大人気スイーツ、クレープシュゼットを味わおう。東京都内の人気店と簡単レシピ

2019.03.22

クレープシュゼットという料理をご存知ですか?クレープというと気軽にテイクアウトして食べられるというイメージがありますが、クレープシュゼットは、お料理のようにお皿に盛りつけていただく温かいデザートです。ご家庭でも簡単に作れるので作り方やレシピ、東京のおすすめ店もご紹介いたします。

クレープ・シュゼットとは

クレープシュゼットとは、小麦粉の生地のクレープを、バターとオレンジソース、そして「グラン・マルニエ」というオレンジリキュールでフランベして作られるフランス発祥のデザートです。フランスではコース料理のデセール(デザート)として供されることも多く、ポピュラーなデザートといえるでしょう。

すりおろしたオレンジの皮と一緒に煮込まれたクレープに、芳醇なリキュールをフランベして作られるクレープは、もっちりとした触感とオレンジの爽やかな香りがベストマッチ。何とも言えない酸味と甘みが味わえます。

失敗から生まれた?誕生秘話

この美味しいスイーツは、なんと、有名なパティシエ「アンリ・シャルパンティエ」の失敗から生まれたものだといわれています。

彼がエドワード王太子(後のエドワード7世)とその恋人シュゼットのためにデザートを準備している最中、調理中に誤ってリキュールに火を付けてしまったのです。しかしそれがかえってクレープに深い味わいをもたらして、偶然このスイーツが出来たといわれています。

ちなみにお分かりでしょうが、クレープシュゼットの「シュゼット」とは、この王太子の恋人の名前から名づけられました。誕生秘話までロマンティックでおしゃれな料理ですね。

クレープシュゼットの作り方

家で炎を上げてフランベをするのは難しいですが、実はクレープシュゼットはご自宅でも簡単に作れるんです。今回は自宅でできる「フランベなし」の簡単クレープシュゼットのレシピを紹介します。

材料:クレープ生地

  • 薄力粉:100g
  • 卵:2個
  • グラニュー糖:25g
  • 塩:小さじ1/3杯
  • 牛乳:250ml
  • 無塩バター:25g
  • サラダ油:小さじ1杯

材料:オレンジソース

  • オレンジ:4個
  • レモン:1個
  • オレンジの皮:2個分
  • グラニュー糖:120g
  • 無塩バター:30g
  • グラン・マルニエ:50ml

下準備

  • 牛乳は室温にしておく。(冷たいとダマになりやすい)
  • クレープ生地用のバターはレンジ600Wで10秒加熱して溶かしておく。
  • オレンジは半分に切り、皮は塩で洗い白いワタの部分を除き、せん切りにする。
  • 薄力粉は振るっておく。
  • 卵は溶きほぐしておく。

クレープの作り方

  1. ボールに薄力粉、粉糖、塩、卵を入れて、生地にダマがないよう滑らかに混ぜます。中心から少しずつなじませるようにして泡立て器で混ぜ合わせます。
  2. 牛乳を少しずつ入れて、しっかりと混ぜたらバターとグラン・マルニエを加えます。さらに牛乳を加えラップして冷蔵庫で30分ほどねかせます。
  3. フライパンを温めてサラダ油を引きます。フライパンに2を丸く流しいれて焼き、焼き色が付いたら裏返して焼きます。

オレンジソースの作り方

  1. フライパンにバターを入れて溶かし、オレンジ果汁、グラニュー糖を入れて煮詰めます。
  2. バターが溶けたらオレンジ果汁とレモン果汁を用意して、よく混ぜグラン・マルニエを加え火から外します。
  3. 焼いたクレープを1枚ずつオレンジソースにくぐらせ、4つ折りにして耐熱皿に並べ入れます。
  4. オレンジソースにオレンジの果肉、皮、レモンの皮を入れて温めて、盛りつけたクレープにかけます。

作るときのコツ

生地を薄く綺麗に焼くコツは、ある程度は慣れが必要です。生のオレンジがないときは、みかんの缶詰めで代用してもOK。クレープは煮すぎてしまわないように気を付けましょう。オレンジ果汁は100%のオレンジジュースでもOKです。

好みに合わせたアレンジレシピ

米粉、りんごやレモン、食パンを使ったクレープシュゼットのアレンジをご紹介します。アレンジとはいえ、基本をマスターすればいたって簡単。ぜひ参考にしてみてください。

米粉でつくるクレープ生地

薄力粉の代わりに、米粉を使ってクレープ生地を焼くと、モチモチとした美味しい生地ができます。

さらに米粉の方が薄力粉よりダマになりにくく、生地がしっかりとしているのでひっくり返しやすく破れにくいというメリットもあります。米粉をつかうだけでグルテンフリーなクレープ生地が作れるため、簡単なアレンジですね。

りんごやレモンでアレンジ

オレンジのかわりに、りんごを使ってアレンジすることもできます。柔らかく煮たりんごは、ほどよく食感が残り、柔らかいクレープとの相性はばっちり。りんごジュースはストレートのものを使うと、りんご本来の甘さを感じられて美味しくなります。

また、レモンを使ったクレープシュゼットのアレンジもできます。レモン果汁と牛乳でさっぱりとしたデザートができます。さらに、使用するソースにオレンジリキュール「コアントロー」を加えると一気に大人な味付けになります。

食パンでクレープ・シュゼット風

クレープの生地を作るのが面倒な時は食パンを代用してみましょう。フレンチトーストをつくる要領で食パンでクレープ・シュゼット風ができます。食パンにオレンジソースがたっぷりとしみこみ、濃厚な味わいを楽しめます。

東京都内でおすすめのお店2選

クレープシュゼットは、まさに大人の贅沢。しかし、なにもフレンチのコースを頼まなくともクレープシュゼットを提供しているお店はたくさんあります。

ここでは東京都内のおすすめ店をご紹介いたします。ワンランク上の絶品クレープを食べてみませんか?

銀座『銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ』

まずはクレープシュゼットの元祖、『アンリ・シャルパンティエ』。2018年4月28日にリニューアルオープンしたこともあり、こだわり抜かれたスタイリッシュな店内で、様々なデセールを楽しむことができます。

看板メニュー『クレープ・シュゼット』は、元祖の名に恥じないベーシックなスタイル。しかし、シンプルさの中に凝縮されたこだわりが素晴らしく、クレープ生地、オレンジソースともにまさに絶品と呼ぶにふさわしい仕上がりです。

しかも、こちらのお店ではクレープシュゼットを頼むとワゴンサービス付き。パティシエが目の前でクレープシュゼットを作ってくれる贅沢な演出にもうっとりしてしまいます。

お値段は2,700円(税込)。ぜひ一度はご賞味いただきたい逸品です。

  • 店舗名:銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ
  • 所在地:東京都中央区銀座2-8-20 ヨネイビル1階
  • 営業時間:サロン・ド・テ 11 : 00 – 20 : 00 ( L.O 19 : 30 )
  • TEL:03-3562-2721
  • 公式ページ

銀座『ぶどうの木』

こちらも銀座にあるおしゃれなお店『ぶどうの木』。1979年の創業以来、現在も営業を続ける老舗パティスリーです。

「アシェット・デセール(皿盛りデザート)」をテーマに、できたてのおいしさを追求する『ぶどうの木』の提供するクレープシュゼットは、オレンジの酸味と甘み、そしてバターの深いコクがほのかに感じられる本格的な仕上がり。さらにオレンジ果肉とバニラアイスが添えられ、見た目にもゴージャスそのものです。

こちらもフランベサービス(目の前でパティシエがフランベしてくれるサービス)がついて、お値段は税込み1,944円。プラス540円でコーヒー又は紅茶のセットが、プラス864円でワインのセットがついてくるので、大人の優雅な休日にもぴったりですね。

  • 店舗名:銀座 ぶどうの木
  • 所在地:東京都中央区銀座5-6-15 座STONEビル2F
  • 営業時間:月~土 11:00~20:00 日・祝 11:00~19:00
  • 定休日:無休
  • TEL:03-5537-3140
  • 公式ページ

クレープシュゼット。一度は食べたい大人のデセール

クレープ・シュゼットはシェフの失敗から生まれた偶然のデザートです。難しそうにみえるけれど意外と簡単に自宅でも作れるのです。是非おすすめのお店でシェフの味を確かめて、高級でお洒落なフレンチのお菓子作りにチャレンジしてください。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME