かっこいいジャズピアノにチャレンジしたい。初心者でも弾ける?

2019.03.07

「大人の音楽」というイメージが強いジャズ。その中でもジャズピアノは、映画「ラ・ラ・ランド」などの影響もあって大きな注目を集めました。では、初心者でもこのジャズピアノを弾くことはできるのか?見ていきましょう。

ジャズピアノは初心者には難しい理由 

一般的に、ジャズピアノは初心者にはハードルが高いものだと言われてきました。具体的にどんな部分が初心者向けではないのか、解説していきます。

そもそもジャズに親しみがない

最大のポイントとして挙げられるのが、「多くの人は、そもそもジャズに親しみがない」という点です。

学校の音楽などで学ぶのは、主に「クラシック」ですね。現代の音楽のベースになった分野ということでクラシックが重要視されている一方で、学校でジャズ音楽や有名なジャズプレイヤーについて学んだ、という方はあまりいないのではないでしょうか。

また、子どもの頃からピアノを習ったという方も、多くの場合はクラシックピアノの形式で学んだのではないでしょうか。

「楽譜通り」という前提のクラシックは、即興音楽のジャズとはそもそも音楽的なスタンスが異なる上に、ジャンルが違うことで、弾き方のノリなど、多くの要素が違ってきます。

また、広く聴かれる音楽はJ-POPやロックなどが多く、こちらもジャズはややマイナーなジャンルとなっていますね。

このように、ほとんどの人がジャズに触れたこと自体がない、という点が、初心者にとってジャズピアノが難しい最大の要因になっています。

ジャズピアノは教材の選び方が難しい

独学で学ぶ上で、他の音楽ジャンルと比べて教材を選ぶ難易度が高いのもジャズピアノの特徴です。

音楽ではそもそも「初心者」の範囲が定まっていないために教材を選ぶのが難しく、ジャズピアノに関しては弾き手の知識やセンス、経験に頼る部分が非情に多いため、教材選びのハードルがさらに高くなります。

決して安くない教則本を買ったのに「分からない用語が多すぎる……」と挫折してしまったり、「ジャズに馴染みがなさすぎて、何が分からないのかも分からない……」といった事態に陥ったりする可能性もあります。

初心者が一発で自分にぴったりの教材と出会うのは、至難の業と言えるでしょう。

ジャズピアノのレッスンを受けてみよう

初心者が独学で始めるにはハードルが高いジャズピアノ。その入り口として最もおすすめなのが、「音楽教室でジャズピアノのレッスンを受けてみる」ことです。

「音楽のレッスン」というと子ども向けの習いごとのイメージもありますが、大人の趣味としての音楽教室も、広く人気を集めてきました。ジャズピアノのレッスンを開いている場所も、数多くあります。

おすすめのジャズピアノのレッスンを、見ていきましょう。

ヤマハの大人のジャズピアノレッスン

ヤマハといえば、音楽教室や楽器店、音楽レーベルまで、幅広く音楽を手がける一大ブランドとして知られていますね。

そんなヤマハの音楽教室には、ジャズピアノのレッスンコースもあります。

ジャズのリズムやフレーズ、コードなどについて、スタンダードなジャズ曲を例に気軽に学ぶことができるこのコース。ジャズ初心者にとっても敷居が低く、それでいてしっかりと基礎を身につけることができます。

「ヤマハ大人の音楽レッスン」と題して大人でも挑戦しやすい上に、リーズナブルなグループレッスンから一対一で学べる個人レッスンまであるので、是非チャレンジしてみてください。

詳細は、最寄りのヤマハ音楽教室を調べてみましょう。

ヤマハ大人のレッスン ジャズピアノのレッスン

カワイのジャズピアノコース

大手の音楽教室としておなじみの河合楽器も、大人向けのレッスンを開講しています。

その中にはジャズピアノのコースもあり、「リズム→アンサンブル→アドリブ」と、しっかりと段階を踏んでジャズに触れることができます。

練習曲はジャズの定番から自分の好きな希望曲まで選ぶことができるので、ジャズに興味をもったきっかけの曲に、実際にピアノで触れられるのも魅力です。

無料体験レッスンやおためしレッスンも実施されているので、こちらも詳細は最寄りの教室に問い合わせてみましょう。

カワイおとなの音楽教室 ジャズピアノコース

初心者でも弾きやすいジャズピアノの楽譜

既にピアノ経験がある方などで、「レッスンも興味があるけど、とりあえず曲からジャズピアノに触れてみたい!」という方もいますよね。

そんな方に向けて、ジャズ初心者でも弾きやすい、おすすめのジャズピアノの楽譜を紹介していきます。

一人で弾くならこの楽譜

はじめてジャズピアノに触れるときは、やっぱりひとまず一人で練習してみたいですよね。ジャズへの入り口としても、なんとなくジャズらしいピアノで遊んでみるときにもぴったりの楽譜を見ていきましょう。

ディズニーで弾くはじめてのジャズ

ディズニー作品の音楽と言えば、壮大さとポップさを両立させた、名曲ばかりですよね。そんなディズニー音楽をジャズ風にアレンジしたこの楽譜では、身近な視点からジャズピアノを体験することができます。

また、CD音源も付いてくるので、お手本として参考にすることも、ジャズアレンジのディズニー音楽を純粋に楽しむこともできます。

ディズニー音楽がテーマということで、大人だけでなく子どもでも親しめる内容になっているのも注目ポイントです。親子でジャズに触れるきっかけとしてもぴったりなので、手に取ってみましょう。

ジャズっぽく弾けたらカッコイイ名曲あつめました。

そのタイトルどおり「ジャズっぽく弾けたらカッコイイ名曲」を集めたこの楽譜では、誰もが知っているJ-POPの名曲から国民的アニメの主題歌、童謡やクラシックまで、さまざまなジャンルの曲がジャズアレンジされています。

収録曲には2010年代の最新ヒットソングもあるので、クラシックピアノ経験者だけでなく、バンド音楽出身の方や完全なピアノ初心者の方でも楽しめるでしょう。

「有名曲をきっかけに、ちょっとだけジャズのエッセンスを感じてみたい」という方や、「定番の名曲を通して、ジャズの感覚を一人でもつかんでおきたい」という方には、こちらがおすすめです。

セッションするならこの楽譜

ジャズの醍醐味と言えば、場の雰囲気やメンバーのテンションをつかみとって自由にサウンドを重ねる「セッション」ですよね。そんなセッションの練習に使える、おすすめのジャズピアノ楽譜を紹介します。

ジャズ・スタンダード・バイブル

ジャズ演奏の基本となるような「ジャズスタンダード」の定番50曲を収録した厳選集です。実際の演奏で使えるアドリブアイデアが豊富に載っていて、本格的なジャズセッションの感覚をこれ一冊でつかむことができます。

付属のCDで実際の音を聴きながら学ぶこともできるので、大人のジャズへの第一歩に、ぴったりの入門書と言えるでしょう。

「アドリブの練習を経験せずにセッションに入るのは不安……」という方への、ジャズセッションの心構えの一冊としてもおすすめです。

Hal Leonard The Real Book

アメリカの名門出版社「Hal Leonard」から出版されているこの楽譜は、「世界一メジャーなジャズスタンダード楽譜」です。

初版は1971年と長い歴史があり、プロのジャズミュージシャンたちが自作した練習本が原作になっていることからも、これ以上ないほど実践的な練習書と言えます。

「これがあればジャズの定番セッションはばっちり」と言える一冊で、内容的にもしっかりと弾きごたえのあるボリュームとなっています。コンパクトなサイズ感やシンプルなデザインも合わさって、持ち歩いて練習するのにもぴったりです。

日々のジャズピアノ練習のお供に選ぶなら、これで間違いありません。

ジャズピアノは初心者にもにおすすめ

クラシックやJ-POP主体の音楽経験を重ねてきた日本人にとっては、スタートまでのハードルが高いジャズピアノ。親しみが薄いので挑戦するには勇気もいりますが、一度実践してみると、それまでの音楽体験とは違った自由な楽しさを知ることができます。

レッスンで基本からじっくり体感しても良し、楽譜からジャズの感覚をつかんでみても良し、ということで、ぜひジャズピアノへの第一歩を踏み出してみてくださいね。

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