その発想はなかった!バーベキューで簡単に作れる意外な料理とは?

2019.03.18

アウトドアレジャーとして、バーベキューはすっかり人気が定着しました。具材をダイレクトに焼くダイナミックな料理だけではなく、少し工夫をするといろいろなメニューが楽しめます。そこで、ちょっとおしゃれにアヒージョなどはいかがでしょうか。

アヒージョ作りにぴったりの器は?

「バーベキューでアヒージョ?」と意外に思う人もいるかもしれません。しかし、簡単に作れて、みんなに喜ばれるアヒージョは、バーベキュー愛好家の中で隠れた定番メニューでもあるのです。

鉄板はスキレット

『アヒージョ』は、スペインの小皿料理の一種です。『ニンニク風味』を表すアヒージョは、オリーブオイルとニンニクでさまざまな具材を煮込んだ料理のことを言います。

本場スペインでは、『カスエラ』と呼ばれる土鍋を使用します。その中で具材を煮込み、熱々のものをみんなでつついて食べるのです。

耐久性や扱いやすさを考えて、日本では、鋳鉄を用いたフライパン『スキレット』が多く使われています。道具を持ち移動することが多いバーベキューでは、アヒージョを楽しむならスキレットが適しているでしょう。

片手のアヒージョ鍋

バーベキューでのアヒージョには、片手鍋を用意しておくことがおすすめです。そのほうがグリル上で移動させやすく、扱いが楽になります。

オイルで煮込むので、アヒージョは調理に少し時間がかかるものです。バーベキューでは、網の上に次から次へとお肉や野菜が乗せられるので、ちょこちょこと鍋の位置を変えなければなりません。

その時に、片手鍋ならサッと場所を移動できるので、とても便利です。

陶器製の器

本場にならって、陶器製の器でのアヒージョ作りにこだわるなら、カスエラも手頃な価格で手に入れることができるので、ぜひ検討してください。カスエラには、片手付きのものや小さな両耳付きのタイプなど、いろいろな種類があります。

サイズもさまざまなうえ、カラーバリエーションも豊富なので、お気に入りのカスエラを見つけてみましょう。カラフルなカスエラが置かれることで、グリルの上が一層鮮やかになります。

アルミホイルの深皿でも

バーベキューが終わったあとの後片付けなどを考えると、できるだけ手間はかけたくないものです。

そこで、アルミホイルの深皿を使ったアヒージョ作りはいかがでしょうか。それなら使い捨ても可能なので、余計な手間を省けます。

深さや大きさもいろいろあり、安く手に入れることができるので、何かと手のかかるバーベキューにはおあつらえ向きです。

おいしいのに簡単、基本の作り方

レストランや家庭の食卓で、器で煮込んだアヒージョが出てくると、テーブルが明るくなるでしょう。おいしいのに簡単で、おしゃれさも併せ持ったアヒージョの作り方を紹介します。

基本の具材

アヒージョは、おいしさとビジュアルの華やかさを持ちながら、用意する具材はとてもシンプルです。欠かせないものは、オリーブオイル・ニンニク・赤唐辛子になります。

マストではありませんが、お好みで塩を加えることもありますし、でき上がりにパセリを振りかける人もいます。いろいろなアレンジを考えるのも楽しいものです。

作り方

アヒージョの調理方法は、いたって簡単です。早速、アヒージョの作り方を見てみましょう。

まず、ニンニク1~2片をみじん切りか薄切りにします。みじん切りのほうがオイルに香りを移しやすいですが、煮込まれてほくほくのニンニクを食べたいという人もいるので、スライスでもOKです。

鍋に適量のオリーブオイルを入れ、そこにカットしたニンニク・赤唐辛子を追加し、煮立つまで弱火で加熱します。オリーブオイルにしっかりと香りが付いたら、メインの具材を入れ煮込みます。

これだけで、アヒージョのでき上がりです。香り高いオイルの旨みを味わうために、バケットを用意しておくこともおすすめします。

おつまみにも最適、おすすめ具材

青空の下でのバーベキューは、いつも以上にお酒がおいしく感じられるものです。熱々なアヒージョで、さらにアルコールも進むでしょう。

ここでは、おつまみにも最適なアヒージョのおすすめ具材について紹介します。

定番、エビとマッシュルーム

アヒージョの具材の中で、定番中の定番と言えばエビとマッシュルームでしょう。ニンニクと赤唐辛子などで香りが付いたオリーブオイルに、むきエビとマッシュルームを入れて煮込むだけで、おいしい1品の完成です。

注意点としては、エビとマッシュルームは、加熱し過ぎると固くなります。長時間の放置は避けて、適度に煮込むことが大切です。

また、エビとマッシュルームと一緒に角切りのベーコンを加えて煮込むと、おいしさにアクセントが付くので試してみてください。

水気をしっかりふき取った牡蠣

海に囲まれたスペインは、新鮮でおいしいシーフードが豊富な国です。中でも牡蠣はポピュラーな食べ物で、アヒージョの具材にも欠かせません。

殻を取り、水気をふき取った牡蠣を香りの立ったオリーブオイルに入れるだけで、食欲をそそる1品ができ上がります。オイルで煮込まれ、ふっくらとした牡蠣の甘味は格別です。

オリーブオイルに入れるとき、牡蠣の水気はしっかりとふき取っておきましょう。余計な水分を含んでいると、煮立ったオイルに入れる際に油がはねる場合があるので注意してください。

タコとキノコ

タコも、スペインでは人気のある食べ物です。そのタコと一緒にキノコを煮込んだアヒージョも、人気のメニューと言えるでしょう。

使用するキノコは、マッシュルームを始めとしてエリンギ・シメジ・マイタケなど、お好みで選んでください。コリコリとした食感と、キノコの香りが楽しめます。

こちらにも、アクセントとして角切りベーコンを加えても良いでしょう。それらの熱々の具材を、バゲットに乗せて食べると絶品です。

明太子とジャガイモ

日本オリジナルとも言えるメニューも紹介しましょう。それは、明太子とジャガイモを使ったアヒージョになります。相性の良い具材で、アヒージョにもぴったりです。

まず、ジャガイモを一口大に切ります。そして、煮立ったオリーブオイルにジャガイモから先に入れていきましょう。ジャガイモに十分熱が通ったところで、明太子を入れます。

明太子は最初から入れず、後から加えるのがポイントです。火が通り過ぎた明太子は、固くなり香りも乏しくなります。そのため、ジャガイモがホクホクとした状態になってから明太子を入れましょう。

もっと手軽にアヒージョを楽しむには

簡単においしさと華やかさを味わえることが、アヒージョの魅力です。アヒージョをもっと手軽に楽しみたい、そんな願いを持つ人にとっておきの方法をお教えしましょう。

缶詰を使えば持ち運びも楽ちん

みんなでワイワイ楽しめるバーベキューですが、その準備にはそれなりに労力がかかるものです。少しでも準備の手間を省きたいと思う人は、たくさんいるでしょう。そんなときに重宝するのが『缶詰』です。

缶詰なら、開けて調理して、食べ終わったらそのままゴミとして処分できます。そのため、準備が大変なバーベキューには打ってつけなのです。

市販されているものの中には、アヒージョとしてそのまま加熱できるタイプの缶詰があります。これなら、オリーブオイルを持っていったり、ニンニクを刻んだりといった手間は一切不要です。簡単にアヒージョを楽しみたい人は、ぜひ探してみてください。

ただし、直接火にかけられない缶詰も多いので、そのままグリルの上で加熱する場合はよく確認してからにしてください。

バーベキューでアヒージョを作る際の注意点

簡単でおいしいアヒージョですが、注意点もいくつかあります。シンプルな料理ですが、少し気を配ることで、そのおいしさがより引き立つでしょう。

高温の油を用いて、不安定な屋外のコンロ上で調理することもあるため、安全面の配慮も必要になります。せっかくのバーベキューだからこそ、おいしく安全に楽しみたいものです。

そこで、バーベキューでアヒージョを作る際の注意点についてまとめました。

網の端で調理する

アヒージョを作るときは、火力の強い中央部ではなく、できるだけ網の端で調理するようにしましょう。

ニンニクの香りを楽しむことが、アヒージョの魅力の1つです。しかし、ニンニクは高温で一気に加熱すると、香りが失われてしまいます。

そのため、火が強過ぎるグリルの中心部は避けて、弱火となるように網の端での調理が適しているのです。このとき、鍋を端に置き過ぎてひっくり返してしまわないように、十分に気を付けてください。特に子供は、鍋のそばに近づけないようにしましょう。

安全に、そして美味しく、バーベキューを満喫したいものです。

バーベキュー場がアヒージョOKか確認を

アヒージョは、高温の油をたくさん使用する料理です。そして、油の取り扱いには十分な注意と配慮が求められます。

バーベキュー場の中には、油の処理方法などを考慮して、アヒージョの調理を禁止しているところもあります。どこでも作って良いわけではないので、アヒージョの調理が可能かどうか、あらかじめ確認しておきましょう。

また、アヒージョがOKの場所だからと言って、バーベキューが終わったあとに残った油を下水・海・川などに流してしまわないように気を付けてください。

油の凝固剤を使う、牛乳パックなどに詰める、吸収力のある素材に含ませて袋に入れるなど、きちんと廃棄することを心がけたいものです。

マナーを守ってこその楽しいレジャーであることを、忘れないようにしましょう。

いつもと違う料理でバーベキューを楽しもう

大空の下、炭の上で大胆にお肉や野菜を焼いて食べる、それがバーベキューの醍醐味です。それだけではなく、見た目も鮮やかな一風変わったメニューがあると、さらに楽しさは広がります。

さまざまな具材が楽しめるアヒージョをプラスして、もっとバーベキューを楽しんでください。

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