本格的で簡単なウォッカの割り方まとめ。家で気軽にウォッカを飲む

2019.03.19

今や市販されているほとんどの缶チューハイのベースに使われているウォッカ。日本の大人ならば気づかずとも必然的に口にしているメジャーな蒸留酒です。親しみ安く扱いやすい味で自宅でお酒を作る際にも非常に重宝するもの。本稿ではそんな自宅でお酒を作る際の数ある飲み方を解説します。

家で気軽にウォッカを楽しめる理由

お酒の何でも屋であるウォッカはお酒というジャンルにおいてなくてはならない存在ですが、まだまだ日本では「日常的にウォッカをたしなむ」という人は少ないはず。そんなウォッカがなぜ家飲みにぴったりなのか、その理由を解説します。

ウォッカはどんな割材とも合う

ウォッカは基本的に通常の蒸留酒同様の工程で製造されますが、最後に白樺を使った濾過工程によってアルコール分を以外は無味無臭の完全無垢なものに仕上げられます。

ほぼクセがないことによって割り材については合う合わないがほとんどない、まさに『お酒の何でも屋』です。日本においても工業ベースでは幅広く使われており、たとえば缶チューハイにおいてはメジャーな商品はほとんどがウォッカがベースとなっているのです。

反対にウォッカ発祥の地である東欧、ロシアでは主にストレートで飲むのが一般的で何かと混ぜて飲むことは邪道だと言われているようです。仮に混ぜたとしてもウォッカの味わいを生かした度数高めのカクテルベースに使用するのが一般的です。

ウォッカと割材だけで作れる

ウォッカは基本的にウォッカと割り材の2つだけでお酒を作ることができます。基本的にそのままでも完成しているお酒ですが、何にでも合うことから大掛かりに様々な種類のお酒を混ぜなくても美味しいお酒が作ることができます。古くからものが少ない雪山や工事現場などで親しまれてきたものだからこその特徴かもしれません。

主流のウォッカカクテルについては後述しますが、どれもウォッカに対して1つの割り材というのがセオリーです。割り材においてもコンビニで買えるようなメジャーなものばかりなので、自宅でも気軽にウォッカを使ったカクテルが楽しめるのです。

ウォッカと割材の割合

カクテルなどを作る際に重要なポイントは多々ありますがその中でも特に大事なこと、それが「割合」です。度数の高さはもちろんのこと、お酒の辛さを決めるのも割合です。さらに他のカクテルとは違い。ウォッカにおいては割り材との2つだけで作るためこの割合においてはよりシビアになる必要があります。

少しでも割合が違ければその分味わいも違ってきてします。ウォッカにおいてはその影響が顕著に現れます。ここからはそんな単純ながらも難しいウォッカの割合について解説します。

辛口が好きな場合

ウォッカに限らずカクテルは気品的にベースの割合が多ければ多いほどアルコール度数が高くなり、口当たりが強い辛口なものになります。銘柄によって香りや口当たりも違ってはきますが、基本的に辛口のお酒が好きな場合はウォッカの割合が多く度数が高めのカクテルを作るのが良いでしょう。

またウォッカの代表的な飲み方の1つとして、冷凍庫で冷やしたウォッカ(アルコール度数が高いため凍らない)をよく冷えたグラスに注いでレモンなどと一緒に飲むと口当たりは優しいんがら非常に辛口なウォッカらしい味わいを楽しむことができます。

甘口が好きな場合

辛口とは逆に甘口のお酒が好きな場合は、辛口とは反対に通常よりもウォッカの割合を下げてカクテルを作る他、後述するようなウォッカと相性の良い柑橘系のフルーツジュースなどで割るメジャーな飲み方がおすすめです。

基本的にウォッカ自体の度数は約40度ほどあるため、割合的にウォッカと割材を1:4程度にすれば度数が10度を下回ります。ここまで度数が下がれば一般的な缶チューハイと同様の度数になり飲みやすくなります。

定番の炭酸飲料で割るウォッカカクテル

ウォッカは前述したように市販されている定番のドリンクでも美味しく割ることができます。また割材自体が古くメジャーである以上、古くからあるもの同士で正式なカクテルとしての名前があるのです。ここからはそんなメジャーな割材と作るウォッカベースのカクテルについて紹介します。

コーラ

メジャーオブメジャーなコーラとウォッカの組み合わせは非常にあっさりとして万人に愛される味わいです。正式なカクテルの名前は「ルシアン・コーク」です。

作り方としては冷やしたグラス(背の高いものが望ましい)に氷を並々まで入れてウォッカは定量45mlに対しコーラを自分の好みで適量入れます。好みでレモンやライムなどを絞るとより爽やかな味わいになって度数も作り方によっては抑えられるためゴクゴク飲めます(飲みすぎ、一気飲みは厳禁です)。

ジンジャエール

コーラに次いでメジャーなドリンクであるジンジャーエールを使った組み合わせはカクテルの中では辛口の部類に入ります。正式な名前は「モスコミュール」です。一度は名前を聞いたことがあるメジャーなカクテルだと思います。

作り方は銅製マグかタンブラーに氷を入れてそこにライム果汁を15ml、さらにウォッカを45ml入れた後にジンジャーエールを適量入れて軽くかき混ぜて完成です。

なお、ジンジャーエールを使うのは日本のみで基本的には刺激が強いジンジャービアを割材に使用するため、海外版は日本で飲むものよりもはるかに刺激が強く辛口なため、旅行などで海外のバーに行った際には要注意です。

トニックウォーター

トニックウォーターとは炭酸水に柑橘系の果汁エキスを含有した飲み物です。これを使った代表的なカクテルに「ジントニック」などがあります。そんなジンと肩を並べるウォッカを同じくトニックウォーターで割ったものが「ウォッカトニック」です。

ジントニックはすっきりとした味わいで有名ですがウォッカトニックはさらにすっきりとした味わいが特徴です。作り方はウォッカ30mlに対して好みの量トニックウォーターを注いでライムやレモンを浮かべて完成。酸味と苦味が程よく中和し合うので口当たりも良く初めてカクテルを飲む人にもおすすめです。

フルーツジュースで割ると飲みやすくなる

ウォッカは基本的に炭酸系飲料よりもフルーツ系の自然由来なさっぱりとしたジュースで割るのに適しています。ウォッカ独特の苦味がフルーツの果汁の甘みに噛み合うため、前述した通り柑橘系を筆頭に他様々な種類のフルーツジュースとの相性は抜群です。そこでここからはメジャーなウォッカベースのフルーツカクテルについて詳しく紹介します。

オレンジジュース

オレンジジュースはウォッカのためにあると言っても過言ではないほど相性が良い割材です。そんなオレンジジュースとウォッカで作るカクテルが世にも有名な「スクリュードライバー」です。

なんとも覚えやすい名前の由来は、油田作業員が作業中にウォッカとオレンジジュースをその場にあったドライバーで混ぜて作っていたというものです。作り方としてはグラスに氷を入れてウォッカ45mlに対しオレンジジュースを好みの量入れて完成と非常にシンプルです。

グレープフルーツジュース

グレープフルーツジュースはオレンジ同様に相性が非常に良い割材です。オレンジより酸味が強い分、前述したウォッカトニックに少し似た味わいが特徴です。

なお、ウォッカをグレープフルーツジュースで割る場合は作り方はグラスの淵に塩をつける「ソルティドッグ」と塩をつけない「ブルドッグ」があり、塩をつけた際の塩みと酸味と苦味の三重奏はなんとも言えない至福の味わいです。作り方は背の低いグラスにウォッカ20mlとグレープフルーツジュースを40ml入れ好みでグラスの淵にに塩をつけ、最後にレモンを浮かべて完成です。

アップルジュース

柑橘系から打って変わっていますがアップルジュースもウォッカに非常に合うことで有名です。りんごのほのかな酸味とみずみずしい甘みがウォッカに溶け込みスクリュードライバーとはまた違ったベストマッチを味わえます。

正式名称は「ビッグアップル」ですが諸説あるようです。作り方はスクリュードライバー同様にウォッカ40mlにアップルジュースを適量注いで好みでカットアップルを注いで完成です。

ウォッカは自宅で気軽に楽しめるお酒

ウォッカはお店だけでなく家で気軽にたくさんのお酒を楽しむことができます。無味無臭は逆に無限の可能性を引き出してくれるのです。どんな割材にも馴染むことで、今まで思いつかなかった組み合わせが自分好みであったりするとなおのこと美味しいはずです。お気に入りのはたまた新しい割り方を試しながら家でウォッカを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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