男心をくすぐるネイキッドバイクの魅力とは?特徴や代表的な車種をご紹介

2019.04.18

バイクの種類の1つに『ネイキッドバイク』があります。小型から大型まで種類が豊富で、バイクらしいデザインと快適な乗り心地は初心者にもぴったりでしょう。ネイキッドバイクの代表モデルやストリートファイター系などについて紹介します。

ネイキッドバイクの基本

ネイキッドバイクは、幅広いレベルのライダーに愛用されるバイクの王道で、フットワークの軽さ・見た目のかっこよさ・手入れの手軽さなどが評価されています。

ネイキッドバイクの購入を考えている人は、メリットだけでなく、デメリットも把握しておきましょう。

ネイキッドバイクとは

ネイキッドバイクの『naked』とは『裸の・ありのままの』という意味があります。エンジンや車体を覆うカウルがなく、エンジンがむき出しのままのバイクのことを指しています。

カウルが装着されたオートバイと区別するために考案された名前で、NKと略されたり、人によっては『スタンダード』『ロードスター』など呼ぶこともあるようです。

また、ライト周辺に小さなカウル(ビキニカウル)を付けたタイプもネイキッドに含まれます。

ネイキッドバイクの外観から受けるイメージは、無骨でかっこよく、いかにもバイクらしいバイクということができるでしょう。

日本国内では昔からネイキッドが主流で、250ccクラスの小型から400cc以上の大型まで種類が非常に多いです。

ネイキッドバイクのメリット・デメリット

ネイキッドバイクのメリットの1つは、誰が見てもかっこいいと思えるバイクらしい車体と種類・デザインの豊富さです。シンプルなので飽きがこず、使えば使うほど愛着がわくでしょう。

ネイキッドバイクはどちらかと言うと舗装道路(オンロード)向きで、タウンユースとスポーツライディングの両方に対応しています。

特定の目的に特化していないので、峠を越えたり、林道を走ったり、都会のアスファルトを疾走したりと、さまざまな場面でマルチに活躍するでしょう。

大きなデメリットはありませんが、あえて言えば、カウルがないので風の影響を受けやすく、100km以上の長距離走行時には疲れを感じるかもしれません。

ただし、乗りやすく使い勝手がいいため、他のバイクの魅力を知らずに現状で満足してしまう人もいるようです。

ネイキッドバイクは初心者にもおすすめ

ネイキッドバイクは、初心者から上級者まで幅広いレベルに対応しています。

特に、初心者におすすめと言われる理由は、技術不足をカバーするほどのハンドル操作性の高さです。足つき性も高く、道路コンディションが多少悪くても走ることができるでしょう。

また、デザインがシンプルな分、整備しやすいのもメリットです。初心者は愛用のネイキッドを通して、メンテナンスや手入れの仕方を覚えていくといいでしょう。

ネイキッドバイクに合う服装

ネイキッドバイクをかっこよく乗りこなすには、シチュエーションや車種にあった服装をすることが大切です。バイク初心者は、先輩ライダーのクールなファッションを真似してみるのもおすすめでしょう。

重装備は不要、普段着に合わせる形で

バイクの大きさや種類によっては服装も重装備になりがちですが、気軽にタウンユースできるネイキッドバイクの場合、本格的なレーシングスーツは不要です。

ジーンズやジャケットなどの普段着にごく近い服装に、ピンポイントでバイクウェアを取り入れましょう。梅雨時や蒸し暑い夏は、Tシャツに通気性の高いメッシュ素材のジャケットを羽織るのがおすすめです。

ただし、暑いからといって、タンクトップや短パン、サンダルでの走行は危険性が伴うと言わざるを得ません。

冬は、防風性・防寒性に優れたジャケットをプラスしましょう。袖口や首元から寒気が入るので、手袋・ネックウォーマーは必須です。

冬場は転倒の危険性を考慮し、プロテクターが付きのバイク専用ジャケットも着用するのもいいでしょう。

カジュアルとバイクウェアを組み合わせる

ネイキッドに合うバイクファッションを楽しみたいという人は、カジュアルなアイテムにバイクウェアを組み合わせるとおしゃれに見えます。

ポイントは、ダボダボした服装よりも、体にぴたっとフィットした服を選ぶことでしょう。

  • デニム・Gジャン
  • カーゴパンツ
  • レーシングブーツ
  • レザーのジャケット
  • アイウェア
  • バックプリントTシャツ

ライディングジャケットに、デニム、そしてライダーっぽさを強調するレーシングブーツをあわせるのがライダーの定番のようです。

ライディングジャケットはレザーやナイロン製で、風でパタパタしないようなフィット感があるものを選びましょう。細めのデニムにレーシングブーツを合わせるとおしゃれ度がアップしますよ。

250ccのネイキッドバイク例

250ccのネイキッドバイクは『普通二輪免許』で乗れる小型のバイクです。

車検がないため維持費が安く、自分好みにカスタムしたい人に支持されています。国内市場では新品・中古ともに多種多様なアイテムが出回っており、選択肢が多いのも利点でしょう。

独特なデザインが美しい HONDA CB250R

2018年に発売された『新世代CBシリーズ』の1つで、タウンユースから郊外のワインロードまで幅広く乗り回せるのが魅力です。高張力鋼管と鋼板の強固なボディながら、軽さと高い運動能力を備えており、初心者にもおすすめの1台と言えるでしょう。

正統派のネイキッドながら、時代に合わせたカラーリングとデザインがほどこされています。

小排気量向けの電子燃料噴射システム『PGM-FI』の搭載と吸排気系の最適化により、燃費の向上と環境への優しさが考慮されている点にも注目しましょう。

  • 商品名:HONDA CB250R
  • 価格:54万4040円~(税込)
  • 公式HP:商品ページ

人気のYZF-R25ネイキッドモデル ヤマハ MT-25

複雑な道路を軽快に滑走する『大都会のチーター』をコンセプトにしたモデルで、力強さと躍動感が感じられるデザイン性の高さが評価されています。

『MTシリーズ』は、独自のクロスレイヤード構造やクロスムーブメントデザイン、アップライトなポジションのハンドルなどによって、速さよりもマシンを自由自在に操る楽しさが追及されているのが特徴です。

ツーリングはもちろん、通勤通学にも気軽に使え、はじめてのネイキッドバイクの候補にしたい1台と言えるでしょう。

  • 商品名:ヤマハ MT-25
  • 価格:53万4600円~(税込)
  • 公式HP:商品ページ

初心者や女性にもおすすめ スズキ GSR250R

街乗りにも郊外のワインディングロードにもぴったりの1台で、力強さと操作性の高さをあわせもっているのが特徴です。

ピストンリングの低張力化によってエンジンのフリクションロスを低減、突出し仕様のスパークプラグの採用で、燃焼効率をぐっとアップさせています。

流れるようなスタイリングとスリムで洗練されたボディは女性が乗っても素敵です。

  • 商品名:スズキGSR250R
  • 価格:53万8920円(税込)
  • 公式HP:商品ページ

長距離走行も可能なスポーツタイプ カワサキ Z250

カワサキの『Z250』はスーパーネイキッドマシンZ250のフルモデルチェンジ版で、排気量248cm³パラレルツインエンジンを搭載しているのが特徴です。

全回転域でのエンジン性能がパワーアップし、タウンユースはもちろん、長距離のツーリングにもおすすめでしょう。他のメーカーとは一線を画したインパクトのある『カワサキデザイン』のファンも多いようです。

  • 商品名:カワサキ Z250
  • 価格:59万7240円(税込)
  • 公式HP:商品ページ

400ccのネイキッドバイク例

251~400ccの中型バイクに乗るには『普通自動二輪免許』が必要です。中型クラスになると、高速道路の走行や2人乗りもできるようになるので、バイクの楽しさがもっと広がるでしょう。

大人気モデル ホンダ CB400 SUPER FOUR

『CB400 SUPER FOUR』は、ホンダの大人気モデルの1つで、ワイルドでセクシーなボディと走る喜びを感じさせるパワーユニットが自慢です。

パワフルさと燃費性能の高さを両立するバルブ制御システム『HYPER VTEC Revo』や、燃料噴射量とタイミングを走りに合わせてコントロールする『PGM-FI』を搭載するなど、ライダーが燃費を気にせずのびのびと走れる工夫が随所に散りばめられています。

ボディはシャープで力強さを感じるデザインで、伝統と革新の両方が上手く溶けあっているのが魅力でしょう。

  • 商品名:ホンダ CB400 SUPER FOUR
  • 価格:86万8320円~(税込)
  • 公式HP:商品ページ

シンプルかつ美しいヤマハ SR400

ヤマハの『SR400』は低・中回転域での力強い鼓動感が感じられるエンジンを搭載した人気の中型モデルで、街乗りに最適な軽快でスポーティーな走りが特徴です。

軽量なアルミリムのスポークホイール、すっきりとしたクロームメッキ仕上げのマフラー、無駄のないスリムなボディは女性や初心者にもおすすめでしょう。

サイドカバーのデザインやメーターにはクラシカルでレトロなエッセンスが盛り込まれているので、かっこよさの中にもどことなく温かさが感じられます。

  • 商品名:ヤマハ SR400
  • 価格:57万2400円(税込)
  • 公式HP:商品ページ

高性能なスーパーマシン カワサキ Z400

カワサキのZシリーズは、1972年に発売されたZ1からはじまり、Z2、Z3と変更や改良を加えながら発展してきた人気のシリーズです。俊敏な猛獣をイメージさせるZシリーズならではのデザイン『Sugomi』にも注目しましょう。

Z400はZシリーズに新たに加えられた本格的スーパーネイキッドマシンで、排気量250cm³クラスのライトな車体に398cm³の高性能エンジンを搭載しているのが特徴です。

2019年2月に発売されたばかりの最新モデルなので、今後はどんどん注目されていくでしょう。

  • 商品名:カワサキ Z400
  • 価格:66万7440円(税込)
  • 公式HP:商品ページ

大型バイクのネイキッドバイク例

400cc以上のバイクは主に大型バイクとして扱われ、運転には『大型二輪免許』が必須です。

加速性能が高く、長距離のツーリングでも安定した走りが満喫できるでしょう。個性的なスタイリングや、独特のエンジン音が楽しめるのも大型バイクの良さです。

スポーティーな走りにも対応 ヤマハ XSR700

『XSR700』はタウンユースに適した大型バイクで、水冷・直列2気筒・フューエルインジェクション(燃料噴射装置)搭載エンジンが採用されています。

頻繁なギアチェンジを必要とせず、滑らかに加速、再加速ができるので、街中を移動するときにも便利でしょう。

ヘッドランプステー・ラジエターサイドカバー・ハンドルなどにはアルミ素材を、ヘッドランプやテールランプにはサークルというモチーフを採用し、どことなく懐かしいネオ・レトロなデザインに仕上げられているのも素敵です。

  • 商品名:ヤマハ XSR700
  • 価格:89万9640円(税込)
  • 公式HP:商品ページ

レトロ感がかっこいい カワサキ Z900RS

『Z900RS』は2018年の発売以来、高い人気を得ているレトロスポーツなモデルで、カフェレーサー風にカスタムした『Z900RS CAFE』なども登場しています。

『Z900RS』の魅力はクラシカルでレトロな雰囲気に、現代的なエッセンスを加えている点でしょう。ティアドロップフューエルタンクやテールカウルなど、Zシリーズの初代にインスピレーションを受けたデザインが取り入れられています。

エンジンはカワサキ伝統の並列4気筒で、マルチファンクション液晶パネルやLEDヘッドライトなど、ライダーの走りをサポートする先進技術も盛りだくさんです。

  • 商品名:カワサキ Z900RS
  • 価格:135万円(税込)
  • 公式HP:商品ページ

未来感あるデザインが特徴 ホンダ CB1000R

水冷・排気量998cm³・DOHC・直列4気筒エンジンを搭載した『CB1000R』はパワフルな走りと高い操作性が実感できる1台です。

操作荷重が軽減されたアルミカム アシストスリッパークラッチや空気抵抗を低減する新設計のエアクリーナーボックスなど、ライダーが走りに集中できるようなさまざまな工夫や改善がされています。

走行モードは『SPORT』『STANDARD』『RAIN』に加え、ライダー自身が設定できる『USER』があり、場面に適した上質な走りが味わえるでしょう。

  • 商品名:ホンダ CB1000R
  • 価格:164万520円(税込)
  • 公式HP:商品ページ

他にもある、ストリートファイター系バイク

ネイキッドから派生した『ストリートファイター系』と呼ばれるバイクを好む人が増えています。

個性的でやや刺激的なルックスは、『ストファイ』の愛称で親しまれていますが、その歴史は古く、ルーツは1950年代とも言われています。

フルカウルをネイキッド化

『ストリートファイター』は、スーパースポーツなどの車種からカウルを外し(ネイキッド化)、ルックスに攻撃性を加えたものです。

スーパースポーツの名残のあるテイルデザイン、ポジション高めの直立したハンドル、異形ヘッドライトなどが特徴で、国内外のメーカーからは魅力的なデザインのモデルが多数輩出されています。

走りの特徴としては、スポーツバイクの利点である速さや軽さを備えつつ、快適に街乗りができるようにカスタムされていると言えるでしょう。

ストリートファイターの歴史

ストリートファイターの歴史は、1950年代のイギリスにさかのぼると言われています。

この頃、イギリスのカフェにはロッカーズという若者たちが集まり、公道でレースを楽しむ習慣がありました。より速く・かっこよく走るために、自慢のバイクに改造を加えたのがストリートファイターのはじまりです。

その後、ヨーロッパのバイクマニアにより改造が加えられるなどして世界中に広がっていきますが、一般に知られるようになったのは90年代頃からです。

ストリートファイター系バイク例

日本を代表とするメーカーのストリートファイター系バイクを紹介します。それぞれの個性を比較してみるのも面白いでしょう。

あらゆるシーンを走破 カワサキ Z1000

『Z1000』は、排気量1043cm³・水冷・4ストローク・並列4気筒エンジンを搭載したパワフルなモデルです。スタイリングは圧倒的な迫力とかっこよさを備える『Sugomi』というデザインで、大勢の目を引きつけるでしょう。

LEDライトを搭載したヘッドは、獲物を狙う猛獣のように鋭く、ブラック×レッドの色使いが強さを強調しています。

  • 商品名:カワサキ Z1000
  • 価格:115万200円(税込)
  • 公式HP:商品ページ

レースエンジンをストリートに スズキ GSX-S1000 ABS

『GSX-S1000 ABS』は、排気量998cm3・水冷・4気筒・4ストローク・DOHCエンジンを搭載したモデルで、レースに勝つために設計したエンジンをストリート用にチューニングしているのが特徴です。

ワンプッシュで始動できるスズキイージースタートシステムや、エンジン回転の落ち込みを抑制するローRPMアシスト機能など、街中での走りを快適にするための工夫がなされています。

ボディはあくまでも小型・軽量で、レースで培われた高いブレーキ性能と軽快なハンドリングには目を見張るものがあるでしょう。

  • 商品名:スズキ GSX-S1000 ABS
  • 価格:113万1840円(税込)
  • 公式HP:商品ページ

カスタムバイク顔負けのデザイン ヤマハ MT10

『MT-10』はヤマハのMTシリーズの頂点とも言えるモデルです。『MT』とは、トルク&アジャイルを自由に操る楽しさを追求した新しいジャンルで、スーパースポーツの派生モデルではないことが強調されています。

エンジンは、水冷・直列4気筒・排気量997cm³で、フレームとリアアームは『YZF-R1』がベースです。骨格となる部品は剛性バランスがより重視されており、ライダーのどんなハンドリングにも適応します。

街中でも郊外でも、意のままに乗りこなせる操作性の高さと、そこから生み出される官能的な走りは、まさに『The king of MT』と呼ばれるのに相応しいでしょう。

  • 商品名:ヤマハ MT10
  • 価格:167万4000円(税込)
  • 公式HP:商品ページ

自分好みのネイキッドバイクを探してみよう

ネイキッドバイクは、メーカーごとにさまざまなモデルがあり、改良が加えられた最新版も続々と登場しています。カタログを見ながら、自分好みの1台を探してみましょう。

また、オートバイで自分らしさや強さを表現したい人は、ストリートファイター系を選んでみるのもおすすめです。1台ごとに表情が異なるので見ているだけでもワクワクするでしょう。

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