小説ランキング。最新の2018年版人気おすすめ小説を紹介

2019.04.11

読みきれないくらいに多くの小説が出版され、気になる作品を買ったは良いものの「積ん読」に仲間入りしてしまう…。そんな状況に陥っている方も少なくないのではないでしょうか。本当に面白い小説を知りたい、どれを読めば良いのかわからない、という初心者の方もいらっしゃるでしょう。

今回はジャンルごとに、本当に面白い小説を厳選しておすすめします。自分の気になるジャンルから好きな小説を探して、手にとってみてください。

ミステリー小説おすすめランキング

根強い人気のある「ミステリー」から、おすすめの3作品をランキング形式でご紹介します。

読み進めながら一緒に推理できるエンタメ性が人気のミステリーは、まだあまり小説を読んだことがない方にもおすすめできます。

3位。仮面山荘殺人事件

ミステリー界の金字塔である東野圭吾が執筆したミステリー小説。

8人の男女が集まっている山荘に、逃走中の強盗が侵入。警察への連絡手段も絶たれたなかで、彼ら彼女らは山荘からの脱出を試みる。

しかし脱出計画が全て失敗に終わり、強盗の存在への恐怖が高まったところで、8人のうち1人が殺される。

7人は初め、強盗の仕業だと考えますが、状況からみて強盗の犯行ではありません。疑心暗鬼に駆られる7人のパニックと、閉じ込められた山荘の謎に迫る本格ミステリー。

東野圭吾作品が好きな方も、未読の方も、ぜひ読んでみてください。

2位。葉桜の季節に君を想うということ

素人探偵である成瀬将虎の元に舞い込んだひとつの依頼。内容は悪質な霊感商法の調査という一風変わったものでした。

なんでもやってやろう屋を自称する成瀬が霊感商法の調査に携わる中で、かつて自殺を思いとどまらせた麻宮さくらとの出会いを果たし、物語は加速していきます。

軽いタッチで描かれる物語はなかなかどうして本格ミステリーとしての顔をさらに強く覗かせます。

読みやすく、没入できるおすすめの一冊です。夜に読み始めると眠るタイミングを失ってしまうので、気をつけてください。

1位。十角館の殺人

ミステリーの最高傑作との呼び声も高い「十角館の殺人」は、本格ミステリ作家クラブ事務局長を務めた綾辻行人のデビュー作。

1987年の発売以降重版を繰り返し、新装改訂版も出版されるほどの絶大な人気を誇っています。

ミステリー界隈ではこの小説の登場前と後を切り分けて「綾辻以降」という表現がなされるまでに大きな影響力を持っています。

角島と呼ばれる離島には十角形の形をした館、十角館が存在し、そこを訪れた大学サークルの7人が、1人、また1人と消えていきます。

ラストで明かされる驚愕の事実を知ったとき、もう一度記憶をなくして初めから読みたいと思うこと間違いなしです。

刊行以来、読者を魅了し続ける本格ミステリーの金字塔にあなたも触れてみませんか。

恋愛小説おすすめランキング

小説といえば恋愛小説も捨てがたいジャンルです。

心理描写を得意とする小説では、恋愛に揺れ動く甘く切ない心理を細かく描写できるため、読者もまるで同じ恋に落ちているかのような感覚を得ることができます。

3位。恋愛中毒

心を閉ざし、恋愛に否定的だった水無月のもとに、一人の青年が現れます。

創路と名乗るその男性は、小説家として生計を立てていました。恋愛感情をこえて依存してくる創路に惹かれてしまう水無月。好きになったがゆえに生まれてしまった苦しみを抱えて生きる彼女の姿に、共感せずにはいられません。

最近恋愛をしていないという方、絶賛恋愛中だという方にもおすすめしたい一冊です。

恋愛特有のむずむずした気持ちを、もう一度思い出してみませんか。

2位。いま、会いにゆきます

映画化もされ、大きな話題を読んだ人気作「いま、会いにゆきます」もおすすめの恋愛小説です。

一人息子を残して他界した最愛の妻、澪を忘れられない巧は、生前澪が残した言葉にひっかかりを覚えていました。

「1年たったら、雨の季節に又戻ってくるから」

この言葉通り、梅雨のある日に澪は2人の元に戻ってきました。記憶を全て無くした状態で。

再び始まった最愛の妻、母を加えた新生活は、ギクシャクしながらも次第にうまく回り始めます。しかし……。

第28回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞を受賞し一斉を風靡した感動のストーリーに没入しませんか。

1位。恋愛寫眞 もうひとつの物語

「いま、会いにゆきます」と同一の作者である市川拓司が執筆した恋愛小説。

写真家を志す大学生の主人公と、嘘ばかりつくミステリアスなヒロインの恋愛模様を描いた本作。

奥手な主人公がヒロインと打ち解けていく様子や、ヒロインが嘘ばかりつく理由など見どころが満載のボリューミーな一冊です。

感動のラストはさすが市川拓司と言わざるを得ません。

涙できる恋愛小説を探している方はぜひ、読んでみてください。

人気小説家の注目小説ランキング

小説家のなかでもとりわけ人気の高い3人の作者に注目して、おすすめの小説をご紹介します。

3位。湊かなえの告白

湊かなえの代表作である「告白」は、なんと湊かなえのデビュー作でありながら本屋大賞を受賞しています。

累計売上数は250万部を超え、そのクオリティを物語っています。

まず舞台設定が独特です。

自分が受け持つクラスの生徒に一人娘を殺された女教師の森口が、教師を辞職するところから物語は始まります。

狂気的で、どこか現実的な復讐劇に目が釘付けになります。

2位。村上春樹のノルウェイの森

現代純文学の金字塔である村上春樹の代表作「ノルウェイの森」、映画化も果たしています。

累計売上数は1000万部を超え「世界の中心で、愛をさけぶ」に超えられるまで日本の小説単行本の発行部数で1位の座についていました。

純文学はあまり読んだことがない、という方にも受け入れられやすい作品になっていますので、ぜひ手にとってみてください。

1位。東野圭吾の白夜行

大人気ミステリー作家、東野圭吾が送る至高のミステリー小説「白夜行」。

迷宮入りした殺人事件の遺族である桐原亮司と、容疑者の娘である西本雪穂。2人は全く別々の道を歩み、19年の月日が流れます。

見え隠れする事件の尻尾や散りばめられた伏線、巧妙な構成には息を呑むほかありません。

現代ミステリーの名作をぜひ読んでみてください。

最新のおすすめしたい文庫本を紹介

ここからはより最新の小説で、おすすめの文庫本を紹介します。

何かと話題にのぼる作品や、出版されたばかりの作品です。ぜひ手にとってみてください。

十二人の死にたい子どもたち

SF界の重鎮、冲方 丁が綴る本格長編ミステリー小説「十二人の死にたい子どもたち」。

安楽死をするために集まった12人の死にたい子どもたちが廃病院で集合すると、来るはずのなかった13人目の子供が既に地下で死体として発見され、事態は一変。

多数決をとりながら、自殺を敢行するか否か、少年少女は議論を深めていきます。

みかづき

教員免許を持たない吾郎は、無資格で子どもたちに勉強を教えていました。その教え子の母親である千明と仲良くなります。

吾郎は自分が無資格であることや、不遇な生い立ちに引け目を感じていました。そんな吾郎を誘い、千明は学習塾の設立を提案し、2人で小さな塾の経営を初めます。

昭和中期の動乱や教育ブームの盛衰をテーマに、人はどう生きるべきか、幸福に生きるために必要なものはなにか、を教えてくれる作品です。

人気作品の原作を読んで作品の世界に浸ろう

小説には様々なジャンルがあり、それぞれに特徴が異なります。 原作となる小説には、映画や漫画、ドラマでは表しきれない人間の細かな心理の機微が現れています。

ぜひ原作小説にふれて、より深く作品世界に没入してみませんか。

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