみましょう。

ここでは、紅茶好きならば飲んでおきたいおすすめの商品三品を紹介します。

Harrods No.14

Harrodsの『No.14』は、イングリッシュブレックファストとも呼ばれる紅茶です。イギリス人は、モーニングティーとしてミルクティーを飲む人が多いことから、No.14もミルクティー用にブレンドされています。

また、No.14は茶葉が比較的大きめ点も特徴です。そのため、雑味のない上品なミルクティーの味わいが楽しめるでしょう。ストレートで飲む場合には、ミルクティーで飲むよりも少し、蒸らす時間を短めにするとよいです。

Fortnum&Mason ロイヤルブレンド

Fortnum&Masonの『ロイヤルブレンド』は、エドワード7世の国王即位を祝福するためにブレンドされた紅茶です。アッサムと香り高いセイロンの茶葉をブレンドしがブレンドされています。

コクのあるはちみつのような甘い香りと、口当たりの良さが特徴です。水色は深みのある美しい金色で、毎日飲んでも飽きを感じさせません。

  • 商品名:Fortnum&Mason ロイヤルブレンド リーフ
  • 価格:3895円(税込)
  • Amazon:商品ページ

マリアージュフレール マルコポーロ

『マルコポーロ』は、マリアージュフレールの展開する豊富な紅茶のなかでも、多くのファンを持つ定番商品です。紅茶の渋みを抑えて作られており、中国とチベットの花と果物のなめらかな甘い香りが漂います。

お菓子と一緒に楽しむのもおすすめです。ストレートで飲んでも、甘いふくよかな香りが楽しめます。

  • 商品名:ワールドフーズ マルコポーロ100g
  • 価格:3034円(税込)
  • Amazon:商品ページ

メーカーごとの違いを楽しもう

紅茶は、さまざまなメーカーから販売されています。メーカーによっても、紅茶の香り、味わいなど違いがあるので、いろいろなメーカーの紅茶を飲み比べてみるのも良いでしょう。

自分のお気に入りの紅茶を見つけて、極上のティータイムを過ごしてください。

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