ブックカバーは透明タイプが便利。人気商品から自作方法まで紹介

2019.03.20

ブックカバーには、本の保護と探しやすさの両面で優秀さを発揮する透明タイプがおすすめです。1度使い始めたら、その利便性にリピート確実でしょう。購入するときに確かめておきたいこと・人気商品・手作りカバーの制作方法まで紹介します。

蔵書のカバー、どうしていますか?

本好きであれば「読むときだけではなく、ずっと本をきれいに保管しておきたい」と思う人も多いでしょう。いずれ本を売るときがきたとしても、保管状態の良し悪しは売値に大きく関わってきます。

今までブックカバーをつけていなかった人や、書店でつけてもらえるもので対応していた人は、次の2点に不便を感じたことはないでしょうか。

書店の紙カバーのままでは中身が見えない

本を書店で購入すると「カバーはおつけしますか?」と聞いてもらえますね。無料でブックカバーをかけてくれるのは、実にありがたいサービスです。

しかし、書店のカバーには難点があります。たいていの書店では、茶色い紙のブックカバーを付けてくれるでしょう。

これが『カバーを付けたままでは何の本かわからない』という事態を引き起こすのです。

数冊程度ならば特に不便は感じませんが、蔵書が50冊程度になると、見つけ出すのもしまうのにもやや時間を要します。

紙のブックカバーが付いた状態で保管していると、相当の記憶力がなければ瞬時に目的の本にたどり着くのは難しいでしょう。

カバーなしではホコリや手汗が心配

しかし、目的の本がすぐに見つからないという理由でブックカバーを取ってしまうと、今度は本に付く『ホコリ』や『手汗』が気になってきませんか?

本棚に収納していても、いつの間にかホコリがたまっているものです。カバーがない状態の場合、ツルツルした表紙にびっしりホコリが付いていることもあります。

いつも手が清潔な状態で読めるならよいものの、ときには通勤・通学の電車の中で本を読むこともあるでしょう。家で読むにしても、おやつをつまみながら読書にふけるときもあるかもしれません。

本をいつまでもきれいな状態で保存しておきたい人にとっては、ブックカバーは欠かせないアイテムといえるでしょう。

ブックカバーは透明タイプがおすすめなワケ

先に述べた、ちょっと不便に感じる点を一挙に解決してくれるのが『透明タイプのブックカバー』です。紙製ブックカバーでは実現し得なかった利点について見ていきましょう。

背表紙が見える

忙しい1日の中でようやくできた『読書タイム』は有効に過ごしたいものです。

たとえば、ゆっくりする時間が取れたとき「あの本が読みたい」と思ったとします。ズラリと並んだ蔵書の中から読みたい本を見つけるのは、意外に時間がかかるものです。

「タイトルを眺めてどれにするか決めよう」という場合もあるでしょう。

こうしたときに、背表紙、つまりタイトルが見えていないと、いちいち本の表紙をめくって中身を確かめる作業が必要です。

透明のブックカバーであれば、本棚にしまったとき『背表紙』が見えます。タイトルが一目瞭然なので、本に触れずして目的のものにたどり着けるのです。

価格が安い

価格については、さすがに無料の書店ブックカバーには劣るものの、そのほかのブックカバーに比べると格安で手に入ります。

すでに何十何百という蔵書を保管している場合、革製・布製のブックカバーを用意するにはかなりの出費を覚悟しなければならないでしょう。

ビニール製の透明ブックカバーであれば、1枚10円以下で購入することも可能です。厚みや素材に少しこだわったとしても、驚くような値段にはなりません。

汚れや水分からしっかりガード

ブックカバーの最大の役割とは『本を汚れからガード』することです。

たとえホコリが付いたとしても、それは表面のブックカバーだけにとどまるため、本自体の傷みは軽減できるでしょう。

何より大きな利点は『水分』からも本を守ってくれる点にあるといえます。

うっかり水をこぼして、本がヨレヨレになってしまった覚えのある人も少なくないでしょう。水分は本の天敵です。

透明ブックカバーは『ビニール製』のため、けっこうな量の水分をこぼしてしまっても致命傷にはなりません。

被害が表紙だけの時点でサっと拭き取れば、何事もなかったかのように本は美しいままでいられるでしょう。

透明ブックカバーにもいろいろな種類がある

ひとくちに『透明ブックカバー』といっても、その厚みや質感にはいろいろな種類があります。

「カバーできればいい」から「しっかりカバーしたい」まで、本好きのあらゆる要望に応える三つのタイプを紹介しましょう。

つるつるした薄手のフィルムタイプ

書店で見かける『試し読み用』の本にかけられていることが多い『つるつるした薄手のフィルムタイプ』は、最も低価格で手に入る透明ブックカバーです。

巻数の多いコミックや、シリーズでそろえている文庫本などのカバーに向いているでしょう。

しっかり厚手で丈夫なタイプ

『厚手タイプ』の透明ブックカバーは、先に述べた薄手タイプに比べるとビニール地が厚めで、本の強度を高める効果が期待できます。

カバー自体が丈夫にできているため、頻繁に閉じたり開いたりするような本、たとえば教科書や参考書などに向いているといえるでしょう。

また、大きめで薄手の雑誌のような本にも向いています。

半透明でマットなタイプ

『半透明』のブックカバーも厚手で丈夫にできているため、持ち歩きするような本でもカバーが破れる心配が少なくてすむでしょう。

ほんのり背表紙が透けるくらいの半透明タイプを選べば、カラフルな表紙の本を並べても、やや落ち着いた印象の本棚になります。

選ぶときは本のサイズに注意

透明ブックカバーを購入するときには『手持ちの本のサイズ』を把握しておきましょう。

「だいたいこのくらいのサイズだろう」と見当をつけていても、いざ手にしてみたら本が入らないということも十分あり得ます。

雑誌はB5、文芸誌はA5、写真集はA4が多い

本の種類と、だいたいのサイズについて解説します。手持ちの本がどのサイズに当てはまるか見てみましょう。

  • A6判:W105×H148(mm)
  • 新書判:W103×H182(mm)
  • B6判:W128×H182(mm)
  • 小B6判:W112×H174(mm)
  • 四六判:W127×H188(mm)
  • 菊判:W150×H220(mm)
  • B5判:W182×H257(mm)
  • AB判:W210×H257(mm)
  • A5判:W148×H210(mm)
  • A4判:W210×H297(mm)

小説などの文庫本は1番小さな『A6判』ですが、出版社によってややサイズに違いがあります。コミックではなくても『岩波新書』などの細長い本は『新書判』のカテゴリーです。

ハードカバーの単行本は、主に『四六判』や『菊判』で出版されています。小説を新刊で購入することが多い人は、このサイズの本になじみがあるかもしれません。

また、週刊誌や漫画雑誌は『B5判』が多く、ファッション誌などはそれより少し大きめの『AB判』が主流でしょう。

ほかにも、文芸誌では『A5判』写真集や絵本などには『A4判』が使われているのも見かけます。

漫画本は新書判かB6判が一般的

漫画本の多くは、新書判か『B6判』に対応していると思ってよいでしょう。

青年コミックやコンビニコミック、ソフトカバーの単行本に対応するのは、新書判より幅がやや大きめのB6判です。それよりも一回り小さい少年・少女コミックは『小B6判』が使われています。

文庫版コミックの場合は、一般的な文庫本と同じA6判です。ワイド版や完全版として出版されたコミックにA5判が使用されていることもあります。

背表紙の厚さもチェックしよう

透明ブックカバーを購入する際は、必ず『対応するサイズであるか』を確かめましょう。何版かということだけではなく『本の厚み』にも注意を払う必要があります。

たいていの透明ブックカバーは『本のサイズに合わせて接着し取り付ける仕様』になっていますが、なかには対応しきれない厚みの本もあります。

商品詳細をあらかじめ確かめて、対応可能な背表紙の厚さであるかチェックしましょう。

通販で買える人気の透明ブックカバー

透明ブックカバーは通販でも購入できます。多くのユーザーから支持を得ている人気の透明ブックカバーを三つ紹介しましょう。

透明ブックカバー コミック番長

100枚入りの大容量で、コスパ最強の透明ブックカバーが『透明ブックカバー コミック番長』です。

大量のコミックにカバーをかけたいなら、こちらの商品が向いているのではないでしょうか。

カバー側面の片方は袋状になっているため、表紙を入れ込んで使用します。もう一方は、表紙に合わせて折り曲げて接着させる仕様です。

実際にカバーをかけてみると『本のサイズよりやや余裕をもって作られている』のがわかります。カバーを破損せずに取り付けしやすいといえるでしょう。

  • 商品名:透明ブックカバー コミック番長 ≪新書コミックサイズ≫ 100枚
  • 価格:720円(税込)
  • Amazon:商品ページ

ミエミエ マットタイプ ブックカバー

触り心地がなめらかなマットタイプの『ミエミエ マットタイプ ブックカバー』は『指紋が付きにくい』のが特徴のです。

マットな素材でできているため、光の反射もほとんどありません。完全な透明ではなく、表紙にトレーシングペーパーをかけたような見た目になります。

色の濃い表紙に使用するのであれば、指紋の目立ちやすい透明タイプよりも、こちらの半透明タイプの方がおすすめです。

  • 商品名:ミエミエ マットタイプ ブックカバー 小B6 15枚入
  • 価格:76円(税込)
  • Amazon:商品ページ

透明ブックカバー ブッカー君

そこそこの厚みがある『透明ブックカバー ブッカー君』は「あまりにペラペラのカバーでは頼りない」と感じる人におすすめです。

コミックにぴたりとフィットするサイズ感なので、読んでいるときに『カバーのずれ』が気になりません。

カバーの接着場所に失敗しても、簡単に『貼り直し』ができる点も使い勝手がよいといえます。

  • 商品名:【ブッカー君】B6サイズ 透明ブックカバー5pack(1pack:10枚入り)
  • 価格:660円(税込)
  • Amazon:商品ページ

丈夫な厚手タイプやUVカット仕様もおすすめ

より本を手厚く保護したいのであれば、安心感のある厚手タイプのブックカバーや、紫外線のダメージを軽減させる、UVカット仕様のブックカバーを選びましょう。

コンサイス クリアカバー 半透明 C-3

半透明で厚手、サラっとした手触りの『コンサイス クリアカバー』は、マットな質感が高級感を感じさせる透明ブックカバーです。

厚手ながら、本の開閉を邪魔することなくなめらかに馴染みます。ツルツルしていないので手が滑ることもありません。

粘着テープ部分は『繰り返し使用が可能』なため、カバーの着せ替えもしやすいでしょう。

ただし、サイズ感は本にぴったりフィットするタイプなので、商品詳細に記載されている上限ぎりぎりのサイズの本は注意が必要です。

たとえば、文庫サイズの『C-3』では、やや大きめに作られている出版社の文庫が入らないこともあります。

  • 商品名:クリアカバー 文庫サイズ【半透明】 C-3
  • 価格:237円(税込)
  • Amazon:商品ページ

コレサポ UVカットブックカバー

ホコリや指紋のようなダイレクトに付着する汚れのほかに、蔵書の劣化の大きな原因になるのが『紫外線』ではないでしょうか。

「窓辺の本棚に並べておいたらいつのまにか紫外線により背表紙が色褪せてしまった」という声もよく聞かれます。新刊を並べてみると『発色の違い』に驚くほど差が出ているのがわかるでしょう。

こうした紫外線劣化を防ぐには『UVカット仕様』のブックカバーが便利です。

『コレサポ UVカットブックカバー』は、高透明ながら『UV加工』が施されているため、本を日焼けから守る効果が期待できます。

  • 商品名:ハピラ コレサポ UVカットブックカバー 新書 15枚入 UVBS
  • 価格:540円(税込)
  • Amazon:商品ページ

100均の透明ブックカバーも優秀

なんでも揃う庶民の味方である『100均ショップ』の透明ブックカバーもあなどれません。

100均には驚かされる機能がある商品が少なくありませんが、例に漏れず、ブックカバーも満足のいく優秀さです。

ダイソー 厚手 軟質クリアブックカバー

ダイソーで取り扱う透明ブックカバーは5サイズ展開です。

  • 週刊誌サイズ:B5判相当
  • 教科書サイズ:A5判相当
  • 参考書・マンガ本サイズ:四六判相当
  • 新書・コミック本サイズ:小B6判相当
  • 文庫本サイズ:A6判相当

ある程度の範囲に対応できるよう『サイズに余裕をもって作られている』ため、ぴったりのフィット感というわけにはいきませんが、たいていの本やコミックのカバーとして利用できます。

高透明と半透明の間くらいの透明度があり、柔らかな質感で手が滑りません。表紙を入れ込む部分は片側がオープンタイプなので、取り付けが簡単です。

セリア GFRIEND ブックカバー B5・しおり付

インターホンに邪魔されたり、お茶を飲みたくなったりなど、本を読んでいる最中に席を立つのはよくあることです。

そのようなときに、読み途中の本を伏せておくと変なクセがついてしまう場合もあるでしょう。

本を傷めないためにも気軽に利用したいのが『しおり』です。セリアには『しおり付き』のブックカバーが販売されています。

わざわざしおりを挟んでおかなくても、使いたいときにサっと取り出せるのが非常に便利です。『インクが色移りしにくい』のが特徴なので、教科書などのカバーにもよいでしょう。

取り付けに少し手間がかかる点が難点ですが、しおり付きの特性も生かせる『頻繁に付けかえる可能性が低く、読み進めるのに時間のかかる本』に適したブックカバーといえます。

透明な防水ブックカバーを作ってみよう

透明ブックカバーは、実は身近なアイテムで手作りできます。とても簡単に作れるため、プチDIY気分で挑戦してみてはいかがでしょうか。

クリアファイルで丈夫なカバーができる

家にあることを忘れて買い足してしまったり、買った覚えもないのにいつのまにか増えたりしている『クリアファイル』を、ブックカバーとして再利用してみましょう。

クリアファイルは硬めのビニール素材でできているため『防水性』が高く『衝撃による傷からの保護』にも優れています。

家にある材料だけで作れるため費用は0円です。手作りなら『手持ちの本のサイズぴったり』に作れるため、今すぐ最適なオリジナルブックカバーが手に入ります。

作り方は簡単。背表紙の厚みに注意

まずは、ブックカバー作りに必要なアイテムをそろえましょう。用意するのは『クリアファイル』と『カッター』と『定規』のみです。

カッターを使用するときには、テーブルを保護するための『下敷き』を忘れないようにしましょう。

作り方は以下の手順です。

  1. クリアファイルを本の高さに合わせて切る
  2. 真ん中の折り目から本の厚み分離れたところにカッターで筋を付ける
  3. 背表紙に合わせて折る
  4. 表紙・裏表紙に合わせてスジを入れて折る

クリアファイルを重ねたまま切るのが大変なときは、最初に下部分を切り落として開いてから1の作業に入りましょう。

背表紙部分は、折ることを考慮して『1mm程度の余裕をもってスジを入れる』のがコツです。

透明ブックカバーは安くて便利で機能的

透明ブックカバーをかけておけば、何の本なのかすぐに見分けられるうえに本の保護もできるため、蔵書の保管におすすめです。

価格も安いので、すでに多くの蔵書を持っている人でもカバーを透明タイプに変える際の金銭的負担が少なくて済むでしょう。

オリジナリティを求めるなら、自作ブックカバーを作るのも楽しいですね。本棚に並ぶ大切な蔵書を、透明ブックカバーでお色直ししてみてはいかがでしょうか。

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