おいしいクレープシュゼットのレシピ。家カフェ気分を楽しもう

2019.04.08

フランス産の絶品スイーツの一つ、クレープシュゼット。カフェで出てくるものも美味しいけれど、家でも作れたらとってもお手軽だし、リーズナブルですよね。今記事では、クレープシュゼットのレシピや雑学についてお伝えしていきたいと思います。

おしゃれなクレープシュゼットを作りたい

クレープシュゼットってなに?

クレープシュゼットは、クレープ生地をオレンジジュースやすりおろしたオレンジの皮と一緒に煮込み、リキュールを注ぎフランベ(アルコール分を飛ばして香り付けする動作)して作る、フランスの伝統スイーツの一つです。

クレープにかかった熱いカラメルソースや、モチモチの生地と柑橘系のさわやかなソースが魅力的ですね。

基本の作り方としては、砂糖を掛けたクレープにオレンジリキュールの一つである「グランマルニエ」を注ぐ手順が有名です。火を加えることでグランマルニエのアルコールが蒸発し、同時に砂糖が濃厚なカラメルソースに変化します。

レストランなどでは演出としてお客さんの目の前で作られることも。ネット動画も多く配信されているので、興味のある人は一度観てみると良いでしょう。

また、家でも簡単にクレープシュゼットを作れるようになったことで、一般人により生み出されるオリジナルのクレープシュゼットレシピも出回るようになりました。

なかなか理想的なフランベがしづらい状況でも、気軽に作れる時短レシピもたくさん生まれてきています。

クレープシュゼット誕生秘話もおしゃれ

クレープシュゼットには一つの誕生秘話があり、パティシエ「アンリ・シャルパンティエ」の手違いにより偶然生み出されたスイーツという話が有名です。

エドワード7世とその恋人であるシュゼットという女性の為にデザートを準備していたシャルパンティエは、調理中に誤ってデザートに使うためのリキュールに火をつけてしまいます。

しかし偶然にもそのおかげで、クレープの味わいがより深みを増したのです。間違いから生まれたこのスイーツを、エドワード7世もすっかり気に入ったよう。

本来このスイーツには王族にちなんだ名前を付ける予定でしたが、エドワード7世は恋人シュゼットの名を付けた方が良いと、シャルパンティエに伝えます。

気に入ったデザートに恋人の名前を付けたいと考えたのか、女性へのレディファーストとしてなのか、エドワード7世の紳士的な人柄がうかがえますね。

こうして「クレープシュゼット」が誕生し、時を重ねるにつれフランスの伝統スイーツとして名を挙げていったのです。

おいしいクレープシュゼットのレシピ

クレープシュゼットの材料は?

クレープシュゼットの材料は少々種類が多く、クレープ生地とオレンジソースそれぞれ別で材料を揃える必要があります。

ここでは、約1人前とされる3枚分のクレープシュゼットを作る時の材料をまとめておきますね。まずは、クレープ生地の材料からです。

  • 薄力粉…20g
  • 卵…1個
  • グラニュー糖…10g
  • 塩…小さじ1/3杯
  • 牛乳…60cc
  • 無塩バター…5g
  • サラダ油…小さじ1杯

次に、オレンジソースの材料です。

  • オレンジ…1個
  • グラニュー糖…大さじ1杯
  • 無塩バター…10g
  • グランマルニエ(オレンジリキュール)…10cc

下準備を忘れずに

普通の料理に比べると、意外と手順がシビアとされるお菓子作り。もちろんクレープシュゼットも例外ではなく、事前の下準備はミスなく行っておきたいところです。

  • 薄力粉はふるっておく
  • 卵は溶きほぐしておく
  • クレープ生地用のバターは、レンジ600Wで10秒加熱して溶かしておく
  • オレンジは半分に切っておく

ほんのちょっとした作業ですが、クレープシュゼットをより美味しく仕上げる為に大切な下準備なので、忘れずに行ってくださいね。

クレープ生地を作ってみよう

材料を揃え、下準備を済ませたら次はクレープ生地作りに入ります。

具体的な手順は以下の通りです。

材料をよく混ぜる

  1. 薄力粉に卵とグラニュー糖、塩を加えてよく混ぜましょう。
  2. ボウルに牛乳を2回に分けて加え、その都度よく混ぜ合わせます。次に、溶かしたバターを加えてさらに混ぜましょう。
  3. 混ぜ合わせた生地を目の細かいザルでこしてからラップをかけ、冷蔵庫で30分ほど寝かせましょう。

クレープ生地を焼こう

  1. フライパンにサラダ油を引いてから弱火で熱します。ペーパーを使ってフライパンの隅々まで油を塗りましょう。
  2. 冷蔵庫で寝かせていた生地の1/3程度の量を、おたまですくって熱したフライパンに流し入れて焼きます。生地が少し色づいてきたら裏返します。焼く時間は両面とも30秒〜1分程度です。

さらに、クレープ生地は専用のクレープメーカーを使えば簡単に作ることができます。クレープ生地がうまく焼けるか自信がない人はこちらの記事もチェックしてみてください。

週末は親子でクレープパーティー!簡単便利なおすすめクレープメーカー

おいしいオレンジソースの作り方

  1. オレンジは果汁をしっかりと搾って「絞り汁」を作っておきます。次に皮の白い部分を取り除いてから千切りにしましょう。
  2. フライパンに何も引かずそのまま砂糖を入れ、中火に熱します。砂糖が溶けてキツネ色になったらバターを加えましょう。
  3. バターが溶けたら、1で作ったオレンジの搾り汁と皮の千切りを加えて、弱火で煮詰めましょう。

クレープ生地とソースをからめて完成

  1. オレンジソースにとろみがついてきたら、クレープ生地を4つ折りにして入れます。スプーンでソースをすくい、クレープの表面にかけながら弱火で軽く煮込みましょう。
  2. 最後にグランマルニエを加え、強火で一気に加熱し、アルコールを飛ばしたら完成です。

クレープシュゼットをおいしく食べるには?

アイスを添えるとおいしい

作り方や添えるものによって美味しさがガラッと変わるのもクレープシュゼットの魅力の一つです。

基本的な作り方はグランマルニエなどを用いたオレンジソースベースですが、お店によってはベリーソースやキウイソースなど、様々なフルーツソースを用いるところもあります。

そしてクレープシュゼットはミントやバニラアイス、フルーツなどと相性が抜群です。温かいクレープ生地に冷たいアイスやフルーツを添えるのは、美味しいスイーツの基本ですよね。

他にもマスカルポーネなどのチーズを添えたり、キャラメルアイスを添えたりと、時代の流れに沿って様々な形のクレープシュゼットが生まれてきています。

基本のクレープシュゼット作りに慣れてきたら、様々なトッピングを試してみて、オリジナルのクレープシュゼットを作り出してみるのも楽しいかもしれません。

時短ソースはオレンジジュースで

クレープシュゼットのオレンジソースにはグランマルニエというオレンジリキュールを用いるのが一般的です。

グランマルニエはオレンジピールを元として作られ、トリュフやショコラなどにも使いやすい為、どちらかといえば甘口のリキュールに分類されます。

よってクレープシュゼットのオレンジソースは、グランマルニエと同程度の甘みのある、濃縮還元の100%オレンジジュースで代用して作ることも可能です。

むしろアルコールが含まれていない分、「アルコールを飛ばす」というステップを省くことができるので、やや時短効果にも繋がります。気楽にサクっと作りたい時などに便利です。

お酒の風味が苦手な人でも、オレンジジュースで作るクレープシュゼットなら、より好みの味わいに仕上げることができますね。

クレープシュゼットでお家がカフェに変身

クレープシュゼットは材料さえ揃っていれば家でも簡単に作れます。わざわざカフェに行かなくても手軽に高級スイーツを楽しめるのは嬉しいですよね。

最近ではクレープシュゼットを手軽に作れる調理器具も数多く販売されています。大人も子どもも大好きなクレープシュゼット、一度ご家族で作ってみてはいかがでしょうか?

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