バイクを雨の日に走らせるときの注意点。便利な雨用アイテムも

2019.04.11

雨の日のツーリングは危険が多くあります。走行中はさまざまなことに注意が必要です。ライダー自身の身を守るためにも、雨用アイテムが便利でしょう。雨用アイテムの商品紹介と解説をするので、雨天時のバイク走行に役立ててください。

雨天時のバイク走行は危険が多い

雨天時のバイク走行は多くの危険を伴います。次の3つに注意してください。

路面にあるものでスリップしやすい

雨天走行時は、路面にあるさまざまなものでスリップしやすくなります。例えば、マンホールや側溝などの金属です。金属部分が濡れると、非常に滑りやすくなります。

直線道路の走行時であれば、うまく避けて通行できるでしょう。しかし、カーブを曲がったときに突然、マンホールなどが設置されていると対処できないことがあります。

また、横断歩道などの白線ラインもスリップしやすいです。できるだけライン上を走行しないように心がけましょう。

急なハンドル操作で滑る

雨のときの走行は、急なハンドル操作でもスリップが起こりやすくなります。雨が降れば、濡れたくない一心で焦った運転をしたり、普段はしないような急なハンドル操作をしてしまうことも考えられます。

雨で路面が濡れると、タイヤと地面の潤滑油のようになり急ブレーキでスリップすることがあります。

マンホールや白線も同様で、急ブレーキによって滑り、場合によっては転倒も考えられます。急加速や急なブレーキングも含めて、雨天時のツーリングはハンドル操作に注意しましょう。

視界が悪く事故の危険性が

雨が降るとヘルメットのシールドに水滴が付着して、視界を悪化させることがあります。気温の低い日であれば、シールドが曇ることも考えられます。

ミラーにも水滴がつくと視界の悪さが気になるでしょう。視界が悪くなると、路面の落下物にも気づきにくく、転倒やスリップの原因になります。

砂や石、落ち葉、木の実などを走行中に踏んでしまうと、とっさのハンドル操作ができないことがあります。地面に落ちているものにも注意が必要でしょう。

こうした落下物を見落とさないように、シールドの曇りなどを防止する対策グッズを用意しておくことをおすすめします。

雨天時の通勤通学におすすめの装備

雨の日は安全面からも『バイクの走行を控えよう』と考える人もいるでしょう。しかし、通勤や通学でバイクが必要なこともあります。

ここからは、雨天時の通勤通学におすすめの装備を紹介します。

フルフェイスを着用する

フルフェイスヘルメットは顔全体をカバーするので、雨風を防げます。さらに、前方車両などが巻き上げる雨水からも顔を守ってくれるでしょう。顔が全体的に守られるため、悪天候でもストレスの少ない走行が可能です。

ハーフヘルメットやジェットタイプでは顔がすべて覆われないため、雨天時に安全に走行したいならば、フルフェイスヘルメットにしてみましょう。

フルフェイスヘルメットは他のタイプより高額になりますが、1つだけでも用意することをおすすめします。

レインウェア一式を揃える

雨水による衣類の濡れを防ぐには、レインウェアが効果的です。購入時は一般的な雨合羽ではなく、バイク用を買いましょう。

バイク用のレインウェアは耐水圧や防水性が高く、中に着ている服が濡れにくくなります。服が濡れると、夏場でも体が冷えます。季節問わず、レインウェアは必要でしょう。

安価な商品は撥水性に劣るため、多少値が張ると感じても、撥水性や防水性などの性能面を重視してください。

レインウェアの他に防水性の高いブーツやグローブもあるとさらに有効です。

雨よけや防水スプレーで事前に雨対策

事前対策で有効なのは、雨よけや防水スプレーなどのアイテムです。

雨よけはデリバリー業者のスクーターをイメージすると分かるでしょう。バイク前方からの屋根で雨風をしのぎます。正面から降ってくる雨や風を防ぐには大きな効果があります。

防水スプレーはミラーやヘルメット、場合によってはレインウェアにも吹きかけると効果的です。撥水性のあるスプレーであれば、ミラーやヘルメットの水を弾きます。

安全面も考えて、定期的にスプレー塗布をするといいでしょう。

バイクの雨ざらしは問題ない?

雨天時はバイク本体にも気を配る必要があります。雨に濡れたままでは、バイクの劣化を早めてしまうでしょう。車体の濡れには対策をしてください。

雨の後のバイクカバーはサビの原因に

雨天走行後にバイクカバーをかけて保管することは、サビの原因です。バイクが雨で濡れただけで故障にはなりませんが、走行後は適切な保管がポイントになります。

雨には酸性成分が含まれ、鉄がサビやすくなります。そのままバイクカバーをかけて保管すれば、錆が進行するだけです。保護しているつもりでも、劣化を早めてしまいます。

バイクカバーをかけて保管する前に、簡単なメンテナンスが必要です。

水洗いとチェーンメンテナンスを

雨天走行後のメンテナンスは、水洗いとチェーンメンテナンスを行いましょう。全体的な水洗いをしてください。ガレージではなく外に保管しているならば、雨が止んでから水洗いをしましょう。

水洗いが難しい箇所は、コンプレッサー(空圧機)で水を弾いてください。これならば、細部の水滴も飛ばせるでしょう。

走行中の水しぶきでチェーンオイルを落としてしまう可能性もあるので、チェーンメンテナンスも忘れないようにしてください。シートなどがレザー製であれば、ミンクオイルを塗ると浸水を防ぎます。

雨の日に活躍するおすすめバイク用雨具

バイク用雨具は雨の日に必要なアイテムです。どのような商品を選ぶか迷っている人は、次の解説を参考にしてみましょう。おすすめ商品も2つ取り上げています。

バイク用レインウェアの選び方

バイク用レインウェアの選び方には2つのポイントがあります。ポイントは『サイズ』と『防水性』です。

レインウェアのサイズは大きめのものを選んでください。ジャケットやリュックを背負った上からの着用を想定したサイズ感で考えます。普段着ている服のサイズよりも大きめのサイズで検討するといいでしょう。

サイズがぴったりのものを購入すると、中に着る衣類などの厚みで機能性が落ちます。サイズ選びに迷ったら、後から調節できるようにアジャスター付きのものを選びましょう。

また、防水性も重要です。シームレス加工で浸水を防ぐ機能があるものを検討してください。特に前面から雨風を受けるため、前合わせ部分は2重仕立なっているものが適します。襟の部分からの浸水を防げるモデルを選びましょう。

ゴールドウイン Gベクター2コンパクトレインスーツ

防水性を重視するならば『Gベクター2コンパクトレインスーツ』がおすすめです。ゴールドウイン独自の生地を採用し防水性を高めています。

透湿性にも優れるので、湿気がレインウェア内にこもりにくくなっています。袖口や胴、裾、ひざ下にはアジャスターが付いていて、サイズ調整が可能です。サイズは4Lまであります。

コンパクトな収納、フードの取り外しもできるため、アウトドアにも使用してもいいでしょう。Gベクター2コンパクトレインスーツは機能性や使用用途の幅広さから、人気の商品です。

  • 商品名:ゴールドウイン(GOLDWIN) Gベクター2コンパクトレインスーツ
  • 価格:1万2578円
  • Amazon:商品ページ

RSタイチ バイク用レインスーツ ドライマスターX

安全面の機能がある『バイク用レインスーツ ドライマスターX』もおすすめです。袖と裾の部分に雨天専用リフレクターが付いていて、光の反射により安全性を高めています。

防水透湿DRYMASTER-X(ドライマスターエックス)を採用しているハイエンドモデルで、防水性や透湿性にも優れています。背中はベンチレーションが付き、濡れにくい構造です。

強度に優れるリップストップ生地が使われているので、バイクジャケットのような着心地も魅力になります。アジャスターが付いている腰、袖、袖口はサイズ調整が可能です。

  • 商品名:RSタイチ(アールエスタイチ)バイク用レインスーツ ドライマスターX レインスーツ
  • 価格:1万7182円
  • Amazon:商品ページ

その他、雨の日に便利なアイテム

レインウェア以外にも雨の日に便利なアイテムがあります。ここからは、3つの商品を紹介します。

防水性が高い DAYTONA ライドミット ネオプレン防水グローブ

雨水から手を保護するには防水性の高いグローブを着用しましょう。おすすめする商品は『ネオプレン防水グローブ』です。

完全防水のグローブになっていますので、雨に濡れる心配はないでしょう。ウェットスーツにも使われる素材を使うことで、伸縮性と柔軟性を高めています。

厚手の生地により、防水性だけではなく防寒性も兼ね備えています。気温の低いときの走行でも効果を発揮するでしょう。ただし、生地が厚いためハンドルの操作性には注意が必要です。

  • 商品名:DAYTONA(デイトナ) グローブ ライドミット ネオプレン防水グローブ
  • 価格:2662円
  • Amazon:商品ページ

大切な靴をガード ラフアンドロード エマージェンシーシューズカバー

防水シューズが準備できないときは、シューズカバーを活用しましょう。『エマージェンシーシューズカバー』は、靴としっかり密着させると完全防水になります。

コンパクトに折りたためるサイズのため、バイクに収納が可能です。急な雨にも対応できるでしょう。注意点として、この商品は仕様上、スニーカーなどのライトシューズを対象したモデルです。

ライディングブーツなどにはシリーズ用品の『RR5825』や『RR5826』を使用しましょう。機能面では劣りません。

  • 商品名:ラフアンドロード(ROUGH&ROAD) バイク用レインシューズカバー エマージェンシーシューズカバー
  • 価格:1754円
  • Amazon:商品ページ

ヘルメットを撥水加工 ヤマハ ヤマルーブ ヘルメットシールド撥水剤

シールドの水滴対策にはヤマハの『ヘルメットシールド撥水剤』が効果的です。ヤマハは国内では大手のバイクメーカーでもあるので、安心感もあります。

使い方は簡単です。乾燥しているシールドにスプレーし、乾いた布で拭き取るだけです。スプレー後は撥水効果により、良好な視界を維持できるでしょう。

サイズも小さいので、車体に常備しておくと雨天時に有効です。

  • 商品名:ヤマハ(YAMAHA) ヤマルーブ ヘルメットシールド撥水剤 100ml
  • 価格:1025円
  • Amazon:商品ページ

雨の日は雨具が必須、注意して走ろう

雨が降っているときのバイク走行は、さまざまな危険が潜んでいるため、雨天時の対策を取る必要があります。

フルフェイスヘルメットやレインウェアの着用、その他アイテムを効果的に使って安全面に注意してください。

特に雨水の浸水を防ぐためにも、レインウェアを揃えておきましょう。

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