ボウリングのプロテクターは必要?効果や選び方を紹介します

2019.03.26

ボウリング場に行くと手首にプロテクターを使っている人を見かけるでしょう。プロテクターの役割は手首を固定することですが、使うとどんなメリットがあるのかを解説します。自分に最適なアイテムで上達を目指しましょう。

ボウリングプロテクターの意味とは?

ボウリングで、手首を固定させる補助道具のことを『プロテクター』といいます。『リスタイ』ともよばれ、手袋のようなタイプから、金属製でがっちり固定するタイプまでさまざまな種類が販売されています。

プロテクターを使うメリットを考えてみましょう。

手首を安定させてコントロールアップ

ボウリングはタイミングに合わせた手首の返しが重要です。初心者の場合、ボールのリリース時に手首が極端に曲がったり、ねじれてしまったりして、軌道やスピードがコントロールできないことがあるでしょう。

プロテクターを装着すると手首が固定されるので、無駄な動きが少なくなり、ボールを上手にコントロールできるようになります。

回転数を上げてカーブをかけやすくする

ストライク率を上げる『カーブ』は、ボウリングで必ずマスターしたいテクニックの1つです。ボールがカーブするのは、ボールの回転数とレーンに塗られたオイル状態が大きく関係しています。

ボールをしっかり回転させるポイントは、手首を固定した状態で力強く投げることです。たくさん回転させたいからといって、手首を強くスイングすると、怪我につながる恐れがあるので気をつけましょう。

プロテクターで手首が固定されると、カーブボールが投げやすくなる上、手首を傷める心配が少なくなります。

ボウリングのプロテクターの種類と選び方

ボウリングのプロテクターは、形によって用途が異なります。価格もピンからキリまであるので、まずは使用する目的を明確にしましょう。

手首をサポートする基本的なもの

手首を固定しサポートするプロテクターは、最も基本的な形で『スタンダードタイプ』ともよばれます。手首部分だけに装着し、てのひらや指はカバーされません。

装着すると手首がしっかりと固定され、無駄な動きが抑えられます。手首部分には硬い金属が入っており、手首が外側に折れ曲がらないようにサポートしてくれるのが特徴です。

親指の抜けに特化し投球を安定させるもの

ボールをリリースするときは、球から親指を外し、中指と薬指の2本で押し出すようにするのが基本です。しかし、中には球から親指がなかなか抜けず、投球が不安定になる人が少なくありません。

プロテクターの中には『親指の抜けに特化したタイプ』があります。これは手首から指の付け根までを覆うタイプで、親指の抜けを早め、ボールに回転がかかるのをサポートします。

また、ボールサイズや投げ方によっては、親指の第一関節部分にタコができることがあります。プロテクターを装着すると一カ所にかかる力が分散されるため、こうしたトラブルや痛みが減少するでしょう。

横回転をかけやすく人差し指まで覆うもの

ボールの回転には縦回転と横回転があります。真っすぐ安定して進む縦回転に対し、横回転はストライクに必要な入射角度が得られやすいのがメリットです。

横回転のコントロールをサポートするのが『人差し指まで覆うタイプ』のプロテクターで、手首と指の反りを抑える役割を担います。

これを使用することで、横回転が増すだけでなく、途中までは直線的に進んでピン直前で軌道を変える『フックボール』も投げやすくなるでしょう。

金属製で手首を強く固定するもの

上記で紹介したリスタイは主に布製で、手首部分に固定するための金属を搭載していますが、全体が金属製のプロテクターもあります。

耐食性に優れたステンレスや軽量で丈夫な耐久強化ステンレスなどが使われることが多く、布よりも手全体を包み込むホールド力・強制力が強いのが特徴です。

手首の角度が変えられるので、リリース時の手首の癖を改善し、正しいフォームを身に着けるのに役立つでしょう。手首がボールの重さに負けて後ろに反れるのを防ぐ役目もあります。

ホールド感が強い分、最初のうちは手首が動かしにくいと感じるかもしれません。

ボウリングのプロテクターの価格は?

プロテクターは初心者のスコアアップや怪我の防止に有効ですが、値段が高すぎても安すぎても不安になってしまいますね。ボウリングのプロテクターは、どのくらいの価格で買えるのでしょうか?

安いものは1000円から購入可能

プロテクターは、『布タイプ』と『金属タイプ』に大別できます。布製は比較的リーズナブルで、販売されている種類が豊富です。形や素材にもよりますが、1000~3000円前後が目安でしょう。

実際、趣味でボウリングを楽しむ人のほとんどは布タイプを使用しています。布タイプのメリットは、軽くて使いやすい上、通気性に優れている点です。コツがいらないので、何度か使っているとすぐに手に馴染んでくるでしょう。

プロテクターの形・素材・サイズは、投げ方に大きな影響を及ぼします。自分にぴったりのものが見つかるまで、色々なタイプを試してみてください。

高いものでは10000円を超えるものも

ステンレスなどの金属素材を使ったプロテクターは、数千円から1万円前後とやや高めです。回転数やスピードをアップさせるためのテクノロジーが用いられているものは、1万円を超えるものがほとんどでしょう。

たとえば、最新鋭グッズを次々と生み出す『サンブリッジ』からは、最新型のプロテクター『メカテクター』が販売されています。手首のサイドやフロントなど、細かいアングル調整が可能で、思いどおりの投球をサポートしてくれるのが特徴です。

自分の癖を直したい人やブレないフォームを学びたい人は、このような金属タイプがおすすめです。値が張るぶん、しっかりと試着してから購入しましょう。

  • 商品名:サンブリッジ メカテクター ME-5ZX
  • 価格:1万9008円(税込)
  • Amazon:商品ページ

JPBAではプロテクターの使用が禁止に

JPBA(日本プロボウリング協会)では、布製・金属製に限らず、プロテクターの使用を禁止しています。具体的にどんなシチュエーションでNGとなるのかを確認しておきましょう。

プロボウラーテストや大会で使用禁止

JPBAでは、2020年1月1日より、JPBAの正会員(プロボウラー) のトーナメントにおける投球補助器具(リスタイ・メカテクターなど)の使用を禁じています。また、その1年前の19年には、プロボウラー資格取得テストにおける使用を禁止しています。

今までプロテクターを使用して練習を積んできた選手の中には、投球スタイルを見直さなければならない人もいるでしょう。また、今後プロボウラー資格取得を目指す人は、当然プロテクターなしでの投球に慣れておく必要があります。

なお、正会員の承認イベント・チャレンジ マッチ・リーグ戦および練習での使用に制限はありません。

その他団体については禁止の動きはない

プロテクターの禁止は、ボウリング界の全ての団体に及ぶのかというと、そうではありません。日本には以下のような団体がありますが、今のところ、禁止の動きがあるのは、JPBA(日本プロボウリング協会)のみです。

  • JBP(ジャパンボウリングプロモーション)
  • ABBF(全国実業団ボウリング連盟)
  • JLBC(ジャパンレディースボウリングクラブ)
  • NBF(日本ボウラーズ連盟)
  • BPAJ(日本ボウリング場協会)
  • JBC(全日本ボウリング協会)

禁止は、あくまでもJPBAのプロボウラーや関連する大会に出場する人に関するもので、アマチュアでは禁止の動きが出ていないのが現状といえるでしょう。

自分に合ったプロテクターで上達を目指す

プロテクターは形によって用途や装着感が異なります。自分のフォームの癖を知り、ぴったりのプロテクターで上達を目指しましょう。

趣味でボウリングをするのであれば、装着が簡単で値段がリーズナブルな布製がおすすめです。手首や指を怪我から守る役目もあるので、1つ持っていて損はないでしょう。

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