小説の新人賞一覧2019。あなたが目指す新人賞の全てが今ここに!

2019.03.19

小説家を目指そうと考えている人の中には、これから新人賞受賞を目指して有名な小説家になろうと動き出している人がいることでしょう。しかし新人賞もたくさんありすぎて、最初に自分が選ぶべき新人賞はどれになるのか分からない、と悩んでしまうことはありませんか?

新人賞もジャンルが設けられているので、間違って応募してしまうとせっかく書いた小説が台無しになってしまう恐れも。そこで今回は、新人小説家が最初に目指すべき、新人文学賞についてまとめていきます。これから小説家を志す方は、新人賞が登竜門となってくるのでぜひ参考にしてみてください。

大手出版社主催の小説新人賞

小説の新人賞は数多くの出版社が設けていますが、その中でも大手出版社主催の小説新人賞は、毎年多くの新人小説家が応募してきます。毎年応募数が多いため受賞するのは困難を極めますが、もし大賞を取ることがあれば一気に注目の的となるでしょう。

ここでは大手出版社による、小説新人賞の種類についてご紹介していきます。

ロマン大賞(集英社)

「ロマン大賞」とは、大手出版社である集英社が設けた新人賞で、1992年に創設されました。募集内容として、ライトノベルやファンタジー小説、SF小説などのジャンルを対象にしています。2014年をもってノベル大賞と統合となっており、大賞入選作品には副賞として100万円の賞金をもらうことができます。

また大賞を逃しても佳作入選には50万円の賞金をもらうことも。入選作品は雑誌コバルトに掲載されるとあって、これからライトノベルやファンタジー系の小説家を目指す人は応募しても損はないでしょう。

過去の有名作品として、2008年・阿部暁子作『屋上ボーイズ』や2011年・藍川竜樹作『ひみつの陰陽師 ひとつ、秘め事だらけの宮廷絵巻』などがあります。

小説現代長編新人賞(講談社)

「小説現代長編新人賞」とは、大手出版社である講談社が2006年に創設した新人賞になります。まだ未発表のもので、時代や恋愛、推理、サスペンスなど幅広く取り扱っているのでジャンルを絞りにくい新人にも応募しやすい賞となっています。

受賞者には300万円の賞金が設けられ、これまでに数々の名作を輩出してきています。ジャンルに縛られることなく自分が書きたい小説を書きたい人にはおすすめです。

過去の有名作品として、2011年・長浦京作『赤刃』や2009年・加藤元作『山姫抄』などがあります。

角川ビーンズ小説大賞(角川書店)

「角川ビーンズ小説大賞」とは、大手出版社である角川書店が設けた新人賞で、ライトノベルを中心とした作品を公募しています。作品内容としては、エンターテイメント性が強く、ファンタジックなストーリーを求められます。

優勝賞金は300万円の賞金が設けられ。ライトノベルを中心に書く小説家の中でも有名な賞と言えます。作品内容が「エンターテイメント性」と「ファンタジック」という、新人には頭を悩ませる設定でしょうが、ライトノベルで執筆をしていくからには通らなければいけない登竜門とも言えるでしょう。

過去の有名作品として、2009年・望月もらん作『風水天戯』や、審査員特別賞として2008年・三川みり作『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』などがあります。

長きにわたり開催される歴史ある小説新人賞

文学賞の中には、長きにわたって開催されている歴史ある賞もあり、年数を重ねていることもあって幅広い年齢層に注目を浴びることができます。これからさらに注目を浴びていきたいと考えている小説家なら、歴史ある新人賞を狙っていき名を広めていくのもいいでしょう。

そんな長期にわたって開催され続けた、歴史ある新人賞をここではご紹介していきます。

文學界新人賞(文藝春秋)

「文學界新人賞」とは、文藝春秋によって執り行われている文学賞であり、主に純文学にまつわる小説を公募しています。2018年には、開催回数が123回目を迎え、歴代の新人賞の中でも一番最長と言える新人賞となっています。年に1回しか開かれていないにも関わらず、これだけの長い期間執り行っているというのは、それだけ読者に愛されている証拠とも言えるでしょう

過去の有名作品として、2012年・小祝百々子作『こどもの指につつかれる』や2007年・谷崎由依作『舞い落ちる村』などがあります。

オール讀物新人賞(文藝春秋)

「オール讀物新人賞」とは、文藝春秋によって執り行われている小説新人賞となっています。ジャンルとしては大衆小説や娯楽小説を募集しており、2018年からはWebでの公募も受け付けています。また開催回数が2018年には98回目を迎え、文學界新人賞に続いて長期に渡る文学賞と言えるでしょう。

過去の有名作品として、2008年・坂井希久子作『虫のいどころ』や1999年・平安寿子作『素晴らしい一日』などがあります。

千葉文学賞(千葉日報社)

「千葉文学賞」とは、千葉日報社によって設けられている新人賞です。ジャンルは大衆小説や娯楽小説とあるが、応募対象者は千葉県在住か在勤、在学している人のみを受け付けているという特徴があります。千葉県民に愛されているだけあって、2018年には62回目の開催となり、これからも続いていく文学賞と言えるでしょう、

過去の有名作品として、2012年・朝矢たかみ作『赤い女』や2009年・光本有里作『冬の夜』などがあります。

目が眩むほど賞金の高い小説新人賞

小説家を目指していくと、どうしても見てしまう賞金金額。中には賞金をもらうために努力するという新人小説家もいることでしょう。できれば多くの賞金をもらって、華々しい小説家デビューを果たしたいのではないでしょうか?

そこでここでは、賞金金額が他の賞と比べて圧倒的に多い新人賞をご紹介していきます。

「このミステリーがすごい!」大賞(宝島社)

「このミステリーがすごい!大賞」とは、宝島社によって開催されている新人賞です。主にジャンルは推理小説やミステリー小説を公募しており、エンターテイメント性を一番大事にしている広義のミステリー小説を求めています。

賞金は大賞で1,200万円と新人賞の中でも最も高く、次点の優秀賞でも200万円の賞金を得ることができます。最初に賞金が高い賞を目指していくなら、必ず通る文学賞と言えるでしょう。

過去の有名作品として、2011年・法坂一広作『弁護士探偵物語 天使の分け前』や2009年・中山七里作『さよならドビュッシー』などがあります。

江戸川乱歩賞(日本推理作家協会)

「江戸川乱歩賞」とは、日本推理作家協会によって設けられた新人賞です。主にジャンルは推理小説やミステリー小説を公募しており、最高賞金額が1,000万円と高額になっています。江戸川乱歩が1954年に寄付した基金をもとに作られており、探偵小説を奨励する新人作家にとってはぜひ参加しておきたい賞と言えるでしょう。

過去の有名作品として、2010年・横関大作『再開』や2005年・薬丸岳作『天使のナイフ』などがあります。

「このライトノベルがすごい!」大賞(宝島社)

「このライトノベルがすごい!大賞」は、宝島社が設けた新人賞になります。ジャンルはライトノベルを公募しており、主に10代に向けて作られたオリジナル溢れる作品を求めています。賞金は大賞が500万円、金賞が200万円、銀賞が100万円と分けられているので、賞金をもらうチャンスが多い新人賞と言えるでしょう。

過去の有名作品として、2010年・大泉責作『ランジーン×コード』や2011年・谷春慶作『モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)』などがあります。

日本ミステリー文学大賞新人賞(光文文化財団)

「日本ミステリー文学大賞新人賞」とは、光文文化財団によって設けられた新人賞になります、ジャンルは推理小説やミステリー小説を公募しており、賞金以外にもシエラザード像をもらえることで有名です。賞金は500万円と高額で、これからミステリー小説を書いていきたいと考えている人は受けておきたい新人賞と言えるでしょう。

過去の有名作品として、2011年・川中大樹作『サンパギータ』や2008年・結城充考作『プラ・バロック』などがあります。

日本ファンタジーノベル大賞(読売新聞社・清水建設)

「日本ファンタジーノベル大賞」とは、読売新聞社・清水建設によって設けられた新人賞です。ジャンルはファンタジー小説を書いてやSF小説を公募しています。大賞で500万円の賞金と、優秀賞で50万円の賞金がでます。まだ未発表となる創作ファンタジー物語を求めているので、これからファンタジー小説を書いていこうと考えている人は応募すべき賞と言えるでしょう。

過去の有名作品として、2010年・紫野貴李作『前夜の航跡』や2007年・弘也英明作『厭犬伝』などがあります。

小説家の卵は新人賞を目指そう

新人賞は小説家の登竜門的存在。物によっては1000件以上の応募があることもあります。諦めようと思ってしまいう人もいるのではないでしょうか。しかし、まず応募してみることで、自分の実力を測ることができます。

過去に受賞した作品などを読むことにより、見えてくる答えもあるはずです。とはいえ周りにとらわれず自分の作品を作り上げていきましょう。

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