涙の流し過ぎ注意!人気漫画の最終回感動シーンおすすめ10選

2019.04.20

これまで多くの感動を生み出してきた名作漫画の最終回。長く続いた作品でも、短いストーリーの作品でも、感動できる漫画には必ず印象的な最終回が存在します。今回は数ある漫画の中から特に印象深い、感動的な最終回を厳選して10シーンご紹介します。まだ読んだことのない作品であっても、これを機会にぜひ触れてみていただきたいです。

涙腺崩壊確実!漫画の最終回感動作品

これを読んで感動しない人はいない、と言い切れる至高の最終回をご紹介します。

有名な作品ですので知っている方も多いのではないでしょうか。既読の方はぜひ懐かしみつつご覧くださいね。

金色のガッシュ!!

少年漫画の金字塔、「金色のガッシュ!!」。

週刊少年サンデーで7年の間連載されてきた超大作で、アニメ化もされています。ご存知の方も多いのではないでしょうか。

ある日、天才的な頭脳を持ち、その頭脳ゆえに学校でも孤立気味だった主人公、清麿(きよまろ)の元に、金髪の少年が現れます。名前はガッシュ。

ガッシュは魔物の子供で、1000年に一度行われる魔王を決めるための戦いに挑まなければなりませんでした。

清麿とガッシュの二人は紆余曲折を経て「やさしい王様」を目指して奮闘していくことになります。

戦いの中で多くの仲間やライバルに出会い、成長していく姿は王道のバトル漫画として完成度が高く、大人から子供まで熱くなれること間違いなしです。

散っていった多くの仲間の力とともに最終決戦に臨み、勝利したガッシュと清麿はそれぞれの道に歩みを進めます。

魔界の王となったガッシュ、人間界で成長していく清麿。その離別は決して悲しいものではなく、お互いを成長させるために必要な時間で、大切な思い出でした。

涙腺崩壊必須の最終回、ぜひあなたも触れてみませんか。

鋼の錬金術師

2001年から9年にわたって月刊少年ガンガンに連載されたハイファンタジーバトル漫画。

等価交換の原則に基づいて錬金術を駆使するエルリック兄弟を主人公に、国や人種を巻き込んだ一大戦争の動乱を描いた緻密なストーリー。人が生きる上で大切にすべきことを教えてくれます。

母を取り戻すために禁忌の錬金術を犯したエルリック兄弟は、自身の肉体を持っていかれてしまいます。兄であるエドワードは片腕と片足を。弟のアルフォンスは肉体そのものを失くし鎧の身体に。

自分たちの肉体を取り戻すために、兄弟は果てしない道のりを進む旅に出ます。その中で、国や世界を揺るがすプロジェクトの存在を知り、戦いの渦中に巻き込まれていくことになります。

一緒に旅を続けてきた兄弟は、最終決戦を終えてそれぞれの道へ。

弟アルフォンスは愛する女性の待つ東の国へ。兄エドワードは幼馴染で両思いの女の子、ウィンディと結婚し、また旅にでます。

兄弟の絆を強く感じる鋼の錬金術師の最終回。涙腺が決壊すること間違いなしです。

かくかくしかじか

東京タラレバ娘で有名な東村アキコ先生のノンフィクション作品、かくかくしかじか。

絵の師匠として、厳しくも暖かく東村先生を育てた日高先生と過ごした時間を中心に描かれた本作は、ある一人の漫画家の半生をありのままに描いた自伝のようにも感じられます。

豪胆な性格の日高先生ですが、最終回に近づくに連れて、ガンに罹患しどんどんと弱っていきます。

漫画家という生き方、漫画を描くことの意味を、壮絶なまでにリアルな人生の描写を通して学ぶ傑作です。

東村アキコ先生の他作を読んだ方はもちろん、漫画が好きな方、創作意欲にあふれている方などにもぜひ読んでいただきたい名作です。

漫画家という生き方を通して、人生の意味を問われるような最終回には、悲しいだけではない涙があふれてしまうでしょう。

乙女心を揺さぶる。漫画の最終回感動作品

恋愛漫画の最終回は涙を誘います。

これまでの苦しみや葛藤、嬉しさがこみ上げて、最終回では暖かな涙が溢れてしまいますよね。

恋愛ジャンルの名作から、感動的な最終回を迎えた作品をピックアップしてご紹介します。

四月は君の嘘

4人組の中学生グループを中心に描かれる音楽と青春の物語、四月は君の嘘。

主人公である公生は天才ピアニストとして幼少期から注目を集める男の子でしたが、母親がこの世を去った日からピアノとは距離を置いた生活を送っていました。

ある日、公生はヴァイオリンを奏でる一人の少女に出会います。彼女の名前はかをり。明るい性格で公生にぶつかってくるかをりとの邂逅を経て、次第に公生は心をひらいていきます。

大好きだったピアノとの距離も徐々に縮まりかけたある日、かをりが入院したこという報せを受けます。

慌てて駆けつけた公生に対し、かをりは「軽い検査」と告げ、納得した公生はかをりを心配しつつピアノの練習にも時間を割くようになります。

コンクールに出場できるまでに復活した公生は、舞台上で圧巻のショパンを奏でます。

演奏している公生の前に、かをりの幻想が現れ、「さよなら」と告げて消えていきます。かをりは重い病を患っており、公生に心配をかけまいと気丈な振る舞いをするように気をつけていたのです。

かをりが生前に残した手紙を手にした公生は、その言葉を噛みしめるように読み進めていきます。

そこには、実は公生とかをりは幼い頃に出会っていたことや、ピアノを弾く公生の姿に惹かれていたこと、公生がピアノを辞めたことを知り、自分もヴァイオリニストになったことなどが記されていました。

手紙は公生への感謝の言葉とともに同封された幼いころの二人の写真で締めくくられていました。

かをりの心情を想像すれば心が張り裂けるほどに苦しくなり、残された公生の想いを考えると涙が溢れてきてしまう、感動的なラストシーンです。

ぜひはじめから、ゆっくりと読み進めていただきたい傑作です。

聲の形

聴覚に障害を持つ硝子が転校してきたのは小学6年生のとき。ガキ大将だった将也は次第に上手くコミュニケーションの取れない硝子を疎ましく思うようになり、当たりが強くなっていきます。

エスカレートしていく硝子への扱いは、次第にクラス全体を巻き込む大規模ないじめへと発展していきます。

教師が間に入るようになると、これまでいじめていたクラスメイトたちはいじめの主犯格であった将也にすべての罪をなすりつけ、自分たちだけ逃れてしまいます。

そうして、これまでいじめる側だった将也は一転していじめられる側に立つことになります。

硝子に一言謝ろう、と思った将也は硝子のもとを訪れるも、結局上手くコミュニケーションが取れずに喧嘩別れとなってしまいます。

そして時は流れ、暗い生活を送った将也は、いつしか自殺を考えるようになりました。せめて、ひとこと硝子に謝罪を述べてから死のう。そう思いたち、硝子と再会を果たします。

謝るつもりが、口走ってしまったのは「友だちになってくれ」という言葉。

それから二人は奇妙な友人関係を築きながら、次第に心を通わせていきます。

いじめというテーマを斬新な切り口で描いた聲の形は、人間の残虐さや切実さを色濃く表現しています。

だからこそ、最終回の展開には希望を感じずにはいられません。自分たちをいじめていた小学校の頃の同級生と再会する。今まさに扉の向こうでは同窓会が開かれている、というシーンでこの物語は幕を閉じます。

人は変われる、許して、許されて、またつながることができるのだと教えてくれる作品です。

orange

長野県松本市を舞台として描かれた恋愛漫画orange。

王道の少女漫画としての側面も持ちつつ、若干のSF要素も盛り込まれているorangeは少女漫画が苦手という方にもおすすめできる作品です。

ある日ヒロインである菜穂は、不思議な手紙に出会います。その手紙には自分の未来に起こる出来事が記されていました。

疑う菜穂でしたが、手紙の予言通りに転校生・翔が現れ、恋に落ちます。

そして手紙には、翔が自殺する、という予言が記されていました。

翔が自殺する未来を回避するため、友人たちと試行錯誤を繰り返しながら、それぞれの人間関係を描いた傑作の恋愛漫画です。

最終回は心から感動して涙を流すこと間違いなし。ぜひ読んでみてください。

歴史に残る最高作品!漫画の最終回感動作品

ここからは歴史的な有名漫画のなかから、最終回で感動できる作品を厳選して4つご紹介します。

スラムダンク

バスケットボール×青春の金字塔、スラムダンク。

主人公の桜木花道や部員の面々とのぶつかり合いや熱い試合の描写、ヒロイン・赤木晴子とのやりとりが魅力の伝説的なスポーツ漫画です。

最終回では桜木花道のリハビリを描き、よくある優勝してエンド…というかたちにはなっていません。

しかし、新生湘北バスケ部の姿が描かれていたり、世代を入れ替えながら続いていく「部活」という文化を美しく表現した終わり方をしています。

ぜひ1巻から読み返して、あのころの熱意を取り戻してみてください。

うしおととら

住職の息子であるうしおは、ある日大妖怪「とら」を封印していた獣の槍を引き抜いてしまい、とらの封印を解き放ってしまいます。

とらはうしおを食べてしまおうとしますが、獣の槍によって守られているうしおには手が出せません。

二人は喧嘩しながらもコンビを組み、襲い掛かってくる妖怪たちをなぎ倒していきます。

やがて、世界を揺るがす大妖怪、白面との戦いに巻き込まれていく二人。とらは自らを犠牲にし、白面にとどめを刺すよううしおに伝えます。

二人の決死の作戦で白面を破ることに成功し、うしおととらはお別れを告げ合います。

とらのいない世界に寂しさを感じつつも平穏のもどった世界で暮らし始めるうしお。

そんなうしおの前に、復活したとらの姿が現れて物語は幕を閉じるのです。

熱く、泣ける感動のバトル漫画、うしおととら。未読の方はぜひ手にとって観てください。

ドラえもん

言わずと知れた国民的漫画、ドラえもん。

実は公式の最終回が3つ存在していることをご存知でしょうか。

その中でも最も知名度が高いのは、「さようなら、ドラえもん」でしょう。

ドラえもんが未来へ帰らなくてはならない、という状況になり、のび太が一人で生きていけるような姿を見せないと、ドラえもんが安心して未来へ帰れない、というストーリーです。

のび太はいつもの空き地でジャイアンに戦いを挑みます。

案の定ボコボコにされるのび太ですが、今日は信じられないほどの執念でジャイアンに食い下がります。

殴っても殴っても立ち上がってくるのび太の姿に恐怖したジャイアンは、とうとう「俺の負けだ」と叫びながら家に帰ります。

そのまま空き地で倒れるのび太の元を訪れたドラえもんは、涙を流しながらぼろぼろののび太を背負い家へ帰ります。

その道中でうわ言のようにのび太が繰り返す「もう大丈夫だから、安心して未来へ帰っていいよ」という言葉を聞き、ドラえもんは満たされた表情のまま未来へと帰っていきます。

そして、この話には更に続きがあり、のび太はドラえもんから最後に渡されていたひみつ道具「うそ800」を飲み、ふと「もうドラえもんはいないんだ」と口にします。

この「うそ800」は、口にした内容をすべて嘘にしてしまう強力なひみつ道具。

家に帰ったのび太を、ドラえもんはいつもの笑顔で待っていました。

二人は抱き合いながら、反対言葉で再会を喜び合います。

「うれしくない。これからまた、ずうっとドラえもんといっしょに暮らさない。」

このセリフを目にして、目頭が熱くならない方はいないのではないでしょうか。

NARUTO

ジャンプで長期連載されていた国民的漫画、NARUTO。

火の国の長である火影を目指す幼い忍者、ナルトがライバルや友人たちと切磋琢磨していく王道バトル漫画です。

主人公ナルトの体内には、かつて大暴れしていた妖怪の九尾が封印されており、体内に宿した九尾とのやりとりや、離反した友人サスケとのぶつかり合いを通して、ナルトは忍者としても、人間としても成長していきます。

最終決戦では世界を揺るがす存在、カグヤとの戦いに勝利し、ナルトは火影に就任。サスケは火の国の暗部に配属され、平穏な時代を勝ち取ります。

壮大な物語は幕を閉じ、今ではBORUTOという続編漫画が掲載されています。

ナルトの息子であるボルトが、ナルトと同じく忍として忍界を生きていくストーリーです。こちらも大変おもしろいので、ぜひご一読ください。

心にしみる作品の数々

日本には数え切れないほどの漫画が存在し、多くの読者に支えられてひとつの文化となっています。

絵と文字だけで読み手の感動を誘うことができる漫画。

長期連載されている作品などは、親子が一緒に読むことができたりするので、また違った面白さがありますよね。

世界からも注目される日本の漫画文化を大切にしていきたいですね。

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