紅茶の種類の違いとは?産地と味を見分けて脱・紅茶初心者。

2019.04.22

紅茶は種類が豊富にあるため、自分好みの紅茶を見つけるのは難しいと悩んでいる初心者も多いのではないでしょうか?いろいろな紅茶の種類を知ることが、自分好みの紅茶を見つけるポイントです。紅茶の種類による違いについて解説します。

紅茶の茶葉の種類や違い

紅茶は、茶葉の産地によって『水色(すいいろ)』『香り』『味わい』などが異なり、その種類も豊富です。紅茶について、まだあまり知識が豊富でない人にとっては、茶葉の種類が多すぎで、どれが自分好みの茶葉なのか見つけるのは難しいと感じるかもしれません。

紅茶は、産地の気候風土によって、茶葉の品質や香り、味わいにそれぞれ個性が出てきます。それぞれの特徴を知ることで、自分に合う種類を見つけられるでしょう。

また、ギフトとして贈るときにも、商品選びに役立つはずです。ここでは、紅茶の茶葉の種類や違いについて解説します。

世界三大紅茶とは

紅茶には『世界三大紅茶』と呼ばれる茶葉があり、これらの茶葉は、特に味や香りに優れていると言われています。

世界三大紅茶は下記のとおりです。

  • ダージリン
  • ウバ
  • キーマン

インドの西ベンガル州北部に位置するダージリン地方で作られた『ダージリン』は、赤みの薄いオレンジの水色で爽やかな味わいが特徴です。ダージリンは、『マスカテルフレーバー』と呼ばれるマスカットのような爽やかな香りが楽しめます。

ダージリンのなかでも、5~6月に収穫される『セカンドフラッシュ』は、マスカットフレーバーが格別です。格別な香味が楽しめるため、『紅茶のシャンパン』とも呼ばれています。

スリランカのウバ州で作られている『ウバ』は、バラやスズランの花の甘い刺激的な『ウバフレーバー』と呼ばれる珍しい香りがあることから、『高級茶葉』として有名です。水色は、明るい真紅色をしています。

『紅茶のブルゴーニュ酒』とも称される『キーマン』は、中国の安徽省祁門県で生産される歴史ある茶葉です。蘭の花のような甘い香りと、果物のような甘さが特徴的で、澄んだ黄色がかったオレンジ色の水色をしています。

その他の紅茶

世界三大紅茶のほかには、主に下記の4種類があります。

  • アッサム
  • ニルギリ
  • セイロン
  • フレーバーティー

『アッサム』は、紅茶の種類の中でもコクがあり、水色は赤みがかった褐色です。見た目とは反して、しぶみはあまり感じられません。ミルクとの相性も最高です。

『ニルギリ』は、しぶみや香りにクセが無くあっさりとした味わいが楽しめます。あっさりとした味わいなので、ストレートやレモンティーに最適です。

『セイロン』は、スリランカのキャンディ・ルフナ・ヌワラエリア・ディンブーラ・ウバの五つのエリアで栽培される紅茶の総称です。それぞれ産地ごとに味わいは異なります。

『フレーバーティー』は、茶葉に香りづけをした紅茶のことです。アップルティーやアールグレイなどが有名でしょう。

紅茶の主な産地を知ろう

古くから人々に愛されてきた紅茶は、世界の二十数カ国で栽培されています。

紅茶の茶葉の最大産地である『インド』の紅茶は、茶葉の種類も豊富です。アッサム、ダージリン、ニルギリなどは、このインドで作られています。

『スリランカ』の紅茶は、インドの紅茶に比べてマイルドな風味が特徴です。

そのほか、『中国』のキーモン・雲南・ラプサンスーチョンや『インドネシア』のジャワ・スマトラなども紅茶の産地として有名です。

フレーバーティーの種類

フレーバーティーとは、先ほど紹介したように乾燥した茶葉に香りづけをした紅茶のことです。

使う茶葉の種類や、花、果物、スパイスなど香りのもととなる種類もたくさんあるため、バリエーションに富んだ商品が展開されています。

フレーバーティーと言っても、香りづけの方法によって下記の3種類に大きく分類されます。

  • フレーバー
  • ブレンデッド
  • センテッド

ここでは、フレーバーティーの3種類について、それぞれ詳しく紹介します。

フレーバーとは?

『フレーバーティー』とは、『茶葉に香りのもとであるエッセンスを吹きかけて香りをつけたお茶』のことです。

茶葉に吹きかけるだけなので、香りの材料の味わいは感じられません。アールグレイやアップルティーなどは、このフレーバーによってつくられています。

ブレンデッドとセンテッド

『ブレンデッド』とは、『乾燥させた花びらや果皮などを茶葉に加えたお茶』のことです。フレーバーよりも香りの材料の香りが強く、味わいも感じられます。オランジュショコラやラムレーズンなどのフレーバーティーが代表的です。

『センテッド』は、『花や果実、スパイスなどの香りを茶葉に吸収させたお茶』のことです。茶葉の香りを吸収しやすいという特性を活かし、香りの材料を茶葉に混ぜることで、香りを吸着させています。ミントティーもセンテッドの一つです。

紅茶の茶葉のグレードを知ろう

紅茶の茶葉には、グレードがあることをご存知でしょうか?グレードというと、品質を表すものというイメージが強いですが、紅茶の茶葉のグレードは、品質とは関係ありません。

ここでは、紅茶の茶葉のグレードについてわかりやすく解説します。

茶葉のグレードとは?

紅茶の茶葉のグレードは、品質ではなく『茶葉の大きさ』を表します。サイズ区分は茶園ごとに5~6段階に分かれているところがほとんどです。

サイズの細かいものは『D(ダスト)』と呼ばれます。繰り返しになりますが、茶葉が大きいから品質に優れているというわけではないため注意しましょう。

茶葉のグレード表記方法

茶葉のグレードは下記の表のとおりです。

グレード 特徴
OP(オレンジペコー) 細くよじれた長い形状で、7~11mm程度の大きさ
PEKO(ペコー) 3~5mm程度の大きさ
BOP(ブロークンオレンジペコー) 2~3mm程度の大きさ
BOPF(ブロークンオレンジペコーファニングス) 1~2mm程度の大きさ
D(ダスト) 0.5~1mm程度の粉末状のもの
CTC CRUSH(つぶす)、TEAR(引き裂く)、CURL(丸める)で作られる茶葉で、ティーバッグによく用いられる小さい茶葉

 

紅茶の種類は産地から品種まで様々

紅茶の種類は、産地によって香り、味わいが大きく異なります。茶葉の種類だけでなく、シンプルな香りの茶葉に香りづけされたフレーバーティーの種類もさまざまです。

いろいろな紅茶を試して、自分好みの紅茶を見つけてみましょう。

おすすめの関連記事

【関連記事】紅茶の基礎知識まとめ。紅茶の発祥や種類、カフェイン量や効能まで

【関連記事】紅茶で有名な国・ブランドと言えば?知っておきたい紅茶の基本情報

【関連記事】紅茶の種類や特徴とは?ジャンル別におすすめの紅茶をご紹介

【関連記事】世界各地の紅茶の歴史とは?「東インド会社」の紅茶も紹介

【関連記事】いまさら聞けない『紅茶の正しい保存方法』とは?おすすめの保存容器も紹介

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME