ボルダリングの靴下の選び方。安全にボルダリングを楽しもう

2018.07.31

オリンピック競技にも指定され、大人の趣味として人気ある『ボルダリング』ですが、安全に楽しむためには、足元のアイテムが重要視されます。その中でも『靴下』は衛生面や安全性に大きく関わるので、その必要性や選び方をしっかりとおさえましょう。

ボルダリングを始めるための準備

まず、ボルダリングをするために必要なアイテムや、服装選びのポイントを紹介します。

ボルダリングに必要なアイテムは4つ

石や岩を模した『ホールド』と呼ばれる足場を、必要最低限のアイテムと、自身の体だけで登っていくボルダリングは、下記の4つのアイテムが必要です。

  • シューズ
  • 靴下
  • ウェア
  • パンツ

これらのアイテムだけを準備すれば良いので、低予算で始められる敷居の低さも、ボルダリングが人気になった理由の1つです。

揃えるうえで、1番費用がかかるアイテムはシューズです。しかし、数百円程度でレンタルできる施設が多いので、購入するのは、本格的に始めるようになってからでも問題ありません。

服装選びのポイントは動きやすさ

ボルダリングにおける服装に明確な決まりはなく、動きやすい服装であれば特に問題はありません。ただし、いくつか注意しなければいけないポイントがあるので、購入前に確認しましょう。

まず1つめのポイントは『素材』です。ボルダリングは全身を使うため、伸縮性と強度がある素材が適しています。そのため、デニムはもちろん、スウェットなどの重い素材は手足へ負担がかかるため、ポリエステルなどの軽い素材を選びましょう。

次に注目したいのが、洋服の『形状』です。半袖や短パンなど、丈が短いものを選ぶと、ホールドと肌が当たり、擦り傷や打撲の原因になります。初心者は肌の露出が少ない長袖や7分丈を着用するようにしましょう。

安全のために足元から揃えるのが上達のコツ

ボルダリングの安全性を高めるうえで、最も重要となってくるのが『足元』です。はじめてボルダリングをする場合は、経験者の意見を参考に選ぶと良いでしょう。

サイズは、普段履いているシューズと同じサイズを選んでしまうと、脱げたり踏み外したりする危険があります。しっかりと足にフィットする、少しキツイくらいのサイズを選んでください。

また、シューズが脱げたり足を踏み外したりすると大きなケガをする可能性が高まります。ケガをすると治るまで練習ができなくなる上に、恐怖心が残り上達スピードに影響がでる可能性もあるので、シューズは慎重に選びましょう。

靴下着用の必要性とは?

次に、重要となってくる『靴下』の着用に関して説明します。シューズのフィット感が重要なのは前述しましたが、「それなら靴下より素足が良いのでは?」と考える人もいるでしょう。

たしかにボルダリング経験者の中には素足でシューズを履いている人もいますが、初心者が初めから素足でボルダリングをするのはリスクがあります。

なぜ靴下を履くのか?そして靴下にはどんな役割があるのかを知っておきましょう。

初心者はレンタル靴のため衛生面が気になる

ボルダリングシューズは、生地の変形や劣化を防ぐため、洗わないのが基本です。洗濯できるウェアやパンツと違って、洗っていないシューズを素足で履くと直接汗を吸収してしまい、匂いがつく可能性が高くなります。

さらに、汗を吸ったシューズは清潔を保つことが難しく、細菌が繁殖しやすいため水虫や傷口の化膿と言ったリスクも高まります。特に、レンタルシューズは不特定多数の人が使用しているので、衛生面にも心配があります。

自分のためだけでなく、今後そのシューズを履く人のためにも、レンタルシューズは靴下を履いて使いましょう。

靴のフィット感が出て靴が脱げにくくなる

靴下には、足とシューズの間にある微妙な隙間を埋めてくれるので『靴を脱げにくくする効果』があります。

しかし、靴下は何度も履いていると伸びてきてしまいます。フィット感を維持するためにも、履いたときにゆるく感じたら、新しい靴下に履き変えるようにしましょう。

足が痛い、擦り傷などのけが予防

足とフィットしていないシューズでボルダリングをすると、踏ん張りがきかず余計な負荷がかかり、足を痛めることにも繋がります。

捻挫や骨折と言った大きなケガにつながる可能性もあるので、初心者は靴下を履き、シューズとのフィット感を高め、ケガの予防をしましょう。

また、初心者のうちはホールドに当たって擦り傷ができやすいので、靴下を履くことで足元の肌を守るメリットもあります。

靴下はこだわりを持って選ぼう

靴下の必要性がわかったところで、気になるのはどんな靴下が良いのかということです。ボルダリングで着用する靴下選びにはいくつかポイントがあるので、しっかりとおさえておきましょう。

生地の薄いことが靴下選びのポイント

ボルダリングは足元のフィット感も重要ですが、シューズから伝わる『足裏感覚』も重要視されています。靴下は、フィット感を高める反面、足裏感覚が鈍くなりやすいので、選ぶときはできるだけ素材が薄いものを選んでください。

薄い靴下の中には滑りやすいものや、耐久性が低いものもあるため、スポーツ用の靴下がおすすめです。丈が短いとくるぶしなどを擦ってしまうので、最初はくるぶしが隠れる長さのものを選ぶと良いでしょう。

滑りにくくなる五本指もおすすめ

5本指の靴下は、通常の靴下に比べ足先が厚くなってしまいますが、指に力が入りやすくなり、しっかりとホールドを捉えることができます。他にも、指の間の汗をすばやく吸収するので、汗をかきやすい人や、衛生面を重視する人におすすめです。

おすすめのボルダリング用靴下

条件が合えばスポーツ用の靴下でも十分ですが、よりフィット感や足裏感覚を高めるにはクライミングなどで使われる専用靴下がおすすめです。

専用靴下は多くのスポーツブランドで発売していますが、今回は特に人気がある3ブランドの商品を紹介します。靴下選びに迷っている人や、市販の靴下では不安な人は、まずはこちらの商品を試してみてはいかがでしょうか。

ロックマスターのロックソックス

登山やクライミング用品の専門ブランド『ロックマスター』から発売された『ロックソックス』は、吸汗速乾や抗菌防臭効果があり、初心者からプロまで幅広く愛用されています。

強度の高い糸と縫い目がでないリンキング製法でつくられ、薄手ながらも高い耐久性としっかりとしたフィット感を実現し、長時間でも違和感なく使えます。また、価格も1000円程度と、他のブランドに比べてコストパフォーマンスが良いのも魅力です。

  • 商品名:ロックマスター ロックソックス
  • 価格:1026円(税込)
  • Amazon:商品ページ

スポルティバのクライミングソックス

有名なクライミングブランド『スポルティバ』から発売の『クライミングソックス』は、耐久性とフィット感に優れた靴下です。

甲と足裏で違う素材を使っており、消耗しやすいつま先やかかとの耐久性を高めつつも、足裏感覚を損なわない作りになっています。さらに、フィット感を高めるため、足の内側と外側が非対称の作りになっているのも注目すべきポイントです。

  • 商品名:スポルティバ クライミングソックス
  • 価格:1512円(税込)
  • Amazon:商品ページ

フットマックスのクライミングモデル

日本が誇る靴下専門ブランド『フットマックス』の『クライミングモデル』は、国内外のプロが納得するレベルの優れた靴下です。

縫い目がでないリンキング製法で作られているのでアタリがなく、履いているのかわからないほどのフィット感を味わえます。また、グリップ性が高い『ナノフロント®』と言う素材を使うことで、滑りにくく足にしっかりと力をかけられます。

  • 商品名:フットマックス クライミングモデル
  • 価格:1836円(税込)
  • Amazon:商品ページ

ボルダリングに合った靴下を選んで練習を始める

ボルダリングを行う時は、服装はもちろん靴下までしっかりと気を付けることで、少しでもケガのリスクを減らすことが可能です。

また、上級者の中には足裏感覚が鈍るという理由から素足でシューズを履いている人がいますが、それはあくまで上級者です。上達するまではまず、靴下を履いて練習するように心がけましょう。

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