日本を代表する小説の名作10冊。時間を忘れるほどの面白さ

2019.03.22

日本には数多くの小説が存在し、小説好きの人を楽しませてくれる名作が存在します。小説好きにとっては新しい作品がまた出ないかと本屋に立ち寄り、常に面白い小説を追い求めていることでしょう。

ただ日本の小説の中には、代表作とも言われる名作があることも事実。今回はその名作の中でも小説が好きな人におすすめする小説をご紹介していきます。時間を忘れるほどの面白さを兼ね備えているので、まだ読んだことのない作品があったら一度手に取っていただきたい。

本の世界観に圧倒。日本のSF小説の名作

SF 小説となると世界の小説が注目されがちですが、日本にも名作と言われるSF小説が出ています。ここでは、そんな日本の名作とも言えるSF小説をご紹介していきましょう。

星新一『きまぐれロボット』

SF小説を読んだことがない初心者におすすめの小説となっています。ショートショート集を作ることに長けた作者が作るSF小説は見ている人を引き込んでいきます。

お金持ちな主人公がロボットを購入したのだが、変わった行動をしたり、奇抜な動きをしたりとSFチックな作風に仕上がっており見ている人を飽きさせません。タイトルの通りロボットがたくさん出てきて子供でも読みやすい作品と言えるでしょう。

これから読書感想文を書かなくてはいけないお子さんがいるなら、一緒に読んでみてはいかがでしょうか。

筒井康隆『旅のラゴス』

筒井康隆は言わずも知れた有名小説家で、日本のSF小説には外せれない存在と言えます。代表作は「時をかける少女」や「七瀬ふたたび」などがありますが、ファンを語るなら外せれないのが今作品です。

文明を失う代わりに超能力を得た世界で旅をする主人公は、旅をすることが自分の人生だと悟っていきます。異空間の世界ながらも懸命に生きようとする様は、人間の一生に面白みがあることを感じさせてくれます。

話の展開が次々と切り替わっていくので、読んでいて楽しめること間違いありません。

時間を忘れる。日本のファンタジー小説の名作

日常ではありえない世界を楽しむことができるファンタジー物語。世界でも有名な作品は多く存在しますが、日本にも名作が出ていることをご存知でしょうか?

そこでここでは、日本の有名なファンタジー小説をご紹介していきます。今までファンタジー小説を見てこなかった人にも読みやすいものを厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。

伊坂 幸太郎『死神の精度』

ファンタジー小説初心者でも読みやすい、6つの短編集を兼ね備えた作品になります。主人公であるは人間界に来た「調査部」員として、「死」に値する存在か「見送る」存在であるかを見極めていきます。

章ごとに主人公の性格や状況が入れ替わっていき、感情のない主人公は死を宣告していきます。人の苦悩する表情や感情を見事に描いており、見ている人を恐怖に落とし入りながらも読み終わるころには満足感を得られる作品と言えるでしょう。

1話でもすぐに読むことができるので、最初読むべきファンタジー小説としては最適な小説になります。

荻原 規子『空色勾玉』

10代という若い世代から大人まで楽しむことができる、ファンタジー小説になります。神と人間が一緒に住む世界を題材にした作品で、日本古代の物語を描いています。

闇の一族と輝の一族の間では争いが続く世界で、主人公は「水の乙女」だと言われます。自分の存在が何なのかを知っていく中で人間らしい感情を持ち合わせていくので、温かみのあるストーリー展開となっています。

世界のファンタジーとはまた違った、日本らしい風景にこだわった作品となっているので、引き込まれていくこと間違いないでしょう。

恩田 陸『光の帝国』

光の帝国は小説『常野物語』の第1作として有名になった作品となっています。『光の帝国』以外にも『蒲公英草紙』『エンド・ゲーム』など計3作が刊行されています。

中でも光の帝国はドラマ化しており、特殊能力をもつ「常野」の人達の生き様を描いています。能力を持ってしまった常野一族が何を思い生きているのかという人間模様は、悲しさと温かみで溢れています。

連続短編集なので、まずは最初手に取って「常野一族」の世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。

深みのある一時に。日本の短編小説の名作

小説の中には長編小説もあれば、短編小説もあります。最初小説を読み始めようと考えたとき、慣れていない人は短編小説を選んでいく傾向にあるでしょう。

そこでここでは、日本の名作短編小説についてご紹介していきます。気軽に読める作品ばかりを厳選したので、気軽に読んでみてください。

伊坂幸太郎『終末のフール』

短編小説でありながら、ミステリー小説になる今作品は出版されたとき話題を呼びました。物語がいきなり「8年後に惑星が地球に当たってしまい、人類が滅んでしまう」という設定で描かれており、荒れ狂う人間模様が描かれています。

人間が決められている死に対して、どのように生きていくかの人間性を見ることができ、生きている今だからこそ何をしていくべきかを考えさせれます。いつ死ぬか分からない人生だからこそ、しっかりと考えて行動すべきだと訴えているようにも感じることでしょう。

また人間とはなぜ生まれ、なぜ生きているのかを考えさせる作品とも言えます。

荻原浩『押入れのちよ』

短編集ながらも1つ1つの章が繋がっている、傑作ホラー短編集となっています。ラジオドラマ化されたことでも話題を呼び、ホラーの要素も強い作品です。

内容は幽霊と殺人の話に分けられており、それぞれのストーリーで恐怖を感じつつ涙を流さずにはいられないストーリーも展開されています。殺人の話はとにかく怖い小説を見てみたいと感じている人には、最高の小説となること間違いないでしょう。

最後までハラハラしながらも、怖いものばかりではないので、今までホラー小説を読まなかった人にもぜひ挑戦していただきたい。

綾辻行人『どんどん橋、落ちた』

ミステリー作家によって作られた今作品は、ミステリーを読まない人には少し難しいミステリー小説となっています。内容はメタフィクション形式で描かれており、叙述トリックが採用されています。

読んでいて難しいという意見が多いことで話題となっていますが、何かと印象を残す作品となっています。少し上級者向けの小説となっているので、今までにミステリー小説を読み慣れている人は一度挑戦してみる価値があるでしょう。

長きに渡り語り継がれる。日本人名作小説

日本では若い小説家によって、新しい作品がどんどん作られています。ただ昔から語り継がれている名作小説があることも忘れてはいけません。小説が好きな人にとって、過去の名作とは切っても切れない作品となるのです。

そこでここでは、日本が過去に生み出した名作小説をご紹介していきます。

田中芳樹『銀河英雄伝説』

小説の中で、戦術と戦略の違いを学びつつ、アニメ化もした話題SF作です。原作は1500万部を突破しており、今でも愛されている小説と言えます。

人間ドラマを物語の中でも描いており、SF世界を見事に演出しています。戦争の裏側を知ることもできたり、政治的な事象を学ぶことができるので、人生においてのバイブルになりうる要素を兼ね備えています。

最近面白みがある小説が見つかっていない人には、ぜひこの本を読んでいただきたいものです。

司馬遼太郎『竜馬がゆく』

累計2500万部を突破した、坂本龍馬の生涯を描いた小説となっています。司馬遼太郎の代表作とも言える今作品は、坂本龍馬という人物が鮮明にわかるだけでなく、どれだけ時代の先駆者として活躍したかが描かれています。

時代小説として説明がつかず、ビジネス書としても読めるぐらい学びが多いのが特徴的です。幕末の物語も分かりやすく書かれているので、小説や人生の教科書、歴史を一色単に楽しむことができます。

坂本龍馬や幕末時代の歴史が好きな人は、ぜひ読むべき作品と言えるでしょう。

まとめ

考えたこともない世界観が日本小説の中にはあります。予想をはるかに上回る展開に、時間を忘れページをめくる手が止まらなくなるでしょう。

今回ご紹介させていただいたのは、今後も長きに渡り読まれる名作でしょう。もし読みたいと思った一冊がありましたら、ぜひ手に取りお楽しみください。

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