小説の書き方がわかるおすすめ本11冊。初心者から上級者まで段階別に

2019.04.08

本好きの人ならば大人になった今でも、時折小説家を夢見ることがあると思います。近年ではweb小説投稿サイトが賑わいを見せており、そこでは誰もが人気小説家になるチャンスを持っています。本稿ではそんな夢の手助けになるであろう『小説を書くための本』を11冊ピックアップして紹介します。

小説の書き方を初めから学べる本

何事も最初が肝心。小説に関してもそれは変わりません。いくら本好きで数多くの作品を読破していても、いざ自分が書くとなれば勝手が違ってくるでしょう。

小説とは奥が深いもので、書きたい気持ちだけが先行しても知識がともなってこなければ、読者を惹きつけるような作品を作り上げることはできません。

幸いにも近年は書店などでビギナー小説家向けの教則本が販売されており、手軽に小説の書き方を学ぶことができます。ここからはその中でもおすすめの本を3つ紹介します。

「物語」のつくり方入門 7つのレッスン

「『物語』の作り方入門7つのレッスン」はこれから小説を書きたい人に向けて作られた、いわば「小説執筆のビギナーズマニュアル」です。

小説の基本中の基本である5W1Hや小説の基礎たるプロットの組み方などが非常に丁寧に解説されています。

初歩の初歩として読む分には申し分ない内容ですので、小説の書き方を基本から詳しく学んでいきたい人はぜひ1度チェックしてみてください。

  • 商品名:「物語」のつくり方入門 7つのレッスン
  • 価格:1,620円
  • 商品ページ

ベストセラー小説の書き方

「ベストセラー小説の書き方」はアメリカのベストセラー作家である『D.R.クーンツ』が執筆した小説家の指南書です。

自身の成功実体験を元にビギナー小説家向けに書き方を細かく解説した内容で、小説家の作法やプロットに重きを置くクーンツらしいプロット重視の執筆方法を詳しく学ぶことができます。

またアメリカの文化を少なからず感じる内容も含まれており、日本の小説とは少し毛色の違う執筆体系を知ることができるため、そちらに興味がある人にもおすすめです。

  • 商品名:ベストセラー小説の書き方
  • 価格:778円
  • 商品ページ

1週間でマスター 小説を書くための基礎メソッド

プロの小説家・若桜木 虔(わかさき けん)先生をして「小説家の教科書」と言わしめた、「1週間でマスター 小説を書くための基礎メソッド」。ここまで紹介した2冊の本と比べるとボリューム満点で内容もより濃いものになっています。

基本はもちろんのこと、プロットを書く際の理論に加えて実例を題材に添削を行うなど実践的なノウハウを学ぶことができ、さらには課題なども掲載されています。

本格的に小説のことを学びたい人にとってはその内容の濃さに大満足なはず。根気を持って勉強すれば小説家として力を伸ばすことができる本です。

  • 商品名:1週間でマスター 小説を書くための基礎メソッド―小説のメソッド 初級編
  • 価格:1,728円
  • 商品ページ

創作や文章力に行きづまったとき役立つ本

「産みの苦しみ」という言葉があるように、小説家としてある程度基本的な知識が身について来た人、はたまたプロであっても小説を書いている際に思わず行き詰まってしまうことがあると思います。

そんな時に役に立つのが創作力や文章力を鍛える本です。ここからはそんな前述の初級向けより若干ハードル高めな中級者におすすめの本を3つ紹介します。

2週間で小説を書く!

文芸評論家である清水良典が執筆した「2週間で小説を書く!」は、行き詰まった或いは煮詰まった小説家に向けた’’隠れた引き出しを引っ張り出す’’ための本です。

全14章からなる内容は小説家が欲しい知識、執筆方法の指南が掘り下げながらも具体的に解説されています。小説家としてスタートを切ってからある程度たった人からすると痒い所に手が届く内容であり、アマチュアの小説家から非常に高い支持を受けています。

  • 商品名:2週間で小説を書く!
  • 価格:740円(Kindle版)
  • 商品ページ

ハリウッド・リライティング・バイブル

小説家に限らず、漫画家や脚本家を目指す人からも高い支持を得ている「ハリウッド・リライティング・バイブル」。

ハリウッド映画でよく使われる脚本術を元にストーリーという「概念」を非常に細かく分析して例題とともに解説する、まさに「ストーリーライティングマニュアル」といっても過言ではありません。

ストーリーを考えている最中にどうしても納得するものができない時、ぜひこの本を手に取ってみることをおすすめします。

  • 商品名:ハリウッド・リライティング・バイブル
  • 価格:5,626円
  • 商品ページ

「感情」から書く脚本術

「『感情』から書く脚本術」は、「いかに面白いストーリーを書くか」ではなく「いかにリスナーの感情を揺さぶるか」をメインに据えて、膨大なページにわたってその方法を実践的に解説しています。

実例を1つ1つあげてそれに準じた実践術をレクチャーしてくれる、いわゆる「脚本指南書」です。どうしても「面白さ」だけが先行しまいがちになっている時にこの本を読めば思わずハッとさせられるでしょう。気になる人はぜひチェックしてみてください。

  • 商品名:「感情」から書く脚本術
  • 価格:2,200円
  • 商品ページ

プロを目指す上級者向けの本

基礎と柔軟性を得て、ついに本格的にプロの小説家を目指す場合、どのような知識が必要となってくるのでしょうか。やはり上級者になってもわからないことは多々あると思います。

ここからはそんな「プロを目指す」小説家上級者におすすめの本を紹介します。

プロ作家養成塾―小説の書き方すべて教えます

「プロ作家養成塾-小説の書き方すべて教えます」は数多くのプロ作家をデビューさせてきた著者が「そうすればプロになれるか」を具体的に解説しています。

理論ではなくあくまでプロデビューを目指している人のための指南書となっていルため、ここまで紹介してきたテクニック指南書とは少し毛色の違う、より具体的なテクニックを指南している本です。

  • 商品名:プロ作家養成塾―小説の書き方すべて教えます
  • 価格:1円~
  • 商品ページ

小説講座 売れる作家の全技術

「小説講座 売れる全技術」は作家『大沢在昌』によるハイレベルな小説家講座を書籍化した本です。

前述したような初級向けの内容を徹底的に掘り下げて実例を交えた添削解説に加えて、プロとしての心構えや新人賞などのコンテストに関することまでを詳しく解説しており、本当にプロを目指すならぜひ一度手に取った方が良い小説家のための名著といえるでしょう。

  • 商品名:小説講座 売れる作家の全技術
  • 価格:1,458円(Kindle版)
  • 商品ページ

作家自身が自分と小説について語った本

ここまでにもいくつか紹介した作家による小説家指南書。実体験を元に解説してくれるからこそ読んでいて身になる情報が沢山あります。ここからはそんな作家自身が「自分と小説について語った本」の中でもおすすめの3冊をピックアップして紹介します。

書きあぐねている人のための小説入門

小説家『保坂和志』による小説の入門書「書きあぐねている人のための小説入門」は、一般的な小説家入門書とは全く違う切り口で小説について解説しています。

著者の作風はもとより、ただがむしゃらに小説を書こうとしている人が読めば、考え方が180度変わるかもしれない可能性を持っています。小説そのものに煮詰まっている人におすすめの1冊です。

  • 商品名:書きあぐねている人のための小説入門
  • 価格:720円
  • 商品ページ

書くことについて

「書くことについて」は小説好き、もしくは映画好きならばその名前を知らない人はいないベストセラー作家『スティーブン・キング』の著書です。

自伝テイストで書かれる「小説とは?」という作家にとっての大きなテーマを学ぶことができる本であり、小説家としての考え方を純粋に学びたい人におすすめです。

冲方丁のライトノベルの書き方講座

数多くの名作を世に送り出している作家、『沖方丁(うぶかたとう)』による「沖方丁のライトノベルの書き方」。

若年層に絶大な人気を誇るライトノベルジャンルを書いてみたい人に向けた「ライトノベル作家の入門書」です。他のジャンルとは違うプロットの組み方などを学べる一冊です。

  • 商品名:冲方丁のライトノベルの書き方講座
  • 価格:39円~
  • 商品ページ

独自性は、小説の書き方を知ったあとで

本稿では小説の書き方について一から学べる本、行きづまったときに役立つ本、プロ作家デビューを目指すための本と、段階別に紹介しました。そして最後の作家自身の本は、ノウハウだけがすべてでないことも教えてくれます。まず大事なのは小説の書き方をひととおりマスターしたうえで、そのうえで自分の感性を信じて書きつづけることです。こうした道筋と努力が作家には必要なのかもしれません。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME