結婚式で腕時計をするのはマナー違反!?知らないと損する出席者のマナー

2019.03.12

友人や親せきの結婚式に呼ばれたなら、場にふさわしい腕時計を身につけたいものです。結婚式にふさわしい腕時計とはどのようなものなのでしょうか?素材や色などを詳しく解説します。国内・海外ブランドの結婚式におすすめな腕時計も紹介します。

結婚式に腕時計、あり?それともなし?

まず、結婚式にふさわしい腕時計を紹介する前に考えておきたいことがあります。

それは、「結婚式に腕時計を身につけて参列することは、マナー違反ではないのか?」ということです。

まずは、このマナーについてしっかりと理解しておきましょう。

結婚式では腕時計をしないのが本来のマナー

結論から言うと、『結婚式では腕時計をしない』というのがマナーです。なぜなら腕時計をしていると、いかにも『時間を気にしている』という印象を周囲に与えてしまうからです。

せっかくおめでたい席に招待されたにも関わらず、腕時計をしきりに見ていたりすると、早く帰りたそうに見えてしまうため、結婚式では腕時計を身につけないことが、マナーの一つになっているのです。

結婚式では、腕時計よりも懐中時計を使うことをおすすめします。なお、腕時計を身につけていく際は、式の最中にあまり頻繁に時計を見ないようしましょう。

特に、会社の上司や親せきなど、失礼が無いように配慮する必要があります。

最近はデザインを選べばOKな場合も

最近では、スマートフォンなどで時間を確認できるため、普段から腕時計を身につけない人も増えてきました。

そういう人は結婚式に腕時計を身につけなくても、あまり気にならないかもしれませんが、日常的に腕時計を身につけている人は、腕時計が無いとなんとなく落ち着かなくなってしまう場合もあるでしょう。

先ほど伝えた通り結婚式では腕時計をしないのが本来のマナーですが、最近の結婚式ではあまりうるさく言われなくなっているのも実情です。「時計がないとどうしても不安」という人は、腕時計をしていったとしても完全なるマナー違反とは言い切れません。

ただし、その場合腕時計はあまり派手になり過ぎないようにし、比較的目立たないデザインを選びましょう。結婚式に呼ばれると必要以上に華やかな服装で来る人がいますが、主役はあくまでも新郎新婦ですので、基本的には華やかさよりも落ちつきが大切です。

新郎の腕時計はOK?受付係は?

一般の参列者が腕時計を身につけることはマナー違反であることはおわかりいただけたと思います。それならば新郎や受け付けの人はどうでしょうか?

結婚式の主役である新郎が、腕時計を身につけていると多少の違和感は出る可能性がありますが、もしどうしても身につけたい腕時計があるなら、その腕時計のエピソードなども交えながら式を盛り上げてみてはいかがでしょうか。

仲のよい友人だけを集めてパーティーをするようなカジュアルな場では、気の利いた演出になるかもしれません。

しかし、親戚などを呼ぶ正式な披露宴の場合は、マナーに厳しい年配の方から理解を得るのは難しいかもしれません。どうするかは新郎次第といったところでしょう。

受付係の場合は、ある程度時間を気にする必要があるので、会場内に時計が無い場合には、腕時計を身につけても問題ないとされています。できれば、懐中時計で時間を確認するか、腕時計をポケットに忍ばせて確認するとよいでしょう。

結婚式でも使える腕時計の条件とは

ここからは、結婚式でも使える腕時計とはどのようなものか、解説します。

ベルトは黒革やシルバーメタルがベスト

結婚式に身につけていく腕時計は、スーツの色に合わせた黒革のものか、シルバーメタルのものを選ぶとよいでしょう。革の素材は基本的に牛革のものを選びます。

革の素材に関しては、最近はあまり細かく言われないようですが、爬虫類の革を使った腕時計は全体的に派手になりがちなうえ、「殺生」を連想されるということで敬遠されがちです。爬虫類革を使用した商品は避けたほうが無難です。

また、ゴールドメタルのものはやや派手過ぎるので、あまりおすすめできません。ナイロン素材などのカジュアル素材も場にふさわしくないので避けましょう。

結婚式には年配の親戚の方も多く集まるので、誰が見ても好感が持てるような、自己主張しないデザインを選ぶことをおすすめします。

文字盤は白やシルバーのものがおすすめ

腕時計の文字盤は、品のよい白やシルバーのものを選びましょう。あまり文字盤がカラフルなものは、友人だけの二次会などではよいかもしれませんが、厳かな式には不向きです。

黒文字盤でもよいが上品さを意識すること

黒い文字盤の腕時計は、クールな印象を与えます。あまりワイルドすぎるデザインのものは避け、シンプルで上品なデザインを選びましょう。

おすすめの国内メーカー腕時計3選

結婚式に身につける腕時計の選び方がわかったところで、ここからは具体的におすすめの腕時計を紹介します。まずは国内メーカーからです。

さきほども少し触れましたが、革のベルトを選ぶ際に、ワニ革やヘビ革などの爬虫類のものを結婚式で身につけることは、マナー違反とされています。

しかし最近では、あまり細かく言われないようになってきているので、控えめなデザインのものなら爬虫類の革でも問題無いようです。

もし気になるなら、爬虫類の革を牛革に付け替えて身につけるとよいでしょう。

セイコー ドルチェSACM171

セイコーは、1881年に創業された時計ブランドで、世界で初めてクウォーツ時計を商品化させるなど、時計の歴史にも大きく貢献した日本が世界に誇るブランドです。

創業から100年以上経った今では、その技術力の高さなどが評価され、世界中に多くのファンがいます。

そんなセイコーが発表しているシリーズである『セイコードルチェ』は、黒革に白の文字盤という、最もシンプルなデザインとなっており、どこに身につけて行っても恥ずかしくない、誰もが似合う腕時計です。

価格も比較的手ごろで、冠婚葬祭用に一つ持っておくと重宝します。

  • 商品名:セイコードルチェSACM171
  • 参考価格:3万5726円(税込)

シチズン エクシード EBG74-5023

シチズンは、1918年に創業されたブランドで、セイコーと双璧をなす日本の時計ブランドです。『市民に親しまれる時計ブランドになる』という願いを込めて、英語で市民を表す『シチズン』という社名となりました。

『シチズン エクシードシリーズ』は、シチズンの時計の中でも特に品質にこだわった高級ラインです。今回紹介する腕時計はエクシードシリーズの中でもシルバーで統一されたシンプルなデザインで、結婚式などの晴れの日にぴったりな一品といえます。

  • 商品名:シチズン エクシード EBG74-5023
  • 参考価格:9万8200円(税込)

グランドセイコー SBGX259

数あるセイコーのシリーズの中でも『グランドセイコー』は、セイコーが持っている技術の全てを結集させたともいえる、究極の時計シリーズとなっています。

グランドセイコーシリーズは、設計から組み立てまでの全てを『雫石高級時計工房』と『信州 時の匠工房』にてすべて手作業で行っています。

一流の技術者によって作られた時計の品質は折り紙付きであり、長く使える一品です。SBGX259もデザインはシンプルながら、随所に高級感が溢れる大人の男にふさわしい時計と言えるでしょう。

  • 商品名:グランドセイコーSBGX259
  • 参考価格:19万8700円(税込)

おすすめの海外メーカー腕時計3選

次に、海外メーカーのおすすめ腕時計を紹介します。

ロレックス チェリーニ タイム 50509

ロレックスは、スイスを代表する時計ブランドです。前身となるウイルスドルフ&デイビス社が1905年にイギリスにて創業され、07年にスイスに生産拠点を移して1年後にロレックスブランドが誕生しました。

今回紹介する『チェリーニ タイム 50509』は、革を使ったベルトであるものの、黒一色となっているのでワイルド過ぎず、使いやすいデザインです。

文字盤は無駄のないシンプルなデザインで見やすく、年代問わずに使えます。

  • 商品名:ロレックスチェリーニ タイム 50509
  • 価格:156万6000円(税込)
  • Amazon:商品ページ

オメガ デ・ヴィル CO‑AXIAL 39.5mm

オメガは、さきほど紹介したロレックスと並び称されるスイスの時計ブランドで、世界的にも有名です。

オリンピックのオフィシャルタイムキーパーを務めることも多く、その精度の高さで高い評価を受けているのです。

また、オメガと言えばNASAの宇宙計画にて公式クロノグラフとして認められた『スピードマスターシリーズ』が有名で、世界中に多くのファンがいます。

『デ・ヴィルシリーズ』は、オメガ製品の中でも比較的シンプルでフォーマルな場所でもさりげないおしゃれを楽しめるデザインです。

標準の黒革ベルトだけではなく、ナイロン素材のベルトなどもあり、有料でベルトを変えることでさまざまな印象を楽しむことが可能です。

  • 商品名:オメガデ・ヴィルPRESTIGECO‑AXIAL 39.5 MM
  • 参考価格:34万4700円(税込)

ハミルトン INTRA-MATIC H38455751

ハミルトンはアメリカで創業された時計ブランドですが、2003年からはさらなる品質を求めスイスに生産拠点を移しています。

現在でもスイスで生産されていますが。古きよきアメリカを感じるような雰囲気を残しており、そんな独特なデザインが人気の時計です。

今回紹介するシリーズはシルバーと黒で統一されたデザインで、時代が変わっても決して色あせない時計です。

  • 商品名:ハミルトンINTRA-MATIC H38455751
  • 参考価格:9万8280円(税込)

当日気をつけたい腕時計に関するマナー

ここからは、結婚式に腕時計を身につけて参列する際に気をつけたいマナーを解説します。

頻繁に時間を確認しない

式の最中に頻繁に時計を見ていると、いかにも『早く帰りたい』という雰囲気が出てしまい、新郎新婦はじめ参列している親族の方達にも失礼になってしまいます。

もし時間が気になるなら、席を外した時にさりげなく見るようにしましょう。

汚れた時計、ヒビの入った時計はNG

結婚式に身につけていく時計は、前もって綺麗に磨くなどして汚れがない状態かどうか確認することが必要です。

また、ひびなどが入った時計は『割れ、別れ』を連想させるため身につけて行かないようにしましょう。

もし、状態の悪い時計しかないなら、時計はつけて行かないほうが無難です。

マナーを押さえてデキる大人の男になろう

結婚式に身につけていく時計は、目立つことのない品のよいデザインのものを選び、式の最中は頻繁に時計を見ない、ということが大切であることがおわかりいただけたと思います。

結婚式のように多くの親戚の方達が集まる場では、よい印象を残したいものです。そのためにも、大人と男としての振る舞いを知り、参列している方の気分を害さないようにしましょう。

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