『ジン』を味わい尽くす。ジンの選び方と日本でも手に入る厳選6銘柄

2020.07.23

世界4大スピリッツと呼ばれ、ストレートはもちろん、様々なカクテルベースとして愛用されているジン。そんなジンのおすすめの銘柄、また自宅でも簡単にできるカクテルのレシピを紹介していきます。毎晩の晩酌のお供にいかがでしょうか?

ジンの特徴と選び方

ジンは市販のものだけでも多くの種類があり、どれを選べばいいか迷ってしまうことも。ジンの特徴やどのような選び方があるかを紹介します。

ジンとは?

ジンとは元々は1550年代、オランダで薬用酒として研究、開発されました。大麦やジャガイモといった穀類が原料となっており、ボタニカル(ハーブ、果皮、スパイス等)で蒸留することで香り高いお酒となっています。材料であるジュニパーベリーが訛り、短縮されて「ジン」と呼ばれるようになりました。

アルコール度数は40度以下のものから50度以上のものまで様々。風味を楽しむためのストレートやロックはもちろん、カクテルベースとしても人気があります。

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ジンのおすすめの選び方

一言でジンといっても味や香りは様々で、下記の4種類に大別されます。

  • ドライ・ジン・・・現在主流となっているジン
  • ジュネヴァ・・・昔ながらの作り方で製造されているジン
  • シュタインヘーガー・・・ドイツ発祥。ジュニパーベリーを生で使用している
  • オールド・トム・ジン・・・ドライ・ジンとほぼ同じ製造工程で、最後に砂糖を加える

使用されるボタニカル、製法などでも変わるため、どのような特徴があるか紹介します。

ボタニカルで選ぶ

通常のジンは5~10種類ほどがボタニカルとして使用されていますが、その数が多ければ多いほど複雑で深みのある味になります。数の他、組み合わせや1つ1つの使用量でも味が変わります。

製法で選ぶ

ジンの製造工程は、蒸留と香りづけの2工程に大別されます。蒸留はその回数や機械によっても味が変わり、香りづけの方法はメーカーや商品によって様々です。メーカーHPを見れば詳しく製法が載っているいる場合もあります。

銘柄で選ぶ

販売されている銘柄で選ぶというのがもっとも一般的な方法でしょう。色々試してみて自分の好みの味が見つかったら、そこからボタニカルを、公開されていれば製法を確認し、同じようなジンを見つけていくのがおすすめです。

ジン初心者におすすめ。安くて美味しい定番銘柄

ここからはジンに興味があるけれど、どんなものを飲めばいいか分からない、という方のために価格を抑え、なおかつジンの特徴を引き出している定番の銘柄を紹介します。

ウィルキンソン ジン(ウィルキンソン)

ウィルキンソン・ジンは、アサヒビール株式会社が販売しているドライ・ジンです。10種類のボタニカルを使用しており、やわらかい香りと飲みくちが特徴です。

アルコール度数は37度と47.5度の2種類が販売されており、容量も300ml~1800mlと用途、飲む頻度に合わせて選ぶことができます。

  • 商品名:ウィルキンソン ジン 37度 720ml
  • 参考価格:1430円
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ギルビージン(ギルビー)

ギルビージンは、日本ではキリンビール株式会社が販売しているドライ・ジンです。大元はW&Aギルビー社が開発、製造していました。「ギルビー家秘伝のレシピ」と呼ばれる12種類ものボタニカル仕様による、柑橘系の香りが特徴です。

アルコール度数は37.5度と47.5度の2種類が販売されており、オープン価格で販売されています。

  • 商品名:ギルビージン 37.5度 [ ジン 750ml ]
  • 参考価格:1007円
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ゴードン ロンドン ドライジン(ゴードン)

ゴードン ロンドン ドライ・ジンは日本ではキリンビール株式会社が販売しているドライ・ジンです。歴史が古く、18世紀にロンドンで誕生しました。「世界で1番売れているジン」と呼ばれており、高品質のジュニパーベリーを使用。バランスの良い香りとすっきりとした飲みくちが特徴です。

アルコール度数は37.5度、40度、43度の3種類が販売されており、洋画などでよく見る200mlの持ち運びサイズも販売されています。

  • 商品名:ゴードン ロンドン ドライジン
  • 参考価格:1,509円
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ジン上級者におすすめしたい病みつきになる銘柄

ジンが好きでよく飲む方のために、さらにこだわりを持って作られたおすすめの銘柄を紹介します。

ボンベイ・サファイア(ボンベイ)

ボンベイ・サファイアはバカルディジャパン株式会社が販売しているドライ・ジンです。世界各国から厳選して集めた10種類のボタニカルを使用し、アルコールを蒸留後、その蒸気にボタニカルを透過させる「ヴェーパー・インフュージョン」という製法を用いています。独特の深く華やかな香りと味が特徴です。

アルコール度数は47度で販売されており、50mlからと少量の販売がされています。

  • 商品名:ボンベイ・サファイア
  • 参考価格:2,014円
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タンカレー No.10(タンカレー)

タンカレーは日本ではキリンビール株式会社が販売しているドライ・ジンです。歴史が古く、19世紀にロンドンで「今までない高品質のジンを作る」という理念のもと作られました。その製法やレシピは門外不出とされており、世界で6人しか知らないと言われています。4回もの蒸留を行い深い香りと繊細な味を引き出しています。さらにフレッシュさを加える為に生のフルーツを使用しているのも特徴です。

アルコール度数は47.3度で販売されています。

  • 商品名:タンカレー ロンドン ドライジン
  • 参考価格:1,870円
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ドライジン(モンキー 47 )

モンキー47は、ペルノ・リカール・ジャパン株式会社が販売しているドライ・ジンです。2008年に誕生した新しい銘柄で、名前の通り47種類ものボタニカルを使用。それによるバランスのとれた複雑で深い香り、個性豊かな味が特徴です。

アルコール度数はもまた名前の通り47度で販売されています。

  • 商品名:モンキー 47 スロー・ジン [ リキュール 500ml ]
  • 参考価格:5539円
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晩酌が楽しみになるジンのおすすめの飲み方

ストレートはもちろんですが、様々なカクテルを楽しめるのもジンの特徴です。自宅でも簡単に作れる、ジンを使ったカクテルを紹介します。

不動の人気ジントニック

ジンを使ったカクテルの中でもポピュラーなものがジントニックです。ジンとトニックウォーターで作るシンプルなもので、アルコール度数は5度前後とかなり軽め。爽やかな香りとさっぱりとした味、ほのかに残るほろ苦さが特徴のビターなカクテルです。レシピは下記の通りです。

  1. ライムを切ってグラスに絞り、氷をいっぱいに入れる
  2. ジンをお好みの量グラスに入れる
  3. 氷を狙ってトニックウォーターを注ぎ、ゆっくりとステアする

シンプルな材料、レシピだからこそ材料に気を配る、グラスを冷やしておくといった少しの方法で味わいがぐんと変わるカクテルです。

簡単に作れるオレンジブロッサム

ジンとオレンジジュースで作られるオレンジブロッサム。元々は禁酒法が成立していたアメリカで生み出されました。ジンは柑橘系との相性がよく、爽やかな風味とジンの独特の風味がマッチします。アルコール度数は25度前後とやや高めながら、甘い飲みくちが特徴です。レシピは以下の通りです。

  1. オレンジジュース、ジンをシェイカーに入れる
  2. シェイクし、グラスに注ぐ

基本的にはショートスタイルで提供されることが多いですが、グラスに氷を入れたロングスタイルもおすすめです。

刺激的な味わいジンフィズ

「フィズ」というのは、お酒、シロップ、レモン果汁をソーダで割ったものを言います。名前の由来は炭酸の「シュッ」というはじける音からつけられました。この場合はジンを用いたため、「ジンフィズ」と呼ばれます。アルコール度数は10度前後と低め。ソーダと柑橘系の果汁により、甘味がありながらも爽やかで辛口な飲みくちが特徴です。レシピは以下の通りです。

  1. ジン、シロップ、レモン果汁をシェイカーに入れる
  2. シェイクし、グラスに注ぐ
  3. グラスにソーダを入れ、軽くステアする

基本的にロングスタイルで提供されることが多く、ゆっくりと楽しめるカクテルです。

今夜はお気に入りのジンで晩酌しよう

ジンは、海外を中心に数多くの銘柄が存在します。身近なスーパーなどでは取り扱っていない絶品ジンが数多く販売されており、長きにわたり世界中から絶大な人気を誇っているのが最大の特徴と言えるでしょう。飲み方も多くのレパートリーがあるので、毎日飲んでも飽きがきません。自分の中の最高のジンに出会えるといいですね。

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