ボウリングシューズの基礎知識。選び方とソールやヒールの使い方

2019.03.11

ボウリングシューズは、滑りやすさやグリップ力で選ぶとプレイが快適になります。細かいソールの違いや、用意しておくと便利なアイテムなどを紹介するのでマイシューズ選びの参考にして、ボウリングのスキルアップに活用してみてください。

マイシューズでスキルアップ

マイシューズは、ボウリング場に置いてあるレンタルシューズの『ハウスシューズ』とはまた違った工夫が施されています。自分専用のマイシューズは、フォームをより綺麗にするためにも用意したいアイテムです。

レンタルシューズとは、ソールが違う

まず、最初に知っておきたいのがレンタルシューズとマイシューズの『ソール(靴裏)』の違いです。

レンタルシューズは右利き、左利きの誰が使ってもフォームの邪魔をしないように『右足も左足も靴裏が滑りやすい素材』で作られています。ボウリングでは滑りながらボールに力を余すことなく伝えるフォームが基本なので、滑る素材が靴裏に採用されているのです。

一方、マイシューズのソールは、右利きであれば『左足だけが滑りやすい素材』が使われています。右足のソールはグリップの良いゴム素材が使われバランスを取りやすい工夫が凝らされているのです。

紐タイプが多い

マイシューズの製品は紐靴が主流ですが、レンタルシューズはマジックテープで留めるタイプが主流です。

レンタルシューズは大人から子供まで履くことが想定されて作られています。そのため、レンタルシューズは誰でも気軽に履けて簡単に脱ぎ履きができるように工夫されているのです。

マイシューズは、自分専用の靴なのでより足にフィットさせるために紐タイプが採用されています。また、メーカーによってもフィット感が違うので、実際に試し履きをして自分に合ったものを探すのが良いでしょう。

右利き用、左利き用がある

レンタルシューズのソールは、右利き・左利きどちらでも対応できるように両足が滑りやすい素材で作られています。しかし、1部を除いてマイシューズは右利き用、左利き用として分けて売られているのです。

バランスを保つ足と、滑らせてボールに力を余すことなく伝える軸足で役割が違い、右利き・左利きで軸足が変わるからです。

このように、マイシューズとレンタルシューズでは、自分専用なのか誰でも履ける手軽なものなのかの違い以外にも、相違点があるので覚えておきましょう。

ボウリングシューズの相場

次は、ボウリングシューズの相場をチェックしてみましょう。シューズの付属品や機能によって価格は大きく変わります。

エントリーモデルは?

エントリーモデルとは、初心者向けの製品のことで『低価格で手軽に利用できる』のがメリットです。エントリーモデルのボウリングシューズといっても、本格的な紐靴で、ソール部分にも右利き用・左利き用があります。

代表的なエントリーモデルの相場は2000円台からです。エントリーモデルでも、価格が高いものがありますが『素材や付属品など』によって値段に差が出てきます。

素材や付属品で値段に差が出る

ボウリングシューズに使われる素材には牛革やカンガルー革、キッド革などから布地に塩化ビニール樹脂を塗布したPVC、布地に表面にポリウレタン樹脂を塗布して作られるPUなどがあります。

牛革やカンガルー革は高級素材で、耐久性・通気性などに優れているため、これらの素材を使ったボウリングシューズは値段が高めの傾向です。また、ボウリングシューズはソール部分の付け替えができるものもあります。一緒に付け替え用のソールが付いてくることもあり、若干価格に差が出てきます。

プロ仕様モデルの相場は5万円台ですが、初心者向けのものでは1万円以下のものもあります。種類によって価格帯が異なるので、コスパなども考えて、適したものを選択しましょう。

ボウリングシューズのサイズ

ボウリングシューズを購入するには、自分の靴のサイズを知っておく必要があります。ボウリングシューズは通常の靴と違うサイズ規格で作られているものがあるため、注意して選ぶようにしましょう。

靴下を履いてキツくならないサイズを

基本的にボウリングシューズは靴下を履いてキツくならないサイズがおすすめです。1ゲーム10ラウンドで行われるボウリングは、参加人数によって長時間のプレイになってしまいます。

足にかかる負担が大きいので、サイズに余裕をもたせれば足への負担軽減にもつながるのです。

試着をしての購入がおすすめ

ボウリングシューズも一般のシューズのようにサイズが0.5cmごとに用意されています。しかし、メーカーによっては横幅に余裕をもたせたものや、やや小さめに作られているものもあるのです。

ネット通販で購入すると試し履きができないため、フィット感がチェックできません。スポーツ用品店や、ボウリング場でも販売されているため、試し履きができる店舗で購入するのがおすすめです。

ABSのシューズはやや幅広

例えば、ABSのシューズは幅サイズ(E表示)で販売されています。普段履いている運動靴などとは違い、やや幅広に作られているため『フィット感を求めるなら0.5cm下げて』選ぶのがおすすめです。

また、生産する国によってもサイズが若干異なるほか、デザインや素材によっても感覚は変わります。ネットで購入する場合には、合わないサイズを選んでしまうことが無いように、しっかりと下調べしておくのが大切です。

下記のサイトは、日本の靴のサイズに適応する外国サイズの数字が調べられるので参考にしてみてください。

ボウリングシューズの国際サイズ換算表:サンブリッジ

ボウリングシューズのお手入れ

ボウリングシューズは、スポーツ用のシューズのため『臭い』が気になることもあります。

シューズの汚れは定期的にメンテナンスして取り除くのが長持ちの秘訣です。お手入れ方法を紹介するので参考にしてみてください。

消臭スプレーで練習に集中しよう

ボウリングをしているときは、気がつかない間に汗をかいてしまっているものです。靴の中も同じで、それにより臭いがきつくなることもしばしばあります。

そこでおすすめなのが消臭スプレーです。大容量のものならコスパが良く、履き終わった後にスプレーしておくだけで臭いの予防もできます。

特に専用のものではなくても良いですが、参考までにボウリングシューズを取り扱っている会社から販売されている消臭スプレーを紹介しておくので参考にしてみてください。

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シューズカバーでソール保護を

ボウリングシューズは運動靴とは違い、ソールにも工夫が凝らされています。そのまま靴用の袋に入れて保管しておくのも良いですが『デリケートなソール部分の保護』をしておくとより長持ちするのでおすすめです。

シューズカバーはボウリングシューズ専用のものが売られています。大切なボウリングシューズのソールを守るものなのでサイズに合わせて用意しておくようにしましょう。

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ブラシでソールを掃除

足を滑らせてボールを投げるボウリングでは、どれだけ気をつけていてもソール部分に汚れがついてしまいます。運動靴とは違いそのまま放置していると、滑りが悪くなったり、グリップ力の低下が起きてプレイにも支障がでてしまうのです。

ボウリングシューズ用のブラシは、ボウリング専用に作られたソールの汚れを落とすのに特化しています。特に溶剤は必要なく、ブラシで靴裏をこするだけで本来の性能を取り戻せるので便利です。

ただし、削れて滑りすぎるなどの場合はソールの交換、交換できないものは靴の買い替えなどが必要です。

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ソールパーツの使い方

ボウリングシューズに付けられているソールパーツは、その日のコンディションに合わせて調節できるものもあります。使い方をチェックしてみましょう。

ソールで滑り具合を調整する

ソールパーツは、滑り具合を調整する役割を持っています。足を運んだボウリング場の滑り具合によって、ソールを入れ替えて足元の感覚に不安なく投球できるのが強みです。

調整できないタイプのボウリングシューズもありますが、プロでも愛用しているシューズはこのソールの取り替えができるようになっています。大会などでも頻繁に交換して調節をするプロもいるので、ボウリングに慣れたら交換できるものに履き替えてみましょう。

ソールの滑りやすさを選ぼう

ソールの滑りやすさは、ソールを販売しているメーカーによっても違いがあります。

例えば、デクスター(Dexter)であればS2が1番スライドしにくいもの、マイクロファイバー製のものはやや滑りを抑えたものです。他にも、滑りやすいマイクロファイバー製を使ったソールや滑りやすいフェルト製のもの、S12と呼ばれる最も滑りやすいものなど多種多様に取り揃えられています。

購入したボウリングシューズのメーカーから販売されている対応したソールであれば、取り替えできるのでいくつか用意しておきましょう。

ヒールパーツの使い方

ソールパーツだけではなく、ヒール(かかと)のパーツも取り替えられるボウリングシューズもあります。ヒールパーツについても知っておきましょう。

ヒールの選択もアプローチに影響

ヒールはアプローチ(歩くところ)での助走に欠かせないタイミングをサポートするパーツです。ソールと同等の繊細さが求められるヒールにも、こだわりを持って選んでいるプロボウラーも多くいます。

ヒールではグリップ力が求められ、助走でどれだけグリップ力を感じて力をスムーズにボールへつなげるかがポイントです。

また、滑りやすいヒールを好んで用意する人もいます。助走の感覚は人それぞれなので、どのような感覚が投げやすさにつながるのかも意識してヒールを選ぶようにするのもおすすめです。

最適なグリップ力を選ぼう

ソールパーツと同じように、ヒールパーツもグリップ力の違いでいくつか製品が用意されています。

ソールの部分でも紹介したデクスターを例にしてみると、H1Cでは1番グリップ力が高く、H7は1番スライドしやすいタイプです。他にも、滑りやすさとグリップ力の平均が取れたものや、力の入れ方でブレーキがかかるようなヒールもあります。

助走の付けかたにも合わせて最適なグリップ力のものを選ぶようにしてみましょう。

ボウリングシューズの便利アイテム

次は、ボウリングシューズの便利アイテムを紹介します。ソールやヒールのパーツが取り替えられないボウリングシューズでも、滑りを調節できるものもあるので参考にしてみてください。

ABS シュースライド

ABSシュースライドは、ボウリングシューズのソール部分に貼ることでより滑りやすくするシールです。使い方は、滑り足のシューズの裏底の油分などの汚れを取り除いて3〜4個貼り付け、強く押さえて密着させるだけなので簡単に使えます。

滑りが悪くなれば綺麗に剥がせるので、また同じように張り替えるだけでOKです。貼る場所や滑りの度合いを調節できることから愛用者が多くいます。また、ダンスシューズなどにも活用できるので汎用性の高さも魅力的です。

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ハイスポーツ トゥーパッチ

ボウリングシューズなどのつま先はダメージを受けやすく、ボロボロになってしまうこともあります。そんなときに便利なのがトゥーパッチです。シューズのつま先を守る保護用パッチで、多くの靴に対応しているため汎用性もあります。

特に、ボウリングシューズは助走からリリースのときにグリップのつま先を滑らせるフォームによってすり減りがちです。トゥーパッチがあればお気に入りの靴を長持ちさせられるでしょう。

ちなみに、トゥーパッチはボウリングシューズの付属品として付いてくることもあるので覚えておきましょう。

  • 商品名:ハイスポーツ トゥーパッチ(2枚1組)
  • 価格:567円(税込)
  • BOWLERS’CRAFT noshiro:商品ページ

機能性抜群のボウリングシューズをご紹介

満足の付属品 ハイスポーツ HS925

スライドソール4種、ヒール2種、トゥーパッチ、シューズカバー(片足のみ)の豊富な付属品がついてくるのがハイスポーツの『HS925』です。シューズカバーはスライドソールを取り付ける靴のソールを守るために1枚付属しています。

H925は、ソールとヒールが張り替え可能で『右左兼用』タイプのため利き手を選びません。軽量で通気性が良いので足のムレも気になりにくくプレイに集中できる点も優秀です。

初心者だけではなく上級者にも愛用者がいる人気のシリーズとして注目されています。

  • 商品名:HI-SP ボウリング シューズ HS-925 全4色 ハイ スポーツ ボウリング用品 靴 ボーリング グッズ
  • 価格:6993円(税込)
  • Amazon:商品ページ

珍しいダイヤル式 デクスター Ds95

ボウリングシューズでは珍しいダイヤル式の靴紐を搭載しているのがデクスターの『Ds95』です。履く、脱ぐがダイヤル式で簡単にできるため、紐が解ける心配もなくプレイに集中できます。

ただし、ダイヤル式は締めすぎると動きによって緩まないため圧迫が起きます。圧迫が起きない程度に締める必要があるほか、ワイヤー切れなどではパーツ交換が必要なので覚えておきましょう。

Ds95は右投げ用と左投げ用の2タイプでのラインナップです。利き手によって合わせて購入しましょう。

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  • 価格:7182円(税込)
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ヤギ革採用 ABS NVキッドAライン

キッドレザー(ヤギ革)を贅沢に使用したモデルがABSの『NVキッドAライン』です。生産量が限られているヤギ革を使うことで、柔らかくしなやかな靴を作り上げ、動きの邪魔を極力しない靴に仕上がっています。

また、ソール・ヒール部分は交換が可能なほか、交換用のソール・ヒールも付属しています。シューズカバー2枚と専用のシューズ袋も付いてくるため、ソールパーツ交換可能な靴へ買い替えを予定している人にもおすすめです。

  • 商品名:【ABS ボウリングシューズ】NVキッドAライン NV-KID A-LINE
  • 価格:2万円(税込)
  • FUTABAプロショップオンライン:商品ページ

マイシューズで細かいコントロールを可能に

マイシューズを用意するとアプローチでの滑り具合を細かく調節できるので、よりプレイの快適性を追求できます。レンタルシューズでは不便なグリップ力も持ち合わせているので、力強い投球も可能です。

エントリーモデルであれば、レンタル費用を考えてもコスパが良いので試してみてはいかがでしょうか。

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