梅酒が健康にいいって本当?梅酒をおいしく飲んで疲れ知らず

2019.04.18

お酒が好きな人の中には、生活習慣病を気にしてお酒を控えている、または控えなければと悩んでいる人も多いでしょう。しかし、適度な飲酒であれば死亡率が低くなるという研究結果があります。中でも梅酒は様々な効能があるようです。

梅酒が健康にいい理由とは?

梅酒が健康にいい理由は、含まれている栄養を知ることでわかります。梅酒は人間の生活に欠かせない栄養をたくさん含んでいます。

梅酒に含まれているクエン酸がすごい

クエン酸は酸っぱい食べ物に含まれており、梅以外にもレモンやグレープフルーツなどが代表的です。このクエン酸ですが、様々な効能があるのをご存知でしょうか?

  • 疲労物質である乳酸を分解する=疲労回復
  • クエン酸サイクルを正常化させ乳酸を溜まりづらくする=疲れが溜まりにくい体に
  • ミネラルの吸収を助ける=健康な骨や歯、筋肉などを作る
  • 血小板が集まりすぎるのを防止する=血液サラサラに

たくさんの効果があるクエン酸が含まれているだけでも飲む価値がありそうな梅酒ですが、その他にも魅力的な栄養がたくさん含まれています。

クエン酸以外にも栄養がたくさんの梅酒

クエン酸についてクローズアップしましたが、梅酒にはその他にも健康にいい栄養素が豊富に含まれています。それぞれ簡単に見ていきましょう。

ビタミン

他の栄養素の働きを助ける作用を持つ。不足すると口内炎や貧血、脂漏性皮膚炎などの欠乏症を引き起こす。体内では生成できないので食物で補う必要がある。

ミネラル

骨や筋肉などの体の組織の維持に必要。梅酒にはカリウム、マグネシウム、カルシウム、クロムなどが含まれる。不足すると骨粗しょう症や貧血、筋力低下などを引き起こす。ビタミン同様に体内では生成できないので食物で補う必要がある。

ピクリン酸

肝臓や腸の働きを活発化させる。それによって便通の改善や脂肪の消化などに効果的。

バニリン

脂肪細胞を刺激することで燃焼する。

梅酒には体に欠かせない様々な栄養が含まれていることがわかりました。さて、せっかくならこの梅酒をより健康的に飲みたいことでしょう。そこで、より効果が期待できる飲み方をご紹介します。

梅酒を健康的に飲むには?

梅酒の様々な効果を知り梅酒が飲みたくなってきたところですが、その前に覚えていただきたいことがあります。健康にいい梅酒ですが間違った飲み方をすると逆効果になる恐れもあるのです。

飲む量に注意しよう

たくさんの栄養が含まれているとご紹介しましたが、何事も摂取しすぎは健康に悪影響があります。また、梅酒はお酒なので、もちろんアルコールを含みます。1日のアルコールの適正量は厚生労働省が発表しています。

厚生労働省は「健康日本21」の中で「節度ある適度な飲酒」を以下のように定義しています。このガイドラインは数値を明確に示した点では画期的といえるものです。

「通常のアルコール代謝能を有する日本人においては、節度ある適度な飲酒として、1日平均純アルコールで20g程度である。」

(出典:飲酒のガイドライン|e-ヘルスネット)

また、一般に女性や高齢者は男性に比べてアルコール分解速度が遅いことがわかっています。よって、自分がアルコールが得意かどうかなどからの判断も必要ですが、男性の1/2~2/3程度(純アルコールで5~15g)が適当と考えられています。

この適正量を守るには梅酒がどのくらいの純アルコール量かを知る必要があります。

梅酒13% 1合(180ml)=純アルコール量19g

(参照:酒類のドリンク換算表|久里浜医療センター)

梅酒15% 1合(180ml)=純アルコール量22g

(参照:アルコール換算表|厚生労働省)

梅酒のアルコール度数によっても変わりますので、上記を参考に適量に調整してみてください。

 

寝る前に飲むのがいい?

寝る前はその日の疲れが溜まっている状態です。そこで疲労回復の効果が期待できる梅酒を飲むとぐっすり眠れそうです。実際に、寝酒をするといつもよりスムーズに眠れるという人もいるでしょう。

しかし、梅酒に限らず寝酒はおすすめしません。

アルコールは、入眠を一時的には促進しますが、中途覚醒が増えて睡眠が浅くなり、熟睡感が得られなくなります。

(出典:健康づくりのための睡眠指針2014|厚生労働省)

寝つきがよくなっても睡眠の質が下がってしまっては効果が無いどころか悪影響になってしまいます。

しかも、毎日飲んでいると徐々にアルコールに耐性ができ、たくさん飲まないと寝つきに対する効果が薄れ、結果的にアルコール依存症になる恐れも否定できません。

お酒を飲むのは就寝の4時間前までに済ませておいたほうがよいでしょう。できれば飲酒から就寝までは6時間くらい開けたほうが無難です

(出典:睡眠を妨げないために、お酒は寝る何時間前までに飲む?|まなナビ)

就寝の4時間前までに済ませるのが睡眠を妨げない飲み方とのことです。夕食時や夕食後ほっと一息つくときに飲むと良いでしょう。

健康効果を高める梅酒の飲み方

色々な飲み方ができる梅酒ですが、どうせならより健康的に飲める方法が良いでしょう。美味しく飲めるのが1番ですが、迷ったら参考にしてください。

体ぽかぽか。梅酒のお湯割り

体が冷えると様々な不調を引き起こしてしまいます。お湯割りにすると体を温めながら飲むことができるので、健康にも良いでしょう。また、ほのかな香りや味にほっとします。

ホットでもアイスでも。梅酒のお茶割り

緑茶や紅茶などのお茶で割るのもおすすめです。お茶には抗酸化作用や脂肪の吸収を抑える作用を持つカテキンが含まれているので、より健康的に飲むことができます。

お湯割りと同様に体を温めたいならホットがおすすめですが、スッキリ飲みたい人にはアイスもいいでしょう。

ロックでゆっくり味わう

ロックは梅酒本来の味と香りが楽しめる飲み方です。香りによるリラックス効果も高く、少量でも満足度は高いでしょう。量に対してアルコール度数は必然的に高くなるので、ゆっくり飲んでください。

ちょっぴり変わった健康梅酒レシピ

定番の飲み方に飽きてきたらアレンジしてみましょう。スイーツのレシピもありますので、大人なデザートを楽しみたいときにもおすすめです。

梅酒のヨーグルト割

腸内環境を整えるためにヨーグルトを食べる、または飲む人も多いでしょう。梅酒と一緒にすることでより健康的なドリンクが出来上がります。

材料

  • 完熟梅酒…60ml
  • 飲むヨーグルト…60ml
  • ミントの葉…少々

作り方

  1. グラスに氷を入れる。
  2. 完熟梅酒と飲むヨーグルトを1:1になるようにグラスに注ぐ。
  3. 軽くまぜ合わせて出来上がり。※ミントの葉を飾ると、さわやかな香りで いっそうおいしくいただけます。

(出典:梅酒のラッシー|サントリー)

梅酒のゼリー

爽やかな酸味と甘味の梅酒はゼリーを作るのに最適です。このレシピはりんごジュースも使うのでよりフルーティーな香りと味が楽しめます。

材料

  • 板ゼラチン…8g
  • 水…100ml
  • グラニュー糖…25g
  • 100%アップルジュース…100ml
  • 梅酒…180ml

作り方

    1. 板ゼラチンを冷水に入れふやかします。
    2. 水とグラニュー糖を合わせ、50℃程に温め、水気をきった板ゼラチンを加えて溶かします。※ゼラチン液は沸騰させてしまうと固まりにくくなりますのでご注意ください。アップルジュースと梅酒を加えて容器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めます。
    3. ※ゼリー液を流す容器はグラスやコップのほか、バットに流して容器に盛ることもできます。

ポイント

お好みで梅の実を入れて固めても結構です。

(出典:梅酒のおいしい飲み方・楽しみ方|オエノングループ)

梅酒をアイスに

健康に良い梅酒で作ったアイスならダイエット中も罪悪感が少ないでしょう。アイスに梅酒をスプーン1杯程度かけて食べるのも良いですが、今回はアイスクリームメーカーを使ったアイスのレシピをご紹介します。

材料

  • 卵黄(M)…3個分
  • グラニュー糖…35g
  • 牛乳…250ml
  • プルーン(セミドライ)…80g
  • 白鶴 梅酒原酒…80ml

準備

アイスクリームメーカーの保冷ポットを冷凍庫であらかじめ18時間以上冷やしておく。

作り方

  1. ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れ、泡立て器でグラニュー糖がなじむまですり混ぜる。
  2. 鍋に牛乳を入れて火にかけ、鍋の縁がフツフツとしてきたら(1)に加え、泡立て器でグラニュー糖のザラザラ感がなくなるまで混ぜて鍋に戻し入れる。
  3. (2)を弱めの中火にかけ、木べらで混ぜながら温める。時々混ぜる手を止めて様子を見て、鍋の縁がフツッとしたら、すぐに火から下ろしてボウルに移す。
  4. 氷水を(3)のボウルの底に当ててよく冷やし、種を取って適当な大きさに切ったプルーン、梅酒とともにミキサー、またはハンディフードプロセッサーにかけて、しっかりと攪拌する。※プルーンは乾燥具合により、量を調節する。
  5. アイスクリームメーカーのスイッチを入れて(4)を注ぎ、できあがりを待つ(約20分)。できあがったアイスクリームを保存用の容器に移し、約1時間冷凍庫に入れて味を落ち着かせる。

(出典:アイスクリームメーカーで作る大人のデザートレシピ|白鶴酒造)

適量の梅酒で健やかな日々を

梅酒は美味しいだけでなく、健康効果のあるお酒ということがわかりました。飲む量や飲むタイミングなどいくつか留意が必要ですが、適量の梅酒はストレスを軽減し健康的な体作りの手助けをしてくれるようです。自分好みのアレンジを加えながら梅酒ライフをぜひ楽しんでください。

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