ウェルカムボードは結婚式の必須アイテム?9割がやってるおもてなし術

2019.03.11

ウェルカムボードは結婚式ではじめにゲストの目に入り、式の印象を左右する重要なアイテムです。知ってはいるものの、実際用意するとなると迷うことも多いでしょう。手作り制作の流れや、思わず真似したくなるおしゃれなアイデアを紹介します。

ウェルカムボードとは

『ウェルカムボード』とは、結婚披露宴会場で新郎新婦のメッセージが書かれたボードのことです。必須ではないものの、最近ではほとんどの新郎新婦が用意するようになっています。

ウェルカムボード以外にも、車を利用したものであったり、花の敷き詰められたボックスであったり、ぬいぐるみであったりと、さまざまな形態でウェルカムアイテムが飾られることがあります。

もはや結婚式の定番アイテム

結婚するときに読む雑誌として有名な『ゼクシィ』が2014年に行ったトレンド調査によると、結婚披露宴を行った新郎新婦のうち、ウェルカムボードを用意したのは全国平均で94.4%に達したようです。

また、結婚式のナビサイト『ハナユメ』が行った調査でも、実に93.0%の新郎新婦がウェルカムボードを用意したという結果が出ています。

さまざまなウェルカムアイテムが台頭するなかでも、ウェルカムボードはもはや結婚式の定番アイテムといえるようですね。

洋風だけでなく、 和風ウェディングにも

ウェルカムボードと聞いたとき、洋風の式場の入口に飾られた、「Welcome」と書かれたボードのイメージがまず頭に浮かぶという人も多いのではないでしょうか。

最近ではそうした洗練されたウェルカムボードが当たりまえのようになってきましたが、もともとは『○○家 ○○家 結婚披露宴会場』のように日本語で書かれたものが多く普及していました。

今では新郎新婦による個性あるアレンジが加えられるようになり、洋風だけではなく、和風ウェディングでも式場の雰囲気に合わせた和風でおしゃれなウェディングボードが飾られるようになっています。

ウェルカムボードの役割

結婚式に呼ばれたゲストが、式場ではじめに目にすることになるのがウェルカムボードになるでしょう。そのため、新郎新婦に代わってゲストを出迎えるという、とても大切な役割を果たすのです。

ウェルカムボードを用意する前に、誰に向けて何のために飾るのか、その目的をはっきりさせておく必要がありますね。ウェルカムボードの具体的な役割について知っておきましょう。

ゲストを楽しませるための演出

これから始まる、幸せにあふれたウェディングを予感させるようなアイテムで、ゲストへの感謝の気持ちを伝えると同時に出迎えの演出をする新郎新婦は多いでしょう。こうした出迎えの演出を『ウェルカム演出』と呼びます。

ウェルカムボードも、このウェルカム演出の一つです。式場に到着したとき、新郎新婦らしい趣向を凝らしたウェディングボードが用意されていたら、なんとなくワクワクした気持ちになるのではないでしょうか。

ゲストの目を楽しませたり、ときにはゲストにウェルカムボードに関わってもらったりしながら、受付を終えて式が始まるまでの時間も楽しんでもらう役もあるのです。

会場を知らせる目印として

出席してくれたゲストへ感謝の気持ちを表すとともに、ウェルカムボードは『看板』としての実務的な役割も担います。

誰と誰の式であるのか、式場はどこなのか、入口前に人目を引く目印が用意されていれば、ゲストが会場を探して迷うこともなくなるでしょう。

結婚式後は新居のインテリアとして活用

結婚式を終えたら、ウェルカムボードはそのまま披露宴会場でも使用します。ここでも華やかな看板として役に立つのです。

披露宴の後は、そのまま二次会会場へ持ち込んで飾りの一つとして使用しましょう。そのウェルカムボードを作ったいきさつなども、二次会での会話のきっかけになります。

結婚披露宴当日に本来の役割を終えてしまうウェルカムボードですが、捨ててしまうのはもったいないものです。いつまでも色褪せない思い出として、新居のインテリアに加えると、部屋の華やかさが増すでしょう。

ウェルカムボードは誰が用意する?

「ウェルカムボードを作ろう!」と決めたものの、そもそも誰が作るものなのでしょうか。一般的には誰が作るのか、また、どんなふうに作るものなのか紹介します。

新郎新婦の手作り

ウェルカムボードを誰が作るかというと、最も多いパターンは、新郎新婦、とくに『新婦』の手作りです。最近ではデコレーションやDIYを楽しむ女性を多く見かけるようになりました。もちろん新郎が手がけることもあるでしょう。

例えば、2人で前撮りした写真にメッセージを印刷し、それをもとにデコレーションしてくと、思いのほか簡単に作れるものです。

デコレーション用の素材は、東急ハンズやロフトなどといった雑貨屋文具を扱う店舗で購入できるため、どんなものがあるか覗いてみてもよいでしょう。

手作りすることで、よりオリジナリティのあるウェルカムボードに仕上げることができます。

友人や家族が作成

新郎新婦だけではなく、2人をよく知る『家族や友人』が名乗りを上げてウエディングボードを作ってくれることもあるようです。

中にはフラワーアレンジメントや和紙絵、ネイルアートといった、普段からデコレーションに携わることの多い人が周囲にいるラッキーな新郎新婦もいるでしょう。

特に、仕事や趣味としてやっているわけではないけれど、デコレーションが得意な人もいると思います。手先の器用な人や、普段からセンスのよい人にお願いできれば、新郎新婦も当日の楽しみが増えますね。

お祝いしてくれる気持ちの詰まったウェルカムボードは、結婚式の後もいつまでもステキな思い出として自宅に飾っておくとよいでしょう。

手作りが大変なら業者に依頼

仕事が忙しくてなかなか時間が取れなかったり、手先の器用さに少し自信がなかったり「手作りはとてもじゃないけれど無理」ということもありますね。

インターネットで検索してみると、ウェルカムボードを作ってくれる業者も数多く存在しています。細部にいたる注文までネット上でできるため、忙しい新郎新婦にはおすすめです。

また、式場で相談すると、ウェルカムボードを作る専門業者を紹介してくれる場合もあります。式場はそういった業者と提携していることがほとんどです。

デザインを自分で出してもよいですし、業者のデザイン案をアレンジしてもらってもよいでしょう。プロに頼めば間違いなく美しい仕上がりのウェディングボードが出来上がります。

ウェルカムボード制作の流れ

手作りをするのであればどんなふうに作っていくものなのかあらかじめ知っておくと、失敗や無駄な作業を減らすことができます。ウェルカムボード制作の流れを確認していきましょう。

全体の雰囲気やデザインを決める

まずは大まかに、作りたいウエディングボードの全体像を固めます。参考にしたいのは、どういった雰囲気の結婚式を行うのかです。ウェディングボードを置く場所も見ておくとよいでしょう。

フォーマルで高級感のある式ならば、スタイリッシュかつ華やかなウェデングボードがふさわしく、カジュアルウエディングなら、キュートでポップなウェディングボードが似合います。

新郎新婦に何か趣味があったり、2人の思い入れのあるエピソードがあれば、それに関連したアイテムで制作していくと、2人のキャラクターが伝わるよいウェディングボードができます。

細部にこだわる前に、まずはこの全体像についてしっかりイメージしていくと、この後の流れもスムーズに決まっていくでしょう。

予算を決める

だいたいどんなイメージのウエディングボードを作るのかが決まったら、次は予算を決めます。予算によっては思い描いていた素材を変更せざるを得なくなることもあるでしょう。

予算がいくらでもあるなら大概のことはできますが、結婚式や新婚生活にはお金がかかるものです。しっかりウェディングボードに使っていい金額を決めておきましょう。

一般的にウェルカムボード制作にいくらかかるのかというと、業者に頼んだときには5000~2万程度かかるのに対し、手作りでは5000円以内で済ませているケースが多いようです。

中には素材集めを工夫して1000円未満で済ませるやりくり上手な新郎新婦もいるので、自分たちが割ける金額で構いません。

記載する文字を決める

全体像と予算が決まったら、メッセージボードに書く内容でもっとも重要ともいえる、ゲストへの感謝のメッセージを考えましょう。次のような文例が、よくウェルカムボードに使われています。

  • Welcome to our wedding party
  • Thank you for coming today
  • Happy Wedding
  • 愛と幸せを込めて
  • 寿

ゲストをもてなす気持ちと感謝を込めたメッセージや、幸せがあふれるようなメッセージがウエディングボードにふさわしいでしょう。

もちろんオリジナリティを押し出してもOKです。今後の2人の新たな生活に向けての抱負を名前入りの詩にしてみても面白い演出になるのではないでしょうか。

メッセージは日本語でも英語でもOK

ウェルカムボードに書くメッセージは『英語だけでなく日本語でもOK』です。英語のメッセージなら、おしゃれな洋風ウェディングにマッチし、和風ウェディングであれば、和の趣向を凝らした日本語メッセージが似合うでしょう。

一般的な特徴としては、英語のメッセージはただ書いてあるだけでスタイリッシュに見えやすいものです。日本語のメッセージはパっと見ただけで意味が理解しやすく、和風ならではの温かみを感じられます。

英語でも日本語でも、フォントや文字配置次第で印象を変えることができるので、メッセージとフォントを組み合わせてイメージに合う形を見つけましょう。

素材を探す

全体像・予算・メッセージが決まったら、さっそく実作業に移ります。まずは素材を探しに出かけましょう。ウェルカムボードの素材となるあらゆるものは、ロフトや東急ハンズのようなホームセンターでそろいます。

欲しい素材がはっきりと決まっているならネットでも探しやすいですが、イメージに合う素材を決めたいときには、お店に並ぶアイテムを一つ一つチェックしたほうがよいでしょう。

テンプレート素材も活用

「素材を組み合わせて作るのは難易度が高い」「なるべく時間を節約したい」のであれば、インターネットからテンプレートを探すのもよい方法です。

下記のようなサイトから無料素材をダウンロードして利用しましょう。

DELLA WAY

結婚披露宴で使われるアイテムのほとんどを手作りできるような素材がそろっています。木と紙の素材を生かしたクラシックなデザインが多く、プラスで自分なりのアレンジを施しやすいでしょう。

Wedding Farm

使いたいモチーフから検索できるので、イメージに合ったテンプレートを簡単に探し出せます。ウェルカムボードはアンティーク風味のものから鏡を使ったもの、花で豪華に飾り付けたものまでさまざまなです。

Mikiseabo

手作りウェディング情報がぎっしり詰まったサイトです。無料フォントのダウンロードもできるので、イメージ通りになるまでいくらでもウェルカムボードのフォントデザインが試せます。

ウェルカムボードの適切な大きさは?

ウェルカムボードは、置く場所に応じたサイズで作る必要があります。具体的にみていきましょう。

サイズに決まりはなし

ウェルカムボード自体には、大きさの決まりはありません。飾る場所に見合う大きさにすると、違和感なく飾ることができるでしょう。

場所によるサイズ例はだいたい以下のようになります。

  • 受付横:A4サイズ~
  • 受付テーブル上:B5~A4サイズ
  • 披露宴会場入り口:A2サイズ程度

飾る場所を事前にチェック

テーブルの上に飾るのにA2で作ってしまった、会場入り口に飾るのにB5で作ってしまったとなると、、大きさが合わず、せっかくのウェルカムボードがちぐはぐな印象を与えてしまいますから、飾る場所のチェックは必ず行いましょう。

また、飾る場所の雰囲気や色合いをチェックしておくと、ウェルカムボードのイメージをつかみやすくなるでしょう。

ウェルカムボードのおしゃれアイデア

オシャレなウェルカムボードを作りたいと思っても、一人ではなかなかイメージが膨らまないものです。おしゃれな人はどんなウェルカムボードを作っているのかも気になりますね。

「これはおしゃれに作れそう!」とインスピレーションが刺激されるようなアイデアを紹介します。

写真を使ったウェルカムボード

せっかくの晴れ舞台です。趣向を凝らした写真を撮って、ウェルカムボードの素材にしてみてはいかがでしょうか。

実際に当日披露するのとは違うドレスを着て、背景にもこだわった写真にすると、まるでポスターのように美しい仕上がりになります。

結婚披露宴が洋風のドレスなら和装で写真を撮るなど、印象を変えてみるのもよいアイデアでしょう。2人の成長記録だったり、かわいがっているペットと一緒に撮ったり、自由な発想で写真を撮るとおもしろいですね。

似顔絵イラストのウェルカムボード

写真とはまた違う柔らかい雰囲気を出せるのが『似顔絵イラスト』を使ったウェルカムボードです。ひとくちに似顔絵イラストといっても、画風によって印象はだいぶ変わってきます。

絵本のようなかわいい絵柄から、クレヨンで描いたような温かい絵柄、くっきりとした線でスタイリッシュに彩られた絵柄などさまざまです。好みのスタイルで似顔絵を描いてもらってはいかがでしょうか。

黒板風ウェルカムボード

おしゃれなカフェのメニュー看板のように、黒板にメッセージやイラストが描かれる『黒板風』もおすすめです。黒板風なら自由度が高く、何度でもやり直しがきくのがうれしいですね。

使用できるのは白いチョークだけではありません。カラーチョークを使ったり、絵の具を使ったりしてカラフルに仕上げることができます。おしゃれなアイデアを真似しやすいのも特徴の一つです。

花や木を効果的に使うのもおすすめ

メインの素材とメッセージがきまったら、ポイントとなる場所に『花や木』でデコレーションすると、グっと華やかさがアップします。

木製フレームにこだわりのフォントでメッセージを書いただけのシンプルなウェルカムボードに、フラワーアレンジメントをメインの素材として据えてもおしゃれです。

ウェルカムボードのおすすめ通販サイト

手作りも楽しいですが、プロに頼めば確実に美しい仕上がりのウェディングボードが用意できます。最後にウェルカムボードのおすすめ通販サイトを紹介しましょう。

ピアリー

ウッドスタイルやグラフィック・黒板風・ミラータイプなど、さまざまな素材を取りそろえています。

サンプル写真も見やすく配置されているため、好みのウェディングボードを見つけやすいでしょう。

ファルベ

女性クリエイターによるオリジナルデザインで、女子のツボを押さえたセンス抜群のウェルカムボードが並びます。

モチーフも充実しているので、結婚式の季節を意識してみてもよいでしょう。

完成品だけでなく新郎新婦のオリジナリティを加えられるセミオーダータイプも注文できます。

素敵なウェルカムボードで結婚式に彩りを

ウェルカムボードは結婚式に必須ではありませんが、ゲストをもてなすためにもぜひ用意したいアイテムです。

手作りするなら、デザインと素材にこだわって、世界にたった一つのウェルカムボードを作りたいものですね。もちろん時間がない人は、プロに頼んでお手軽に美しいウェルカムボードを作ってもよいでしょう。

どんな形であれ、結婚式を素晴らしいものにするために納得のいくウェルカムボードが用意できることをお祈りしています。

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