宝塚のトップスターは誰が決める?現在のトップスターや任期について

2019.04.12

見る人すべてを感動させる宝塚歌劇団。拠点は兵庫県宝塚市にあります。宝塚の歴史や伝統は、年代を超えてたくさんの方に愛されており、今なおトップクラスのエンターテイメント集団としてその名を君臨。例年多数の方が宝塚歌劇団に応募しますがその倍率は数十倍ともいわれています。今回は、そんな宝塚についてご紹介。宝塚の魅力をはじめ、現在の人気トップスターや誰がトップスターを決めるのかなど、宝塚の「今」を徹底解説。ぜひ、ご覧になり宝塚の世界に浸ってみましょう。

宝塚のトップスターとは

では、宝塚のトップスターとは一体何のか。ここでは、宝塚のスターシステム・トップスターの退団後、そして、宝塚の魅力についてご紹介します。

宝塚の魅力

まずは、宝塚の魅力からお話しします。宝塚歌劇団には、5つの組と専科があります。組は、花組・月組・宙組・星組・雪組。専科は、このどの組にも属しません。

花組は宝塚歌劇団1番目に創設された組です。ダンスが得意な役者が多数勢揃いしており「ダンスの花組」と呼ばれています。

月組は花組の同時に作られた組です。芝居力の高い役者が多数勢揃いしているため「芝居の月組」と言われています。

宙組は宝塚劇団の中でも一番新しい組。コーラスやアンサンブルの完成度が高く、迫力のある舞台が特徴で、身長が高くスタイル抜群の方が多いため「ビジュアルの宙組」と呼ばれています。

星組は、個性的な方が多いことから「コスチュームの星組」と呼ばれています。

雪組は、日本物の名作が多いため「日本物の雪組」と呼ばれています。それぞれ全く異なった組となっているため、雰囲気も迫力も違う、それが宝塚歌劇団の大きな魅力なのです。

宝塚のスター・システム

では、スターになるためのシステムはどのように決められているのでしょうか。

宝塚歌劇団の役者は「タカラジェンヌ」という愛称で知られていますが、入団して7年目までのタカラジェンヌは「新人」と呼ばれており、本公演中に一度、新人だけで本公演と同じ演目を上演する日があります。これを「新人公演」といい、この新人公演で主演に抜擢されると将来有望と言われて言われています。

また、バウホールなどの小劇場公演で主演を経験するとトップスターへのステップになるそうです。

トップスターの退団後

トップスターの退団後は、女優になられる方が多いです。宝塚で培ってきた演技力は、まさに本物。宝塚を退団して活躍している女優もたくさんいます。もちろん、結婚されて一般家庭に入る人もいれば、演技とは全く異なるお仕事をされている方も多くいます。

現在の宝塚人気トップスター

それではここで、現在の人気トップスターについてご紹介します。各組それぞれのとぷすたーの名前やプロフィール、出演作品をご紹介しますので、ぜひ、チェックしてみてください。

花組

まずは現在の花組人気トップスターの方からです。花組の現在のトップスターは「明日海りお」さん。明日海りおさんは、静岡県出身。身長は169センチで、「みりお」「さゆみし」という愛称で親しまれています。主な出演作品は「エリザベート-愛と死の輪舞-」「Ernest in Love」「邪馬台国の風/Santé!!〜最高級ワインをあなたに〜」「あかねさす紫の花/Santé!!~最高級ワインをあなたに~」「Delight Holiday」など多数。2019年2月~4月には「CASANOVA」に出演中です。また、6月には「恋スルARENA」、8月〜11月にはA Fairy Tale −青い薔薇の精−/シャルム!」に出演予定。実は8月〜11月の公演が明日海りおさんにとって最後の公演。退団後の予定はまだ決まっていないようですが、退団の日が来るまで、皆さんで応援しましょう。

月組

続いてご紹介するのは月組の現在のトップスターです。月組トップスターは「珠城りょう」さんです。珠城りょうさんは、愛知県出身の方。身長は172センチで、「りょう」「たまきち」という愛称で親しまれています。主な出演作品は「アーサー王伝説」「グランドホテル/カルーセル輪舞曲(ロンド)」「All for One~ダルタニアンと太陽王~」「エリザベート-愛と死の輪舞-」など多数。2019年3月~6月は「夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より-/クルンテープ 天使の都」に出演中です。また、7月~8月には、「ON THE TOWN」に出演予定です。

雪組

続いては雪組の現在のトップスターです。雪組のトップスターは「望海風斗」さん。望海風斗さんは、神奈川県出身の方。身長は169センチで、「だいもん」「ふうと」という愛称で親しまれています。主な出演作品は「琥珀色の雨に濡れて/“D”ramatic S!」「誠の群像-新選組流亡記-/SUPER VOYAGER!-希望の海へ-」「ファントム」など多数。また、2019年3月~4月は「20世紀号に乗って」に出演中です。5月~9月には「壬生義士伝/Music Revolution!」の出演が予定されています。

星組

続いては星組の現在のトップスターです。星組のトップスターは「紅 ゆずる」さん。紅 ゆずるさんは、大阪府出身の方。身長は173センチで、「さゆみ」「さゆちゃん」という愛称で親しまれています。主な出演作品は「THE SCARLET PIMPERNEL」「ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA」「ANOTHER WORLD/Killer Rouge」など多数。019年1月~3月は、「霧深きえるべのほとり/ESTRELLAS~星たち~」に出演中です。また、5月には「鎌足−夢のまほろば、大和し美し−」、7月~10月には、GOD OF STARS-食聖-/Eclair Brillant」に出演が予定されています。7月~10月の公演が紅 ゆずるさんにとって最後の公演です。抜けてしまうのは寂しいですが最後までその雄姿を見届けましょう。

宙組

続いてご紹介するのは宙組の現在のトップスターです。宙組のトップスターは「真風 涼帆」さんです。真風 涼帆さんは、熊本県出身の方。身長は175センチで、「ゆりか」「すずほ」という愛称で親しまれています。主な出演作品は「天は赤い河のほとり/シトラスの風-Sunrise-」「白鷺の城/異人たちのルネサンス」など多数。2019年2月~3月は、「黒い瞳/VIVA! FESTA! in HAKATA」に出演中です。また、4月~7月には「オーシャンズ11」に出演予定となっています。

宝塚のトップスターは誰が決めるの?

では、宝塚のトップスターは誰が決めているのでしょうか。ここで、その疑問についてご紹介します。

決定権は歌劇団プロデューサーにある

誰を宝塚のトップスターにするかの決定権はプロデューサーにあります。と言っても、演出家の先生方、理事長など管理職の方々が、トップスターにする生徒さんのスター性や人気、 実力、集客力などを踏まえて、話し合いで決めるそうです。

退団は本人からの申し出

では、宝塚を退団するのにはどうすれば良いのか。それは、本人の申し出です。退団する理由もそれぞれありますが、大体の方が、トップになって3年ほどで宝塚を去っているようです。

華やかな世界でもあり、厳しい世界であるということは間違いなくトップともなれば様々なプレッシャーもあるはずです。ですが、そんな苦難を乗り越え、私たちに夢を見させてくれる宝塚はやはり素晴らしいもの。トップなられた方を応援する期間は短いですが、これからの宝塚にも期待大です。

実力のある人だけがなれるトップスター

宝塚のトップスターは歌劇団のプロデューサーが、本人の実力を見ながら演出家や組長・副組長と相談して決めていきます。実力のある人だけがトップスターになれるので、ぜひ現在のトップスターが出演している公演でその素晴らしさを実感してほしいです。

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