ビール祭りを楽しもう。ビール祭りは新たなビールに出会えるチャンス

2019.03.26

各地の名だたるビールが集まる「ビールのお祭り」に参加したことはありますか?非日常感を楽しみながら、ワイワイ飲み騒ぎたいあなた!今記事ではオクトーバーフェストやビアフェスなどのビール祭りや、ビール祭りの楽しみ方についてお話していきます。

有名なビール祭り、オクトーバーフェスト

ドイツ生まれのビール祭り

ビール祭りの有名どころとして、欠かせないのが「オクトーバーフェスト」。新しいビールの醸造シーズンの幕開けをお祝いするというコンセプトから始まり、ドイツ・バイエルン州では当たり前のように行われているお祭りだったそう。

もともとは1810年に、当時の皇太子ルードヴィヒとザクセン皇女の結婚式をミュンヘン全体で祝ったことがきっかけでした。

現代のオクトーバーフェストも巨大ビールテント・小屋台・アトラクションはもちろん、移動遊園地や数キロに及ぶパレードなど、数多くのイベントが企画される世界規模の祭典となっています。

時期的にはだいたい9〜10月あたりに開催され、毎年約600万人もの人が参加し、700万リットルものビールが消費されるそう。まさに他の追随を許さない、トップクラスのビール祭りです。

現在は日本各地で開催している

日本においても約数十年前から以下のような場所でオクトーバーフェストが開催されてきました。

  • 神戸ドイツ学院
  • 東京・横浜独逸学院
  • 大阪・梅田「スーパードライ梅田」
  • 横浜赤レンガ倉庫前広場

近年では2016年のオクトーバーフェストにおいて、9つの会場全体で約46万人が参加する日本最大級の大きなビール祭りとしてその地位を確立しています。

日本にいながらドイツ文化に触れ、異文化交流を深めることもできるオクトーバーフェストは、今後も数十年に渡って発展が見込めるビール祭りと言えるでしょう。

ビール祭りはオクトーバーフェスト以外にも

日本最大級のビールのお祭り ビアフェス

ドイツ最大の有名ビール祭りであるオクトーバーフェストに対し、日本最大級の有名ビール祭りといえるのは「ビアフェス」ではないでしょうか。

正式名称は「ジャパン・ビアフェスティバル」と言い、日本地ビール協会が主催するビール祭りで、入場料を支払うことで会場内の有名ビールを思う存分試飲できるというもの。

会場内では、世界5大ビール審査会の一つに数えられる「インターナショナル・ビアカップ」で賞を獲った実力派のビールが勢ぞろい。ビアフェス特製のベストアロマグラスで、それぞれのビールの風味を堪能しつつ楽しみましょう。

他にも、ビアジャッジによるテイスティングツアーやビールセミナーなど、ビールにより一層詳しくなれるイベントもあります。現在では東京・大阪・横浜・名古屋・福岡・沖縄の6つの会場で開催されています。

2019年で10周年 ベルギービールウィークエンド

1000種類をこえるベルギービールやフード・スイーツを楽しめるビール祭りで、ユネスコ文化遺産にも登録されています。

「どんな時も最高のビールを提供する」がコンセプトで、すべてのビールをベストな状態で楽しめるよう工夫を凝らされ作られたビアグラスを購入して参戦するスタイルです。ビアグラスと共に1枚210円のコインを購入し、このコインでビールを買うといった流れも特徴的。

各ビールに設定されている「テイストチャート」を見ることで、甘味・酸味・苦味・コク・キレ・香りなどの程度が事前にわかるようになっているのがポイントです。

開催地は東京・大阪・兵庫・愛知・神奈川・北海道で、スケジュールやイベント内容などは地域によって違いがあります。

クラフトビールが勢揃い 大江戸ビール祭り

日本や海外の多種多様なクラフトビールを味わえる国内最大級のビールイベントと呼ばれる大江戸ビール祭り。入場料は無料で、場内での支払いもとっつきやすいキャッシュオンデリバリータイプ。

年に複数回行われるのも大江戸ビール祭りの特徴で、仕事帰りなどにふらっと立ち寄れる気軽さもあり、イメージとしては「ちょっと大きな地元の祭り」のような感じでしょうか。大江戸ビール祭り実行委員会によって主催・開催され、開催地は東京・品川です。

ビール祭りで味わえるクラフトビールとは?

小規模な醸造所が作るビールのこと

小規模な醸造所のビール職人により丹精込められて作られるビールが「クラフトビール」です。「職人技のビール」とも呼ばれ、作られている地域の風土や気候などの影響を受けて、長い年月をかけ進化するうちに醸造所の固有ブランドとなっていきます。

普通のビールと同様に、大麦麦芽・ホップ・水・酵母から作られ、麦・米・馬鈴薯・トウモロコシ・でんぷん・着色料・糖類といった副原料も用いられます。

その醸造所の伝統的な原料・製法を使って作るビールもあれば、珍しい副原料を用いたオリジナリティあふれるビールもあったりと、型にはまらない多種多様なビールが続々と生み出されているようです。

クラフトビールは3種類に分けられる

主に発酵方法の違いから「エール」「ラガー」「自然発酵ビール」の3種類に分けられるクラフトビール。それぞれどう違うのか、具体的に説明するとこのようになります。

ラガー

発酵の最後に下の方に沈む「下面発酵酵母」を使用して、10度前後の低温で発酵させたビールです。すっきり爽快なのどごし・味わいに加え黄金色の綺麗な液色が特徴的。日本で流通している多くはこのラガー系になります。

エール

発酵の最後に上の方に浮かんでくる「上面発酵酵母」を使用して、20度前後のやや常温で発酵させて作るビールです。フルーティな風味やコクのある味わいが特徴的で、ビールの中でも特に古い歴史を持ちます。

自然発酵

培養管理されていない自然の酵母を入れて発酵させたビールで、現在ではそう多くは作られていないようです。ベルギーの「ランビック」というビールが代表的で、日本では岩手県の「いわて蔵ビール」という醸造所で作られています。

酸味のある味わいで苦味が少ないので、苦いビールが好みでないならこちらをチョイスするのもアリ。

ビール祭りを初心者が楽しむ方法

①どんなクラフトビールがあるのか知る

これだけ世界のビールが揃っているお祭りに来ているのに、ただ手当たり次第にビールを試飲して回るだけじゃもったいないです。

事前にどんなクラフトビールがあるか情報収集してから行くのもビール祭りの醍醐味。行きたいビール祭りの公式サイトなどを事前によく確認しておきましょう。

参加ブルワリー・出展ビール・祭りの歴史など、情報を知ってるのと知らないのとでは、祭りの楽しみ方がまったく違ってきます。

②ブルワーと話してみる

歴史ある本場ブルワリーから、この日の為に精魂込めてビールを作ってくれるブルワーさん達。ビール祭り以外でブルワーと出会えるチャンスなんてなかなかありませんし、この機会にちょっとお話しをしてみるのも一興です。

「これはどんな味のビールなんですか?」「副原料は何を使っているんですか?」など、ビールに関する簡単な質問を投げかけてみると案外答えてくれるので、とっても為になります。

ただし、くれぐれもお仕事の邪魔にならないように。自分の応対をしてくれている時に、サクッと聞く程度にとどめるのがベストです。

③ビールを味わって飲む

本場のクラフトビールは使っている原料・副原料・製造方法など、プロの職人のこだわりが詰まっている一品です。多種多様なビールを味わうことのできるこの機会に、それぞれ味がどう違うのかじっくりと飲み比べてみましょう。

ビール祭りの会場によってはビアグラスを購入する必要がある場所もありますが、こういった場でのビアグラスはたいていビールの味を最大限に引き出す作りなので、そのあたりも意識しながら香りや風味を堪能してみるのも良いでしょう。

ビール祭りで新たなビールと出会おう

ビール祭りは全国で開催しているので、気軽に参加しやすくなっています。ビール祭りでは全国・世界のクラフトビールが味わえるので、新しいビールとの出会いの場になりますよ。

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