美術館のおすすめスポット東京編。シチュエーション別に魅力を紹介

2019.04.01

興味深い展示や洗練された空気を楽しめて、デートスポットや家族で出かける場所としても定番の「美術館」。東京には、歴史あるものから個性的なものまで、各所に多くの美術館があります。シチュエーション別に、それぞれおすすめの美術館を紹介していきます。

デートにおすすめの美術館

まず紹介するのは、「デート」におすすめの美術館です。静かに歩きながら、展示や建物を話題に落ち着いて話すことが美術館は、デートスポットとしてもおなじみの場所のひとつですよね。

数ある美術館の中でも、雰囲気や場所がデートにぴったりのものを見ていきましょう。

国立新美術館

国立新美術館は、六本木にある日本最大級の規模の美術館です。

その特徴は「館としてコレクションを持たない」ところで、様々なイベント・展示を受け入れ、新しい視点からの美術を普及させるアートセンターとしての役割を果たしてきました。開館は2007年とまだまだ新しい美術館で、現代的な雰囲気を楽しめるのも注目ポイントです。

個性的な展示のほか、館内にはいくつものカフェやレストラン、ミュージアムショップなどもあり、1日をゆっくり過ごすデートスポットとしてぴったりの美術館でしょう。

東京都現代美術館

東京都現代美術館(通称MOT)は、江東区にある東京都立の美術館です。

名前に「現代」とあるように、主に1945年以降の美術を紹介してきたこの美術館。その収蔵作品は5200点にも及び、戦後の日本美術の歴史を一様に体感できます。また、約10万冊の美術関連の図書を備えた、美術図書室も大きな見どころです。

国内でも特に大規模な美術館として見ごたえがある上に、比較的最近の作品を取り扱っていたり図書室があったりと、高校生や大学生にとっても楽しみやすいデートスポットではないでしょうか。

東京都写真美術館

目黒区にある東京都写真美術館は、日本では初となる、写真や映像に関する美術館として設立されました。

主なテーマが「写真・映像」ということで、あまり美術になじみがない人でも親しみやすい展示が多く行われています。また、他にも映画やアニメ、ゲームなどを取り扱うこともあり、エンタメ性豊かでユニークな美術館として、デートにもぴったりです。

カフェやミュージアムショップなどもあるので、休憩もはさみながらじっくりと静かな時間を楽しめるでしょう。

森美術館

森美術館は、六本木ヒルズの森タワー内にある美術館です。

「都心の文化面での中心に」というコンセプトのもとで作られた美術館で、若いアーティストの作品を中心に扱ったり、ユニークな視点からバリエーション豊かなイベントを開催したりと、独自性が強く現代的な美術館として話題を集めてきました。

都心でのデートの際に、ちょっと変わった刺激を受けながらゆっくり会話を楽しめる場所として、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

家族で楽しめる美術館と博物館

親子での会話を楽しんだり、子どもの知的好奇心をくすぐったりと、家族で訪れるのにも美術館はぴったりの場所です。東京都内の美術館の中から、子ども向け、ファミリー層向けのコンセプトを持ったものを紹介していきましょう。

三鷹の森ジブリ美術館

三鷹の森ジブリ美術館は、その名の通り、「ジブリ」をテーマにした美術館です。

宮崎駿が自ら館主を務めているこの美術館では、数々のジブリ作品の世界観をもとに、アニメーション制作の裏側をかいま見ながら想像力を刺激される展示が行われています。

カフェやショップ、公園などもあってゆっくり回れるのはもちろん、美術館全体の雰囲気づくりも徹底されていて、ワクワクするような楽しさや穏やかな気持ちになれる安らぎが作り出されています。

まさに、子どもたちのため、家族のための美術館と言えるでしょう。

日本科学未来館

元宇宙飛行士の毛利衛が館長を務める日本科学未来館は、最新科学や環境、宇宙など、「今」と「未来」に焦点を当てた施設です。

コンセプトは「科学との交流」で、最新のテクノロジーや発見を紹介し、それを幅広い層に分かりやすく伝える展示や企画が開催されてきました。

世界各地の科学館とつながるグローバルな場所でもあり、子どもはもちろん、大人も好奇心をくすぐられること間違いなしです。

江戸東京博物館

墨田区にある江戸東京博物館は、「江戸」と「東京」の文化、歴史の流れにスポットをあてた施設です。

浮世絵や絵図などの貴重な資料、下町の壮大な模型、当時の生活を紹介する展示では、「江戸」の空気や息づかいを体感できます。一方で、明治維新や関東大震災、戦争など激動の時代を越えてきた「東京」の歴史も知ることができ、江戸・東京という街そのものについて、知識や愛着が深まります。

オリンピックを控えて「東京」という場所に再び注目が集まる中、家族でその文化や歴史に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

ちひろ美術館・東京

練馬区にあるちひろ美術館・東京は、世界初の「絵本の美術館」として知られています。

「子どもの幸せと平和」をテーマにもち、アンデルセン作品などの絵を多く手がけてきた絵本作家・いわさきちひろ。この美術館では彼女の作品を中心に、世界各国の絵本の原画が展示されてきました。いわさきのアトリエを再現した部屋などもあり、絵本作家の暮らしたリアルな空気感の中で、さまざまな絵本の世界に浸ることができます。

子どもたちにとって楽しい空間であることはもちろん、「絵本」という創作の背景に触れられる展示の数々は、大人にとっても見ごたえがあるものです。

ひとりでふらっと出かけたい癒しの美術館

誰かと一緒に行くだけでなく、「ひとりで静かな時間を過ごしたい」というときにふらっと出かける場所としても、美術館はおすすめのスポットです。

庭園や公園に癒しをもらいながら、「安らぎの空間」として楽しめる美術館を見ていきましょう。

根津美術館

港区の青山にある根津美術館は、明治時代の鉄道王・根津嘉一郎の数千点の美術コレクションをもとに、その邸宅を使って開館された美術館です。

根津のコレクションの幅広さを表すように、根津美術館には数々の日本画から陶磁器や刀まで、日本・中国の貴重な美術品が揃っています。また、根津は自身の屋敷の造園にも力を入れていたため、邸宅跡を用いたこの美術館では今でも、作り込まれた日本庭園を見ることができます。

日本・東洋の作品に囲まれて、豊かな庭園を眺めながら過ごす時間は、ぜいたくなひと時になること間違いなしです。

世田谷美術館

世田谷区の砧公園にある世田谷美術館は、住宅街にある美術館として「親しみやすい身近な芸術」をコンセプトに持っています。

「素朴芸術」と言われる非専門家の作品を収拾してきた美術館で、その展示も誰もが親しめる内容になっています。また、「公園の中」というシチュエーションも活かしていて、穏やかな自然と一体化するようなデザインで設計されているのも注目ポイントです。

レストランやカフェなどもあり、日常からひとり離れて、静かな一日を過ごせる場所となっています。

東京都庭園美術館

昭和時代の皇族・朝香宮鳩彦王が暮らした邸宅をもとに、1983年に開館した東京都庭園美術館。

その見どころはなんといっても「広場・日本庭園・西洋庭園」の3エリアで構成される庭園です。季節によっても表情を変えるこれらの庭園は、それぞれ違った特色を持ち、見る人を楽しませてくれます。

建物に入らず庭園にだけ入場することも可能で、きれいな景色や空気を楽しむ人で賑わってきました。洗練された空間は、ひとりでゆっくり巡るのにもぴったりです。

次の休日は美術館へ

それぞれ違った特色や見どころを持ち、デートスポットや家族でのお出かけスポット、ひとりで静かな時間を過ごす場所としてもぴったりの美術館の数々。

これだけ個性豊かな美術館が揃っているのは、日本の文化的な中心地でもある東京ならではでしょう。

次の休日は、ぜひあなたの気になった美術館に出かけてみてくださいね。

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