初めての劇団四季はキャッツがおすすめ。人気の握手座席とは

2019.03.22

日本のミュージカルといえば、劇団四季の「キャッツ」というくらい歴史が古く、これまでにたくさんの人から愛されています。今回はミュージカルを見たことない人にはまずキャッツをおすすめする、その理由を紹介します。

劇団四季のキャッツとは

キャッツとは、「キャッツ-ポッサムおじさんの猫とつき合う法」という詩集をもとに舞台化されたミュージカル作品です。日本では劇団四季が1983年に初演、そして2019年3月12日に記念すべき10,000回公演という大人気作品です。

日本上演35周年を迎えるロングラン作品

劇団四季のキャッツは1983年に東京都新宿にあった日本初のミュージカル専用の仮設劇場で初めて公演され、2018年に35周年を迎えました。それ以降、大阪、名古屋、福岡、札幌、静岡、広島、仙台と全国のさまざまな場所で上演され、2019年現在も東京で上演されています。

キャッツの世界観に浸れる舞台と衣装

キャッツの見どころのひとつである舞台と衣装。キャッツの舞台は都会のゴミ捨て場です。ロビーから続く扉を開けると、目の前にはすでにキャッツの世界が広がっています。まず、3000点ものゴミのオブジェに目を奪われます。公演場所によってゴミの種類が違っていたり、ゴミの中に一点だけ四つ葉のクローバーがあったりと、ファンサービスも満載です。

そしてキャッツに登場する個性豊かな24匹の猫たちの衣装は、ほんの一瞬しか見えない場所までこだわりぬいた、素晴らしいものになっています。衣装を見ているだけでも時間が経ってしまいそうです。

華麗な歌とダンス

そしてもうひとつの見どころは、圧倒的なパフォーマンス。猫たちの華麗な歌とダンスに必ず魅了されます。「メモリー」というキャッツの代表曲がありますが、キャッツの曲を知らない人もどこかで聞いたことがあるかもしれません。キャッツの音楽は頭に残りやすいものばかりで、とても印象的でつい口ずさんでしまうほどです。

そしてキャッツは他の作品に比べダンスのシーンが多く、猫たちが踊り続けるというシーンもあります。ハイレベルなダンス演技は必見です。

ストーリーと登場人物

キャッツは24匹の猫たちによる物語です。おおまかなあらすじと猫の名前を紹介します。

あらすじ

“満月が青白く輝く夜、街の片隅のゴミ捨て場。 たくさんのジェリクルキャッツたちが、年に一度開かれる”ジェリクル舞踏会”に参加するため集まってきます。

人間に飼い馴らされることを拒否して、逆境に負けずしたたかに生き抜き、自らの人生を謳歌する強靭な思想と無限の個性、行動力を持つ猫、それがジェリクルキャッツ。

そして今宵は、長老猫が最も純粋なジェリクルキャッツを選ぶ特別な舞踏会。 再生を許され、新しいジェリクルの命を得るのは誰か。 夜を徹して歌い踊る猫たち。 やがて夜明けが近づき、ナイフで切ってしまえそうな静寂に向かって、天上に上り、 新しい人生を生きることを許されるただ一匹の猫の名前が、宣言されます。

その猫とは‥。”

(出典:劇団四季

登場人物

劇団四季版キャッツの猫たちは原作、海外公演の猫と設定が違っていたり、オリジナルであったりします。とっても可愛い個性豊かな魅力的な猫たちを紹介します。

  1. 「マンカストラップ」 行動力と正義感が強めなリーダー気質。
  2. 「タントミール」 毛が短く、セクシーでミステリアスなメス猫。
  3. 「ジェニエニドッツ」 世話を焼くのが好きなふとっちょのおばさん猫。
  4. 「ラム・タム・タガー」 自由な性格でモテモテのオス猫。
  5. 「バストファージョーンズ」 白い立派なヒゲを持つ、ふとっちょの紳士猫。
  6. 「オールドデュトロミー」 猫たちに尊敬されている長老猫。
  7. 「マンゴージェリー」&「ランペルティーザ」 盗みをはたらく泥棒猫。カップル。
  8. 「ジェミマ」 劇団四季オリジナル設定のメス猫。勝気な性格。
  9. 「コリコパット」 劇団四季オリジナル設定の青年猫。踊りが得意で怖いもの知らずな性格。
  10. 「ヴィクトリア」 美しい純白の毛をもつメス猫。
  11. 「カーバケッティ」 劇団四季オリジナル設定のオス猫。控えめだけど紳士的な性格。
  12. 「カッサンドラ」 神秘的なおとなのメス猫。
  13. 「タンブルブルータス」 男性的な印象が強いオス猫。
  14. 「ランパスキャット」 黒と白と灰色が混じった毛並みのオス猫。エネルギッシュでロックサウンドが得意。
  15. 「ギルバード」 劇団四季オリジナル設定のオス猫。シャム猫軍団の隊長。
  16. 「アスパラガス」 芝居を愛して劇場に住み着いたオス猫。若かりし頃にグロールタイガーという海賊を演じていた。
  17. 「ジェリーロラム」 アスパラガスに寄り添い、面倒見の良い年老いたメス猫。グリドルボーンというグロールタイガーを誘惑する悪女猫を演じていた。
  18. 「スキンブルシャンクス」 鉄道の車掌として働くオス猫。黒い帽子とベストがトレードマーク。
  19. 「マキャヴィティ」 極悪の犯罪王猫。赤色のぼさぼさとした毛並。
  20. 「ディミータ」 戦闘力の高いメス猫。しなやかでクールなところが特長。
  21. 「ボンバルリーナ」 クールで姉御肌なメス猫。黒い毛並みがとってもセクシー。
  22. 「ミストフェリーズ」 小柄だけど白黒のツートンカラーが目を引くオス猫。魔術が得意。
  23. 「グリザベラ」 年老いた元娼婦のメス猫。寂しさと哀愁が漂っています。
  24. 「シラバブ」 生まれたばかりの小さなオスの子猫です。グリザベラと対照的な純粋さが特長。

キャッツの上演場所と料金

2019年現在、キャッツは東京のキャッツ・シアターで上演されています。

キャッツ・シアター

キャッツシアターはキャッツを上演するためにつくられた劇場です。2004年から2009年までは品川区東五反田にあり、2009年から2012年までは神奈川県横浜市にあり、そして2018年に現在の品川区につくられました。外側の天井には猫の目がふたつ光り、猫の顔をしたキャッツらしい劇場となっています。

住所

〒140-0005 東京都品川区広町2丁目1-18

アクセス方法

  • JR京浜東北線 大井町駅西口 徒歩5分
  • 東急大井町線 大井町駅 徒歩5分
  • 東京臨海高速鉄道りんかい線 大井町駅出口B 徒歩5分

座席種類と料金

キャッツの座席には他と違い回転席があります。前列の座席が180度回転する仕様になっています。少し料金は高く、なかなか取れない人気席となっていますが、一度は座ってみたいですね。

一般 会員 子ども
S回転       11,800円 S回転        10,800円
S1    11,880円 S1        10,800円
S             11,880円 S      10,800円 S           5,940円
A             8,640円 A             8,640円 A    4,320円
B              6,480円 B             6,480円
C              3,240円 C             3,240円

チケットの予約方法

チケットは、「四季の会」もしくは、劇団四季の公式サイトや大手プレイガイドのチケットぴあで取るのがおすすめです。「四季の会」は年会費を払うことで一般販売よりも早く、良席を確保することができます。

人気の握手席とは

キャッツはキャストの猫たちと握手ができるというお楽しみイベントがあります。明確な握手席というものは存在しませんが、この辺りに座っていればお目当ての猫とカーテンコール時に握手ができるという握手席というものがあります。

カーテンコールは役者と握手できるかも

キャッツではカーテンコールの時に猫たちと握手できることが恒例のお楽しみとなっています。

いい席を予約して握手しよう

公式ではこの席に座っていれば握手ができるという情報は公開されていませんが、席によって握手できる可能性は高まります。ですので、お目当ての猫がいたらその席を狙って予約するのもいいかもしれません。しかしあくまで可能性があるというものなので、握手ができたらいいなというくらいに思っておきましょう。

初めて劇団四季を見るならキャッツ

キャッツはとても人気のある作品で、劇団四季の公演を見るのが初めてという方にもおすすめです。もしかしたら、役者と握手できる興奮も味わえるかもしれません。ぜひキャッツシアターで、キャッツの不思議な世界観を味わってみてくださいね。

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