ジャンル別、恋愛小説ランキング。あなたはどんな恋愛が好き?

2019.04.05

恋愛小説は、数ある小説のジャンルの中でもとりわけ人気が高い分野です。経験したことのない人生を追体験できるのが小説の醍醐味。燃え上がるような恋愛も、危険な恋愛も、小説の中でなら経験できてしまいます。ぜひお気に入りの恋愛小説を見つけて、読んでみてください。

2018年版人気恋愛小説総合ランキング

2018年に人気の高い恋愛小説をランキング形式でご紹介します。

3位 肩ごしの恋人

女性らしく生きる女性と、恋愛に臆病なままの女性を対比しながら描く「肩ごしの恋人」。

女性の人生とはなにか、女性の喜びとはなにかを丁寧に描き上げた本作は、とりわけ女性からの評価が高く、人気を博しています。

直木賞を受賞していますので、クオリティは折り紙付き。ぜひこの機会に読んでみてはいかがでしょうか。

2位 マチネの終わりに

天才ギタリストと女性記者の恋愛を描いた「マチネの終わりに」は、平野啓一郎先生が執筆した長編恋愛小説です。

主人公とヒロインが38歳と40歳なので大人の恋愛模様を忠実に描いた内容に仕上がっています。

さらに、ヒロインである洋子には婚約者がいて、板挟みになる状況など生々しい描写もあります。大人の恋愛を描いた小説が読みたい方はぜひ手にとってみてください。

1位 君の話

代表作である「三日間の幸福」で若い世代から人気を集める気鋭の作家、三秋縋の恋愛小説。

記憶を作り直したり、消去したりできるようになった近未来の日本を舞台に、記憶の中の少女に恋をする青年の姿を描いた物語。

主人公の退廃的な性格は他の作品と変わらず健在です。物語の真ん中から語り部が変わることで、徐々に真実が明かされていきます。

緻密に練り上げられた構成や伏線を回収していくにつれ、切ない真実が見えてきます。涙なしには読み切れない恋愛小説です、ぜひ読んでみてください。

注目の恋愛ミステリー小説

恋愛だけではなくミステリー要素を含んだおすすめの小説をご紹介します。

3位 ぼくは明日、昨日のきみとデートする

美大生の男子が、電車の中で一目惚れした女の子をナンパするところから物語は始まります。2人はデートを重ね、親密さを増していきます。

ときどき見せる女性の不可解な言動も気にならないくらいに、2人は誰の目にも仲睦まじい恋人同士として映るような交際をしていきます。

しかし、物語が後半に入ると衝撃の事実が明かされていきます。最後まで知った時、必ずもう一度読み返したくなる作品です。2回楽しめる名作恋愛小説です、ぜひ堪能してみてください。

2位 午前零時のサンドリヨン

ミステリーに恋愛要素が絡むことで面白さが倍増している「午前零時のサンドリヨン」。

男子高校生須川くんがクラスで一目惚れしたのは、不思議な雰囲気をまとう女の子、酉乃初さん。

マジックの腕を磨くミステリアスな酉乃初さんと須川くんの掛け合いはラブコメのようでもあり、しかしストーリーの主軸はミステリという、どちらも楽しめるバランスのよい作品です。

笑えて楽しめる恋愛小説が読みたい方にはうってつけです、ぜひ手にとってみてください。

1位 イニシエーションラブ

松田翔太と前田敦子が共演した映画でも話題を呼んだ「イニシエーションラブ」。

代打で呼ばれた合コンで出会った2人は恋に落ちていきます。1980年代の狂騒を背景に描かれる男女の青春は多くの人を魅了しました。

しかし、ラスト2行で大きく変貌を遂げる本作はどんでん返しが大きな魅力。著名人にもファンの多い名作恋愛小説を、ぜひあなたも体験してみませんか。

注目の中学生&高校生向け恋愛小説

ここからは中学生、高校生の学生向けに恋愛小説のおすすめを紹介します。

3位。君の名は。

アニメ映画が大ヒットし、誰もが知る名作の仲間入りを果たした「君の名は。」も実は恋愛小説として出版されています。

時空の超越や人格入れ替わりなど、非現実的な設定が散りばめられていますが、しっかりと描かれた人物や心理描写は読む人を引き込みます。

登場人物の年齢にも近い中学、高校でぜひ読んで欲しいおすすめの恋愛小説です。

2位。君にさよならを言わない

先ほど紹介した「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の作者である七月隆文先生が送る感動の恋愛小説。

幽霊の姿が見え、会話もできる主人公の明は、ヒロインであり幽霊の桃香と変わり果てた姿で邂逅を果たします。

現世に留まる理由は心残りがまだあるから。

その心残りをなくし、桃香が心置きなく成仏できるように。

また、死んでしまった少女たちの気持ちを救うために、明は奔走していきます。

1位。三日間の幸福

先ほど紹介した三秋縋先生の代表作「三日間の幸福」。

寿命を売り現金を手にした主人公と、その見張り役として派遣された監視員のミヤギが徐々に距離を詰めていく姿は、読んでいるともどかしくて、それでいて心地よい気分になります。

若い世代に絶大な人気を誇る三秋縋作品の入り口にふさわしい三日間の幸福、未読の方はぜひ読んでみてください。

注目の大人向け恋愛小説

恋愛は若い人たちだけのものではありません。

年令を重ねたからこそできる大人の恋愛にも、魅力はたくさんあります。

そんな魅力を描き出した大人向け恋愛小説をご紹介します。

3位。すべて真夜中の恋人たち

芥川賞作家である川上未映子先生の描く大人な恋愛小説。

34歳の校閲者、冬子と58歳の三束さんの恋愛を描いた、まさに大人向けの恋愛小説です。

歯の浮くようなセリフも、キュンキュンするようなシチュエーションを華美な言葉で説明することもありません。ただ、静かな愛を感じられます。

美しい言葉で紡がれる愛の物語に、あなたも触れてみませんか。

2位。タイニータイニーハッピー

短編小説をいくつかつなげて一本の長編小説にする「連作短編」という手法を用いた「タイニータイニーハッピー」。

タイトルにもなっているタイニータイニーハッピーとは、作中に登場する大型のショッピングモールの名前です。

タイニータイニーハッピーを舞台に8人の男女が登場し、それぞれの恋愛模様を描き出します。

働く成人女性が登場人物に多いため、働く女性におすすめの小説です。

恋愛をテーマに、夫婦やカップルといった関係に切り込む内容の小説になっています。

恋愛とは何か、男女の関係とは何か、という難しいテーマについてもう一度考え直すことができるおすすめの作品です。

作中で語られる、甘く切ない男女のストーリーに、胸がときめくこと間違いなしです。

未読の方はぜひ読んでみてください。

1位。恋愛中毒

恋愛に入り浸りすぎないよう、心を閉ざしていた水無月の元に一人の小説家が現れます。

彼の名は創路。だらしなく、人懐っこい彼は水無月に依存することもお構いなしの振る舞いで、水無月の心に入り込んでいきます。

恋愛をしなければ、人を愛さなければこんなに傷つくこともなかったのに。苦しむこともなかったのに。

そんな切ない恋の苦しみを如実に描いた大人の恋愛小説です。

ぜひ、手にとって読んでみてください。

恋愛小説は人生のスパイス

恋愛小説と一口に言っても、ミステリを織り交ぜた柔らかい恋愛ものから、心にくのしかかってくるような恋愛ものまで様々な種類があります。 今回は恋愛小説をさらに細かくジャンル分けしておすすめしてきましたが、お気に入りの小説は見つかりましたでしょうか。

ぜひ本屋さんなどの店頭でも、気になる作品を手にとるなどして、最高の読書体験をしてください。

この記事がその助けになれば幸いです。

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