靴を洗う方法が知りたい!洗える素材と詳しい洗い方、注意点を解説

2019.03.26

靴は間違った洗い方をすると素材を痛めてしまい、長く履けなくなってしまいます。大切な靴であれば、買ったばかりのきれいな外見をなるべく長く保っていたいものです。靴の正しい洗い方や注意点などを紹介します。

靴を洗う時は素材を確認しよう

水洗いできるかどうかは、靴に使用されている素材によって決まります。素材によっては水洗いで品質が劣化してしまうこともあるので、しっかりと確認しておきましょう。

水洗いできる素材 布製や合皮のスニーカー

水洗いできる靴は、『布製』や『合皮』のスニーカーなどです。布製はともかく、合皮の靴を水洗いできることは意外と知られていないのではないでしょうか。

合皮の靴も布製のものと同様、水洗いして大丈夫です。表面上を軽く掃除するだけでは内側のにおいや汚れは取れないので、水洗いできるのは嬉しいポイントですね。

しかし、合皮の靴を水洗いすると表面の皮が硬くなり、劣化の原因になります。そのため劣化を最小限におさえたい場合は、表面を軽く拭き取る程度に留めておきましょう。

水洗い洗いできない素材 革やスエード

一方、『天然皮革(レザー)』は水洗いできません。水洗いしてしまうと素材が縮み、硬くなるだけでなく、カビの原因にもつながります。

『スエード』も水洗いできない素材です。素材がとてもデリケートでシミになりやすいので、布製の靴よりも繊細に扱う必要があります。

どうしても水洗いしたい場合は、水を含ませたタオルで少しずつ靴を濡らしていき、掃除が終わった後もタオルなどで洗剤をしっかり拭き取るようにしましょう。水でジャブジャブ洗うのはNGです。

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スニーカーの洗い方

『スニーカー』は、革靴よりも泥汚れなどが目立ちやすいので、定期的に洗いたいものです。また、子どもは革靴よりもスニーカーをよく履く傾向にあるので、元気な子どもは毎日のように靴を泥だらけにして帰ってくることもあるでしょう。

スニーカーをきれいな状態に保ち続けるための正しい洗い方を解説します。

きれいに洗うための下準備

スニーカーを洗い始める前に、洗いやすくするための下準備をしましょう。

まず、靴ひもを外しましょう。靴ひもの間にもホコリや汚れがついているので、靴ひもを外しておくと1度の掃除でしっかりと洗いきることができます。

靴ひも自体が汚れている場合は、靴とは別で洗いましょう。

次に、中敷きを外しておきましょう。中敷きの下も雑菌や汗、汚れが付着しています。靴の仕組み上、中敷きが外せない場合もあります。その場合は、無理に中敷きを外そうとせず、そのまま洗って大丈夫です。

最後に、目に見える泥汚れやほこりは事前に落としておくことも大切です。トントンと叩いて大まかな汚れを落とし、水で洗い流しておきます。スニーカーの裏側の溝にも泥が付着している場合があるので、しっかりと落としておきましょう。

手洗いの場合

手洗いの場合は、たらいにお湯を入れて靴用の洗剤を溶かします。靴用の洗剤がない場合は、液体の洗濯用洗剤で代用しましょう。そこに靴を浸け置きし、約1時間放置して汚れを浮かします。

浸け置きする前に、汚れが目立つ部分に洗剤を吹きかけてブラシでこすっておくとより効果的です。

浸け置きが終わったら、ブラシを使って汚れを落としていきます。表面だけでなく中もしっかりと磨き、ブラシが行き届かない部分は不要な歯ブラシなどを使って磨いていきましょう。

洗濯機の場合

「時間がない」「手間を省きたい」という人は洗濯機を使って洗うことも可能です。

洗濯ネットに靴を入れて洗うのですが、このとき一緒に靴ひもや中敷きも洗うことができます。

しかし、中敷きの素材が紙製の場合は一緒に洗濯するとふやけてボロボロになるので、洗わないようにしましょう。また、ほかの衣類と一緒に洗うと汚れが付着してしまう可能性があるので、靴だけ洗いましょう。

あとは通常通り洗濯し、脱水します。脱水が完了したら、風通しのよい場所で陰干しすれば完了です。直射日光の当たる場所で干してしまうと型くずれの原因になるので気をつけましょう。

スニーカーを洗う際の注意点

スニーカーを洗う際に、気をつけておきたいポイントをいくつか紹介します。間違った洗い方をして大切なスニーカーを台無しにしないように、ポイントを頭に入れておきましょう。

色落ちに気をつける

スニーカーを洗うときに気をつけたいのが、『色落ち』です。色の変化を楽しむ目的であえて色落ちさせる人もいますが、洗うことだけが目的の場合は色落ちは避けたいものです。

色落ちを避けるためには、洗剤選びが重要です。具体的には『酸素系漂白剤』や『ケイ酸塩入りせっけん』などがおすすめです。やわらかいブラシなどで優しく洗うとよいでしょう。

『ウタマロ石鹸』や『マルセル石鹸』などの固形せっけんもしつこい汚れを落としやすく、おすすめです。

靴を洗濯機で洗う時は、漂白剤を使うと靴が傷むことがあるので避けたほうが無難です。

洗う頻度は控えめに

スニーカーを正しく洗うととてもきれいになって感動することもあるでしょう。ただ、頻繁に洗えばよいというわけでもありません。

むしろ、洗いすぎると生地が傷んだり、色落ちしたりすることがあります。また、ソールの変色にもつながります。

適切な頻度は、3カ月〜半年に1回程度です。スニーカーを履く頻度によっても変わりますが、基本的にこのペースで洗えば間違いないでしょう。

洗う前に汚れ具合をチェックし、洗うほどでなければそのまま履き続けましょう。しかし、白いスニーカーは汚れが目立ちやすいので、3カ月に1回は洗ったほうがよいでしょう。

汚れが落ちないときの対処法

丁寧に洗ったつもりでも、なかなか落ちない頑固な汚れは厄介です。そのような汚れに悩まされているときに試したい対処法をいくつか紹介します。

消しゴムを使う

スニーカーの表面に付いた黒ずみは、消しゴムでこすると取れることがあります。

こする時のポイントは『小刻みに動かすこと』です。強くこすりすぎると生地を傷めてしまうこともあるので、あくまでも素早く、小刻みに動かすことだけを意識してみましょう。

すぐには取れないかもしれませんが、辛抱強くこすり続けると徐々に取れてきます。軽い汚れなら消しゴムで十分対処できます。

歯磨き粉で部分洗い

ソール部分のしつこい汚れには、『歯磨き粉』が効果を発揮します。靴を洗うときに歯磨き粉を使うイメージはあまりないかもしれませんが、これがとても便利です。

使い方は簡単で、使い古しの歯ブラシに歯磨き粉を付けて磨くだけです。強く磨きすぎると目に見えない傷が付いてしまうので気をつけましょう。

磨き終わったら、しっかりと絞った布で優しく歯磨き粉を拭き取ります。

酢を使って黄ばみをなくす

靴の黄ばみには劣化や色移りなど、いくつか原因があります。黄ばみは洗っても落ちないことも多く、非常に厄介です。特に、白いスニーカーだと目立ってしまい、気になる人も多いのではないでしょうか。

そこで役に立つのが、『酢』です。酢は酸性なので、アルカリ性の黄ばみを落とすのにぴったりです。また、殺菌・消臭効果があるのも嬉しいポイントです。

手順としては、まず水(3L)と酢(200cc)を用意します。大きめのバケツにこれらを入れてよく混ぜ、そこに洗った靴を半日浸け置きしておくだけです。漂白剤のような白さとは違う自然な白さになるのでおすすめです。

スニーカー以外を洗いたい場合

スニーカー以外の靴を洗いたい場合はどのようにすればよいのでしょうか。ここでは、革靴とスエード素材の靴の洗い方を解説します。

革靴の洗い方

革靴は水洗いできないので、クリーナーと革靴用クリームを使って汚れを拭き取っていきましょう。クリーナーを革靴に付け、やわらかい布で優しく汚れを拭き取ります。これが終わったら、革靴用クリームで革靴を保湿していきます。

基本的なお手入れはクリーナーで拭き取るだけで十分です。汚れが目立たないときも定期的にクリーナーでお手入れすることで、古い油を取り除くことができるのでおすすめです。

お手入れが終わったら風通しのよい場所で陰干しするのですが、この際かかとを下向き、つま先を上向きにして干すと型崩れを起こしにくく、乾きも早いです。持っていれば、シューキーパーを使うとより効果的です。

スエードの洗い方

スエードの靴を洗うときは、以下のような手順で行います。

  1. 使い古しの歯ブラシで表面の汚れを落とす
  2. 洗面器にぬるま湯とシャンプーを入れてよく混ぜ、洗浄液を作る
  3. 濡らした雑巾で靴全体をゆっくりと湿らせる
  4. スポンジもしくはやわらかいブラシに洗浄液を染み込ませ、靴全体を磨く
  5. 濡らしたスポンジで、吸い取るように靴に付いたシャンプーを取り除く

洗い終わったら、風通しのよい場所で陰干しします。このとき新聞紙を丸めて入れておくと乾きが早くなります。靴が乾いたら、ブラシで毛並みに沿ってブラッシングして完了です。

靴のクリーニングに出す

靴の正しい洗い方がわかったとしても、高級な靴や大切な靴を自分で洗うのは少し怖いですよね。そういったときは専門の店に頼むのが確実です。

自分で洗う場合とは異なり料金がかかってしまいますが、失敗もほぼないので安心して任せることができます。

靴のクリーニングには『宅配クリーニング』と『店舗によるクリーニング』があり、前者は業者に洗って欲しい靴を送り、宅配で届けてもらうという便利なサービスです。一方後者は店舗まで直接持ち込む方法ですので、お近くの靴クリーニング店をチェックしてみてください。

持ち込むのが面倒だったり、お近くに靴クリーニング店がない場合は、宅配クリーニングのサービスを使ってみるとよいでしょう。

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靴に合った洗い方で汚れを落とそう

靴の素材にはそれぞれ特徴があり、それに伴って洗い方も変わってきます。スニーカーであれば、靴ひもや中敷きをはずすなど下準備が面倒に感じることもあるかもしれません。

しかし、しっかりと準備して洗うことで、見た目がきれいになり、嫌なにおいも消えるので、いつも履いている靴に、より愛着が湧くことでしょう。

最初から高級な靴を洗うと失敗したときのショックが大きいので、あまり履いていない靴で練習することもおすすめです。靴に合った洗い方を習得して、長く愛用していきましょう。

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