ボウリングボールの寿命って?長く使う方法から廃棄の仕方まで

2019.03.08

ボウリングは、指先の微妙な動きがスコアに大きく影響する、奥深いスポーツです。真剣に取り組むようになるにつれて、多くの人がマイボールの購入を検討するでしょう。あらかじめ知っておきたい、マイボールの寿命やケアの方法などについて解説します。

あなたはマイボールを持っていますか?

「スコアアップを目指したい」「自分の投球フォームを固めたい」熱心なボウラーは、さまざまな理由でマイボールを手にします。

マイボールの購入を検討している人向けに、メリットやデメリット、劣化などについて説明しましょう。

マイボールのメリットとデメリット

マイボールの最大のメリットは『重さ』をコントロールできる点でしょう。

重いボールほど、よくピンが倒れます。そのため、多くのボウラーは「できるだけ重いボールを使いたい」と思うものです。

指穴のサイズや間隔などを細かく設定できるマイボールであれば、各ボウリング場のハウスボールで選ぶ重さより、1~2ポンド重く作ってもストレスなく投球できるでしょう。

また、大きなピンアクションを狙い、ハイスコアにつなげるためには『フックボール』が重要なテクニックの一つになります。

マイボールならば、自分がフックをかけやすい位置に指穴をあけるので、かかり具合がより強くなることも大きな利点でしょう。

ただし、重たいボールを持ち運びするのは、とても大変です。車があれば運搬の労力は軽減できますが、徒歩での移動は非常に困難な作業になるでしょう。

また、指にジャストサイズの指穴をあけるので、特に親指に関しては、慣れるまでに時間を要する場合もあります。

時には、投球フォーム全体の調整が必要なケースも出てくるということも念頭に置いておきましょう。

ボールは使用頻度や環境で劣化していく

ボウリングボールは、どのような原因で劣化していくのでしょうか。ボールの劣化の理由について見てみましょう。

ツルツルに思えるボールの表面を電子顕微鏡で拡大して見てみると、実は泡で覆われているようにデコボコとしています。

この細かい泡状のものは『高分子化合物』と呼ばれるもので、ボールの『摩擦力』を調整しているのです。しかし、投球するにつれ、泡状の高分子化合物の隙間に、汚れやオイルが溜まります。

すると、細かくデコボコだった表面は目詰まりして次第に凹凸(おうとつ)をなくし、摩擦が小さくなるため、ボールの曲がり方にも影響が出てしまうのです。

さらに、気温の寒冷や、湿度の変化も、ボールにダメージを与えます。天候なども、ボールを劣化させる原因です。

マイボールはいつまで使えるのか

重く頑丈そうなボウリングボールは、いつまでも使い続けられそうに思えます。しかし、やはり寿命はあるのです。

大切なマイボールの寿命やケアの仕方について紹介しましょう。

マイボールの寿命はいつ?

分かりやすい寿命の時期は、ボールに大きなヒビが入ったり割れてしまったりなど、修理ができなくなった時です。

しかし、このような状態になる前に、思うようなプレーができなくなった時を寿命と考えるケースがほとんどでしょう。

かつてのボール素材は『硬質ラバー』や『プラスチック』が主流でした。それゆえ、かなり使い込んでも品質が極端に低下することはなかったのです。

しかし、ボールのパフォーマンスを向上させた『リアクティブ素材』などは、オイルや汚れを吸収する性質をあわせ持っています。

吸着した汚れは、ボール表面の細かなデコボコの隙間を埋めてしまうので、ボールとレーンとの摩擦力を低下させてしまいます。

これが、いわゆる『キレがなくなる』『走りが悪くなる』という状態へとボールを劣化させていくのです。

寿命の具体的な目安としては、素材の種類によって異なりますが、100~200ゲームとされています。週に10ゲームする人なら、長くても20週(5カ月)程度と、意外に短いものなのです。

なるべく長い期間使うためには?

大切なボールをなるべく長く使うために、まずは、日々のお手入れを怠らないようにしましょう。ゲームが終わったら、ボールの表面についたオイルや汚れを丁寧に拭き取ります。

その際、ボウリング場で売られている、安価なウレタンボール用のクリーナーで充分です。それだけで、ボールのキレや走りをある程度持続できるでしょう。

また『オイル抜き』と呼ばれるメンテナンスも、自分で行うことができます。

ストーブの前やコタツの中に、1.5~2時間程度置いておきましょう。すると、ボールに吸着していたオイルや汚れが、まるで汗をかくように表面に浮き上がってきます。

それをクリーナーできれいに拭き取りましょう。ただし、ストーブの前に置くときには、1m以上離す必要があります。近すぎると熱くなり過ぎて、割れてしまうことがあるからです。

古いボールは練習用がベターか

古くなってパフォーマンスが落ちたボールは、何か活用方法があるのでしょうか。

多用によって摩擦が低下したボールを、レーン上のオイルの量に合わせて、ヘビー用からミディアム用に、あるいはミディアム用からドライ用にと、用途を変えて試合で使う人もいます。

しかし、表面の劣化により摩擦力が低下したボールと、摩擦力が小さい材質で作られたボールは、まったくの別物ととらえたほうがよいでしょう。そのため、古いボールは練習用として使う程度にしておくのがベターといえます。

ボウリングボールの廃棄の仕方

大切に使っていたボールに寿命が来たとき、一体どのように廃棄すればいいのでしょうか。処分の仕方について見てみます。

廃棄の仕方は自治体で違う

一般ゴミとして出す場合、取り扱いは自治体によって違います。燃えるゴミの場合もあれば、不燃ごみ扱いのところもあります。

また、粗大ごみとされていることもあれば、そもそも扱いがなく、担当課に相談を求めている自治体もあるでしょう。

ボウリングボールの廃棄方法については、地域によってまちまちなので、まずはお住いの自治体に相談するのが賢明です。

ほかの処分方法は?

また購入したショップやボウリング場で、有料または無料の引き取りサービスをしている場合があるので、検討をおすすめします。

ただし、引き受けていないこともあるので、事前にしっかりと確認しておきましょう。

リサイクルショップへの持ち込みや、フリマアプリの利用も、選択肢の一つです。自分にとっては不要でも、ほかの人には使い道があるかもしれません。

ボールの寿命を見極めて使う

ボールの状態は、球のキレや走りに大きく影響し、スコアの違いとなってあらわれます。それだけに、ボールのケアは、ボウリングをするうえでとても大切なことです。

ボールの寿命を見極めながら、納得のいく安定したプレーを楽しみましょう。

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