絶対に読んでおきたい!漫画おすすめ青年向け作品ランキング2019

2019.04.05

日本のポップカルチャーの中心として、世界中で愛されている漫画作品。その中でも青年向け漫画は、テーマや表現が自由で、大人にとっても読みごたえのある作品が盛りだくさんです。そんな青年向け漫画作品の、2019年版おすすめランキングを紹介します。

一気に読める完結作。おすすめ青年向け漫画

すでに完結している漫画の魅力は、なんといっても「結末まで一気に楽しめる」ことですね。休日などに一気読みしたい、完結済みの青年向け漫画のおすすめを見ていきましょう。

1位 東京喰種トーキョーグール/石田スイ

「東京喰種トーキョーグール」は、「週刊ヤングジャンプ」で連載されていた石田スイによる漫画作品です。2017年には窪田正孝の主演で映画化もされ、大きな話題になりました。

ストーリーの舞台は、人間を食らう「喰種(グール)」と呼ばれる怪人たちが人間にまぎれて暮らす世界です。喰種の臓器を移植されたことで「半分は人間、半分は喰種」という存在になってしまった主人公・カネキが、喰種たちと彼らを追う人間たちとの狭間で苦悩し、戦う様が描かれます。

激しいバトルシーンはもちろん、カネキをはじめとした登場人物たちの人間模様も見どころです。第二章「東京喰種トーキョーグール:re」まで合わせると全30巻とボリュームのある作品なので、数日かけてじっくり楽しめます。

2位 監獄学園/平本アキラ

「週刊ヤングマガジン」で2018年まで連載された平本アキラの「監獄学園(プリズンスクール)」は、青年向け漫画ならではの、アグレッシブなコメディ作品です。

共学化したばかりで男子生徒が5人しかいない高校が舞台で、いわゆる「学園もの」になるこの作品。ですが、男子たちが覗きの罪で「懲罰棟」に入れられたことで、過激でドロドロとした謀略戦がくり広げられていきます。

シュールで不謹慎なのに思わず笑ってしまう描写の数々は、まさに「大人のコメディ」です。一方で、本格的な心理サスペンスとして楽しめてしまうのも見どころです。

3位 いぬやしき/奥浩哉

奥浩哉の「いぬやしき」は、雑誌「イブニング」で2017年まで連載されました。SFバトル漫画ながら「初老の平凡なサラリーマンが主人公」という、異色の作品です。

同僚からも家族からも冷たくあしらわれる主人公・犬屋敷壱郎は、ひょんなことから宇宙人によって体を機械に改造され、超人的なパワーを手にします。犬屋敷が能力を使って人助けをしていく一方で、同じく宇宙人に改造された青年・獅子神は、生の実感を得るために無差別な破壊をくり返していきます。

全く別の性質をもった犬屋敷と獅子神の攻防、そこに関わる人々の物語など、SFものでありながら「人間ドラマ」としても見ごたえのある重厚な作品です。若い世代の人はもちろん、主人公と同じ40代以上の世代が読んでも共感できるでしょう。

注目される最新人気作。おすすめ青年向け漫画

次々に新しい作品が生みだされていく漫画界。ここ最近で連載が始まった作品にも、必見の傑作がいくつもあります。そんな最新の人気作から、おすすめのものを紹介します。

1位 GIGANT/奥浩哉

「ビッグコミックスペリオール」で2017年から連載中の「GIGANT(ギガント)」は、「いぬやしき」に続く奥浩哉の新作です。高校生の主人公・零(れい)と彼が憧れる女優・パピコの出逢いが描かれる一方で、多数決によって人々の願いを叶える謎のサイト「ETE」による事件が巻き起こっていきます。

人間くさいラブストーリーと「宇宙人」などのSF要素が混ざり合って、まさに奥浩哉作品ならではの世界観が作り出されているこの作品。まったく先の展開が読めない新感覚の漫画作品として、要注目です。

2位 ジャガーン/金城宗幸, にしだけんすけ

「ビッグコミックスピリッツ」で2017年から連載中の「ジャガーン」は、金城宗幸原作、にしだけんすけ作画のアクション作品です。

「キチガエル」と呼ばれる謎のカエルに寄生されて狂暴化した人々「壊人」の暴走を描くダークファンタジーで、寄生されながらも理性を保ち続ける主人公・蛇ヶ崎晋太郎が「半壊人」となって壊人たちと戦っていきます。

「半分だけ異形と化した主人公が他の異形と戦う」という王道のバトル漫画で、迫力のあるスピーディーな戦いがくり広げられます。壊人を追う捜査機関や主人公以外の「半壊人」たちの登場など、世界観を広げて話題を集め続ける、今最も旬な作品のひとつです。

3位 空挺ドラゴンズ/桑原 太矩

「good!アフタヌーン」で連載中のファンタジーアクション作品です。

龍を狩る「捕龍船」クィン・ザザ号の乗組員たちを描いていて、スチームパンクやミリタリーなどの要素も併せ持った異色の作風になっています。思わず食べてみたくなる「龍料理」の描写など、グルメ漫画としての一面もあります。

ファンタジーでありながら魔法などの要素はなく、龍たちもあくまで「巨大で強力な野生動物」として描かれます。人間の生活や食物連鎖の流れに組み込まれた龍の描き方、まさに「捕鯨」のような龍狩りのシーンなど、リアル路線の作品が好きな人にとってはたまらない描写の連続です。

アニメ化決定作。おすすめ青年向け漫画

漫画が一番話題を集めるのが、「アニメ化」されたときです。アニメ化が決定したり、放送がスタートしたりしている作品の中から、特に注目のものを紹介していきます。

1位 約束のネバーランド/出水 ぽすか

2016年に連載がスタートした「約束のネバーランド」は、「このマンガがすごい!2018」のオトコ編1位や「マンガ新聞大賞2017」など多数の漫画賞を立て続けに受賞し、2010年代後半の漫画作品の中でも、トップレベルの注目を集めてきました。

2019年1月からは満を持してアニメがスタートし、さらに勢いを増しています。

物語の舞台は、主人公の少女エマと仲間たちが暮らす孤児院「グレイス=フィールドハウス」。シスターに育てられながら里親のもとへと旅立つ日を待つエマですが、ある日この孤児院に隠された秘密を知ってしまったことから、仲間たちとそれぞれの特技を活かして脱出計画を練っていきます。

ファンタジックな絵柄とは裏腹にディストピア的な要素もある世界観で、登場人物たちの心理戦や人間ドラマなど、「ストーリー」でじっくりと見せる傑作です。

2位 ゴブリンスレイヤー/蝸牛くも 黒瀬浩介 神奈月昇

蝸牛くも著作、神奈月昇イラストによって発行されて人気を集めているライトノベル「ゴブリンスレイヤー」。2016年からは「月刊ビッグガンガン」で黒瀬浩介の作画でコミカライズもスタートし、本格ダークファンタジー作品として人気を博してきました。

2018年10月からはアニメ放送もされ、このクールでもトップレベルの話題作として注目を集めました。

内容はタイトルどおり「ゴブリン」のみを狩る剣士の戦いを描いていて、容赦ない残酷描写も取り入れてシリアスなファンタジー世界を追求するストーリーは、新鮮さと骨太な読みごたえを両立しています。

3位 Dr.STONE/稲垣理一郎 Boichi

稲垣理一郎原作、Boichi作画で2017年から連載が始まった「Dr.STONE」は、世界中の人間が突然「石化」してしまってから数千年後を舞台にした、本格SF漫画です。ひょんなことから石化が解けた主人公・石上千空が、荒廃した世界で文明を復活させ、同じく石化が解けた敵対勢力と戦っていく様が描かれます。

千空が科学知識を駆使して文明の利器を復活させていく展開は、「文明が生まれるまで」を早送りで見ているようでワクワクさせられます。バトルだけでなく「世界を作り上げる」というサバイバル・創作要素も楽しめる作品です。

2019年7月からはアニメ放送も予定されていて、この世界観がどんな映像で動き出すのか、今から注目されています。

今話題の連載作。おすすめ青年向け漫画

映像化などで大きな話題を集めて以降も順調に連載が続いている人気作は、その広い世界観をリアルタイムで楽しみ続けられるのが嬉しいポイントですよね。そんな、今の漫画界を代表する大人気の連載作を見ていきましょう。

1位 キングダム/原泰久

原泰久による歴史アクション漫画「キングダム」は、2006年から「週刊ヤングジャンプ」で連載が始まり、既に50巻以上の既刊が発売されるなど、長寿連載作として知られています。

ストーリーの舞台は中国の春秋戦国時代で、実在の武将たちの逸話をもとに、バトル漫画として楽しみながらもあまり知られてこなかった中国の歴史を知ることができます。

膨大な数の登場人物が織りなす群像劇も見どころで、歴史ファンなら必読の傑作です。2019年4月には実写映画の公開も控えていて、今最大の注目を集める作品と言えるでしょう。

2位 宇宙兄弟/小山宙哉

「モーニング」で2007年から連載され、アニメ化や実写映画化もされた「宇宙兄弟」。大ブームが落ち着いた現在も、連載が続いて脈々とストーリーが進行しています。

主人公は、幼い頃に弟の日々人と「一緒に宇宙飛行士になろう」と約束しながらも夢に破れた青年・六太。日々人のはからいで宇宙飛行士の試験に臨むチャンスを得た六太の日々を軸に、宇宙飛行士たちの物語が描かれます。

宇宙飛行士の訓練、NASAやJAXAをはじめとした各国の事情など、知られざる宇宙探査の舞台裏を知ることができるのも見どころで、壮大な世界観を見ながらも「人間」たちが織りなすストーリーに惹き込まれます。

3位 ゴールデンカムイ/野田サトル

「ゴールデンカムイ」は、野田サトルによって2014年から「週刊ヤングジャンプ」で連載されている漫画です。

明治末期の北海道・樺太を舞台に、ある「金塊」を巡る戦いを描く作品で、バトル、アドベンチャー、歴史、さらにはグルメまで、様々な要素を持っています。軍事サスペンス、歴史民俗ドラマ、サバイバルなど、多方面から楽しめる名作です。

また、ストーリーの中でアイヌ伝統食などの「グルメ」にスポットがあたるのも特徴で、豪快な自然の恵みを食べるシーンの数々は、読んでいるだけでお腹が空いてくる、まさに『飯テロ』です。

素敵な漫画作品との出会いを

海外からも人気を集め、新しいヒット作も続々と生まれている日本の漫画作品の数々。特に読者層の広い青年向け漫画は、斬新なアイデアや着眼点をもとに、ジャンルにとらわれない名作がいくつも誕生しています。

完結済みの作品、最近話題を集めている旬の作品、漫画シーンを支える長寿作品まで、自分の好みと照らし合わせながら、素敵な漫画作品と出会ってみてください。

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