ラグビースパイクのポイント交換は早めに。取れないときの対処法

2019.03.16

ラグビースパイクには、『固定式』と『取り替え式』があります。取り替え式は、グランドに合わせて『ポイント(スタッド)』を交換でき、自分の好みで選べるという利点があります。手入れ方法と注意点を見ていきましょう。

ラグビースパイクのポイントに関する規定

ラグビースパイクのポイントが取り替え式の場合、好きなポイントを選ぶことができますが、ポイントにも規定があります。まずは、しっかり規定を知っておきましょう。

長さは20mm以下

『競技に関する規定』の中に記されている競技規則第4条によると、『長さは21mmを超えてはならない』とされています。

長い方が柔らかいグランドでは踏ん張りがききやすいといえますが、あまりに長くなると危険性が増します。

また、自分の体重が足裏にかかり、突き上げられるような痛みも出やすく、そもそも快適にプレーすることができません。

ぎざぎざや尖りがあってはいけない

また、同条では『ぎざぎざした部分や尖った縁があってはならない』とも示されています。

ポイントの取り替えを怠って、長く利用していると、プレー中の摩擦や衝撃によって磨り減ってしまいます。その結果、ぎざぎざや尖りができてしまい、危険性を伴います。

ただでさえぶつかり合いなど激しい動きが多いスポーツです。万が一、尖ったポイントのスパイクで相手の足を踏んでしまうと大変危険です。そのためにも、定期的な手入れと取り替えが必要になります。

取り替え式のスパイクは注意が必要

取り替え式と固定式の違いは、単にポイントを取り外せるだけではありません。実はもう一つ知っておくべき大切なポイントがあります。

固定式よりもすり減りが早い

実は、取り替え式のポイントの方が固定式に比べて、すり減りが早くなっています。取り替え式は、柔らかいグランドでポイントを突き刺すようにして踏ん張るため、固定式よりも本数が少なくなっています。

本数が少ない分、1本のポイントにかかる負荷は大きく、結果的にすり減りが早くなってしまうのです。

気づいた時には、危険な状態になっていたということがないように、こまめにチェックすることが必要です。

これまで固定式を利用していて、はじめて取り替え式を使うという人は、そのすり減りのスピードに驚くかもしれません。とくに注意を払いましょう。

すり減りすぎるとポイントが交換できない

通常は、ねじを回すようにして、ポイントの交換を行います。しかし、すり減りすぎると、挟む場所がなかったり、硬くて回せなかったりなど、不具合が生じることもあります。

そうならないためにも、こまめにポイントの交換をしておきましょう。

ポイントが取れない場合の対処法

気をつけていたつもりが、ポイントが取れなくなってしまったという場合はどうすればよいのでしょうか。諦める前に、以下を試してみましょう。

ペンチなどの工具で回す

もしも、回らなくなった場合はペンチなどの工具を準備します。しっかりと力を加えて挟む込めるものであれば大丈夫です。

ポイントを挟み込んで、強い力を加えることで、取れなかったポイントを回せることがあります。これは磨り減ったといっても、挟めるだけの長さが残っている場合に有効です。

また、かなりの力が必要で手が痛くなることもあるので、軍手があれば理想的です。

ショップやメーカーで修理する

ペンチでも取れなかった場合は、専門家の力を借りましょう。スパイクを購入したスポーツ用品ショップや、修理を専門に行うショップで取れる場合があります。

わずかでもポイントが残っていれば、そこを削ってドライバーを差し込んで力を加えて取れることもあります。

購入したショップであれば無料で対応してくれることもありますが、有料だったとしても、スパイクごと捨てなければいけないことを考えれば意味はあるでしょう。

もちろん、これは最終的な対応策なので、日々危険性がないか、また長さは十分かをチェックしておくことが望ましいです。

新しいスパイクを購入するしかないときも

ペンチで回しても取れず、そして、専門家でも取れない場合はそのスパイクを販売するメーカーに修理で対応してもらうことも可能です。一度、メールなどで問い合わせてみましょう。

しかし、修理を受け付けていない場合や、それでも取れない場合ももちろんあります。その場合は残念ながら諦めるほかありません。

スパイクのポイントは早く取り替えなくてはならないという勉強代として、そのスパイクは諦め、新しいスパイクを購入しましょう。

ポイントの交換はこまめにしよう

取り替え式のスパイクは、自分の好きなポイントをつけられるというメリットがある一方で、本数が少ないことが一般的なので、消耗が早いです。

そのため、気づいたらポイントが尖って危険な状態になっている、最悪の場合には長さがほぼなくなって取れなくなってしまいます。

そのようなことがないように、日々こまめにチェックし、磨り減ったなと思った場合は早めにポイントの交換をしましょう。

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