バーに男一人で行くには?紳士的マナーや楽しみ方をご紹介

2018.07.31

バーで格好良く一人で飲めるのがスマートな大人の男性です。あなたはその準備ができていますか?バーではどのように振る舞うのが洗練されたマナーなのでしょうか。大人の男としてのオーダーの仕方や楽しみ方を紹介します。

バーで男の一人飲みを始めよう

バーには独特の雰囲気があり、敷居が高いと思われるかもしれません。ですが、最初は緊張しながら訪れたとしても、自分と相性のよいバーに出会えれば、何物にも代えがたい素敵な時間を過ごせるようになります。

雰囲気のあるバーの止まり木で一人ゆったりとお酒を嗜んだり、リラックスしながらバーテンダーや常連客と会話を交わしたり…仕事を終え、自宅に帰る前に自分だけの至福のバータイムを過ごしませんか?

美味しいお酒を一人でじっくり愉しめる

美味しいお酒をゆったりと楽しむのがバーの醍醐味です。

まず、バーの扉を開けて店に入ります。勝手に好きな場所には着席しない事が、最初のマナーです。そのバーの常連で専用の席が決まっているような場合を除き、バーテンダーの案内を待ちましょう。

バーテンダーは、そのバーを取り仕切る支配人やコンセルジュのような存在です。彼らは多種類のおいしいカクテルを作れるだけでなく、接客のプロでもあります。お客の相性などに気を遣って席を見立ててくれます。

一人の場合はたいていカウンターの席に案内されるでしょう。場所が決まったらさっと静かに腰を下ろしてオーダーし、最初の1杯を待ちます。ゆっくりと至福の時がやって来ます。

様々な業種の人と会話できる機会に

バーカウンターで隣り合って、見知らぬ人と話を始める機会が多いのも、一人でバーを訪れる魅力です。何気ない会話から仕事のヒントをもらったり、意気投合して友人同士になったりすることも珍しくありません。

また、地元のバーでなら、知らなかったローカル情報を得られることもあります。新しく引っ越してきた場合などには大変、有益です。

しかし、バーで出会う人々はあくまでも見知らぬ他人同士です。マナーをわきまえて失礼のないように、大人の対応を心がけてください。

女性との出会いのチャンスも?

一人で訪れるバーには出会いの機会が溢れています。地元にある個人経営のバーなどには、女性が一人で立ち寄ることもあります。仕事帰りに軽く食事をして1杯飲んで帰るパターンや、休日前に純粋にお酒を楽しみに立ち寄ることもあります。

アルコールが入ることで普段よりリラックスしている状態なので、会話の糸口を掴んで、思い切って声をかけてみるのもいいかもしれません。

もっとも、バーを訪れるのは、そこで過ごす時間を楽しみたい人たちです。女性との出会いだけを求めて行ってしまうと、廻りから煙たがられてしまうかもしれません。『縁があれば』くらいの気持ちを持ちつつ、バーでの時間を楽しんでください。

バーでのマナー

バーでお酒を嗜むということは、洗練された時間を楽しむことでもあります。その空気感を極上なものとして味わうには、バーでのマナーを守ることが欠かせません。

まず、気をつけたいのがお酒の飲み方です。勿論、好きなお酒を頼めばよいのですが、1杯飲むのにあまり時間をかけ過ぎないようにしましょう。また、会計後の去り際のタイミングにもマナーがあります。

どのようなマナーがあるのか、詳しく見ていきます。

時間をかけすぎず美味しく飲むこと

バーテンダーは心をこめて真剣に、1番おいしくいただけるタイミングでお酒を提供してくれます。そのおいしさを逃さないように、1杯のグラスを『飲み切る適当な時間が存在』します。

カクテルの場合は、氷を使わない『ショートカクテルであれば、10分~15分以内』に、『ロングカクテルであれば20~30分以内』に飲み終わるのが最適と言われています。

何も時計で測る必要はありません。マティーニやギブソンなどのショートカクテルは『冷たく感じているうちに飲み切り』、ロングの場合は『氷が溶け切らないうちに飲み終わる』ようにすればいいのです。

他のお酒類に関しても、1番おいしく飲めるタイミングを目安にしましょう。

会計後はスマートに退店

バーでは基本的には1杯ずつオーダーをするので、お客がこれで最後と決めるまでは会計が確定しません。

会計をしたい時は、座ったままバーテンダーに合図を送ります。バーテンダーの手がすきそうなタイミングを狙って「お会計お願いします」「お勘定お願いします」「チェックお願いします」などと声をかけてください。

会計を済ませたら「ごちそうさま」「おやすみなさい」などとひと言伝えてから退店します。会計した後には『お店に居座ることのないよう』に大人の振舞いを心がけましょう。

バーの予算は?

バーに行くのにどのくらいのお金を準備していけばよいのか、迷う人もいるでしょう。

『オーセンティックバー』と呼ばれる本格派の高級バーや、一部の『ショット・バー』(オーセンティックバーよりややカジュアル感が強いバー)では飲食代以外にチャージ料やサービス料金が発生することがあります。

チャージ料とは席代のようなもので、店ごとに一定金額で決まっています。これは店のサービスの質を保障するもので場所代のようなものです。

高級なバーでは飲み物以外の、きめ細かなサービスや美しい食器類、こだわり抜いたインテリアなど、相応の「場」を提供している経費分だと考えられます。

チャージ料とお酒の値段の目安

『チャージ料』はバーによってさまざまですが、店のドリンク1杯分くらい(『500~2,000円』)の料金に設定されています。チャージ料金の他、全支払額の約10~20%の『サービス料金』がかかる場合もあります。

ただし、高級バーになるとチャージ料だけで1万円以上する店もありますので、注意が必要です。不安なようであれば着席前にチャージ料は確認しておいた方がよいでしょう。

一般的なバーであれば、1万円程度あれば余裕を持って楽しむことが可能です。

ショットバーは1杯の値段が高め?

ショットバーは飲み物1杯からオーダーができるバーのことです。お酒1杯のお値段の目安は約800~1,000円程度です。また、オーセンティックバーはフォーマルな分、金額は少々高めに設定されています。

これが高いかどうかは人それぞれの価値観や懐事情によって異なりますが、バーで過ごす有意義な時間の代金を込みと考えれば、不釣り合いに価格が高いというわけではありません。

価格はお店によってピンキリなので、背伸びはせずに自分にあったお店を見つけた方が快適な時間を過ごせるはずです。

1杯目の頼み方

飲食店などでは、その日に入荷した新鮮な食材や旬の食べ物があるので、おまかせといってオーダーすることはよくありますが、バーを初めて訪れた方がおまかせでオーダーをすることは基本的にありません。

お酒には様々な種類があり、人によって好みがまったく違うからです。おまかせでお酒を作ってもらうためにはバーテンダーがあなたの好みを把握する必要があります。

最初の1杯は、普段飲んでいるお酒でよいので自分でお酒をオーダーしましょう。

バーテンダーと相談しよう

最初のオーダーがどうしても決まらない場合は、バーテンダーに相談してみましょう。大抵のお店であれば、気軽に相談に乗ってくれます。

そして銘柄やお酒の名前がわからなくても、好みの味を伝えましょう。味の好み(甘い、甘くないなど)や普段よく飲むお酒などを伝えるとよいでしょう。

お酒の強さで決める

アルコールの強さも重要な点です。アルコールに強いか弱いか、またその日の体調なども考え合わせてオーダーします。最初の1杯は、身体にアルコールを馴染ませるためにも『氷が入ったロングカクテル』がおすすめです。

普通程度の強さがお好きなら『ジン・トニック(ジン&トニックウォーター)やハイボール(ウイスキー&炭酸)』などをおすすめします。よく使うお酒類であり、価格的にも安心です。このようなお酒はスタンダードですので味に大きな失敗はありません。

少し、弱めのものが良いのでしたら『スプモーニ(カンパリ・グレープフルーツ・トニックウォーター)』などのロングカクテルや『ビール』を頼むのもOKです。

一人で行くバーの楽しみ方

一人でバーに行くと自分のペースでお酒を楽しめます。お酒をゆったりと飲んで、のんびりとした時間を過ごすからこそ、感じたり見えたりしてくる事もあります。

連れがいない分、かかっている音楽に耳が行ったり、バックバーの酒類のボトルを見て楽しんだりもできます。そのバーのこだわりの雰囲気や空気感を楽しみましょう。

バーテンダーとの会話を楽しむ

一人でカウンターに座ったら、バーテンダーとの会話を楽しむこともバーでの楽しみ方の1つです。よりゆっくりと会話をしたい時は、開店直後の店が混み合っていない時間を狙っていくのがおすすめです。

またマナーとして、バーテンダーを独り占めするのはいけません。彼らは何気なく、店全体がどういう状態なのかを常にチェックをして気配りをしています。あくまで仕事の邪魔にはならないよう心がけましょう。

バーテンダーと会話していると隣から話題に参加し始めて、見知らぬ人との会話もスムーズにスタートができることもよくある事です。

読書の可否はお店の雰囲気で判断

バーへは読みたい本を持参してもよいでしょう。時々、バーにも本が置いてあることがあります。気になったらひと言断って、見せてもらっても構いません。

ただし、店内がかなり暗めのバーは本を読むのには適しません。また、自分の回りでお客やバーテンダーがなごやかに数人で話している時などは、読書をするより話に加わるか、和やかに微笑みながら話を聞く立場にするなど、回りの雰囲気や空気によって判断しましょう。

ホテルのバーなどではわりと本を読んでいる人を見かけることがあります。そういう場所では一人浮かずに読書をお酒と一緒に楽しめます。

東京の一人飲みしやすいおすすめのバー

星の数ほどあるバーですが、ここでは都内で一人飲みしやすく、雰囲気の異なるバーを3店ほど紹介します。

数寄屋橋サンボアは立ち寄りやすい路面店

新橋駅からも銀座方面からも近い『数寄屋橋サンボア』は、大正7年から続く『関西の老舗バー・サンボア』から暖簾分けした店です。

店内は『スタンディングのカウンターがメイン』です。長居するよりもさっと飲んで颯爽と去るというのがカッコいい飲み方です。内装は木材を使った重厚感はありますが敷居が高い感じはせず、自然体で飲みやすい雰囲気があります。

サンボアは『ハイボールが人気な店』です。オーナー・バーテンダーの気配りとお酒を作るテクニックはピカイチという評判です。

場所柄混み合うことがあります。バー初心者であれば、早めの時間に来店することをおすすめします。

  • 店名:数寄屋橋サンボア
  • 住所:東京都中央区銀座7-3-16東五ビル1F
  • 電話番号:03-3572-5466
  • 営業時間:【月~金】17:00~翌2:00【土・祝】16:00~23:00
  • 定休日:日曜

禁煙カクテルバーおおしか

来店は『一人限定』というユニークなバーです。待ち合わせ前に一人で飲んだり、仕事帰りに1杯だけ飲んだり、などという時に気兼ねなく入れます。

お酒を知り尽くした店主が『お洒落でおいしいカクテル』を作ってくれます。また、オリジナル・パスタなどの食事メニューも充実していると評判が高く、食事目当てで来店するお客もいるそうです。

店内はジャンルに関係なく世界中の音楽が流れ、Wi-Fi環境もOK、13席とこぢんまりしたバーです。

  • 店名:禁煙カクテルバーおおしか
  • 住所:東京都渋谷区道玄坂1-17-10 第2宝ビル4F
  • 電話番号:03-3461-4377
  • 営業時間:18:00~24:00
  • 定休日:無休
  • 公式HP 

池袋のオーセンティックバー LIBRE

『200以上のシングルモルト』を取り揃えたオーセンティックバー『LIBRE(リブレ)』はJR池袋駅西口から徒歩数分という好立地にあります。

新鮮な季節のフルーツを使ったカクテルのほか、チップをスモークさせた煙で風味付けしたもの、アロマディフューザーを用いた高い香りを楽しむものなど、他の店ではあまり見られない新技法のカクテルを味わうことも出来ます。

『キューバ産のシガー』なども置いているそうで、大人の男の時間が楽しめそうです。一人で来店するお客も多いとのことですので、気後れせずに訪れてみることをおすすめします。

  • 店名:Bar LIBRE
  • 住所:東京都豊島区西池袋3−25−8相馬屋ビルB1F
  • 電話番号:03-5956-6406
  • 営業時間:18:00~翌日2:00
  • 定休日:無休
  • 公式サイト

バーでの一人飲みは格好良く紳士的に

バーに一人で行くのは敷居が高そうと思われがちですが、バーならではのルールは実はさほど多くはありません。

周りへの配慮の心を持ち、人とちょうどいい距離感で会話するということを覚えておけば大丈夫です。格好良く紳士的な振る舞いを心がけましょう。

自分の隠れ家のような素敵なバーを見つけて、何物にも代え難い贅沢な時間を過ごせるようにお祈りいたします。

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