コーヒーフィルターがないときはこれで代用。家にあるモノで簡単応急処置

2019.04.23

コーヒー豆をもらったのに自宅にコーヒーフィルターがない、またはペーパーフィルターを切らせてしまっているときは身近なもので代用しましょう。また、金属や陶器、セラミックなど、繰り返し使えるフィルターを常備しておけば、いざというときに安心です。

最初に試したい代用方法

ドリップコーヒーを淹れたいのに、ペーパーフィルターがなくなっていたという経験はありませんか?

フィルターの役目には『コーヒーをろ過し、コーヒー豆と抽出液を分けること』や『コーヒー殻の後始末を簡単にすること』などが挙げられます。他の物で代用できないかを考えてみましょう。

キッチンペーパーかティッシュを使用する

コーヒーフィルターは、キッチンペーパーやティッシュで代用できます。どの家庭にも必ずあるアイテムで、どちらもペーパーフィルターと同じ『木』が原料なので比較的安心して使えるでしょう。

キッチンペーパーは1枚で十分ですが、ティッシュは若干薄いので、3~4枚を重ねて折ることをおすすめします。お湯を注ぐとき、できるだけコーヒーが入っていない部分を濡らさないようにしましょう。

また、白色のキッチンペーパーやティッシュは元の色が『漂白』されており、中には香りが付いているものもあります。フィルターとして使うなら、体に有害な物質が残らない酵素漂白タイプで、料理に使用できるものがよいでしょう。

使用する紙は固めの素材を選ぶ

キッチンペーパーやティッシュを代用する際は、できるだけ固めの素材を選びましょう。水に溶けやすいものや薄すぎるものは水を注いでいる途中で破れる可能性があります。

キッチンペーパーはエンボスタイプのほかに『フェルトタイプ』があります。フェルトタイプは、厚手ですが表面がふわっと柔らかく、水や油をよく吸収するのが特徴です。

ただし、フェルトタイプをフィルターにすると、水分を吸ってしまい抽出液がなかなか落ちていきません。また、『エンボスタイプ』でも箱入りのものはロール状に比べて1枚1枚が薄いため、使用するなら『ロール状のエンボスタイプ』がいいでしょう。

代用フィルターの作り方

四角形のキッチンペーパーまたはティッシュペーパーを対角線に合わせて三角に折り、さらに左右の両端を中央に向かって折ります。

2枚が重なった三角形の頂点の部分を手前と後ろにそれぞれ折り倒すと、コーヒーフィルターのような台形型になるでしょう。最後に立体的になるように形を整えます。

茶こしを使ったフィルターの代用方法

コーヒーフィルターの金属タイプに類似しているのが『茶こし』です。キッチンペーパーやティッシュのように破れる心配がない上、何度でも繰り返し使えるのでエコにもつながるでしょう。

茶こしでも代用可能

『茶こし』は金属のコーヒーフィルターに比べるとやや目は粗いですが、ペーパー類よりも手間がかからず、お湯注ぐときも神経質にならずに済みます。

茶こしをティーカップまたはドリッパーにセットし、少量のお湯で20秒ほど蒸らした後、中心に向かってお湯をゆっくり注ぎましょう。

茶こしで淹れると抽出液には微粉やコーヒーオイルが含まれるので、旨みの強いフレンチプレスのようなコーヒーに仕上がります。

コーヒーの粉は粗めがベター

茶こしの場合、粉の挽きが細かすぎるとメッシュ部分から粉がどんどん落ちて渋みの残るコーヒーになってしまいます。豆はできるだけ粗挽きにし、粉が落ちすぎないようにしましょう。

また、粗挽きはお湯を注いだときにあっという間に抽出されてしまい、味が薄くなりがちです。お湯は細めに、ゆっくりと注ぐようにしましょう。

その他、事前にできる対策

コーヒーを毎日飲む人や来客が多い人は、ペーパードリッパーを切らせてしまったときの対策を知っておきましょう。

金属フィルターを常備しておく

ペーパーフィルターは100枚入りのものが多いですが、1日に2~3杯飲むことを考えれば、あっという間に消費されてしまいます。ストックが切れたときに備え『金属フィルター』を常備しておくのがいいでしょう。

ただし、金属フィルターで淹れたコーヒーとペーパーフィルターで淹れたコーヒーは味わいががらりと変わります。特に『すっきりとした味わい』はペーパーならではなので、ストックはできるだけ多めに用意しておきたいですね。

フィルター不要の陶器製ドリッパーを使う

陶器製のドリッパーは窯で丁寧に焼き上げられた温かみのある表情と高い保温性が特徴です。お手入れがしやすく、食器同様に食洗機で洗いやすいのがメリットでしょう。デザイン性が高くちょっとしたインテリアとしても重宝します。

陶器製ドリッパーには『ペーパーフィルター不要で使えるタイプ』があり、コーヒーを蒸らしたら、いつも通り杯数分のお湯を注ぐだけで美味しいコーヒーができ上がります。

『メリタ(Melitta)』や『カリタ(Kalita)』など、コーヒー機器の総合メーカーおよび陶器を扱うお店で購入できるのでHPをチェックしてみましょう。

陶器フィルター|Melitta Japan(メリタジャパン)

コーヒードリッパー | コーヒー機器総合メーカーカリタ【Kalita】

有田焼 ニューセラミックフィルター

『東洋セラミックス』で販売している有田焼のセラミックフィルターは紙フィルターなしで使える便利なタイプです。

表面に無数の小さな孔があいており、コーヒーを抽出するだけでなく、カルキ臭や不純物をろ過して水をまろやかにする効果もあるそうです。

目詰まりしたらガスコンロの直火で15~20分焼けばあっという間に元に戻ります。カップに直接置いて使えるので、忙しい朝にもおすすめです。

  • 商品名:有田焼 ニューセラミックフィルター
  • 価格:2381円(税込)
  • Amazon商品ページ

フィルターがないときは、ひとまず代用方法で

フィルターは身近にあるもので代用が可能です。キッチンペーパーやティッシュは、水に濡れると柔らかくなってしまうので、やや使いにくさを感じるかもしれません。

常にコーヒーを飲む人は、金属・陶器・セラミックなどの繰り返し使えるタイプを準備しておくのがおすすめです。ペーパーフィルターとは違った味わいが楽しめるのも魅力です。

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