小説の漫画化おすすめ作品は?どっちも好きな人向け厳選10冊

2019.03.16

小説の中には内容が面白かったり、画風が綺麗であったりという理由で漫画化される小説があります。漫画好きな人も小説好きな人もどちらからも愛されてこそ、小説が漫画化になっていくのです。中には作品を見ていく中で、自分も作家としてデビューを果たしていきたいと考える人もいることでしょう。

ただ漫画化した作品の中でも、一番おすすめの作品とは何があるのでしょうか?小説も漫画も大好きな人からしたら、話題となる作品は何になるかを知っておきたいと考えるもの。そこで今回は、小説が漫画化した作品の中でもおすすめの作品を10作品ご紹介していきます。小説も漫画もどちらも好きな人は必見ですので、ぜひ参考にしてみてください。

文学賞受賞作品を、雰囲気そのままに漫画化

小説の中には、文学賞という賞があります。賞によっては名誉ある作品と紹介されて、話題性あふれる作品となっていることが多いです。

ここではそんな話題性あふれる、文学賞受賞した小説を漫画化した作品についてご紹介していきます。

小川洋子/くりた陸『博士の愛した数式』

原作が小川洋子、漫画くりた陸によって作られた作品になります。この作品は第1回本屋大賞を受賞しており、映画化も果たした話題作です。記憶が80分しか持たないという独特の設定が、見ている人を引き込みます。

小説では数学の美しさを学ぶことができ、漫画では記憶が80分しか持たない博士と家政婦、息子のほのぼのとした雰囲気を楽しむことができるでしょう。

三浦しをん/山田ユギ『まほろ駅前多田便利軒』

原作三浦しをん、漫画山田ユギによって作られた作品です。三浦しをんはこの作品にて第135回直木賞を受賞しており、映画化もされています。駅前で便利屋を営む主人公はありふれた依頼をこなしていくが、個性的な奇妙できな臭い依頼が舞い込んできます。

そんな痛快かつ、心温まえるストーリーが、小説・漫画愛読者の心を癒してくれる作品となっています。萌え要素があり、ボーイズラブ系が好きな人はハマってしまうでしょう。

京極夏彦/志水アキ『魍魎の匣』

原作京極夏彦、漫画志水アキによって作られた、推理・伝奇物語です。小説は「百鬼夜行シリーズ」第二作として話題を呼び、第49回日本推理作家協会賞を受賞しています。厚みのある小説でも有名で、漫画ではストーリーを崩すことなく作品を描いておりアニメ化も実現しています。

ホラー小説や探偵小説の中でも常にランキング入りしている今作品は、奇妙なストーリー展開が好きな小説・漫画好きを満足させてくれることでしょう。

文豪の有名小説を、才能ゆたかにコミカライズ

小説を書いている人の中には、有名な作品を輩出してきている人が多く存在します。その才能をもっと広めるためにも、コミカライズ作品が次々と作られています。

そこで今回はそんな文豪の有名小説の中で、見ておくべきコミカライズ作品を紹介していきます。

横溝正史/長尾文子『犬神家の一族』

原作横溝正史、漫画長尾文子によって作られた、日本を代表するミステリー漫画です。「金田一耕助シリーズ」としても有名で、漫画だけでなくドラマや映画化、はたまた舞台化まで実現しています。

日本映画の金字塔と呼ばれるほどの作品となるので、ミステリー小説や推理漫画などが好きな人は見ていて損はないでしょう。

宮沢賢治/ますむらひろし『銀河鉄道の夜』

宮沢賢治原作、漫画ますむらひろしによって作られた、名作童話となっています。奇妙な乗客と不思議な旅に出かけるいじめられっ子の主人公は、「ほんとうの幸せとは何か?」について向きあっていきます。人との関係性の大切さについて学ぶことができる小説であり、漫画ではまた違うストーリーを楽しむことができます。

読んでいると、どこかノスタルジックな気持ちになっていくので、作者宮沢賢治の熱い思いを両方で感じ取ることができるでしょう。

江戸川乱歩/丸尾末広『パノラマ島綺譚』

原作江戸川乱歩、漫画丸尾末広によって作られた、ホラー漫画です。江戸川乱歩は言わずもがな、有名な推理小説化ですが、その中でも猟奇と怪奇とエロスが混ざり合った今作品が、世界的にグロテスクな作風で有名な丸尾末広によって見事に描かれています。

2009年に手塚治虫文化賞も受賞しているので、ホラー系が好きな人は見逃せれない作品と言えるでしょう。

ライトノベルの傑作を、さらに魅力的に漫画化

ライトノベルの作品にも傑作と呼ばれるものが数多く存在しますが、漫画化することで更なる魅力を発揮する作品もあります。ここではそんなライトノベルを漫画化したことで、さらに有名になった作品をご紹介していきます。

支倉凍砂/小梅けいと『狼と香辛料』

原作支倉凍砂、漫画小梅けいとによる、ファンタジー漫画です。西洋の世界にて起こるお金と商売、狼娘が関わるファンタジーな世界が、見ている人を飽きさせません。ファンタジー物では必須の剣や魔法が一切出ないので、リアルな物語を描いています。

漫画も原作に恥じない、綺麗で美しい描写をしているので、小説が好きな人でも漫画が読みたくなってしまうでしょう。

田中芳樹/荒川弘『アルスラーン戦記』

原作田中芳樹、漫画荒川弘による、ファンタジー漫画です。「鋼の錬金術師」を描いたことで有名な、荒川弘が手掛ける世界観は、原作を崩すことなく鮮明に再現しています。壮大なストーリーが見ている人を引き込むこと間違いありません。

漫画になった分、小説では分かりにくかった部分も、絵にすることで鮮明に描かれています。ふだん小説しか読まないという小説愛好家でも、必ず好きになり惚れ込んでしまう作品と言えるでしょう。

オンライン小説で話題になった作品の漫画化

小説の中には文学賞などに応募して有名になった作品が多く存在しますが、中にはオンライン小説で話題になった作品もあります。オンラインで有名になったおかげで、そのまま漫画化してしまったという作品も存在し、今までの小生つという概念を変えてきました。

そこでここでは、オンライン小説で有名になった、小説が漫画化した作品をご紹介していきます。

カルロ・ゼン/東條チカ『幼女戦記』

原作カルロ・ゼン、漫画東條チカによる、戦争物語です。超合理主義サラリーマンという設定も注目しがちだが、何より幼女が魔法と銃を使った異世界バトルは強烈なインパクトを見ている人に与えてくれます。

漫画の絵は鮮明で読みやすく、無駄が全くありません。アニメ化が決定してから漫画化するという流れで作られているので、作品にはそれだけの自信があるという表れでしょう。タイトルから違和感を感じながらも、作者のオリジナル性あふれる世界観を味わうことのできる作品と言えるでしょう。

香月美夜/鈴華『本好きの下剋上』

原作香月美夜、漫画鈴華によるファンタジー物語になります。累計75万部を突破したWeb小説となっており、オンライン小説の中でもトップを誇る人気を博しています。本が好きな人のための、本が好きな人に捧げる本となっているので、小説を読むのが好きな人は見ておいて損はない作品と言えます。

漫画もストーリー性を崩すことなく作られているので、小説ファンをがっかりさせることがありません。家族を守ろうと動く主人公の姿を、漫画でぜひお楽しみください。

小説と漫画の良さをダブルで楽しめる

小説と漫画、どちらもそれぞれに異なった魅力があります。ただどちらが優れているか、というのは言えません。小説や漫画というのは、好きな作品を好きなときに好きなだけ楽しめばいいのです。

また映画化やアニメ化されたものにも面白い作品がたくさんあります。ジャンルに囚われずさまざまな名作に触れて、自分の世界を広げてみてはいかがでしょうか。

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