デザインの仕事と種類とは?各デザイナーの仕事内容を詳しく解説

2019.03.18

一言でデザイナーといっても、さまざまな種類のデザイナーがいます。どういった種類があって、それぞれの仕事はどのようなものなのでしょうか?具体的な職業を交えながら、デザイナーについて理解を深めていきましょう。

どのデザイナーにも共通する仕事内容

デザイナーには、多くの種類がありますが、もちろん共通することもあります。それは『デザインとは何か』の答えにもつながっています。

要望に沿ったデザインを生み出す

デザイナーの仕事とは何かと聞かれると、イラストを書いたり、販促物のデザインを作ったりするなどのイメージがあるのではないでしょうか。これは、およそ正解です。

さまざまな媒体において、製品やサービスのコンセプトを適切に理解し、その価値をユーザーにうまく伝えることがデザイナーの仕事です。

そのためにはデザイン力はもちろん、どうすれば伝わるかという思考を重ねるというユーザー目線もとても大切です。

デザインとは問題を解決するということ

イラストを書いたり、何かのデザインを作ったりすることもデザイナーの仕事の一部ですが、それだけではありません。

デザインとは、『目的を達成するために、目の前に存在する問題を解決すること』だともいえます。

そう考えると、デザイナーの仕事は、企画者やクライアントからの要望、ユーザーのニーズなど、あらゆる制約のなかでデザインする力も求められます。

さまざまなアイデアの引き出しを増やすことが必要で、アウトプットだけでなく、日常的にインプットも必要な仕事といえます。

デザイナーの主な種類と仕事内容

デザイナーをもう少し分解して考えると、その仕事の違いも見えてくるでしょう。主な種類を五つに分類して説明します。

グラフィックデザイナー・イラストレーター

『グラフィックデザイナー』は主に、紙媒体のデザインを行います。テキスト・図形・写真・イラストなどを組み合わせて、全体で魅力的な作品を作るのが仕事です。

その中でも特に、イラスト起こしをする人のことを『イラストレーター』といいます。

イラスト起こしのみを専業としている人もいれば、グラフィックデザイナーとして全体的なデザインも行う人もいます。

DTPデザイナー・エディトリアルデザイナー

『DTPデザイナー』と『エディトリアルデザイナー』に共通しているのは、印刷される媒体のデザインを行うという点です。

イラストだけでなく、文章や写真など全体のレイアウトを考え、ソフトを使ってデザインを行います。

中でもエディトリアルデザイナーは、主に書籍や雑誌の誌面デザインを行い、場合によってはカメラマンなどのディレクションも行います。

プロダクトデザイナー

『プロダクトデザイナー』は、実際に製品をデザインする仕事です。

ここまでに紹介した『グラフィックデザイナー』『イラストレーター』や、『DTPデザイナー』『エディトリアルデザイナー』が、紙を扱うのに対して、プロダクトデザイナーは物を扱います。

主に製造業において、その会社の要である製品(=プロダクト)のデザインを担います。

Webデザイナー

『Webデザイナー』とは、Webサイトのデザインを行うデザイナーのことです。

グラフィックデザイナーのスキルと似ているところもありますが、ウェブサイトの場合は、ユーザーの使いやすさや売上につながるデザインの工夫も求められます。

たとえば、ECサイトの場合は購入ボタンを押す人の数を増やすことなどが求められます。

紙媒体のデザイナーであれば、基本的には製品の魅力を伝え、具体的アクションをわかりやすく示すことまでが役目でした。また、紙媒体は一度印刷すると修正はできません。

しかしWebサイトの場合、修正は比較的容易です。試行錯誤がしやすいというメリットを生かして、常にユーザーの行動結果を見ながら修正を行う必要があります。

CGデザイナー

CGとはコンピュータグラフィックの略で、コンピューターを使ってグラフィックを作る仕事です。映像や音楽の制作に携わることが多いです。

まずはデッサン画をもとにして、形状データを起こします。それをパソコン画面上で配置し、よりリアルなものへと動きや音楽も加えながら、制作するのが『CGデザイナー』の仕事です。

今後どんなデザイナーが活躍する?

デザイナーといっても、さまざまな役割があることは説明しました。では、これからデザイナーを目指す人はどのような役割を求められるのでしょうか。

需要が増えているのはWebデザイナー

最近では、どんな業種のビジネスにおいても、Webサイト制作は欠かせないものとなっています。それゆえ、『Webデザイナー』の需要は年々増える一方です。

その一方で、紙媒体のデザイナーの需要は徐々に減ってきています。出版業界そのものが不調であることがその背景です。

デザインの仕事にはさまざまなものがある

デザイナーの仕事にもさまざまな役割があることはもちろんですが、『デザイン』に求められることもしっかりと理解しておく必要があります。

それは冒頭で紹介したように、単に物を作ることではなく、目的達成のために問題解決することが求められるということです。そこまでできてはじめて、一人前のデザイナーとなります。

さまざまな仕事をするなかで総合的にデザイン力を磨いていくことで、デザイナーとして活躍することができるでしょう。

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