バーベキューの火起こしで失敗しないコツは?基本とお役立ちアイテム

2019.03.06

「バーベキューの火起こしは時間がかかる」そんなイメージを持っている人が多いと思います。しかし、ポイントをおさえておけば、初めての人でも簡単に火を起こせます。火起こしの基本と便利なグッズについてまとめていきます。

火起こしで覚えておきたい基本

バーベキューをするとき、知らないと案外手こずるのが火起こしです。火を起こしたいのになかなか炭が燃えず、苦労したことがある人も多いのではないでしょうか?

そんな火起こしですが、ポイントをおさえれば火起こしは誰でも容易に実践できます。まずは火起こしの基本について、覚えておきたいことをみていきましょう。

火起こしに必要な道具

火を起こすときに必要な道具は、思っているほど多くはありません。アウトドアとして楽しむ程度のバーベキューでは、ガスバーナーや着火用のコンロは必要ありません。専門的な道具でなくても十分火を起こすことができます。

最低限必要なのは、着火剤・火(ライターや着火マン)・木炭です。これに加えて、安全のための軍手と火をあおぐうちわがあるとなお便利です。

火が起こる仕組みを知る

専門的な道具を使わなくても火をつけられるのは、火が起こる仕組みについて理解できているかどうかがポイントです。まずは、その性質について知っておくと役立ちます。

下から上に登っていくのが火の性質です。そのため、炭を重ねた上に着火剤を置いて火をつけても、当然木炭に火は移りません。まずは大前提として、木炭にうまく火が当たるように着火剤を下に配置するようにしましょう。

さらに、早く火を移したい場合は小さいものの方が適しています。そのため、いきなり大きい木炭に火をつけようとするのではなく、初めは小さいものから火種にするというイメージで着火するとよいでしょう。

炭に関する知識

火起こしをする際、一番大切なのは『木炭の特徴や、使い方を知っていること』です。木炭になかなか火が移らず、苦労した経験がある人は多いと思います。

木炭にはいくつかの種類もあり、それぞれに特徴も異なります。炭の特徴を理解すれば、その分火を起こすのも楽になるので、知っておきたい基本知識をチェックしてみましょう。

炭の組み方

まず知っておきたいのが『炭の組み方』です。炭にいきなり火をつけようとしても、時間がかかってしまい効率が悪いです。効率のよい火の起こし方は、炭の組み方で決まります。

最初は、火種を作ることが肝心です。その役割を担うのに適しているのが、着火剤や新聞紙です。

これら火種になるものを中心に置き、その周りを囲むように木炭を並べていきます。この時に、小さい木炭をより中心に近いところに配置するとさらに効果的です。

中心から徐々に火が移っていくように炭を組めば、最終的に全体に広がり、大きな炭にも苦労せず火をつけることができます。

炭の量は人数と時間で変わる

使う炭の量は、バーベキューを行う人数と時間によってうまくコントロールしたいです。

人数が多く、長時間炭を燃やしておく必要がある場合は、多めに用意しておかなければいけません。逆に、少数で短時間楽しむ際は、そんなに大量に炭を用意する必要もないでしょう。

長時間バーベキューを行う際は、大きめの炭にしっかりと火をつけることが重要になります。当然ですが、大きい炭のほうが火のついている時間が長くなるからです。

逆に、短い時間で楽しみたい時に大きい炭ばかりだと、着火にも時間がかかり炭の片付けも大変なので、大きさにも配慮すると、よりスマートにバーベキューを楽しむことができます。

炭の種類によっても違いがある

全部同じように感じる炭ですが、その種類はさまざまです。一般的によく知られている黒い炭が『黒炭』です。入手しやすく燃えやすいため、初心者におすすめの炭だといわれています。

火力が調整しやすく、火の粉が舞わないため安全なのが『成形炭』です。この炭は、形の大きさや品質が一定のため、保管もしやすい特徴があります。

火が消えにくいのが魅力の『オガ炭』も、成形炭同様で形が一定です。火が消えにくい特徴がありますが、その反面つけるのも難しいです。

もっとも扱いが難しいとされるのが『備長炭』です。火持ちはよいのですが、条件次第ではすぐに消えてしまう特徴があります。さらに、火をつけるのも難しいため、上級者向けの炭とされています。

火起こしのやり方

炭をいかにうまく燃やすかが、火を起こすときのポイントです。より具体的に、炭を燃やす方法について見ていきましょう。

火起こしの方法にもいくつかのやり方があります。一般的なアイテムを使用した方法や特殊な機材を使ったやり方などを紹介します。

新聞紙で火を起こす方法

初めに新聞紙を燃やして火種を作る方法があります。先ほど炭の組み方で紹介したように、新聞紙を中心に置いて火をつけ、その火で炭を燃やすという方法です。このやり方で火をつける際は、新聞紙の形状に注意が必要です。

平らな状態のものに火をつけるのではなく、束をねじって太い棒状にすることで、すぐに火が消えてしまわないように注意しましょう。新聞紙は燃えやすいため、量が少ないと炭に火が着く前になくなってしまいます。

新聞紙は比較的に火がつきやすく、一般的で入手しやすいという魅力がありますが、燃えた後の灰が舞やすいため、風が強い日などには、あまり適したアイテムではないといえます。

着火剤を使ってみる

いくつかの種類が発売されている着火剤ですが、一般的に知られているのが『固形タイプ』と『ジェルタイプ』です。どちらの種類も火がついてから一定時間燃え続けてくれるので、非常に使いやすいアイテムだといえます。

固形タイプを使うときは、着火剤を中心に配置し、その上に炭を置いていくようにしましょう。空気が通るように炭を組めば、うちわであおぐだけで簡単に炭を燃やすことができます。

ジェルタイプを使う場合は、ジェルのついた炭を下の方に配置して、その上に何もついていない炭を置くようにしましょう。着火剤を後から足すと、急激に燃えてしまう危険があるため、絶対に付け足しはしないよう注意が必要です。

バーナーで効率よく火起こし

効率よく手軽に火をつけたい場合は『バーナー』を使用します。バーナーを使用すれば、直接炭を燃やすことができるため、ほかの方法に比べるとスムーズに火を起こすことができます。

バーナーで火をつける際は、まず小さい破片から燃やしていきます。小さい炭に火がついたら、徐々に大きい炭にも火をつけていきましょう。

火起こし器なら簡単

筒状のアイテムで簡単に炭を燃やせるのが『火起こし器』です。このアイテムは、筒状の道具の中に炭や着火剤を入れて火をつけるだけで、簡単に火を大きくしてくれる便利な道具です。

筒の中で上昇気流が発生する設計になっているため、うちわであおぐ必要もありません。火起こしだけが準備じゃないバーベキューにおいて、ほかの作業をしながら火を起こせる魅力的なアイテムです。

初心者でも使いやすいアイテム

初めてバーベキューをする際には不安がつきまといます。そんな初心者でも安心して火を起こせるように、使いやすいアイテムがいくつか登場しています。より簡単かつスムーズに火をつけることができるので、合わせてチェックしておきましょう。

岩手なら 堅一級

黒炭の中でも特に人気の銘柄で、火のつきやすさから誰でも簡単に使用できるのが、楢(なら)の木を使った『岩手なら 堅一級』です。

木質がよい国産の楢の木で作られているこの黒炭は、手軽にバーベキューを楽しみたい人にぴったりです。

  • 商品名:岩手なら 堅一級
  • 価格:2,505円(税込)

キャプテンスタッグ ファイアブロック

固形タイプの着火剤の中でも特に評価が高いのがキャプテンスタッグの『ファイアブロック』です。素材には、圧縮木材が使われており、火がつきやすいのに値段がお手頃な点が魅力的です。

2〜3片で大抵の炭に火をつけることができると言われているので、初心者でも安心して使える着火剤として人気を集めています。

  • 商品ページ:キャプテンスタッグ ファイアブロック
  • 価格:1,080円(税込)

火の消し方もしっかり確認

火起こしについてのいろいろな情報をまとめてきましたが、後始末や消し方もしっかりと身につけておきましょう。

火がついている状態の炭を片付けるときには注意が必要なので、どのように始末すればよいのかしっかり確認しておきましょう。

火消し壺を使う

水を使わずに炭についた火を消したいときに使えるのが『火消し壺』です。筒状の容器に炭を入れ、蓋を閉めて密閉します。すると、燃えるための空気がなくなるので火が消えるという仕組みです。

火消し壺がないときは、大きめのアルミ缶などで代用することも可能ですが、市販のものでないと熱せられた空気が蓋を押し上げる危険があるので、十分な注意が必要です。

水の中に入れる

大きめの金属製バケツに水を張り、その中に炭を入れて消化する方法もあります。初めからたくさんの炭を入れてしまうと、水が沸騰して危ないので、小さめの炭から水につけていくようにしましょう。

また、大きめの炭に関しては、表面上は火が消えているように見えても、中心が消えていないということもあります。

そのため、最低でも10分間は水の中で放置し、その後、大きいものを割ってみて、しっかりと火が消えているか確認するようにしましょう。

こんな消し方は危険

正しいように見えても、実は危険な消し方があります。

一つ目が『時間をかけて炭を燃え尽きさせる方法』です。かなり時間がかかってしまう上に、表面上燃え尽きたように見えても火種が残っているケースもあります。

二つ目が『土に埋める』方法です。火がついている状態で土に埋めても、燃え尽きるまでに動植物を燃やしてしまう原因になります。また、炭が分解されるまでには時間がかかるため、ゴミになってしまいます。

スムーズな火起こしでバーベキューを楽しもう

火起こしにはコツがあり、初心者でもバーベキューを楽しむことができます。スムーズな火がつけばその分バーベキューを楽しむ時間も増やせるので、ポイントをおさえて実践してみましょう。

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