アイスクリームの作り方を学ぶ。初心者でもできる男の手作りスイーツ

2018.07.31

暑い季節には欠かせないスイーツの1つであるアイスクリームは、コツやポイントさえ押さえれば簡単に美味しく作ることができます。初心者でも失敗なく作れるアイスクリームのレシピと、必要な材料について紹介します。

実は4種類あるアイスクリーム

普段、何気なく食べているアイスクリームには、大きく分けて下記の4種類に分類されます。

  • アイスクリーム
  • アイスミルク
  • ラクトアイス
  • 氷菓

見た目ではあまり区別がつかないものもありますが、アイスクリームのパッケージの成分表示のラベルを見ると、種類別の項目で表記されています。

食品衛生法によって定められた基準によって、これらの4種類に分類されているのです。

乳成分の量で分類される

アイスクリームの分類は、アイスクリームに含まれている『乳成分の量』で分類されます。

『アイスクリーム』は、乳固形分15.0%以上で、そのうち乳脂肪分8.0%以上と、アイスクリームの4種類の中でも最も乳固形分・乳脂肪分が高く含まれているため、ミルクの味が濃厚に感じられます。

『アイスミルク』は、乳固形分10.0%以上で、そのうち乳脂肪分3.0%以上のものです。アイスクリームに比べて濃厚さは少なくなります。

『ラクトアイス』は、乳固形分3.0%以上のものです。乳固形分が少なく、植物性油脂が使われていることもあります。

『氷菓』は、アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイス以外のもので、乳固形分はほとんど含まれていません。果物のアイスキャンディーなどがこれに当てはまります。

牛乳や乳製品が主な原材料

アイスクリームの主な原料は、牛乳などの『乳製品』です。牛乳の脂肪分である『乳脂肪分』は、アイスクリームの風味や口あたりに大きく影響します。

牛乳から水分と脂肪分の取り除いた『無脂乳固形分』は、アイスクリームにミルクのコク・風味を与え、なめらかさを与えます。

この『乳脂肪分』と『無脂乳固形分』を合わせたものが、『乳固形分』です。この乳固形分の割合で、アイスクリームの分類が決まります。

基本の作り方

基本のアイスクリームの作り方を紹介しましょう。用意する材料も少なく、自宅にある器具で簡単に作れます。

手作りのアイスクリームは、保存料や添加物が入っていないので、小さな子供からお年寄りまで安心して食べられます。

料理にあまり自信がない人でも、失敗なく簡単に作れるレシピなので、ぜひ作ってみましょう。

作りたい分量と好みの材料を用意する

手作りアイスクリームは、保存料無添加なので日持ちしません。また、冷凍庫に長期間保存することで、アイスクリームが硬くなる・冷凍庫内のニオイが移るなどの問題があります。

すぐに食べきれる量を1回分の目安として作りましょう。

必要な材料は下記の4つのみです。ここでは、6皿分のアイスクリームの分量で作り方を紹介します。

  • 卵黄…3個
  • 牛乳…250cc
  • 生クリーム…75cc
  • 砂糖…55g

1.卵黄に砂糖を加え白っぽくなるまで混ぜる

清潔なボウルに、卵黄を入れて泡だて器で軽くほぐします。そこに砂糖を一気に加えて泡だて器で良く混ぜます。

卵黄が白っぽくなったら、砂糖が溶けて良く混ざったというサインです。

2.生クリームと牛乳を火にかけ1に加える

小鍋に、牛乳と生クリームを入れて火にかけます。鍋肌から小さな泡が出てきたら、1の卵黄と砂糖を混ぜ合わせたボウルに、少しずつ加えてきましょう。

加える時には、泡だて器で静かに混ぜ合わせながら加えるのがポイントです。

3.粗熱を取って冷凍庫に入れ適度に混ぜる

混ぜ合わせたボウルを、氷水などで冷やして粗熱を取ります。粗熱が取れて冷えたら、しっかりとラップをしてから冷凍庫に入れましょう。

2~3時間冷やすと、容器の周りが固まってきます。固まった部分をスプーンで剥がすように全体を混ぜ合わせます。

この工程を2~4回ほど繰り返すと、口当たりなめらかなアイスクリームの完成です。

溶かして足すだけのおすすめ簡単フレーバー

基本のアイスクリーム以外にも、溶かして加えるだけで自宅でフレーバーアイスクリームが作れます。

ここでは、手に入りやすいコーヒーと抹茶を使ったフレーバーアイスクリームの作り方を紹介します。

抹茶

日本人に馴染み深い『抹茶』を使った抹茶アイスクリームは、苦味が少ないので小さな子供にも人気です。

基本的な作り方と分量は、先ほどのレシピと一緒です。抹茶8gを追加するだけで簡単に作ることができます。

  1. 清潔なボウルに、卵黄を入れて泡だて器で軽くほぐし、砂糖を一気に加えて泡だて器で白っぽくなるまで良く混ぜる
  2. 小鍋に、牛乳と生クリームを入れて鍋肌から小さな泡が出るまで温める
  3. 小さなボウルに、抹茶8g前後を入れ、2で温めたミルク液を大匙2杯入れてペースト状になるまで練る
  4. さらに温めたミルクを大匙2杯入れて混ぜる
  5. 1に抹茶液を加えて泡だて器で混ぜる
  6. 2を泡だて器で混ぜ合わせながら加える
  7. 粗熱を取って、冷凍庫で冷やす
  8. 2~3時間ごとに、全体を混ぜ合わせる

コーヒー

コーヒーの香ばしい香りと苦みが特徴のコーヒーアイスクリームは、インスタントコーヒーを使って、材料を混ぜるだけで作れます。

  1. インスタントコーヒー大匙1~1.5杯に、水大匙1杯を加えてレンジで温めて溶かす
  2. 清潔なボウルに卵黄2個と砂糖30gを入れ、泡だて器で白っぽくなるまで混ぜる
  3. 生クリーム200ccを別のボウルで氷水に当てながら泡だて器ですくえる程度の固さまで泡立てる
  4. 3に2を少しずつ加えてゴムベラで泡をつぶさないようにかき混ぜる
  5. 1を加えてさらに混ぜる
  6. 冷凍庫に入れ、2~3時間ごとに全体を混ぜる

インスタントコーヒーの代わりにコーヒーリキュールを使えば、大人のデザートになります。

手作りする時のポイントと注意点

手作りアイスクリームを失敗なく作るためには、3つの点に注意する必要があります。

材料や器具は事前に準備する

アイスクリームを作る前に、必要な材料・器具を全て準備しておきましょう。

特に、生クリームはあらかじめ冷やしておく必要があります。また、アイスクリーム液の粗熱を取るための氷もしっかりと準備しておきましょう

空気の混ぜ方が重要

アイスクリームをなめらかな口当たりに仕上げるためには、『空気の混ぜ方』がポイントです。しっかりと空気がアイスクリームの中に含まれていないと、ふんわりとせずに固いアイスクリームになってしまいます。

また、空気が含まれていることによって、口の中に冷たさが伝わりにくくなり、食べやすくなります。

目安としては、1.0Lのアイス液に対して60~100%の空気を混ぜて出来上がりが1.6~2.0Lになるように仕上げましょう。

冷凍庫でアイスクリームを冷やす時には、しっかりと空気を混ぜ合わせるようにスプーンでかき回すことが、上手に空気を混ぜるコツです。

長期間の保存はNG

手作りアイスクリームは、市販のアイスクリームと違って保存料が入っていません。

生の卵黄を使って作っていることもあり、賞味期限はとても短いです。数日で食べきれる量を目安に作りましょう。

また、長期間保存することで、アイスクリームから空気が抜けて硬くなります。そのため、口当たりが悪くなって美味しく食べられません。

他にも、冷凍庫のニオイが付きやすいので、出来上がったアイスクリームを美味しく食べるためには、すぐに食べきるようにしましょう。

自分好みのアイスクリームを見つけよう

基本のアイスクリームは、4つの材料を用意するだけで手軽に作れます。また、自分好みの味わいに仕上げられるのも魅力の1つです。

基本のアイスクリームのレシピをマスターしたら、フレーバーを加えるなど自分好みのアイスクリームを見つけて楽しみましょう。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME