釣りが人気の北海道の魅力。狙える魚や釣りスポットをたっぷり紹介

2019.03.08

自然とグルメの宝庫、北海道には魅力的な釣りスポットがたくさんあるのをご存知ですか?サケやワカサギなど、北国ならではの魚を狙って道外からも多くの釣り客が訪れています。北海道で人気の魚と、釣りスポットを紹介するので参考にしてみてください。

北海道での釣りの楽しみ方

北海道には大きな漁港はもちろん、美しい木々に囲まれた川や湖が各地にあり、1年を通して釣りができます。

春夏秋冬、それぞれ違う趣を見せる北海道の自然の中で、思う存分釣りを楽しみましょう。

四季折々の景色を眺めながらの釣り

亜寒帯に位置する北海道には、温帯の地域では見かけない珍しい魚もたくさんいて、どこに釣りに行くか迷ってしまうほどです。

植物や動物の種類も異なるため、四季折々の風景が本州とはずいぶん違います。とくに冬は、暖かい地域では見られない素晴らしい雪景色が待っています。

珍しい風景を眺めながら釣り糸を垂れるひとときは、きっと良い思い出となるでしょう。

冬場はしっかり着込むこと

冬の北海道では、外の寒さも本格的です。日中の最高気温が氷点下ということもざらにありますので、しっかりした防寒対策が必要です。

たとえばトップスは、保温インナーを2~3枚着た上に、長袖のTシャツにセーターとパーカー、さらにウインドブレーカーを着込みます。

ボトムスにはタイツとスウェットパンツを何枚か履いて、最後に防寒用アウターを着て完成です。

足元は靴下を重ね履きし、ネックウォーマーや帽子、使い捨てカイロも忘れずに用意しましょう。

春から初夏まで楽しめるカレイ釣り

次に、季節毎のおすすめの魚と釣りスポットを紹介します。

春の北海道で釣りを楽しむなら、カレイがおすすめです。東北地方や北海道の海には、水温の低い場所を好むカレイがたくさん泳いでおり、とくに北海道は海水温が低いため、夏の始め頃までカレイ釣りを楽しめるのです。

クロガシラガレイやソウハチガレイなどの、本州ではなかなか出会えない種類を狙ってみるのも面白いですね。

カレイがよく釣れるスポットとして、小樽港と長万部(おしゃまんべ)を紹介します。

小樽港の釣りスポット

道内有数の観光地でもある小樽市には、大型フェリーが停泊する小樽港があります。

小樽港には南北の大きな防波堤をメインに釣りスポットが点在おり、とくに防波堤の先端付近が人気です。水深があり、大きな魚が釣れやすいので、利用してみましょう。

小樽港周辺ではゴールデンウィーク明けまでカレイ釣りができ、マガレイやスナガレイがよく釣れます。札幌市内から車で1時間程度で行けるので、あまり時間がない方にもおすすめです。

長万部もおすすめ

長万部の由来は、『カレイのいるところ』という意味のアイヌ語です。その名の通り、4月から12月までの長期間にわたりカレイやヒラメが良く釣れます。

漁業の町長万部には4カ所の漁港があり、どの港でも釣りができます。時間があれば、静狩漁港から船に乗り、断崖絶壁の景観を楽しめる小幌(こぼろ)海岸まで行ってみるのもおすすめです。

また、長万部には温泉宿や、駅弁で有名な『かにめし』があります。札幌や函館から、のんびり汽車で出かけるのも一興です。

夏場の積丹半島や厚岸でアイナメ釣り

北海道の夏は湿度が低く、空気がとても爽やかに感じられます。日射しもそれほどきつくないので、快適に釣りができるでしょう。

冬の間は人を寄せつけないほど厳しい表情を見せている海も、夏は波が穏やかで、いろいろな魚が釣れるようになります。

アイナメなどの地魚も、この時期が狙い目です。大きなアイナメが釣れる人気のスポットをみていきましょう。

昼間がチャンス

日本海に面した積丹(しゃこたん)半島では、40cm以上もある大きなアイナメが狙えます。積丹半島は新千歳空港から車で3時間ほどの場所にあり、小樽や札幌からも近いので、観光のついでに立ち寄るのもおすすめです。

アイナメは昼型の魚で、夜になると急に釣れなくなってしまうので、午前中に到着できるよう、計画しましょう。

一度は狙いたいウサギアイナメ

ウサギアイナメは最大で80cmもの大きさに成長することから、釣り人にとっては一度は釣ってみたい、憧れの魚です。

生息エリアが狭く、出会えるチャンスが少ないことも、釣り人を魅了する大きな要因と言えるでしょう。ウサギアイナメは皮の旨味が強いため、刺身よりも煮つけや汁物にして食べるのがおすすめです。

道東にある厚岸(あっけし)町は、牡蠣が美味しいことでも有名ですが、ウサギアイナメに出会える数少ない釣り場として、釣り人にとても人気があります。

釧路空港から車で1時間ほどで行けるので、腕試しに出かけてみてはいかがでしょうか。

9~10月頃のサケ釣り

秋は北海道の味覚の代表、サケ釣りが盛んになります。産卵のために川に上ってくるサケは規制されているため釣ることはできませんが、海ならほぼ自由に釣れます。

なかでも枝幸(えさし)町には、日本のサケ漁獲量の4割を超える、オホーツク海に面した枝幸港があり、絶好のサケ釣りスポットとなっています。

人気の枝幸町は混雑覚悟で

北海道ではほかの魚と比べると、圧倒的にサケ釣りが人気です。とくに枝幸港は、産卵前の元気なサケがいち早くやってくることもあり、大勢の釣り客で非常に混雑します。

ピークは週末の早朝なので、枝幸町に行くなら平日か週末の午後を狙うと良いでしょう。

入場規制に注意

枝幸港では毎年サケ釣りの季節になると釣り客が急増し、ゴミの放置や違法駐車などの問題が頻繁に発生しています。漁船の近くで焚火をするなど、危険な行為も目立つようです。

このような迷惑行為によって、地元の住民や漁業者の生活に支障が出ないよう、枝幸町では一部エリアで車両の進入制限や釣り客の立ち入り規制を行っています。

出かける前には町役場に問い合わせ、規制情報を調べておきましょう。

節度ある釣りで楽しもう

枝幸に限らず、釣り場ではマナーを守ることが大切です。勝手に規制区域に進入したり、海や砂浜にゴミを捨てたりといった迷惑行為が続けば、釣り場が閉鎖されてしまうかもしれません。

また、混雑しているときは転落事故や釣り針による怪我など、釣り客同士のトラブルも起こりやすくなります。釣り場のルールに従い、お互いに譲り合って、気持ちよく釣りを楽しんでください。

1月下旬頃から楽しめる氷上ワカサギ釣り

冬のおすすめは、凍った湖で行うワカサギ釣りです。北海道には厚い氷に閉ざされる大きな沼や湖がたくさんあり、ワカサギ釣りは冬のレジャーとして定着しています。

氷に穴を開けて釣り糸を垂らすだけなので、釣り初心者や子どもでも気軽に楽しめるのも魅力です。

ワカサギ釣りの施設が多く、いつも家族連れや観光客で賑わう大沼国定公園を紹介します。

ラムサール条約登録湿地の大沼で

大沼国定公園は、2012年にラムサール条約登録湿地となった自然豊かなエリアです。北海道駒ヶ岳と、駒ヶ岳の火山活動でできた3つの湖沼で構成されています。

函館から車で40分ほどと近く、自然を体感できるレジャー施設がたくさんあるため、道南地方を代表する観光地として人気です。

大沼公園の氷上ワカサギ釣りは、1月の上旬から3月の中旬まで楽しめます。釣ったワカサギは持ち帰ることができますが、別料金で唐揚げにしてくれる施設もあり、釣りたてで揚げたてのワカサギの味わいは絶品です。目の前に広がる駒ヶ岳の美しい姿も堪能しましょう。

初心者もレンタルで手軽に

大沼公園にはたくさんのワカサギ釣りスポットがありますが、初心者や観光客には、スタッフが常駐し、椅子や釣り道具をレンタルできる施設がおすすめです。

あらかじめ釣り用の穴が開いているので、糸を垂らせばすぐに釣れます。吹雪などで、氷上で釣るのが難しいときは、暖かいハウスの中で釣ることも可能です。

安心のツアーもチェック

北海道は広く、釣り場への移動にも時間がかかります。車がないと行けない場所もたくさんあり、冬場は運転するのも一苦労です。

せっかく北海道まで行っても、釣りの荷物や移動にエネルギーを使いすぎて、観光やグルメを楽しむ余裕がなくなると残念ですね。

そのようなときは、必要な道具が用意され釣り場まで送迎してくれる現地のツアーがおすすめです。

空き時間に気軽に参加できる釣りツアーや、カヌーやボートに乗って行く本格的なガイドツアーなど、さまざまなツアーがあるのでチェックしてみましょう。

道東をメインに、釣りやアウトドアのガイドツアーを主催している『タマリスク』を紹介します。

ワカサギ釣り、ちょい釣り

タマリスクでは、網走湖のワカサギ釣りや網走港周辺のちょい釣りなど、観光の合間に手軽に行けるツアーを開催しています。

とくに雪道を運転しなければならない氷上ワカサギ釣りは、送迎付きのツアーがとても便利です。テントや釣り用具を一式レンタルでき、釣ったワカサギはその場で天ぷらにしてもらえます。

春から秋にかけては、朝の空き時間を利用した、ちょい釣りがおすすめです。ガイドが釣れやすい場所やコツを教えてくれるので、初心者や子どもでも楽しめるでしょう。

好みに合わせたガイドツアー

タマリスクでは道内全域、好きな釣り場に案内してくれる本格的なガイドツアーも行っています。行きたい場所、釣りたい魚、所要時間、人数など、希望に合わせてプランニングしてくれます。

カヌーやボートに乗って、地元の人しか知らないような穴場に行くこともできます。危険な場所や植物などを熟知したガイドが一緒なので、安心です。

公式サイトに詳しい料金やツアーの例が紹介されていますので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

フィッシングガイド タマリスク TAMARISK|北海道の釣り・アウトドアメニューをご紹介します。

自然を満喫できる北海道での釣り

北海道には良い釣りスポットがたくさんあり、どの季節に行っても釣りが楽しめます。美しい自然の中で釣った魚は、きっと味も格別でしょう。

しかし大自然には、思わぬ危険が潜んでいることもよくあります。安全に注意し、マナーやルールを守って、北海道の釣りを満喫してください。

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