ダーツフライトの種類と選び方。使用方法や交換タイミングは?

2019.03.17

ダーツフライトの種類や選び方を詳しく解説します。使用方法や交換のタイミングを覚えて、理想に近い飛び方をするダーツのセッティングの参考にしてみてください。おすすめのフライトも一緒に紹介するので必見です。

ダーツフライトで飛び方は変わる?

ダーツフライトは、バレルに続いて飛び方を左右する重要なパーツです。ダーツが空中を飛んでいるときの姿勢を安定させる役割を持つ『羽』のフライトは、大きさや形状で飛び方が変わってきます。

まずは、大きいフライトと小さいフライトの違いからチェックしてみましょう。

大きいフライトの場合

大きいフライトは、空気抵抗を受ける面積が広いため『ダーツの速度』が下がりますが、飛んでいるときに安定感を高めてくれます。やや放物線を描くようにゆっくりと飛んでいくのが大きいフライトです。

小さいフライトの場合

小さいフライトは、大きいフライトよりも空気抵抗を受ける面積が狭いので『ダーツの速度』が上がります。大きいフライトよりも安定感は落ちますが、やや鋭く直線的な飛び方をするのが特徴です。

放物線を描く投げ方をする人は大きいフライトが投げやすく、スピードがあり直線的な飛びの投げ方をする人は小さいフライトが投げやすいことがわかります。自身の投げ方に合ったフライトの大きさを選ぶのも大切なのです。

フライトにはどんな種類があるか

フライトには『成型・折り畳み型・一体型』の3つの種類があります。それぞれの特徴を解説するので参考にしてみてください。

ポピュラーな成形フライト

最もポピュラーな形のフライトが『成型フライト』です。最初から90度を保つように開かれたフライトで、多数のプレイヤーモデルも販売されています。しっかりと90度で固定されているのでフライトの状態を確認する必要がありません。

また、耐久性の高い素材で作られているものが多いので、長く使っていくことができます。

ただし、折り畳むことができないのでそのまま収納するしかなく、専用のダーツケースが必要です。

折り畳める紙製のフライト

折り畳み型のフライトは、持ち運びが便利で『ケースへの収納が簡単』なものです。紙製のフライトは、デザインも豊富なので自分好みの見た目でセッティングすることもできます。

ただし、投げている間にフライトの状況をチェックしながら使わなければいけないほか、折れや破損が成型フライトよりも多く起こるので注意が必要です。

価格は成型フライトよりも安価なので、初心者から上級者まで幅広く使われています。

シャフトと一体型のフライト

シャフトと一体型のフライトは、シャフトからフライトが外れる心配がありません。シャフトとフライトの適合も気にする必要がないので、初心者でも選びやすいタイプです。

また、シャフトからフライトまでひと繋がりにすることで柔軟性があり『弾かれにくい』ので、同じ場所を狙って投げても安心感があるのが特徴です。ただし、他の2種類のフライトに比べてシャフトも一体化している分、価格が高い傾向があります。

自分のプレイスタイルに合わせて、ぴったりのフライトの種類から選ぶようにしましょう。

どんな形状がおすすめ?

フライトは大きさだけではなく、形状にも工夫が凝らされています。形状によっても飛び方が変わってくるのでチェックしておきましょう。

まずはスタンダード、シェイプから

スタンダードは、総面積が1番広いので浮力が大きく『放物線を描くように安定した軌道』で飛ばせる形状です。シェイプは、スタンダードよりも少し面積が狭いため『直線的』に飛びます。

どちらも安定性が高く、飛ばしやすさもあるため初心者におすすめのフライトです。

ロケットもおすすめ

ロケット型のフライトは、シェイプよりもやや羽の下部分が鋭くなっているのが特徴のフライトです。適度な浮力と空気抵抗があるので『弧を描くように』飛びますが、スピードもそれなりに出るので『スピードを落とさずに』安定感が欲しい人におすすめされています。

初心者にも使いやすいフライトなので、スタンダードやシェイプでもしっくりこないときにはロケット型も試してみましょう。

慣れてきたらスリムなども

先程紹介した3つの形状以外にも、ティアドロップと呼ばれる面積がやや狭く直線的に飛ぶフライトや、シェイプとティアドロップの間の『カイト』、よりティアドロップよりも細い『スリム』があります。

スリムはスタンダードとは全く反対で、総面積が狭く浮力があまりないため安定性がないですが『スピードが1番早く』狙った場所に鋭く飛ぶものです。

自分がどのような飛び方を求めているのかで、フライトの形状を変えていきましょう。

プロのフライトの選び方

プロ選手でもフライトの選び方に個人差があります。自身の思い通りの飛び方をすることからスタンダードを選ぶプロもいれば、直線的なイメージに近いスリムフライトを好む人もいるのです。

例えば、岩永美保選手は、グルーピング(3投のダーツの集まり)のときに弾かれにくく、ダーツのスピードが上げられるティアドロップを使っています。座波常輝選手はダーツに安定さを追求してスタンダードを使っているなど様々です。

プロ選手だからこのフライトという明確な基準はなく、自分の思い描いたダーツの飛び方に合わせてフライトを選んでいるので、プロのセッティングも参考にして選んでみてください。

個性豊かなデザインが楽しめる

フライトは、個性豊かなデザインで作られているものが多く『高いデザイン性』から個性豊かなセッティングダーツを作り上げることができます。フライトの色にも規定がないため、自分好みに選んでみましょう。

勝負カラーや目で追いやすい色に

フライトの色を選ぶときの理由は人それぞれで、ダーツを見たときに自分の目で追いやすい色を選ぶ人もいます。中には、勝負カラーを決めて使っている人や、自身のイメージカラーをフライトに選ぶ人もいるのです。

いつも一緒にダーツを楽しんでいる友人やダーツバーのオーナーなどに、どのように選んでいるのかを聞いてみるのも面白いですね。

アニメキャラクターのフライト

フライトの中でも紙製のフライトでは、アニメキャラクターが印刷されたデザインもあります。大人気のアニメから昔なつかしのアニメのキャラクターまであるので、自分の気に入っているアニメのキャラクターフライトを使うのもおすすめです。

自身が使っていてモチベーションが上がるセッティングのダーツを作り上げるのも、ダーツの楽しみの1つと言えます。

自作をする人も

市販のフライトのデザインにお気に入りのものがなく、『フライトを自作』する人もいます。使っているシャフトに適合するよう作らなければならないので技術は必要ですが、気に入ったデザインのフライトでダーツが楽しめるのがメリットです。

プロ考案のクールなデザイン

プロ考案のクールなデザインのフライトを取り扱っている店舗もあります。プロプレイヤーモデルとして、プロが考えたスタイリッシュなデザインのフライトは、こだわりのポイントとデザインが両立されており、実用性もあって人気です。

例えば、ジャック・ラブレ(Jacques Labre)選手とフィットフライトのコラボフライトでは、シックな大人のカッコよさが詰まったデザインのフライトが制作されています。

フライトにはプッシュイン方式を採用し、フィットフライトのロック式、スピン式の2種類のシャフトに対応しています。フィットフライト特有の使いやすさと、プロ選手の高いデザイン性は必見です。

  • 商品名:FitFlight Jacques Labre スタンダード ジャック・ラブレ選手 フィットフライト ダーツ用
  • 価格:698円(税込)
  • ダーツ専門店マキシム:商品ページ

どんな商品がある?性能の違いを解説

次は、数あるフライトの中から人気のフライトを紹介します。それぞれの特徴と性能の違いも一緒に紹介するので、フライト選びの参考にしてみてください。

エルスタイル フライトL

得るスタイル(L style)の代表作とも言われているフライトLは、軽くて丈夫な一体成型で作られたフライトです。先端に加工が施されることで、シャフトへの着脱が手軽で『柔らかく柔軟な特徴』からグルーピングにも有利と言われています。

全世界に自信を持って送り出せる高品質と高いデザイン性で多くのプレイヤーに愛されているフライトです。

  • 商品名:ダーツフライト フライトエル シェイプ シャンパンリング対応 グラデーション ブルー
  • 価格:750円(税込)
  • S-DARTS本店:商品ページ

コスモダーツ フィットフライト

コスモダーツ(COSMO DARTS)から販売されているフィットフライトは、シンプルでストレスのないダーツをコンセプトに作り上げられたフライトです。フィットフライトは肉厚のしっかりとした4枚羽で、安定感をより向上させています。

また、同じシリーズでフィットフライトエアーもあり、従来のフィットフライトよりも羽の厚さを薄くすることで、しなやかさと柔軟性を向上させたタイプもあります。どちらも優れた耐久性を持っている点も見逃せません。

注意点として、フィットフライトはプッシュイン方式を採用しているため『フィットフライト専用のシャフト』が必要という点は覚えておきましょう。

  • 商品名:ダーツフライト フィットフライト スタンダード ナチュラル
  • 価格:540円(税込)
  • S-DARTS本店:商品ページ
  • 商品名:ダーツフライト フィットフライトエアー スタンダード ホワイト
  • 価格:648円(税込)
  • S-DARTS本店:商品ページ

ハローズ クリック

ハローズ(Harrows)から販売されている新構造を搭載したクリックは、成型フライトありながら柔軟性と耐久性に優れたフライトです。また、独自の新構造では『クリック音』がするまで差し込むことで、刺しミスを防止し『フライトの外れを防ぐ』ことができます。

シャフトやフライトの重量は従来品と変わらないまま、フライトが回転するため後続ダーツの邪魔にならず、使い勝手が良い商品にまとまっています。

  • 商品名:ダーツフライト ハローズ クリック シェイプ ホワイト
  • 価格:540円(税込)
  • S-DARTS本店:商品ページ

コンドル ゼロストレス

コンドル(CONDOR)から販売されているゼロストレスは、一体型のフライトで着脱のストレスを大幅に軽減しています。

フライト形状には、スタンダードやスリムといったものに加えてダイヤモンドと呼ばれる『フライト下部を流線型に細くしたタイプ』も取り扱っています。シャープな飛びで最後の伸びの良いダイヤモンドタイプは、より直線的な飛びが好きな人におすすめです。

他にはない個性を引き立てながら、着脱のストレスを大幅に軽減することでプレイに集中できると人気のモデルです。

  • 商品名:ダーツフライト コンドル スタンダード ロング ホワイト
  • 価格:900円(税込)
  • S-DARTS本店:商品ページ

ダーツフライトの使い方

人気商品をチェックしたら、次はダーツフライトの使い方を知っておきましょう。フライトは消耗品なので、交換のタイミングについても知っておくと安心です。

フライトの取り付け手順

フライトの取り付け手順は、使っているフライトの形状や種類によって異なります。以下は、代表的なフライトの取り付け手順の一覧です。

  • 折り畳み型フライト・・・羽を自分で広げ90度の状態に調節し、フライトの尖っている部分をシャフト先端の十字の切り込みに合わせて差し込む。
  • 成型フライト・・・フライトの穴が空いている場所に専用リングを取り付け、シャフト先端の十字の切り込みに合わせて差し込むように付ける。
  • プッシュイン方式・・・専用のシャフトを用意し、ペンのキャップのようにカチッとなるまで差し込むように付ける。
  • 一体型フライト・・・シャフトとフライトが一体型で装着の手間がないので、そのままバレルに装着する。

成型フライトは専用リングに対応したシャフトが必要です。プッシュイン方式も、プッシュインに対応したシャフトが必要なので、どちらも適合を確認して用意しましょう。

フライトは消耗品。交換のタイミングは?

ティップ(チップ)、シャフト、バレル、フライトはどれも消耗品です。ティップやシャフトよりもフライトは長持ちしますが、割れなどが起きるのでワンセット持っておくと安心です。

成型フライトであれば、割れが入れば交換の目安です。紙製のフライトは折れやくたびれが出てきたときが交換タイミングと言われています。また、フライトに付ける専用リングも使い続けると抜けやすくなるので、適度に交換するのがおすすめです。

シャフトから外れるときはリングを活用

シャフトに使う専用リングには『シャフトリング(フレックスリング)・指輪リング・シャンパンリング・Lリング』など種類があります。ダーツの飛びにはあまり影響しないので見た目で選んでも問題ないと言われている部分です。

全体的なセッティングのアクセントに選んでみましょう。中でもシャンパンリングやLリングは抜けにくいと人気です。実際に使ってみて、抜けにくさから選ぶという方法が一番シンプルでしょう。

フライトの収納方法は?

最後に、フライトの収納方法について紹介します。フライトは丈夫に作られていますが、持ち運びで破損をしないようにケースに入れて持ち運ぶのがおすすめです。

フライトを保護するケースがある

外したフライトを入れて保護し持ち運ぶケースや、『セッティングしたままのフライトと本体をまとめて保護するケース』など様々なものがあります。デザインや使い勝手から、自分好みのケースを使って持ち運ぶのがおすすめです。

ただし、ダーツのセッティングはシャフトやバレルによって『長さ』が変わります。ケースによっては、長いものに対応していない場合もあるので選ぶときには注意しておきましょう。

また、フライトケースは多数の形状に合うように余裕を持って作られていますが『ダイヤモンドタイプ』などの特殊形状のフライトが入らないこともあるので、しっかりと入るかを確認して購入するのがベターです。

ハードタイプのダーツケースで全体を保護

ダーツショップで販売されているのはフライトのみのケースだけではありません。ハードタイプのダーツケースであれば、セッティングダーツをそのまま入れて持ち運べるものもあります。

アルミ製やトランク型など種類豊富に取り扱っているので、デザイン性や実用性から選んでみましょう。また、ハードダーツをする人は『ケースがハードダーツに対応しているのか』も調べて購入しておくと安心です。

飛びが安定したら様々なフライトを試そう

飛び方に大きな影響を与えるバレルが決まったら、次に調節したいのがフライトです。バレルで足りない点をフライトで補うのもセッティング次第なので、様々なフライトを試してみるようにしましょう。

フライトの形状や着脱の利便性なども考慮して選べると、ダーツをより楽しめます。デザインも豊富でおしゃれなものも多いフライトで、自分好みのセッティングをいろいろと試してみてはいかがでしょうか。

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