アスレチックは大人も楽しめる。地域別におすすめスポットを紹介

2019.03.04

アスレチックと聞いて、子ども向けの遊びだと思った人もいるでしょう。しかし、今やアスレチックは、あらゆる世代の人が楽しめる本格的なレジャーへと、進化しているのです。大人をも魅了するアスレチックについて紹介しましょう。

大人向けアスレチック場の魅力

アウトドアレジャーが急速に普及している中で、子どものみならず、大人も楽しめるアスレチックが広がりを見せています。

大自然の空気に触れながら、木をよじ登り、池を越え、時には空中散歩まで味わえる本格的アスレチックには、現代の大人の心をつかむ魅力がいっぱいです。

なぜ、アスレチックがこれほどまでに世代を超えて、多くの人に訴えるのでしょうか。その理由を見てみましょう。

童心に戻って思い切りストレス発散

子どもの頃には、誰もが時間を忘れて、泥だらけになって遊んだものです。道具を持たず遊具などなくても、木や土、そして水とたわむれる時間を、夢中で過ごしました。

日常では、なにかとストレスを感じることが多いものです。そんな生活から離れ、生い茂る樹々に囲まれながら全身を動かすアスレチックでは、童心に戻って思い切りストレスを発散できるでしょう。

本格的なアスレチックは、アクティビティの難易度も、さまざまなレベルに設定されています。そのため、大人でも簡単にクリアできないものも数多くあるのです。

難易度の高いアクティビティに、冒険心を持って真剣に挑むそのスリルは日常では決して味わえない体験です。

全身の筋肉を鍛えて基礎代謝をアップ

アウトドアレジャー人気の高まりと合わせて、フィットネスにも強い関心が寄せられています。多くの人がアスレチックに注目している理由に、『楽しみながら全身運動ができる』こともあるようです。

丸太で作られた大きなアクティビティを乗り越えたり、ロープをつたって次から次へと移動したりと、ポイントを通過するたびに体中の筋肉を使います。

筋肉が鍛えられることで、筋力の向上はもちろん、基礎代謝もアップするのです。基礎代謝が上がると、体内燃焼が促進され、健康的な体づくりにつながるというメリットも見逃せません。

大自然の中で景色を楽しめる

本格的なアスレチックは、自然の地形を生かしてコースが設定されていることが多いものです。四季折々の自然の景色を楽しめることも、大きな魅力の一つでしょう。

その中でも、欧米で生まれた、空中を移動するタイプのアクティビティが人気です。高所から滑り降りたり、ロープウェイのように長い距離を渡ったりと、いろいろな形で空中散歩を楽しめます。

空中移動のアクティビティは、体力が必要な、危険なものと思うかもしれません。しかし、ハーネスという安全胴衣を着けて行うものならば、力はほとんど必要ないでしょう。

大自然の景色を悠然と見渡すことができるので、高齢者からも高い人気を得ているのです。

大人におすすめアスレチック 東北・関東編

本格的なアスレチックは、どこで体験できるのでしょうか。全国各地のアスレチックを、エリア別に紹介しましょう。

まずは、東北・関東編です。

秋田県 県立中央公園フィールドアスレチック

フィールドの面積、アスレチックのポイント数ともに、日本最大規模のアスレチックが秋田県の『県立中央公園フィールドアスレチック』です。

広大な森を活用したアスレチックコースは、広さとともに高低差が大きいことも特徴でしょう。

50以上ものアクティビティを1日で制覇するのは、大人でも難しいほど、スケールの大きなアスレチックです。

  • 施設名:県立中央公園フィールドアスレチック
  • 住所:秋田市雄和椿川字駒坂台4-1
  • 電話番号:018-886-3131
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日:年末年始
  • 公式HP

千葉県 清水公園フィールドアスレチック

実に東京ドーム6個分という広さを有するのは、千葉県『清水公園フィールドアスレチック』です。関東にあるアスレチックとしては、全国最大級の規模を誇ります。

アクティビティの数もとても多く、すべてのポイントを合わせると、その合計はなんと100種類と規格外の規模と言えるでしょう。

チャレンジコース・冒険コース・水上コースと、3つのコースが用意されていますが、大人であれば冒険コースか水上コースを選択するとやりがいがあります。

  • 施設名:千葉県 清水公園フィールドアスレチック
  • 住所:千葉県野田市清水906
  • 電話番号:04-7125-3030
  • 営業時間:9:00~17:00(季節により変動)
  • 定休日:年末年始
  • 公式HP

栃木県 森感覚アスレチックDOKIDOKI

森をコンセプトとしたニュータイプのアスレチックが栃木県『森感覚アスレチックDOKIDOKI』です。

異彩を放つ森感覚アスレチックDOKIDOKIは、森との共生をテーマに建てられた、高さ13m・地上5階建ての大型アトラクションとして、アスレチック愛好者の間で話題のスポットといえるでしょう。

建物の内部に足を踏み入れると、ボルダリング感覚の『クライムゾーン』や、高所を移動する『空中ゾーン』などで、計39個ものアクティビティが待ち受けています。

また、近隣には、ラグジュアリーにグランピングを楽しめるエリアも併設されているので、遊び疲れたあとに、贅沢な時間を過ごすこともできる大人のスポットです。

  • 施設名:森感覚アスレチックDOKIDOKI
  • 住所:栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1
  • 電話番号:0285-64-0001
  • 営業時間:9:30~18:00(季節により変動あり)
  • 定休日:不定休
  • 公式HP

大人におすすめアスレチック 東海・中部編

続いて、大人におすすめのアスレチック、東海・中部編をお届けします。

静岡県 初島アドベンチャーSARUTOBI

温泉で有名な静岡県熱海市の沖にぽっかりと浮かぶ初島があります。ここに設置されている『初島アドベンチャーSARUTOBI』は、一風変わったロケーションで話題を集めるアスレチックです。

専用のハーネス(安全胴衣)を着用して樹々の上を渡り歩くという自然体験型施設は、ヨーロッパで高い人気を得ています。

最大標高7mのSARUTOBIに用意されているのは、12のコースからなる初級コースと、7コースからなる中級コースの2種類です。自分に合ったレベルをチョイスして挑戦してください。

熱海の海の美しさを一望しながらアスレチックを楽しめるのは、島の施設ならではです。

  • 施設名:初島アドベンチャーSARUTOBI
  • 住所:静岡県熱海市初島 初島アイランドリゾート
  • 電話番号:0557-67-2151
  • 営業時間:10:00~17:00(GW・夏休み中は9:00~)
  • 定休日:木曜日(GW・夏休み中は無休)
  • 公式HP

愛知県 一宮地域文化広場

日本アスレチック協会が監修する愛知県『一宮地域文化広場』のアスレチックは、アスレチック愛好家の評価も高い、日本有数のフィールドアスレチックです。

18もの難関コースを、それぞれ自分に合ったコースを選んで進みます。最も難しいレベルだと、大人でも攻略はかなりの困難をともなうでしょう。

難易度の高いものだけではなく、中心に結ばれたロープを使って壁を駆けあがる『遠心力の実験』やロープで丸太を引き上げる『滑車の実験』など、子どもたちが遊びながら学べる趣向も凝らされています。

  • 施設名:愛知県 一宮地域文化広場
  • 住所:愛知県一宮市時之島字玉振1-1
  • 電話番号: 0586-51-2180
  • 営業時間:9:00~16:30
  • 定休日:月曜日(年末年始休業有)
  • 公式HP

岐阜県 DGヴァカンス村ウッドアドベンチャー郡上

人間が、最も恐怖を感じる高さは、8メートルだと言われています。この高さでなんらかの作業を行うことが、命の危険を感じるのだそうです。

岐阜県郡上市にある『DGヴァカンス村ウッドアドベンチャー郡上』では、アスレチックに欠かせないロープ渡りや吊り橋を、あえて8mで設置しています。そのため、各地のアスレチックと比べても、最高級の怖さです。

アスレチックのコース内には、ボルダリング風の壁をアレンジしたアクティビティも用意されていて、来場者の人気を集めています。

  • 施設名:DGヴァカンス村ウッドアドベンチャー郡上
  • 住所:岐阜県郡上市高鷲町鷲見2363-395 郡上高原ホテル内
  • 電話番号:0575-73-2206
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日:金曜日(営業期間は4月上旬~11月下旬)
  • 公式HP

大人におすすめアスレチック 関西・九州編

関西・九州で大人も楽しめるおすすめアスレチックを紹介します。

大阪府 高槻フィールドアスレチック

大人でも恐怖を覚えるほどの、スリリングで本格的なアスレチックを楽しめることで人気を得ているのは大阪府にある『高槻フィールドアスレチック』です。

山間の一角をアスレチックとして整備し、緑豊かな自然環境を生かしたコースを満喫することができます。

一般向けの史跡コースと、やや上級者用の民話コースに分かれていて、合計60ものポイントが参加者を待っています。大人であれば、両方回っても3時間ほどで達成可能でしょう。

  • 施設名:大阪府 高槻フィールドアスレチック
  • 住所:大阪府高槻市成合北の町242
  • 電話番号:072-688-8281
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日:年末年始
  • 公式HP

兵庫県 フォレストアドベンチャー・丹波ささやま

51ものアクティビティ数を有する『フォレストアドベンチャー・丹波ささやま』は、国内最大級のボリュームを誇るアスレチックです。

難易度が高めに設定された数々のアクティビティが、挑戦者を待ち受けます。難関コースのため、安全面においても国内初となるシステムを導入し、来場者の安全を確保しています。

高所から滑車で降下するジップスライドが7カ所もある他、スケートボードで空中を滑り降りるジップスライドなど、関西では初となるアクティビティも揃っています。

約2haの広大な敷地に、難所が所狭しとならぶコースは、全国の本格的なアスレチック愛好者からも高い評価を受けています。

  • 施設名:フォレストアドベンチャー・丹波ささやま
  • 住所:兵庫県篠山市火打岩字畑山265-3
  • 電話番号:090-9119-3380
  • 営業時間:9:00~15:00(季節により変動あり)
  • 定休日:無休(営業期間3月下旬~12月初旬迄)
  • 公式HP

熊本県 SURVIVE ATHLETIC PARK

九州地方では、熊本県にお目見えした『SURVIVE ATHLETIC PARK』は、高い運動能力を必要とする本格的なアスレチックです。

そのすべてを制覇するには、パワーとスピード、そしてバランスに持久力など、全てにおいて高いパフォーマンスが求められます。その過酷さは、さながら『サスケ』を彷彿させます。

ステージ1・2・3、そしてキッズステージ・ウッドステージと、5つのコースがあり、その難易度は折り紙付きで、すべて達成できるのは1年で10人程度とのことです。腕に自信が有る人は、ぜひチャレンジしてください。

  • 施設名:SURVIVE ATHLETIC PARK
  • 住所:熊本県菊池市重味2331-9
  • 電話番号:090-7730-4150
  • 営業時間:10:00~18:00(季節・天候により変動あり)
  • 定休日:不定休
  • 公式HP

室内でアスレチックできるおすすめスポット

一般的にアスレチックと言えば、自然の中で楽しむものと考える人が多いでしょう。その爽快さは格別ですが、心配なのは天気です。

そこで、雨や風など、天候を気にすることなく、室内でアスレチックができるおすすめスポットを紹介します。

東京都 SPACE ATHLETIC TONDEMI平和島店

『体汗エンターテインメントセンター』をコンセプトにして、世界中から体感型の遊びを集めた次世代アスレチックが『SPACE ATHLETIC TONDEMI平和島店』です。

3階建ての施設は、敷地面積が約1200坪と十分な広さを持っています。従来のアスレチックとは趣向の異なる新規遊具を導入し、壮大なスケール感と新奇性を兼ね備えたアミューズメント施設です。

トランポリン ・クライミングウォール ・ ロープウォークなど、独自のアクティビティを盛り込んだコースは、大人だけで訪れても満足できるクオリティのアスレチックです。

  • 施設名:SPACE ATHLETIC TONDEMI平和島店
  • 住所:東京都大田区平和島1-1-1
  • 電話番号:03-6404-9935
  • 営業時間:10:00~21:00
  • 定休日:不定休
  • 公式HP

栃木県 那須ハイランドパーク NOBORUNGMA

2020年の東京オリンピックで正式種目に採用され、クライミングは急速に普及しています。そのクライミングをフューチャーした未来型アスレチックが栃木県『那須ハイランドパーク NOBORUNGMA』です。

NOBORUNGMA(ノボランマ)とは、世界最高峰の山・チョモランマに、登る、走る(ラン)といった言葉を掛け合わせた造語です。高さを制覇するタイプのアクティビティへの意欲が感じられます。

施設に足を踏み入れると、各アクティビティはカラフルなライティングに彩られ、高揚感も高まるでしょう。

デジタルボルダリング2機・クリッピンクライム6種・エクストリームラン8種からなるアスレチックに、果敢に挑んでください。

  • 施設名:那須ハイランドパーク NOBORUNGMA
  • 住所:栃木県那須郡那須町高久乙3375
  • 電話番号:0287-78-1150
  • 営業時間:9:00~17:00(季節により変動)
  • 定休日:不定休(12~翌2月頃冬季休園あり)
  • 公式HP

広島県 ちゅーピーアスレチック

ノボランマ同様、ボルダリングやロープクライミングも導入した『ちゅーピーアスレチック』も、大人が真剣に挑めるアスレチックとしておすすめします。

クライミング・アミューズメント施設と銘打った施設内には、数々のウォールがそびえ立ち、規模は西日本最大級です。

なかでも『Funwall(ファンウォール)』は、それぞれの壁に、異なるテーマや仕掛けが施されていて、クリアするには大人でも本気で挑まなければなりません。

小さな子どもでも楽しめるエリアも用意されているので、大人どうしでも、家族連れでも満喫できるアスレチックです。

  • 施設名:ちゅーピーアスレチック
  • 住所:広島県廿日市市大野389-2 ちゅーピーパーク内
  • 電話番号:0829-56-2992
  • 営業時間:平日11:30~18:00、土日祝8:30~18:00
  • 定休日:月曜日(祝日の場合は翌営業日・年末年始)
  • 公式HP

必要な服装や持ち物をチェックしよう

日常生活から離れて楽しむアスレチックに適した服装や、必要な持ち物について見てみましょう。

動きやすい服と履きなれたスニーカーで

安全なレジャーであるアスレチックですが、日ごろは使い慣れていない筋肉が必要な全身運動です。動きやすく、汚れてもよい服装を選びましょう。

また、場所によっては、泥で滑りやすい急斜面での動きや、不安定な高所での動作があるため、履きなれたスニーカーをおすすめします。

屋外なら着替えは必須、軍手もあると便利

屋外のアスレチックでは、アクティビティや遊具は、たくさんの泥で汚れているものです。そして、地面を這ったり、ときには池に落ちたりなどということも起こります。

思う以上に洋服は汚れるので、着替えは多めに用意しておきたいものです。タオルも、1枚といわず、何枚か用意しておくといいでしょう。

また、アスレチックでは、木で作られた遊具や、硬いロープなどに触れる機会もたくさんあります。トゲや手のひらの擦り傷などの防止に、軍手があると安心です。

アスレチックでの注意点を必ず確認しよう

安全性に配慮されているとはいえ、気を抜くと、アスレチックにも危険はともないます。たかがレジャーと甘く考えずに、アスレチックでの注意点をしっかりと確認しておきましょう。

準備運動をしっかりと

レジャーとして考えると見過ごしがちですが、アスレチックでは、常に全身を使います。その運動量は、多くの人が想像するよりも、大きいものでしょう。

組まれた丸太を乗り越える、ロープをつかんで岸を渡る、時には這って障害物をくぐるなど、日ごろは使わない筋肉の動作や関節の動きが、あらゆるポイントで必要です。

ケガの予防のためにも、自分の体力を過信することなく、くれぐれも準備運動は怠らず、しっかりと行いましょう。

無理のない範囲で楽しもう

自然の中で、人工的に作られたアクティビティだからと軽く見てしまい、安易にクリアできると考えることも危険です。

簡単にクリアできてしまうと、自然とたわむれるアスレチックの醍醐味を味わえません。ですから、安全を確保しつつ、あえて攻略が難しいアクティビティも用意されています。

「この高さは自分には危ないな」「傾斜が急過ぎて怖いよ」と、アクティビティに不安を感じたら、無理をせずにパスすることも大切です。なによりも安全を最優先に考えてアスレチックを楽しみましょう。

酒気帯びでのプレーは絶対NG

旅行先でアスレチックにチャレンジするという人も多いでしょう。気持ちが大きくなり、酒気帯びでアスレチックに挑むことは、絶対にNGです。

「飲みながらプレーしなければいいんだよね?」もちろんそうですが、前の日のお酒の量にも、意識を向けましょう。

お酒は、飲む人が思うより、完全に抜けるまでに時間がかかるものです。一晩過ぎれば大丈夫という考えも、見直してみるとよいでしょう。前日のお酒が残った状態でのチャレンジはとても危険です。

大人になった今こそアスレチックを楽しもう

アスレチックは、もはや子どもだけの遊びではありません。大人になったからこそ、自然と触れ合うことや、泥にまみれて無心になる時間が、大切に思えるものです。大人になった今こそ、アスレチックでリフレッシュしましょう。

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