バイクの二人乗りのコツとは?条件と注意点を確認しよう

2019.04.21

一人気ままなバイクでのツーリングは気分のよいものですが、旅の経験を共有できるタンデムツーリングも楽しいものです。バイクの二人乗りにはどのような条件があるのでしょうか?安全な運転をするための方法や注意点を確認しておきましょう。

バイクの二人乗りができる条件

バイクの免許を持っていれば誰でも、またバイクであれば何でも二人乗りができるわけではありません。

条件を把握しないで二人乗りして、法律違反とならないよう、きちんとした知識を持っておく必要があります。

道路交通法による二人乗りの条件

道路交通法による二人乗り可能な条件は、一般道と高速道路などで異なります。

一般道路の場合は、『排気量が51cc以上であること』『免許取得から1年経過していること』が条件です。

一方、高速道路や自動車専用道路の場合、『排気量が126cc以上であること』『免許取得から3年経過していること』『20歳以上であること』と定められています。

制限されている道路も

首都高速道路の一部区間など、一部の区間においては二輪車の二人乗りが禁止されている場所もあります。

あらかじめ自分が通るルートを確認し、『大型自動二輪車及び普通自動二輪車二人乗り通行禁止』の標識が出ている場合は迂回するようにしましょう。

二人乗りの基本を知ろう

タンデムツーリングに出かける前に、二人乗りの乗り方の基本についても、おさえておきましょう。

準備はしっかりと

二人乗りに際して、準備はしっかりしておく必要があります。とくに、後部座席に乗る同乗者『タンデマー』は、バイクに慣れていない場合もあります。

バイクに乗る際の服装に関しては、きちんと伝えておきましょう。同乗するのですから、タンデマーの服装もバイクライダーと同じ装備というのが基本です。

  • 長袖・長ズボン
  • 寒さ対策の上着
  • くるぶしの隠れるブーツ
  • ヘルメットにひっかかるアクセサリーは付けない
  • カバンはリュックなど、手が自由になるもの

後部座席に同乗だからといって危険が少ないわけではありません。しっかりした装備で乗りましょう。

そのほか、搭乗前のバイクの安全点検は大変重要です。なかでも空気圧は、二人分の重量で運転に大きく影響が出るので注意しましょう。

同乗者はどう乗るか

タンデムの場合、同乗者にも乗り方に注意してもらう必要があります。乗り方次第では運転の妨げとなり、事故につながりかねません。以下の3点を意識してもらうようにしましょう。

  • 荷物になりきってもらい無用に動かない
  • ニーグリップをしっかりしてもらう
  • 正しい方法できちんとつかまってもらう

運転者と同じ自然な重心移動になるよう、荷物のように運転者にシンクロしてもらうのが最も安全な乗り方です。

このほか、膝から下全体を車体につけてバイクと一体化した姿勢『ニーグリップ』を行ってもらうことも大切です。また、片手をクラブバーに、もう片方を運転者の腰に回して、しっかりとつかまってもらいましょう。

命を預かっている意識をもつ

二人乗りは、同乗者の乗り方も運転に大きな影響を与えます。もちろん一番の責任はバイクの運転を預かる者にあります。運転者は自分の命のみならず、同乗者の命も預かっています。その自覚をしっかり持って運転しましょう。

バイクのメンテナンスを行うことはもちろんのこと、服装や乗り方などの注意点に関しても、しっかりと伝えておく必要があります。

また、走行中は同乗者を考慮し、急ブレーキや急発進、不必要なすり抜けなどは行わず、安全かつ安心して走行することが大切です。

二人乗りのコツ

タンデムツーリングの基本を理解したら、身につけるべき安全運転のテクニックを見ていきましょう。

クラッチは丁寧かつ迅速に

タンデム時は全体の重量が増しているので、一人で乗る場合に比べ、発進時により大きな力が必要となります。

必然的にアクセルを多めに回す必要があるので、一人乗りの時よりスムーズなギアチェンジを行なう必要があります。

ギアチェンジの際は、クラッチを握る前にアクセルを緩めるのは必要最低限にとどめ、スムーズにクラッチをつなぎます。

ギアチェンジでの減速と加速をできるだけ少なくし、タンデマーへの負荷を減らし不安にさせない運転を心がけましょう。

ブレーキは緩めながら止める

重さが増えればブレーキの効き、つまりブレーキングを行ってから止まるまでの制動距離が長くなります。減速に必要な力も大きくなります。

一人乗りの時より早めに、複数回に分けて少しずつ緩めながらブレーキをかけましょう。二人乗りのブレーキは、かかりにくいものです。どれくらいで止まるのかよく確認し、ブレーキングの加減や感覚をつかみましょう。

声掛けは安全のために必要

運転者と同乗者は一体になるのが理想です。そのためにもコミュニケーションは密に取るようにしましょう。

意外と転倒の危険が大きいのは、バイクへの乗り降り時です。気を抜いていると、いわゆる立ちゴケしてしまうものです。同乗者の乗り降りは、必ず運転者に声をかけ確認を取ってから行いましょう。

また、走行中も疲れてないか休憩が必要ではないかなど声をかけあって、休憩は単独のときより頻繁に取るようにしましょう。

ヘルメットに装着するインカムがあれば走行中の確認もスムーズに行えます。

安全運転で二人乗りを楽しもう

楽しいツーリングのためには、事故のないことがなによりの条件です。運転者も同乗者もチェックポイントをしっかりおさえて、安全運転でバイクライフを満喫しましょう。

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