ワインエキスパートでスペシャリストを目指す。勉強のコツも解説

2019.04.18

最近は趣味の領域での造詣を深めるために資格取得をされる方が増えているようです。本稿でご紹介するのは、ワイン好きの方におすすめの資格「ワインエキスパート」についてです。勉強方法やコツについて解説していきます。スペシャリストを目指して学んでみましょう。

ワインエキスパートとは?

ソムリエと同様の知識を必要とされる資格

ワインエキスパートとは、社団法人日本ソムリエ協会が認定する資格のこと。簡単に言うと、ソムリエと同様に、ワインをはじめとする酒類や飲料、食全般に関する知識を必要とされる資格なのです。

20歳を超える人であれば誰でも受験することができ、近年人気を集めている資格になります。

受験方法と費用はどれくらいかかる?

のちほど詳しくご紹介しますが、ワインエキスパートの受験方法には、第一次試験から受験するパターンと第二試験から受験するパターンがあり、受験費用はソムリエ協会会員と一般とでそれぞれ異なっています。

  • 第一次試験から受験:ソムリエ協会会員17210円、一般は25440円
  • 第二次試験から受験:ソムリエ協会会員であれば6520円、一般は12690円

願書は、WEBから出願することができ、出願受付期間は2019年3月1日(金)10時~6月28日(金)18時までです。

ワインエキスパートの内容

次に、ワインエキスパートの受験内容をみていきましょう。

一次試験は筆記試験

まずは一次試験の内容からご説明します。一次試験の内容は筆記試験です。試験時間は70分で問題数は130問。そのうち85問の正解が合格ラインです。

一次試験は、全国47都道府県内に指定された約200会場で受験ができます。一次試験の開催日時は、2019年7月20日(土)~8月30日(金)の間。自分が受験したい日時を予約をして受験します。

二次試験は実務試験

続いて二次試験。二次試験の内容は実務試験です。この実務試験とはテイスティングのことで、一次試験と比べるとかなり難易度が上がります。

二次試験は、札幌、仙台、東京、大阪、福岡、那覇など全国約16ヵ所で受験ができます。二次試験の開催日時は、2019年10月9日(水)。試験時間は50分間です。

ワインエキスパートの難易度

では、ワインエキスパートの受験をするにあたり難易度はどのくらいなのでしょうか。ソムリエ資格と比べてみました。

ソムリエに次ぐ狭き門

ワインエキスパートは、実はソムリエに次ぐ狭き門。過去5年間の二次試験合格率を見てみると、ソムリエの2次試験合格率は81%であるのに対し、ワインエキスパートは71%という結果が出ていました。

これは、受験者のレベルの問題もあるかもしれません(ソムリエ試験を受ける人の方がテイスティング能力が高い等)が、すくなくともワインエキスパートが単なるソムリエの下位互換ではないことがわかります。

現在では、ソムリエ資格よりもワインエキスパートの方が難しくなっているという話も聞きます。何はともあれ、合格するには「勉強するのみ」といった感じです。

ワインエキスパートの勉強のポイント6選

では、どのようにワインエキスパートの勉強を行えばよいのでしょうか。ここからは、独学でも合格することができるように、勉強法とコツについてご紹介していきたいと思います。

1.テキストの要点をノートにまとめる

まず最初の勉強法は、テキストの要点をノートにまとめること。テキストには、実に沢山の情報が記載されていますが、テキスト全てを丸暗記するのはとてつもない時間がかかり、試験には必要のないことも覚えてることになります。

その分要点のみをノートにまとめておけば、必要な部分だけを覚えることができるとともに時間にも余裕ができるはず。余裕ができた時間を次の情報集めへと使うこともできます。

2.問題集は何回も解く

続いての勉強法は、問題集を何回も解くということ。独学でワインエキスパートを勉強している多くの方がこの方法を実践し、合格しています。

一次試験で出される問題を解くことで、過去にどのような問題が出題されたり、どんな問題が多く出されているのかが分かります。また、何度も解くことで自然と知識が定着し、見たことのある問題に遭遇する可能性も高くなります。

ワインエキスパートを受験した方の中には、テキストよりも問題集を解いた方が試験にはベストという人も多いほど。是非、過去問を含む問題集は一度解いただけで満足せず、みっちりと読み込んでみてください。

3.電車などの移動中も勉強する

ワインエキスパートを受験する人は20歳以上の方限定。そのため、お仕事をしながら受験勉強を行う人も多いため、勉強時間に当てる時間も限られてくるはずです。

そんな人は、電車やバスなどの移動中にも進んで勉強をしましょう。例え短い時間でも問題を一問解いたり、何かしら覚えることができます。小さな積み重ねはやがて大きな力になるはず。空いた時間を無駄にすることなく、ワインエキスパート合格へ向けて頑張りましょう。

4.ワイン会などのイベントに参加する

続いての勉強法は、ワイン会などのイベントに参加すること。

自分で色々なワインを購入してテイスティングするにはお金がかかりますし、数も限られます。そこで利用するのがワイン会。ワイン会では、様々な種類のワインをテイスティングすることができ、ワインエキスパートを受験する人にとってはピッタリな場所です。

また、他の参加者との情報交換ができるのも大きなメリットで、運が良ければワインエキスパートの先輩からアドバイスをもらえるかもしれません。ワイン会の情報を手に入れたら、是非、訪れてみましょう。

5.ティスティングした際は、きちんとメモを取る

続いての勉強法は、テイスティングをした際は、きちんとメモを取るということ。

ワインは、産地によって香りも味も微妙に違います。また種類も多いため、一度飲んだワインの味や香りを忘れるわけにはいきません。ですので、テイスティングをした際は、一つ一つメモに取ることで、飲んだワインの味や香りを忘れないようにします。

ワインエキスパートは、二次試験のテイスティングが最も難しいと上記でご紹介しました。数あるワインの中からどのワインが出されるか分かりません。より多くの種類のワインをテイスティングし、メモにしておくことで記憶を褪せさせないようにしましょう。

6.日常生活の味や匂いに気を付ける

続いての勉強法は、日常生活の中でも味や匂いに気を付けることです。

ワインは、味と香りを楽しむもの。そのため、舌や鼻が鈍ってしまっては、ワイン本来の味と香りを判別できなくなります。味や香りを判断できなくなってしまっては、ワインエキスパートの試験に合格するには難しいのはいうまでもありません。

日常生活の中でも、香りのきついものや味の濃いものなどがあふれていますが、ワインエキスパートになるためには、そういった味や香りにも注意することで「自分の舌を鍛える」ことが必要なのです。

ワインエキスパートを目指してみよう

ワインエキスパートは難易度の高い資格ですが、ワインへの造詣が深まるためワイン好きにはおすすめの資格です。ぜひワインエキスパートを目指して、勉強をしてみてください。

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