宝塚の月組とは?特徴や現役トップスター、歴代トップをご紹介

2019.04.20

宝塚歌劇団には5つの組と、どの組にも属さない専科があります。特徴やイメージカラーも組それぞれによって異なり、役者の個性も様々。伝統ある日本を代表するエンターテイメント集団である宝塚歌劇団の中でも、今回ご紹介するのは「月組」です。月組の特徴や現役のトップスター、そして歴代トップについて詳しくお伝えします。ぜひ、ご覧ください。

宝塚歌劇団の月組とは

宝塚歌劇団には5つの組があると最初にご説明しました。組それぞれにキャッチフレーズがあり、例えば、雪組であれば日本物の名作を多く取り入れているため「日本物の雪組」と呼ばれていたり、ダンスが得意な方が多く在籍する花組であれば「ダンスの花組」などと呼ばれています。

では、月組は何と呼ばれているのでしょう。ここからは、月組の特徴、そして、過去のヒット作品についてご紹介していきます。

月組の特徴

まずは月組の特徴からです。

月組は花組と同時に創設された、宝塚で最も伝統ある組の一つです。月組の特徴として挙げられるのが、その圧倒的な『演技力の高さ』。人間味あふれる温かいストーリーが特徴で。『芝居の月組』と呼ばれています。

退団後には女優として活躍されている方が多いのもこの月組の特徴の一つです。まさに舞台演劇の醍醐味を味わえる月組の芝居は、一度見れば心打たれること間違いなしです。ていただきたいです。

過去のヒット作品

続いては、月組の過去のヒット作品です。「ベルサイユのばら」「風と共に去りぬ」など宝塚を代表する作品を初演したのは実は月組です。

月組にはヒット作が多くありますが、その中でも有名な作品は「エリザベート」や「雨に唄えば」ではないでしょうか。「エリザベート」は独創的なストーリーと美しい音楽が特徴で、公演回数は1000回を超える人気作。観客動員数は240万人を記録しており、宝塚歌劇団の代表作にもなっています。

「雨に唄えば」は、1952年MGM映画によって製作された大ヒットミュージカルの「雨に唄えば」を基に作られた作品。ブロードウェイ版に現代的な解釈を加えた新しい場面や宝塚らしい華やかさを取り入れています。昨年10年ぶりに宝塚の舞台に登場しました。

現在月組は「夢現無双-吉川英治原作「宮本武蔵」より-」「クルンテープ 天使の都」を公演中です。ぜひ、実際に観劇に出かけてみてはいかがでしょうか。

現役の月組男役、娘役トップ

それでは、ここで月組現役のトップスター・トップ娘役についてご紹介します。

珠城りょう

まず最初にご紹介するのは「珠城りょう」さんです。珠城りょうさんは、男役の現役トップスター。「りょう」や「たまきち」という愛称で親しまれています。

身長は172センチ。男役としてはピッタリな身長の高さです。珠城りょうさんは、これまでに「アーサー王伝説」「雨に唄えば」「エリザベート-愛と死の輪舞」に出演。2019年3月~6月まで「夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より-/クルンテープ 天使の都」に出演。7月~8月には「ON THE TOWN」に出演予定となっています。

美園さくら

続いてご紹介するのは「美園さくら」さんです。美園さくらさんは、娘役の現役トップ。「さくら」「さくさく」といった愛称で親しまれています。

美園さくらさんが娘役トップに就任したのは2018年と、つい最近です。娘役トップになられてからまだ日が浅いため、これまで出演した作品は「ON THE TOWN」のみ。現在、先ほど紹介した珠城りょうさんと同じ作品で共演中です。

退団後も活躍中の月組歴代トップ

現役の月組トップについてご紹介したところで、ここからは退団後も活躍中の月組歴代トップスターの方々についてご紹介します。

先述したように、『芝居の月組』出身者には大人気女優が多数います。卒業者たちの名前を見るだけで、月組のすごさの片鱗がわかることでしょう。

大地真央

まず最初にご紹介するのは「大地真央」さんです。大地真央さんは、1982年~1985年まで月組トップスターを務められた方。宝塚時代には「赤と黒」「風と共に去りぬ」「ワンモア・ドリーム」など多数の作品に出演しました。

退団後は、舞台や映画、ドラマにCMなど多方面で活躍する女優として活躍しています。年齢を重ねても常に女性のあこがれの的で居続ける大女優です。

天海祐希

続いてご紹介するのは「天海祐希」さん。天海祐希さんは、1993年~1995年まで月組トップスターを務められた方です。

宝塚時代には「風と共に去りぬ -バトラー編-」や「夢の10セント銀貨」「ミー・アンド・マイガール」など数多くの作品に出演。現在は、ドラマや映画、CM、アニメの吹き替えなどテレビに引っ張りだこの女優さんです。宝塚の現役を退いても、そのカッコよさに憧れる女性が非常に多く、女性がお手本にしたい女優としても選ばれるほどです。

真琴つばさ

続いてご紹介するのは「真琴つばさ」さんです。真琴つばささんは、1997年~2001年まで月組トップスターを務められました。

宝塚時代には「黒い瞳/ル・ボレロ・ルージュ」「うたかたの恋/ブラボー!タカラヅカ」「愛のソナタ/ESP!!」など多くの作品に出演しました。退団後や、舞台を中心に歌手としても活躍しています。宝塚時代の歌唱力は退団後も全く衰えていません。

月組の魅力はなんといっても演技力

月組は過去から現在に至るまで名作を上演し続けている組です。退団後に女優として活躍している方も多く、宝塚に馴染みの無い方でも知っている方も、今回ご紹介した月組出身の女優さんを知っている方は多いのではないでしょうか。ぜひ一度、芝居の月組の公演に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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