コーヒーフィルターはエコな金属タイプがおすすめ。取り扱い時のポイント

2019.04.25

金属タイプのコーヒーフィルターを使うと、旨みが凝縮されたコーヒーオイルや微粉がしっかり抽出できます。注ぎ方や取り扱いに注意すれば、自宅でも簡単に本格アロマが楽しめるでしょう。おすすめの金属フィルターも紹介します。

金属のコーヒーフィルターの特徴

コーヒーフィルターの素材が変われば、味や香りが大きく変わるのはご存じでしょう。金属のコーヒーフィルターにはペーパーやネルにはないメリットがあります。

コーヒー本来の風味を楽しめる

ペーパーと金属製を比べてみましょう。ペーパーフィルターは繊維の目が細かく、コーヒーの雑味はもちろん、『コーヒーオイル』と呼ばれる油脂や、微粉に含まれる旨み成分まで吸収・濾過されてしまいます。

一方、目の粗い金属フィルターは、微粉や油脂を一緒に抽出するため、コーヒー本来の風味を余すことなく味わえるのが特徴です。テクニックいらずで、素人が淹れてもそれなりにおいしく仕上がるのもメリットでしょう。

洗えば何度でも利用することができる

金属フィルターは洗って何度も利用することができます。ペーパーフィルターよりも価格は高いですが、長期的に考えれば、金属フィルターのほうがリーズナブルともいえます。

金属と同様に繰り返し使えるネルフィルターは手入れがやや煩雑なので、時間がない人や初心者は金属かペーパーが手軽でしょう。

金属以外のフィルターと比較すると?

金属以外のフィルターには、『ペーパー』と『ネル』があります。

上記でも述べたように、ペーパーはコーヒーオイルや雑味を吸収するので、後味のすっきりとしたコーヒーが楽しめるのが魅力です。癖が少なく、万人に受け入れられるといえるでしょう。

『ネル』は、目が金属より細かく、ペーパーより粗い特徴を持っており、抽出液の濃度は、金属とペーパーの中間です。微粉やアクはネルにしっかりキャッチされるので全体的にマイルドですが、ペーパーよりも豆本来のおいしさが際立ちます。

3つのフィルターの中で、最もコーヒーの旨み・風味が強く出るのが『金属』です。深煎りの豆は味が強く出過ぎるので、浅煎り~中煎りの豆を抽出するときに使用しましょう。

取り扱い上の注意ポイント

金属タイプのフィルターは誰でも比較的簡単に使えますが、注ぎ方や取り扱い方を間違えると、思った味のコーヒーが楽しめない場合があります。また、目が繊細なので、しっかりと手入れをして長持ちさせましょう。

メッシュ部分にお湯を注がない

金属フィルターを使うときは、周りのメッシュ部分にお湯かけず、必ず中央に注ぐようにしましょう。

回すようにドリップするペーパーフィルターとは違い、周りのメッシュ部分にお湯がかかると、そのままお湯だけが落ち、コーヒーの風味が薄くなってしまうのです。

また、他のフィルターよりも目が粗いので、一気にお湯をかけるのもNGです。

金属の目詰まりに注意する

長く使っていると、金属のメッシュ部分にコーヒーのカスが詰まり、抽出速度が遅くなる場合があります。

毎回しっかり洗っていればある程度の目詰まりは防げますが、落としきれない微細なカスが溜まり、いつの間にか嫌な臭いを発するケースもあります。

目詰まりの原因は、コーヒーの油分と微粒子が結合したものです。普段の洗浄は洗剤での水洗いでOKですが、目詰まりを感じたら、熱湯を入れた中性洗剤につけ置きしましょう。

もしくは、水に濡らした『メラミンスポンジ』で軽くこすってみてください。細かい汚れがごっそり落ちてピカピカになります。

金属フィルターでのコーヒー豆の捨て方

金属フィルターにはコーヒーオイルが付着しており、時間が経つにつれて落ちにくくなります。長時間放置せずに、できるだけ早めに片付けるようにしましょう。新聞紙などの上でフィルターを逆さにし、コーヒー豆をざっと取り除きます。

次に、中性洗剤と水を入れたボールの中でフィルターを軽くゆすり、目に詰まった細かいカスを洗い流しましょう。ブラシを多用するとフィルターが破損する恐れがあります。

洗浄後は水気を切り、完全に乾燥させてから戸棚などにしまいましょう。

金属タイプのおすすめコーヒーフィルター

さまざまなメーカーの金属フィルターがありますが、特におすすめの商品を厳選して紹介します。フィルターの素材や形状、使いやすさなどを考慮して選びましょう。

エコなハリオ ドリッパー カフェオール

『ハリオ』は日本を代表する耐熱ガラスのメーカーで、世界中のバリスタに愛されるドリッパー『V60』を製造していることでも有名です。

『カフェオールドリッパー』は、1000円台とリーズナブルな価格ながら、コーヒーオイルがしっかり抽出できる本格派です。ステンレス製の丈夫で錆びにくい材質で、手持ちのマグカップに合わせて使えるアタッチメントが付いています。

  • 商品名:ハリオ ドリッパー カフェオール
  • 価格:1,023円(税込)
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純金メッキのコレス ドリッパー ゴールドフィルター

通常の金属ドリッパーはステンレス製が多数ですが、このフィルターにはチタン+純金の二重メッキがほどこされています。純金は酸化に強く、コーヒーの風味に影響を及ぼしにくいのが特徴です。

フィルターの縦型スリットや内側から外側へ抜ける加工のメッシュホールは『高温短時間抽出』に適しており、香り高いアロマが自宅で手軽に楽しめるでしょう。

  • 商品名:コレス ドリッパー ゴールドフィルター
  • 価格:5,890円(税込)
  • Amazon商品ページ

金属フィルターを使いこなそう

フィルターの定番と言えばペーパーフィルターですが、コーヒー本来の旨みをダイレクトに味わいたい人は、金属フィルターを使ってみてはいかがでしょうか。

お湯を注ぐ速度や場所に注意すれば、誰でも香り高いコーヒーを淹れることができます。アイテム選びの際は、使い勝手のよさや価格などを考慮したいですね。

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