デザインの基本がわかるおすすめの本は?初心者から中級者用を紹介

2019.03.13

日常生活の中で、私たちは日々さまざまなデザインを目にします。素晴らしいデザインは言葉を必要とせず、人の心を動かす力をも持っています。そんなデザインが作れるようになりたい人のために、デザインを学ぶおすすめの本をまとめて紹介します。

デザイナーになるためには?

デザインを作る人を『デザイナー』といいます。デザイナーと一言でいっても、働く業界や会社によって作るものはさまざまです。

まずは、具体的にどういった種類の仕事があるのかを説明します。

デザイナーにも種類がある

デザイナーの中で、もっともイメージしやすいのが『グラフィックデザイナー』でしょう。

主に、紙媒体のデザインを行い、テキスト・図形・写真・イラストなどを用いて、自社の製品やサービスの魅力を伝えます。

グラフィックデザイナーの中でも、イラストを専業としている人もいます。そのようなデザイナーのことを『イラストレーター』といいます。

製品を実際にデザインする『プロダクトデザイナー』の仕事は、私たちが日常で使用するありとあらゆるもののデザインを行います。製造業においては、まさに会社の要となる仕事でもあります。

Webサイトのデザインを行う『Webデザイナー』もいます。近年、Webサイトを持たない会社は少ないことから、需要が大きくなっている職業といえます。

ほかにも、洋服などのデザインを行う『ファッションデザイナー』や、デザイナーが作ったものを修正・加工する『DTPデザイナー』など、さまざまなデザインの仕事があります。

共通点は問題解決すること

デザイナーの種類は実に多様で、求められるスキルもさまざまです。しかし、共通していえることは、『デザインという仕事を通して、ユーザーやクライアントが抱える問題を解決する作業をしている』ということです。

デザインとは、目的を達成するために『解決すべき問題に対処すること』です。デザイナーの仕事は、企画者やクライアントの要望や、ユーザーのニーズを考慮しながら、適切なデザインをすることが求められます。

デザインを勉強するための本の選び方

デザインに関する本はたくさん出版されています。その中から、自分が学ぶべきものを適切に選ぶためには、以下の二つに気をつけましょう。

まずはデザインの基本を知る

デザインの仕事にはたくさんの種類があり、デザインそのものにも多くの種類があります。しかし、基本知識の部分では共通している点はたくさんあります。

そのため、初心者は種類を気にせず、デザインの基礎について全体的に書かれた本を数冊読んでおくとよいでしょう。

1冊ではなかなか理解が進まず、基礎をしっかりとインプットすることができません。デザインの仕事は、『アウトプット』してはじめて成果となります。そのための基礎知識の勉強は、時間をかけて丁寧に行いましょう。

何冊か読むことで、異なる表現や違う角度からの説明を知ることができ、より理解が深まるでしょう。

自分の得たいスキルを学ぶ

基本の導入本を何冊か読み終えたら、ここからいよいよデザインの本格的な勉強に入ります。自分の得たいスキルについて書かれた本を選びましょう。

スキルについて書かれた本の中にも、テキストのようなものや、実践よりのものなどさまざまな種類があります。

1冊のみで幅広く学ぶことはできないので、基本的にはそのとき自分が読みたいというものを選んで問題ありません。

ただし、分厚すぎるものや、あまりに難しい内容が書かれているものは避けましょう。まずはそのジャンルの中でも、やさしいものを選ぶというのが鉄則です。

モチベーションを保ちながら、デザインを楽しむことが大切です。義務感を感じていては、創造的なデザインはできなくなってしまいます。

初心者におすすめの本

まずは初心者向けに、デザインの基本が書かれている本を3冊紹介します。

デザイン業界では名著といわれる定番の本なので、すべて読んでみるのがおすすめです。どれも読みやすい内容です。

なるほどデザイン

『なるほどデザイン』は、よいデザインをするために、おさえておくべきことを事例とともに紹介している本です。

基礎・概念・ルール・プロセスなどの基礎を学びながらも、デザインに正解はないということを教えてくれます。

本の中に登場するデザインが美しいとしても定評があります。図・イラスト・写真を用いてわかりやすく、楽しんで勉強できるように作られています。これこそがデザイナーの仕事といえるでしょう。

  • 商品名:なるほどデザイン
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ノンデザイナーズ・デザインブック

『ノンデザイナーズ・デザインブック』は、デザイナーでない人向けに書かれた本です。

デザインはビジネスの場でパワーポイントを使った資料作成はもちろん、デザイナーとコミュニケーションする上で、誰もが役立つスキルだからです。

そのような前提のため、初学者にはぴったりの本です。近接・整列・反復・コントラストといったデザインにおける『四つの基本原則』など、基礎の『基』といえる内容が学べます。

  • 商品名:ノンデザイナーズ・デザインブック
  • 価格:2,354円(税込)
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誰のためのデザイン?

『誰のためのデザイン?』は、20年以上前に書かれたもので、いまやデザインの名著です。

デザインとは誰のために、どんな意図をもってなされるべきものなのかという内容について書かれています。

これからデザインを学ぶ上で読んでおくべき、デザインの基礎と本質に触れる奥深い内容の本です。

事例を用いながら解説されているので、とても読みやすいでしょう。

  • 商品名:誰のためのデザイン?
  • 価格:3,564円(税込)
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各分野でおすすめの本

デザインの基礎をおさえたら、それぞれ磨きたいスキルにあわせて勉強を進めましょう。

ロゴデザイン・Webデザイン・建築についての本を紹介します。

ロゴデザインの現場

ロゴとは、会社・製品・サービスなどの世界観を象徴するとても大切なものです。『ロゴデザインの現場』は、そんなロゴデザインに関する技法書です。

この本は、ロゴデザインを行う上での時系列プロセスに沿って説明が進みます。クライアントへのヒアリングからはじまり、書き起こし、そしてデザインの精緻化など、かなり細かくリアルな現場感を知ることができます。

事例を交えて紹介しているので、より理解を深めやすいでしょう。

  • 商品名:ロゴデザインの現場 事例で学ぶデザイン技法としてのブランディング
  • 価格:4,213円(税込)
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いちばんよくわかるWebデザインの基本きちんと入門

Webデザイナーを目指す人におすすめなのが『いちばんよくわかるWebデザインの基本きちんと入門』です。

レイアウトの四原則や、配色の基本から、フレックスボックス・インタラクション・マーケティングの知識まで、かなり幅広い内容ですが、一通り知っておくべき知識がこの1冊で網羅的に学べます。

  • 商品名:いちばんよくわかるWebデザインの基本きちんと入門
  • 価格:2,570円(税込)
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建築とは何かー藤森照信の言葉ー

『建築とは何かー藤森照信の言葉ー」』は、これから建築デザインについて学びたいという人はぜひ読んでおくべき本でしょう。

著者で建築家の藤森照信と、15人の建築家や建築評論家が『建築とは何か』という壮大なテーマを語っています。

また、著者がデザインした『高過庵(たかすぎあん)』という、地上6.5メートルにある茶室について、構想から完成までの約4年のプロセスについても知ることができる本です。

  • 商品名:建築とは何かー藤森照信の言葉ー
  • 価格:1,944円(税込)
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自分の学びたいことに合わせて本を読もう

デザインの仕事と一言にいっても、さまざまな種類があります。そのなかには共通するスキルもあるので、デザインに関する基本をおさえた上で、自分の学びたいスキルに関する本を読んでみましょう。

多くのことに触れるなかで、自分なりのデザイン軸を確立していくことができるでしょう。

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