バイク乗りの憧れアメリカン。変わらない魅力を味わう

2019.03.29

大きなボディで独特のライディングスタイルのアメリカンは、人気が高く、新車・旧車ともに種類が豊富です。多くのライダーにとっての憧れであるアメリカンの魅力とは何でしょうか?おすすめの車種や似合う服装とともにアメリカンの魅力を紹介します。

アメリカンタイプのバイクの選び方

バイクには、いくつかの種類があります。そのなかでも、バイクにこだわりのある大人の男性に圧倒的に人気が高い種類が『アメリカンタイプ』です。

とはいえ、アメリカンタイプのバイクにはたくさんの種類があるため、どれを選べばよいのか迷ってしまう人も多いでしょう。

ここでは、アメリカンタイプのバイクの選び方について紹介します。

アメリカンとはなにか

まず、アメリカンタイプのバイクの特徴について説明しましょう。アメリカンとは、アメリカンバイクを代表する海外メーカー『ハーレーダビットソン社』が販売するバイクをモデルにしたバイクの総称です。

主に、国内メーカーのバイクに対して使われることが多く、『クルーザー』とも呼ばれます。大きなボディに鼓動を感じるようなエンジンを搭載している点が最大の特徴と言えるでしょう。

また、太いタイヤに幅広のハンドル、足を前方に投げ出すようなライディングポジションである『ロー&ロウ』のスタイルで足つきがよく、長距離のツーリングにも適しています。

アメリカンは、他のバイクのタイプに比べると、小回りが利きません。しかし、広大な自然のなかにある一本道などでは、景色を見ながらゆったりとライディングが楽しめるでしょう。

旧車の種類が非常に豊富

性別問わず、幅広いライダーたちに人気が高いアメリカンは、新車だけでなく旧車の種類が豊富にあります。

アメリカンの旧車の中でも、特に人気のある車種は、中古市場でも多く取り扱われているため、お気に入りの1台が見つかるはずです。また、新車で購入するよりもリーズナブルな価格で購入できるのもライダーにとっては魅力と言えるでしょう。

旧車と輸入車はパーツの取り寄せに注意

生産終了している旧車や、輸入車のパーツの取り寄せには注意しましょう。なぜならば、生産終了しているために既に部品やパーツなどの生産も終了していることがあるからです。

また、輸入車のパーツも同様に国内で生産されていないため、取り寄せに時間がかかったり、部品が欠品していたりなどのトラブルも考えられます。

アメリカンに合うヘルメット

大きめのボディにどっしりとしたライディングスタイルのアメリカンには、どのようなヘルメットが似合うのでしょうか?

バイクで走行する際には、バイクに合ったヘルメットを着用しなくてはなりません。安全性だけでなく見た目もしっくりとくる、アメリカンにおすすめのヘルメットを紹介します。

フルフェイスかジェットタイプがおすすめ

アメリカンに似合うヘルメットといえば、顔の部分が大きく開いたタイプの『ジェットタイプ』をイメージする人も多いのではないでしょうか?

ジェットタイプのヘルメットは、顔がカバーされていないため、サングラスなどのアイウェアやジェットヘルメット専用のシールドを装着する人が多く見られます。

ただし、転倒時に顎などのカバーされていない部分を負傷する可能性が高いので、安全とは言い切れません。ファッション性に優れたヘルメットとして人気です。

安全性を重視している人は、頭を全体的に覆ってくれる『フルフェイス』がよいでしょう。開閉可能なシールドも標準装備されている商品が多く、アイウェアなどの用意も不要です。

古くから人気なBELL HELMETS

『BELL HELMETS』は、世界一厳しいとされるアメリカの『スネル規格』を初めてクリアするレーシングヘルメットを開発した、世界的なヘルメットメーカーです。

このBELL HELMETSの開発したレーシングヘルメットは、当時のプロのほとんどが愛用していました。

その後も、現在のフルフェイスヘルメットの原点ともなる世界初のフルフェイスヘルメットであるSTARを開発するなど、ライダーたちが安全に走行できるヘルメットづくりを続けています。

フルフェイス以外にも、レトロ感あるジェットタイプなどの種類があるので、好みに合わせて選ぶことが可能です。

BELL(ベル) 公式ホームページ

アメリカンの本場ハーレーダビッドソン

アメリカンに似合うヘルメットならば、アメリカンの本場『ハーレーダビットソン』の販売するヘルメットもチェックしておきましょう。

人気が高いジェットタイプが豊富に揃っているほか、安全性の高いフルフェイスのラインナップも展開しています。ヘルメットにデザインされたハーレーダビッドソンのアメリカンなロゴがポイントです。

バイク関連品|ヘルメット|ハーレーダビッドソン公式オンラインショップ (ハーレーダビッドソンジャパン)

アメリカンで人気の服装とは

バイクは、走行する季節によって最適な服装が異なります。また、バイクのスタイルによっても、走行しやすい服装があることをご存知ですか?

格好よいアメリカンに乗って出かけるならば、運転しやすく安全性にこだわるだけでなく、アメリカンらしいおしゃれな服装も楽しみましょう。

ここでは、アメリカンと相性の良いジャケットや靴などのファッションアイテムを紹介します。

定番のライダースジャケット

『ライダースジャケット』は、その名の通りライダーたちが安全・快適にツーリングを楽しむために開発されたジャケットです。アメリカンの定番スタイルと言えるでしょう。

ライダーは走行中に風を体で受けます。ライダースジャケットは、主に革製で前やポケットをファスナーで締めるものが一般的です。防風・防寒性に優れており、肩・肘・背中などの部分に、バイクの転倒時の怪我を防ぐためのプロテクターが仕込まれています。

飛行機乗りのためのフライトジャケット

もとは、飛行機乗りのために開発された『フライトジャケット』も、バイカーたちに人気です。

フライトジャケットのなかでも、襟・ウエスト・袖部分がニット素材のリブで作られているナイロン製のフライトジャケット『MA-1』は、特に人気があります。リブで作られていることによって、外気がジャケット内に貼りこむのを防ぎます。

MA-1は、動きやすいデザインと防風・防寒性にすぐれていることから、バイカーたちにも人気です。

足元は丈夫な革製品がおすすめ

アメリカンに合わせるには、丈夫な革製品がおすすめです。革靴は非常に頑丈であるほか、使い込むごとに風合いが変化するので、自分だけの一足を楽しむことができるでしょう。

価格は、高価なものが多いですが、長く使えるので、この機会にぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。

アメリカンといえばハーレーダビッドソン

『ハーレーダビッドソン』は、現在のアメリカンの原型を作り出したアメリカのメーカーです。排気量が大きく、大排気量空冷OHとV型ツインエンジンの搭載によって、独特なエンジンの鼓動感が味わえます。

ハーレーダビットソンは、1903年にアメリカで誕生し、日本には1912年日本陸軍によって輸入されました。

その後、1989年に日本法人が設立され、多くのライダーたちが購入できるようになりました。

ここでは、ハーレーダビットソンのバイクを3種類紹介します。

FXDL1580ダイナ・ローライダー

『FXDL1580ダイナ・ローライダー』は、人々が持つアメリカンバイクのイメージをそのまま表現された外観と優れた足回りを融合した人気のバイクです。

低重心と安定感のあるローライダースタイルにこだわっているハーレーダビッドソンならではの、二輪でありながら四輪化のような安定感のある走りが楽しめます。そのため、欧米人のように身長があまり高くない日本人でも、足つきがよいところも人気の理由の1つです。

また、多くのカスタムパーツが標準装備されており、高級感ある独特の光沢が特長のクロームパーツも魅力的です。

FLSTS1580ヘリテイジスプリンガー

『FLSTS1580ヘリテイジスプリンガー』は、ハーレーダビッドソンの数あるバイクのなかでも有数の傑作バイクとも言われている『ソフテイルシリーズ』のバイクです。

ソフテイルシリーズは、全体的にクラシカルで伝統を重んじるデザインが特徴的です。

しかし、そのシリーズ内でもFLSTS1580ヘリテイジスプリンガーは、往年の同メーカーのバイクでは定番であったリジッドフレームとスプリンガーフォークを再現し、よりクラシカルなデザインです。

最もアメリカンらしさを感じられるバイクとして、生産終了した今でもなお人気を誇っています。

XL883スポーツスター

『XL883スポーツスター』は、国産メーカーのバイクのなかで大型に位置する883ccという大排気量でありながら、大型バイク専門のハーレーダビッドソンのなかでは小型に属する『スポーツスターシリーズ』のバイクです。

大型バイクが多いハーレーダビッドソンは、価格が高いものがほとんどですが、このXL883スポーツスターは小型なので、その分、価格が手ごろです。さらに、乗り心地や走行性能もバランスよく、ハーレー初心者におすすめと言えるでしょう。

ツーリングはもちろん、スポーツバイクとしても楽しめる安定性や足回りにも優れています。

大型排気量で人気のモデル

大型排気量のアメリカンは、ハーレーダビッドソンだけではありません。国内のバイクメーカーからもたくさん展開されています。

ここでは、大型排気量で独特のアメリカンのエンジンを満喫したい人におすすめの人気モデルを3種類紹介します。

ヤマハ BOLT

『ヤマハBOLT』は、排気量911ccの大型排気量のアメリカンバイクです。優れた走行性を追求し、走りのために装備を必要最低限に絞り込むなど、無駄を取り除いたシンプル・コンパクト・スリムなデザインに仕上がっています。

光沢のあるメタルな質感は力強い印象を与えます。また、中低速での軽快な加速性を実現しているため、スピード感ある満足する走りを提供してくれることでしょう。

BOLT – バイク・スクーター | ヤマハ発動機株式会社

ホンダ シャドウ750(生産終了)

『ホンダ シャドウ750』は、1997年に発売された『シャドウシリーズ』のフラッグシップバイクです。シャドウ400とほとんど同じのフレームと足回りに、大型排気量である750ccのエンジンを搭載しているため、迫力満点の鼓動感があります。

『ロング&ロー』のシルエットに、人気のクロームメッキが施されたパーツが配置してあり、高級感あるクラシカルアメリカンスタイルが実現されています。

ヤマハ ドラッグスター1100(生産終了)

『ヤマハ ドラッグスター1100』は、国内メーカーのアメリカンバイクのなかでも圧倒的な人気を誇る『ドラッグスターシリーズ』のモデルです。排気量1063cc、総重量259kgのアメリカンらしいバイクとして、多くのライダーから支持されています。

フレームとエンジン部分には光沢があり、クロームメッキパーツを多用したクラシカルなデザインは優雅です。また、伝統的な空冷Vツインエンジンによって、パワフルかつ鼓動感を味わえます。

400cc以下で人気のモデル

大排気量のバイクは大型のため、手軽とは決して言えないでしょう。もう少し小型でも良いという人におすすめなのが、400cc以下のアメリカンです。

小さ過ぎず、また大き過ぎないサイズ感は、アメリカンスタイルのライディングと使い勝手の良さを両立させています。

ここでは、400cc以下で人気のモデルを2種類紹介します。

ホンダ スティード400(生産終了)

『ホンダ スティード400』は、ツインエンジンを搭載したアメリカンタイプのスポーツバイクです。伝統的なアメリカンバイクの魅力を体感できるような走行性能・乗り心地が楽しめます。

このバイクは、スピードをあまり出さずに走行しても気持ちよく走れる点が人気の理由の1つでしょう。軽快なハンドリングで、大型バイクではなかなか難しい峠などでも、安心して攻めていけます。

スズキ イントルーダークラシック400(生産終了)

『スズキ イントルーダークラシック400』は、大きめのヘッドライトや、バランスよく配されたクロームメッキパーツによって、昔ながらのアメリカンを感じられるバイクです。

前後のホイールの中心から中心の距離は1655mmと非常に長く、オイルやガソリンを入れた状態の重量である装備重量は275kgと、大型バイクと同様の重量感があります。

しかし、シートの高さが低く作られているため、身長があまり高くない人でも足つきがよく、また、重量の割にハンドリングの扱いも軽快なので、シティライドにも活躍してくれるでしょう。

イントルーダークラシック400 / キャストホイール仕様|スズキ バイク

250cc以下で人気のモデル

アメリカンに乗りたいけれど、車検などの維持費を節約したい人も多く見られます。そんな人は、車検が不要な250ccクラスのアメリカンが最適です。

大排気量ほどの迫力は感じられませんが、アメリカンのクラシックなデザインや、アメリカンならではの男らしいライディングスタイルが楽しめます。

ここでは、250cc以下で人気のモデルを3種類紹介します。

ホンダ Vツインマグナ(生産終了)

『ホンダVツインマグナ』は、250ccと小型ではありますが、堂々としたボディラインのデザインが存在感あふれるモデルです。本格的アメリカンとして1994年に発売以来、多くのライダーたちに愛されてきました。

アメリカンツアラーとしてのVツインマグナに最適な、249ccの水冷4ストロークと、V型2気筒エンジンを搭載しています。太いリアタイヤと低めのシートで、同クラスのアメリカンのなかでもバランスがよい乗り心地なのが特徴です。

カワサキ エリミネーター250V(生産終了)

『カワサキ エリミネーター250V』は、ロー&ロングのスタイルでありながら、スポーティーさも感じられるデザインのアメリカンです。

このバイクには、高回転エンジンを搭載し、最高峰の出力性能を誇ります。また、扱いやすいハンドリングは、スポーツタイプにも劣りません。

通常のアメリカンは、5速ミッションを採用していますが、エリミネーター250Vは6速ミッションを採用するなど、走行性へのこだわりも感じられます。

カワサキ エリミネーター125(生産終了)

『カワサキ エリミネーター125』は、排気量は125ccと小型ですが、ロングホイールベースのアメリカンです。

680mmの低めのシートや手元に引いたハンドルなど、リラックスしたライディング姿勢によって、ライダーたちの長距離運転の疲労を低減してくれます。

ボディ全体に、メッキパーツを配置して高級感を出しているだけでなく、安定性の高い走りも同時に楽しめます。

車両重量も、販売時期のモデルによっても多少の差はありますが、130kg前後と軽いため、扱いやすいのも人気の理由でしょう。

アメリカンバイクで日常をかっこよく

どっしりとした重厚感あるアメリカンバイクは、クラシカルで高級感にあふれています。古くから、多くのライダーたちの憧れとして位置づけられており、生産終了してしまった人気モデルも旧車として中古市場では豊富です。

アメリカンに合った服装を身にまとって、日常のバイクライフをよりかっこよく過ごしてみましょう。

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