焼酎水割りの正しい作り方。水割りの黄金比率、知ってますか?

2019.04.24

日本人に人気の焼酎。飲みやすく、アレンジもしやすいので老若男女問わず愛飲されています。そんな焼酎の飲み方で最もオーソドックスなのはやはり「水割り」でしょう。焼酎の原点にして至高でもある「水割り」を美味しく作るための方法を伝授します。

焼酎の水割りとは?

焼酎を飲みなれていない方は水割りと言われてもピンとこないかもしれません。その名の通り、焼酎と水を合わせて飲むスタイルになります。

とはいえ適当に焼酎と水を混ぜればよいというものではなく、作る際にはいくつかのポイントがあります。焼酎の水割りは意外に奥が深いんですね。まずは焼酎の水割りについて、簡単に解説します。

焼酎水割りとお湯割りの違い

焼酎を水で割るという点では、水割りとお湯割りに違いはありません。しかし、焼酎をお湯で割るか水で割るかで、同じ焼酎でも味わいは大きく異なるのです。

お湯で割ると焼酎の香りが引き立ち、花が開いたように焼酎の匂いが鼻に抜けていきます。そのため、香りが強い芋焼酎を愛する人は「お湯割り派」が多いです。

対して水で割ると、お湯割りよりも硬い口当たりで、よりまとまりのある味わいになります。同じ焼酎でも飲み方一つで味は全く異なるのです。

焼酎水割りのアルコール度数

焼酎を水割りにすると当然アルコール度数は薄まります。

多くの焼酎は、アルコール度数が20%前後と高めです。ロックやストレートで飲むにはやや強いので、抵抗がある方も多いでしょう。

水で割ることで、このアルコール度数が5〜10%程度に収まります。もちろん、焼酎の銘柄や割り方によって度数は変わります。だからこそ自分が飲みたい強さに調節して飲めるのがうれしいポイントです。

焼酎水割りのカロリー

焼酎の水割りは、カロリーが低いことでも知られています。

たとえばビールですが、中ジョッキ1杯あたり約145カロリーほど。さらに糖質も高いため、ビール党の人は「ビール腹」などと揶揄されるように、すぐに身体に影響が出てきます。

一方焼酎は、そもそもアルコール度数が高く量を飲むことがないため、カロリー自体は低くなる傾向にあります。また、焼酎は蒸留酒のため、糖質もゼロ。この焼酎をさらに水で割るわけですから、ダイエット中でも比較的気にせず飲むことのできるお酒と言えるでしょう。

美味しい水割りの作り方は順番が大切

ここからは美味しい水割りの作り方を伝授していきます。前準備として、焼酎は冷蔵庫で冷やしておいてください。

グラスに注ぐ順番や黄金比率についてもご紹介しますので、ぜひ自宅で試してみてくださいね。

手順1 グラスに氷を入れる

まずはグラスに氷をたっぷりと入れます。この氷は大きいものを使うようにしてください。また、コップの8分目くらいまで氷で埋まるようにしてからマドラーで氷をくるくると回し、グラス全体を冷やすようにします。

手順2 焼酎をグラスの6割ほど入れる

まずは焼酎を注ぎます。分量はお好みですが、実は水割りの黄金比率が存在します。焼酎を全体の6割程度注ぎ、残りの4割を水で割る(ロクヨンなどと呼ばれる)のが焼酎水割りの黄金比率。

自分の好みで調整して構いませんが、まずは定番の水割りが飲みたいという方はぜひロクヨンの比率を試してみてください。

手順3 マドラーでかき混ぜる

注いだ焼酎をよくかき混ぜます。まだ水も注いでいないのに? と思われるでしょうが、これは焼酎を冷やすための作業です。

氷でグラスを冷やし、さらに焼酎もキンキンに冷たく冷やします。これで水を受け入れる準備が整いました。

手順4 水を注ぐ

いよいよ水を注いでいきます。黄金比率に則って4割ほど注ぎましょう。

できれば水道水ではなくミネラルウォーターを使うと癖のない味わいに仕上がりますので、家にミネラルウォーターがある方はそちらを利用してください。

あとは焼酎と水が混ざるようにかき混ぜたら、美味しい焼酎の水割りが完成です。

焼酎水割りの美味しい飲み方

ベーシックな水割りも美味しいですが、なんといっても水割りの魅力はアレンジがしやすいこと。ここからは更に焼酎の水割りを美味しく味わうためのコツとして、いくつかのアレンジ方法をご紹介していきます。

焼酎の美味しさに気づいた方はぜひ試してみてくださいね。

専用グラスを使ってみる

バーなどでもこだわるのはグラスの飲み口。

グラスの縁が厚ければ口を大きく開けなければならないので、香りを楽しむというよりは喉越しを楽しむほうが向いています。ビールジョッキなどは厚いですよね。

対して、香りを楽しむ際には薄い飲み口のほうが向いています。口を小さく開き、鼻に抜ける香りをじっくり楽しむことが出来ます。その証拠に、コーヒーカップやワイングラスは薄いものが多いです。

焼酎は香りを楽しむものですので、ぜひ薄めのグラスを用意して飲んでみてください。また違った気分が味わえますよ。

梅干しやレモンを入れてみる

焼酎の水割りによく合うアイテムとして、梅干しやレモンが挙げられます。アレンジ方法は単純で、つくった水割りに最後に加えるだけ。酸味が加わることで焼酎の甘みや旨みが引き立ち、より美味しく味わうことができます。

ぜひいろいろな食材を試してみてくださいね。

オススメの焼酎水割缶

市販の缶酒にも、すでに水割りになっているものが存在します。

ユニークな商品も多く、それぞれ味わいが異なりますのでいろいろ試してみるのも楽しいですよね。

今回はその中でもおすすめの焼酎缶を2つご紹介します。

スーパーなどでは売っていないので、お取り寄せなどで購入し、限定の味わいをぜひ堪能してみてください。

龍馬の海援隊深層水割

日本を代表する偉人である坂本龍馬、その出生の地である高知県には「龍馬」の名を冠する焼酎が存在します。

土佐鶴酒造株式会社が製造する「龍馬の海援隊」は、麦でも芋でもなく、お米から作られた米焼酎。麦よりも飲みやすい爽やかな口当たりのなかには、ほろりとお米の香りが残ります。

ちょっぴり甘くて飲みやすい米焼酎は、これまで焼酎が飲めなかった方でもくいくい飲めてしまいます。

そんな龍馬の海援隊を、室戸の海洋深層水で水割りにしたのが「龍馬の海援隊深層水割」です。より一層爽やかになった飲み心地を、ぜひ堪能してみてください。

銀座のすずめ琥珀蔵割

大分県は九重町に居を構える八鹿酒造は、創業から140年以上の歴史を持つ老舗中の老舗。

そんな八鹿酒造の一押し麦焼酎が「銀座のすずめ」。モンド・セレクションで度重なる最高金賞の受賞歴を持っている、貫禄と実績の備わった主力商品です。

様々なラインナップを展開する銀座のすずめですが、そのなかでも人気の高いシリーズが「銀座のすずめ琥珀」でした。

この銀座のすずめ琥珀を蔵元が自ら水割りにし、出荷しているのが「銀座のすずめ琥珀蔵割」です。使っている水は九州最高峰の九重連山から湧き出た天然水。

歴史ある酒造がプライドと歴史を込めて作った至高の水割り、ぜひ一口味わってみたいですよね。

シンプルだからこそ奥深い焼酎の水割り

焼酎は癖が少なく、そのまま飲んでもアレンジを加えても美味しいお酒です。麦や芋、米など様々な種類がありますが、それぞれに魅力がたくさん詰まっています。また地域特産の地酒も多数存在します。

まずは飲みやすい麦や米焼酎の水割りを美味しく作って楽しんでみましょう。途中で紹介した梅干しやレモンなどを使って水割りをアレンジするのもおすすめです。シンプルだからこそ奥が深い焼酎の水割り、その美味しさが伝わっていれば嬉しいです。

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