わかりやすいプロレスのルール。ルールがよくわからない人必見

2019.04.14

近頃はテレビだけでなく、動画配信などでも見れるようになったため、最近プロレスにハマったという初心者の方も多いことでしょう。本記事ではプロレス初心者が意外と知らない、プロレスのルールについて解説します。

プロレスの試合形式

まずはプロレスの試合時間や対戦人数など、試合形式について触れてみましょう。

プロレスにはいろいろな試合形式などがありますので、一度に全部覚えているというよりは、こういったものがあるのかと、ぼんやり覚えておけば大丈夫です。

試合時間の種類

プロレスの試合形式は基本的に6つあります。

  • 10分一本勝負:新人レスラー向けの形式。前座である最初の試合に用いられる
  • 15分一本勝負:まれだが、第一試合の前に用いられることがある
  • 20分一本勝負:タッグマッチ向けの形式。
  • 30分一本勝負:プロレスの王道ともいえる試合形式
  • 60分一本勝負:タイトルマッチなど目玉の試合に用いられる
  • 時間無制限:重要な試合に用いられる

さっくりとプロレスを楽しみたい方は、10本一本試合や20本一本試合がおすすめですね。

逆にプロレスをじっくり見たい、チャンピオンベルト防衛戦など目玉試合が見たい方は、30分以上の試合が適してます。

対戦人数の種類

格闘技での試合といえば1対1が定番ですが、プロレスには複数のレスラーが同時に戦う集団戦も用意されています。

  • シングルマッチ:1対1で戦う
  • タッグマッチ:コンビ同士で戦う
  • 3WAYマッチ:3人同時に戦って、生き残った一人が勝者となる
  • 4WAYマッチ:4人同時に戦って、誰か一人が勝ったら決着がつく
  • バトルロイヤル:10人以上のレスラーが同時に戦うユニークな試合形式

基本的なプロレスのルール

プロレスにおける基本的なルールを2つ紹介します。サクッとチェックしてみましょう。

反則技の種類

プロレスにおける主な反則行為は以下4つです。

  • 凶器を使う
  • レフェリーへの攻撃
  • シングルマッチなのに味方が乱入
  • 禁止攻撃の使用

最後に挙げた禁止攻撃には以下のようなものが含まれます。

  • 拳で直接殴る
  • 目つぶし
  • のどや急所への攻撃

対戦中にこういった行為が発見されると、反則を犯したということで敗北扱いとなるのですが、実はこの辺は非常に緩いです。

というのもプロレスは純粋な格闘試合ではないため、勝った負けたを真剣に競うことよりもむしろ、観客を楽しませることを重要視しています。

レフェリーは反則行為に気づいても大抵は目をつぶり、気づいていないフリをします。注意したりする時もありますが、やはりこういったものはルール無用の方が面白いため、黙認されるのがほとんどです。

ロープブレイク

プロレスの試合を見ていると、選手がリングに張り巡らされたロープへ手を伸ばすことがありますよね。

プロレスでは複雑な関節技をかけられることがあり、脱出不可能な場合はロープに触れることで、相手に技の解除を促すことができます。

ちなみにロープに触れなければ、ロープブレイクにはならないため、レスラーによってはあえて相手の手にロープが触れないよう、ロープから体を遠ざけることもあります。

勝敗に関するプロレスのルール

プロレスにおける勝敗を決す重要なルールを紹介します。4つありますが、こちらもさっとチェックしておけば大丈夫です。

ピンフォール

ピンフォールは3カウントのことです。プロレスでは相手のレスラーを上から押さえつけ、両肩が床についた状態で3カウントを取られると敗北となります。

プロレスの醍醐味として、タッグマッチなどでは味方選手が仲間を救出したりすることもあります。

ギブアップ、タップアウト

口頭や床を叩くことで、自分から敗北を認めることができます。関節技や絞め技などを食らって、もう駄目だという時に使われます。

先に紹介したロープブレイクは、あくまでも相手に技を解除させるだけで敗北扱いになりませんから、ギブアップなどは最後の手段となります。

KO

その名の通り相手をノックアウトした状態を指します。レフェリーに10カウントを取られたら敗北となります。

しかしプロレスには先ほど紹介したピンフォールという、3カウントで相手に勝てるルールがあります。

そのためわざわざ10カウントも待つことは少なく、大抵の場合はピンフォール狙いで相手を押さえつけます。

リングアウト

プロレスはリング上で行われる競技のため、リングの外に出ると、20カウント経過するまでに戻らなければなりません。

20秒ではなく、20カウントというのもポイントです。

プロレスは場外乱闘も行われるため、場外乱闘で盛り上がっている時は、レフェリーがあえてカウントをゆっくり取ることもあります。

プロレスはやらせのスポーツ?

プロレスと聞くと、やらせというイメージが強いですが、そもそもプロレス業界はやらせが許容されています。

ただそれは、プロレスが純粋な格闘技というよりも、エンターテイメントとしての面が強いからです。

プロレスは筋書きが決まっている

普通の格闘技では、どちらが勝つのかは実際に戦ってみなければ分かりませんが、先述したようにプロレスはやらせありの競技です。

日本では台本の存在などを公開していませんが、アメリカのプロレス団体「WWE」は上場企業のため、台本が公開されています。

台本には、ここで技をかけられて痛がるようになど、詳細な指示などが明記されています。

日本のプロレス団体で上場しているところはないため、台本は公開されていませんが、やはり台本は存在するというのが有力説です。

この点については、2020年にはプロレスの最大手団体、新日本プロレスが上場する予定ですので、その際に台本が公開されて明らかになると思われます。

ただプロレスには、勝敗が決まっていない真剣勝負も中にはあると言われています。そのためどこまでが脚本なのか、それとも真剣勝負なのかは不明となっています。

どちらにしても、プロレスは頭部への攻撃も許可されており、ルールも他の格闘技よりも緩いため、選手に危険はつきものです。台本ありきとはいえ、試合に望む選手たちは常に真剣です。

そういう意味では、常に観客にハラハラやドキドキを提供しているプロレスラーの勇気には感服しますね。

プロレスは格闘技でありショーでもある

このようにプロレスは結末などが決まっていますが、その理由はあくまでも観客である私たちを楽しませるためです。

またプロレスの特徴として、試合に出るレスラーはキャラクター性が確率されていたり、対戦相手によっては因縁のようなものも用意されています。

そのため純粋な格闘技の試合というよりは、ドラマや漫画を見るような感覚で見たほうが楽しめるかもしれません。

プロレスのルールを知ってより観戦を楽しく

プロレスのルールは複雑でわかりづらいものもありますが、一度覚えてしまうと試合観戦がより楽しくなります。

またプロレスの本質は、ルールを覚えて楽しむというよりは、エンターテイメント性あふれるショーを楽しむというところにあります。

いきなり全てのルールを覚えるのは難しいと思いますので、プロレス初心者の方は焦らず、基本的なプロレスのルールから覚えていき、プロレスを楽しみましょう。

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