靴の臭いをとるための方法。今日からできる消臭・防臭対策を徹底解説

2019.03.25

靴が臭うと、友人や恋人から臭いと思われるだけでなく、玄関全体に不快な臭いが充満してしまいます。また、足の臭いにもつながるため、外出先で靴を脱ぐことを躊躇した経験がある人も多いものです。悩みを解消する靴の臭いをとる方法を紹介します。

靴が臭くなる原因は?

「靴を定期的に洗っていても、臭いが気になる」という人は多いのではないでしょうか。実は、靴を洗うだけでは、いつまでもこの悩みから解放されません。靴の臭いの原因を理解して、正しく対処していきましょう。

臭いの原因は雑菌

人間の足の裏は、1日で大量の汗をかきます。しかし靴の場合、衣類とは違って頻繁に洗うことができません。そのため、汗が原因で雑菌が繁殖し、臭いにつながるのです。

正確には、汗自体は無臭です。雑菌が汗や皮脂を分解し『ジアセチル』を発生させることで臭くなります。

靴の中は『高音・多湿・雑菌のエサ(汗や皮脂)が豊富』という、雑菌が繁殖しやすい条件を満たしています。そのため、いくら気をつけていても、靴はあっという間に臭くなってしまいます。

特に、冬場の靴は防寒対策として通気性が低いものが多いため、蒸れやすく雑菌の繁殖がしやすい環境になっているのです。

雑菌が繁殖するのは湿度の高さ

足の裏は汗腺が多く、1日にかく汗の量はコップ1杯分ともいわれています。

季節によってはもっと汗をかくこともありますし、靴は毎日のように履くものなのであっという間に多湿の環境ができあがってしまいます。

特に、革靴やブーツのような靴は湿度が高くなりやすく、履いてから数分後には湿度が100%に到達するほどです。しかし、靴の中の湿度が高くなるのは避けられないので、ほかの方法で対策する必要があります。

垢や皮脂なども雑菌が繁殖する原因に

『臭いの原因は、ジアセチルの発生』だということは前述しました。靴の中に溜まった垢や皮脂は雑菌のエサとなり、これが分解されることでジアセチルを発生させるのです。ジアセチルが発生すると脂っぽい臭いがするようになります。

靴をきちんと洗い、定期的に垢や皮脂を取り除く必要がありますが、たった1日靴を履くだけでも、垢や皮脂は出てきてしまいます。そのため、洗う以外の方法での対処方を知り、実践することが必要です。

靴の臭いをとる方法

ここまで靴の臭いの原因を解説してきましたが、それを踏まえて靴の不快な臭いをとる方法を紹介します。簡単にできるものばかりなので、靴の臭いに悩まされている人はぜひ試してみましょう。

消臭スプレーを使う

『消臭スプレー』は、靴を脱いだときにサッと吹きかけるだけで手軽に消臭対策ができる優れものです。靴用の消臭スプレーはたくさんの種類が市販されているので、それを購入してもよいですし、自作する方法もあります。

自作する場合は、ドラッグストアなどで売られている『ミョウバン』を使うと簡単です。ミョウバンは食品添加物なので安心して使えます。

作り方は、霧吹き容器に入れたミョウバンを、水で20倍程度に薄めます。あとは溶けきるまで約6時間放置すれば完成です。

使用しているうちに肌荒れなどの症状がでたら、50倍程度まで薄めるようにするか、使用を中止して医師に相談しましょう。

10円玉でにおいを取る

『10円玉』に含まれる銅イオンには殺菌効果があるので、臭いが気になる靴に入れておくだけで雑菌の繁殖を予防してくれます。10円玉を入れる枚数は2〜3枚で十分ですが、枚数が多ければ多いほど効果は強くなります。

靴を履いているときに入れておいても効果があるので、違和感がないか試してみるのもよいでしょう。

注意すべきポイントは、10円玉をこまめに入れ替えるという点です。同じものをずっと使っていると臭いが移るので、定期的に別の10円玉に入れ替えるようにしましょう。

重曹を入れておく

お掃除グッズとしても優秀な『重曹』は、消臭と吸湿にも効果的です。ドラッグストアなどで気軽に購入できます。

使用していない靴下やストッキングなどに重曹を100gほど入れて固く結び、靴の中に入れておくだけでOKです。同じものを靴箱に入れておけば靴や玄関全体の消臭も期待できます。

効果の持続期間は2〜3カ月間程度です。すでに嫌な臭いが発生してしまっている靴を脱臭してくれるので、帰宅して靴を脱いだら重曹を入れておく習慣をつけるとよいでしょう。

靴が臭くならないための対策

ここまで靴が臭いときの対策を解説してきましたが、そもそも靴が臭くならないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?いくつか簡単にできる対策法を紹介します。

湿気のないところに保管する

臭いの原因となる雑菌の繁殖をおさえるには、『多湿の環境を避けること』が大切です。そのため長時間履いた靴を玄関にそのまま放置するという行為は、雑菌の繁殖を促しているようなものなので気をつけましょう。

保管場所は風通しのよい日陰がベストです。「日光に当てた方が殺菌できるので天日干しの方がよいのでは?」と考える人もいるかもしれません。しかし、日光によって靴の素材にダメージを与えてしまうので、陰干しにしましょう。

雨の日に履いた靴は乾かす

『雨の日に履いた靴は、脱いだあと速やかに乾かす』ようにしましょう。なるべく早く乾かすことで、臭いの防止と靴へのダメージの軽減につながります。

速やかに乾かすといっても、靴は急な湿気の変化が苦手なのでドライヤーで乾かすのはやめましょう。

おすすめはキッチンペーパーや新聞紙を丸めて入れておくことです。入れるときのポイントは、小さく破って丸めたものを敷き詰めることです。こうすることで靴との接着面が広くなり、乾きやすくなります。

洗濯機の脱水機能を使うこともできます。乾かしたい靴をネットに入れて脱水するだけでOKです。ただし、型崩れを気にする場合や革靴は傷むので避けた方がよいでしょう。

それでも臭いが消えない場合は

あらゆる方法を試しても臭いが消えない場合は、根本的な部分を解決する必要があるでしょう。ここまで解説した方法を試してもダメだった場合は、以下の方法を試してみましょう。

定期的に靴を洗う

靴を洗ってしまえば、大抵の臭いや汚れはリセットされます。普通に洗うだけでもよいのですが、洗う前にひと工夫すると臭いが消えやすくなります。

まずは、『重曹』と『酸素系漂白剤』をぬるま湯に溶かしたものを用意します。ぬるま湯1Lに対し、それぞれ大さじ1杯ほどを溶かし入れます。そこに靴を入れるのですが、このとき中敷きと靴ひもを外して別々で入れると効果的です。

30分ほど放置したら、靴をひっくり返してさらに30分放置します。あとは靴を取り出して通常通り洗えば完了です。洗ったあとは日陰で風通しのよい場所でしっかりと乾かすことも大切です。

同じ靴を履かないようにする

毎日のように同じ靴を履いていると、臭いが発生しやすくなります。できれば同じ靴は2〜3日置きに履くようにし、履かないときは靴の中に重曹を入れるなどして消臭対策しておくとよいでしょう。

靴を休ませるのと同時にストッキングや靴下などの通気性のよい素材に重曹を100gほど入れてヘアゴムなどで縛り、靴の中に入れておきましょう。これだけでも大体の臭いがとれます。

足が原因の場合は足を綺麗にする

足に付着している皮脂や垢、雑菌は臭いの原因となります。そのため足を入念に洗うようにするだけで臭いを防止できます。足を洗う際に使用するせっけんやボディソープを殺菌成分が入っているものを選ぶとより効果的です。

また、重曹を使って足をきれいにする方法もあります。洗面器にお湯を張り、重曹を大さじ1杯入れて10分間放置したものを用意します。そこに足を入れてしばらくしたらタオルで拭きとります。これだけで足の角質がとれてツルツルになります。

重曹は温泉の成分にも使われており、足湯は血行促進にも効果があるのでおすすめです。

おすすめの消臭グッズを紹介

お手軽に消臭効果を実感したいのであれば、市販の消臭グッズが便利です。その中でもおすすめの消臭グッズを三つ紹介します。

粉タイプ グランズレメディ

『グランズレメディ』は、パウダータイプの消臭グッズです。

使い方は簡単で、臭いが気になる靴の中にパウダーを散布して靴を揺すり、粉を行き渡らせるだけです。

パウダータイプなので、つま先やかかとまで簡単に行き渡らせることができます。一つのボトルで約100回分(片足)あるので、使用頻度にもよりますが4〜5カ月ほど使用できます。そのため、夏場の汗をかきやすいシーズンを乗り切れるでしょう。

  • 商品名:グランズレメディ【レギュラー】
  • 価格:1440円(税込)
  • Amazon商品ページ

スプレータイプ ドクターショール

ドクターショールの『靴スプレー』は、スプレータイプの消臭グッズで、臭いが気になる靴に吹きかけるだけで消臭・抗菌効果が得られます。

消臭効果は24時間持続するため、出かける前にひと拭きしておくと外出先でも安心です。

また、臭いの元となる菌の繁殖も抑制してくれるので汗をかいても臭いが発生しにくくなります。

  • 商品名:ドクターショール 消臭・抗菌 靴スプレー 無香料
  • 価格:723円(税込)
  • Amazon商品ページ

シートタイプ 備長炭ドライペット

『備長炭ドライペット』は、靴の中の除湿と消臭に効果があります。

長時間履いた靴は脱いだあとも湿気を帯びています。そこで速やかに備長炭ドライペットを入れることで除湿し、雑菌が繁殖しにくい環境にします。

消臭にも効果的なので、靴を脱いだら備長炭ドライペットを入れるのを習慣にすれば嫌な臭いに悩まされることは少なくなるでしょう。

  • 商品名:備長炭ドライペット 除湿剤 靴 くつ用 (21g×4枚入り 2足分) ×2個
  • 価格:511円(税込)
  • Amazon商品ページ

消臭・防臭対策で臭わない靴を履こう

臭い対策もエチケットの一つです。どれだけおしゃれな服装で清潔感に気をつかっていても、嫌な臭いがするだけで台無しです。

また、靴や足は本人の鼻から遠い部分なので、臭いに気がつかないこともあるでしょう。この機会に、普段履いている靴や足の裏の匂いを嗅いでみて、臭いと感じたら消臭対策を行いましょう。

無理のない範囲で消臭対策を取り入れて、臭いのしない靴で清潔に過ごしましょう。

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